中川温泉・信玄館 2016年11月16日 14時半に一旦チェックインして、そのあと歩いて箒杉まで行って戻って来た。信玄館は純和風の宿。部屋は十畳広縁付き。部屋の窓からは、すぐ目の前を流れる中川川が見える。この川は中川なのか中川川なのか迷ったが、どうやら中川川が正解らしい。山は黄葉していて、たまたまこの時期に来ることになったけれど、いい季節を堪能できたなという気がする。 お風呂は男女それぞれの大浴場(翌日入替)、露天風呂(男女時間で入替)、家族風呂三つ(20時以降、空いていればいつでも鍵を閉めて入れる)。つまり六種類の風呂に入ることが可能だ。私はまず露天風呂に入り、夕食前に大浴場。夜中に三度、別々の家族風呂に入っりに行って、翌日の朝、最後の大浴場に行った。計六回の入浴で完全制覇。温度はそれほど高くなくて、長いこと浸かっていられる。少し寒くなってきたこの時期、温泉には最適なシーズンといえるだろう。 箒杉から戻って万歩計を見たら本日の成績、34889歩。よく歩いたなぁ。部屋の冷蔵庫からビールを一本出してきて飲む。ひゃ〜、おいしい〜。ツマミは去年十勝で買った食品添加物不使用のコンビーフの缶詰。もう賞味期限が切れてしまいそうなので家から持ってきた。これは馬肉なんかも入っているコンビーフと違って牛肉本来の味だけ。本物の牛コンビーフ。やはり違うねぇ。 夕食は部屋食が基本らしいが、食事処でも空いていればオーケーということで、食事処にしてもらった。部屋食って食べ物の匂いが残ったり、食後に布団を敷きに来たりで慌ただしかったりすることもあって、あまり好きになれない。通された食事処は畳敷きであるもののテーブルに椅子。こっちの方が食べやすい。これは食事処にしてもらって大正解だった。 ヴォリューム控えめプランにしてもらったが、私などはこれで量は十分。むしろまだ多いくらい。先付け、焼魚、お造り、椀物、天ぷら、しし鍋。これに最後にご飯、吸い物、漬物のが出て、デザートまで付く。これ以上いらない。宿の名前「信玄館」という名前の冷酒を頼んだ。口に含んだとき、最初甘味を感じるが、すぐにスッキリ辛口になるという、和食に合うお酒。 ごちそうさまでした。 このところベッドの宿にばかり泊まっていたが、布団もいいものだなぁ。寝る前に一回目の家族風呂、夜中の2時半ごろに目覚めて二回目の家族風呂、明け方に三回目の家族風呂。やはり夜中に温泉に入れるって贅沢。 11月19日記 |