洋風旅館 ぴのん 2017年11月7日 「見晴下」バス停の前に、近隣の宿の位置が書かれた地図のボードがあって、それを頼りに[ぴのん]へ向かう。 [ぴのん]は急な坂を下った途中にあった。 ロビーでウェルカムドリンクの、ホットゆず蜂蜜ドリンクをいただいて、宿泊カードに記入。いろいろ説明を受けて、部屋の鍵を貰う。 この宿の特徴は何といっても。温泉街の宿だというのにシングルルームがあるということ。鍵を開けて入ってみたら、よくあるビジネスホテルのシングルルームそのもの。いや、ビジルスホテルより若干広いかもしれない。それに椅子の代わりに落ち着ける一人用のソファ。ベッドもシングルにしてはかなり大きい。 机の引き出しを開けたら、栓抜きにワインコルク抜き、それに爪切りが入っていた。この爪切りはうれしい。なぜか旅行に出ると、手足の爪が気になったりするんだよな。 [ぴのん]は、伊香保温泉の大型旅館[松本楼]の姉妹宿。[松本楼]の大浴場にも入れるとのこと。[松本楼]には8階と2階に大浴場があって、今日は男性が8階、女性が2階。明日は朝からこれが入れ替わる。8階の方は露天風呂からの眺めがいいとのことで、辺りが暗くなる前に行った方がいい。今の時期は17時になると陽が落ちてしまうから、とりあえず急いで[松本楼]へ。 大浴場には2種類の温泉の浴槽があった。ひとつは濁り湯、もうひとつは無色透明。どうも人気のあるのは濁り湯の方らしく、ほとんどの人が濁り湯に浸かっていた。露天風呂からの眺めも抜群。しかしもうだいぶ薄暗くなってきてしまった。もっと陽の高い時間帯に見てみたかったかな。 [ぴのん]の部屋に戻って、湯上りのビール。今日も高崎の街をよく歩きました。万歩計は31000歩超え。 18時夕食。 [ぴのん]は食事も一風変わっている。ディナーは、洋食(フレンチ)、中華(シノワーズ)、洋中折衷(フュージョン)から選ぶ。ここはせっかくだから初めて食べるフュージョンにしてみた。 前菜 魚介のクレープ包み バジルの香り 野菜料理 3種きのこのオイスター風味 スープ 魚料理 真鯛と海老のマスタードソース 口直し グラニテ(りんごのシャーベット) 肉料理 上州牛ヒレ肉マコモ茸のグリル添え デザート チョコレートムースのモンプラン仕立て シャーベット コーヒー 見た目はフレンチ。でも味付けが微妙に中華風だったりして面白い。しかも優しく品のある味のする中華ってところ。 おいしかったな〜。 ワインを飲んで気持ちよく酔った。 寝る前に[ぴのん]の温泉に入る。 誰も入ってなかったので、恒例のアンヨをパチリ。 身体もすっかり暖まってベッドに潜り込みぐっすり。なぜかこういう狭い部屋の方がよく眠れるというのは、貧乏性なんだろうなぁ。 11月10日記 |