直線上に配置

蕎麦湯ぶれいく

伊豆急全線ウォーク
第4区富戸駅→城ケ崎海岸駅(4.5km)


2016年1月14日

 これで3区間歩いたわけだが、今日は最低でも次の城ケ崎海岸駅までは行きたい。目標はさらにその先の伊豆高原駅なのだが、それは、ともかく城ケ崎海岸駅に着いてから考えよう。

 狭い急な坂道を下っていく。海が見え、その先には大島の姿も見えている。地図によると、この区間は海岸線を歩くところもある。これは楽しみ。市街地や山の中ばかりでは飽きてきてしまう。

 ほぼ坂を下りきったところにポツンと石仏があった。その顔がユーモラスなので写真を一枚。神々しい顔の石仏もいいものだが、こういう石仏に出会うと気持ちが和む。

 民家が立ち並ぶなかを歩いて行くと、突然海に出た。ここからはしばし海岸沿いの道を歩くことになる。左の海を眺めながら歩いていると疲れを忘れる。大島を見ていると、三年前の3月に行った時のことを思い出す。またいつか行ってみたいなぁ。

 一方、城ケ崎海岸に来たのはもう五年前。入院が決まって、それまで暇ができたからと伊豆へ旅行に来て、伊豆高原のつり橋から海岸線沿いの遊歩道を通って城ケ島海岸まで歩いたんだった。ここは灯台などの観光施設もあるが、今回はパスして、そちらには行かずに、海の見えない道路沿いを歩いて城ケ崎海岸駅を目指す。そうそう、あのときは[ぼら納屋]から城ケ崎海岸駅までは徒歩30分かかるというので、ちょうど通りかかったタクシーに乗ってしまったんだよな。今回は目的が歩き通すことにあるのだからタクシーは使わずに歩く。

 しかしさすがに疲れてきた。城ケ島海岸駅までの最後の難関は、緩やかな上りが続く桜並木の直線道路。もう二ヶ月もすればきれいな桜並木になるであろう道を、ふうふう言いながら歩く。
 最後に一段とキツい上り坂を上ってゴール!

 さて、どうしよう。駅にはタクシーも停まっているし、今日はここで終了して、タクシーで宿に向かうか。それとももう一区間歩いて、当初の目的通り伊豆高原駅まで行くか。
 伊豆高原駅までは2.4km。しかも平坦な道らしい。ここで歩いてしまえば、明日が楽になる。
 ということで、さらにもう一区間歩くことにしたのだった。

1月18日記





















第5区城ケ崎海岸駅→伊豆高原駅

静かなお喋り 1月14日

静かなお喋り

このコーナーの表紙に戻る


トップ アイコンふりだしに戻る
直線上に配置