伊豆急全線ウォーク 第10区伊豆稲取駅→今井浜海岸駅(9.4km) 2016年2月4日 最初の目標物、[かやの寺]あたりで地図の読み方がわからずにウロウロしてしまった。それでふと、[かやの寺]の境内を覗くと石仏がたくさんあるではないか。これはUtamさんへのお土産に撮影していかなくては。一体一体見ていくと、実に楽しい石仏が多い。先代林家三平ポーズ(?)のものがあったり、考える人だったり、お昼寝している仏像の肩に小動物(ねずみ?)がとまっていたり。奥の方は子供を抱いている石仏がたくさん。 [かやの寺]は正式名称[臨済宗 建長寺派 大慈山 済廣禅寺]。あとから調べたら羅漢の庭という、石仏が置かれた庭もあるようで、次の機会にはぜひ、そこにも行ってみたい。 地元の人しか知らないような裏の道を通って、小学校をグルッと回り込むと上り坂が始まった。 今日も幸い天気がいい。坂を上っていると汗が出てくる。海岸線は海風が強かったが、山はほとんど風もなく暖かい。これで2月かと思う。まるで春に近いような気分。 道にはどこにでも、みかんの木が植えられて実がなっている。手を伸ばせば届きそう。というより、道にもみかんがたくさん落ちている。ああいうのは拾ってしまっていいものなんだろうか? [山神社]を越えたあたりで長かった上り坂は終了。ここからはアップダウンの繰り返しの多い道になる。それにしても伊豆急は偉い。よくこれだけウォーキングに適した道を調べ上げているものだ。クルマの交通量も少なくて歩きやすい道を上手く使っている。なんだかこの伊豆急全線ウォークをすっかり気に入ってしまった。来年もまたやってもいいなという気になってきた。なんといっても、一区間の最後辺りになると海が見えるというのがいいではないか。実はこの伊豆急全線ウォークを歩きながら、常に私の頭のなかでは、山口百恵の『横須賀ストーリー』が鳴っている。 ♪急な坂道 駆けのぼったら 今も海が見えるでしょうか やがて下り坂の向こうに今井浜が見えてきた。 国道135を通って途中から海岸線に下る。 今井浜海岸。ここも一度も来たことのなかった場所だ。夏の海水浴シーズンはさぞかし賑わうだろうと思われるビーチもある。もう今じゃ、海水浴をしたいとも思わないけれど、若いころに一度来てみたかったなぁ。 2月7日記 |