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蕎麦湯ぶれいく

伊豆急全線ウォーク
第1区伊東駅→南伊東駅(2.5km)


2016年1月14日

 東海道新幹線こだま、伊東線普通列車を乗り継いで、伊東駅に到着したのは朝の7時45分。東京駅から乗り換えまで含めて1時間12分で来てしまったことになる。

 まずは伊東駅で腹ごしらえしていこう。こっから先、午前中から営業している店が見つかるかどうかわからないし。駅そばにも魅力を感じたが、[Beck's Coffee]があったので、トルティーヤモーニングセット、500円。

 地図に従って湯の花通りを抜ける。寒いのに黒猫さんがお出迎えしてくれている。「触らせてくれるかな〜」と思って近づいたら、警戒して逃げていってしまった。
 朝早くから総菜屋さんが店を開けていた。伊東名物ちんちん揚げも、すでにスタンバイの様子。
 去年、この近辺をうろついた時も気になった居酒屋さんの看板。聞き慣れない魚や、その調理法が出ている。テレビ取材が入った店も多いようだ。名物うなねごめし、食べてみたいなぁ。

 通りを渡った先にアーケードの商店街。ここがどうやらキネマ通り。おそらく以前は映画館が何軒かあったんだろう。私の記憶では、確かストリップ劇場もあったはず。今は普通の商店街。まだ朝が早いのか、文房具屋さんくらいしか店が開いてなかった。

 商店街を抜けてスクランブル交差点を渡り、いでゆ橋を越して、まつかわ遊歩道に入る。一年前に来た時に道に迷ってここをウロウロしたものだったっけな。振り返ると東海館も見える。
 まつかわ遊歩道は松川沿いを遡る趣のある道。のんびり歩いていると前方にまた猫が見えた。でかい! しかも長毛種の猫。メイクイーンかもしれないが、そんな高級な猫が外にいるとは思えない。メイクイーンの血が入った雑種なのかもしれない。盛んに毛づくろいに夢中になっている。きれい好きな猫なんだろう。写真を撮ろうと思って声をかけても、こっちを見てくれない。ひたすら毛づくろいをしていて、こっちのことはまったく気にも留めようとしない。この猫なら触らせてくれるかもと近寄って行って逃げない。そっと頭をなぜると気持ちよさそうにしている。いくらでも触らせてくれる猫だ。岩合光昭ではないのだから、いつまでも猫に捕らわれているわけにもいかない。「バイバイ、元気でね」と立ち去ろうとすると、またもや毛づくろいの続きが始まってしまった。

 岡橋を渡って反対側の川沿いを進む。
 やがて目印のレストランが出てきて右折。まっすぐ歩くと線路が見えてきた。南伊東駅だ。

 あっという間に第一区を歩き通した。軽い軽いと思っていたのは、このときだけ。このあと、この伊豆急全線ウォーキングは一筋縄ではいかないことが、だんだんわかってくることになるのだが。

1月17日記





















第2区南伊東駅→川奈駅

静かなお喋り 1月14日

静かなお喋り

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