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蕎麦湯ぶれいく

細岡展望台

2017年7月6日

 タクシーで摩周駅へ。

 釧路行きの列車が来るのを、駅前のロータリーで待つ。
 観光バスが一台駐車しているのが見える。豚丼を売る飲食店の前だ。クラブツーリズムかな? どういうツアーなんだろうと正面に廻って、ツアー名の書かれた札を見たら、なにやら読めない漢字が書かれている。中国人のツアーらしい。

 摩周を出る釧路行きは一日7本。昼間の12時16分発の前は、朝の8時36分。このあとは夕方17時23分までない。
 無事、一両だけの列車に乗った。ほぼ満席。

 13時11分釧路湿原駅で下車。ここから細岡展望台へ登り、釧路湿原を上から眺める。
 駅前の狭い山道を登る。
 ほどなくビジターズラウンジ到着。展示物があったり、飲み物やソフトクリームを売っていたり。

 ここからさらに登ると、細岡展望台。
 3年前に反対側の釧路市湿原展望台から眺めたが、こちら側は釧路川が流れている様子が見えて趣きがある。
 これはもうね、いくら写真に撮ってみても、この雄大さは伝わらない。実際にこの場に行って目にしなければ。
 しかし・・・飽きるのですよ、どんな絶景も。1分見れば「もういいか」になってしまう。

 このあと、塘路から来るノロッコ号に乗って釧路へ出るのだが、その列車は15時10分。どうやって時間を潰せばいいの? 釧路市湿原展望台の方は湿原まで、木道を歩いて降りて行かれたから、次の路線バスが来るまで、いくらでも時間が潰せたが、こちらは何もすることが無い。仕方なく付近をウロウロしてノロッコ号が来るのを待つ。これが車を使わない北海道の旅なんだよな〜。

 ノロッコ号を待つのは、中国人個人観光客、元ヤンキーっぽい大阪弁の子供連れなど。
 ようやくノロッコ号がやってきて出発。
 また車内アナウンスで、いろいろ解説してくれるが、周りの音がうるさすぎて、ほとんと何を言っているのか聞き取れず。
 売店があり、ここでしか売っていないという、丹頂クッキーを購入。な〜にやってんだか。

 15時36分釧路着。
 駅前の[スーパーホテル釧路駅前]にチェックイン。ここは3年前に来たときも泊まったビジネスホテル。1階がバスターミナルの事務所、JR北海道釧路駅にも近いという好条件。
 しかも1階には温泉風呂がある。チェックインしてすぐに風呂に行く。洗い場は三つだし湯船も三人も入ればいっぱいだがこの温泉はうれしいし、泉質もいい感じ。

 日が落ちるころに夕飯メシに出る。
 釧路は夕陽のきれいな街だと聞いていたが、確かに駅方向に歩いていたら、ちょうど日が沈む時間帯で西の空がきれいだ。

 駅前からタクシーに乗り、予約しておいた[紀伸]へ。
 住宅地のような一角に[紀伸]はあった。
 おひょうの刺身は初めて口にしたし、アブラボウズのみそ焼きもおいしかったし、アスパラガスの揚げ物も甘くておいしかった。

 酔っぱらってしまい、タクシーを呼んでもらって、[スーパーホテル]に帰る。
 もうあとは寝るだけ。不思議なもので、広い宿の寝室より、ビジネスホテルの狭い空間の方が落ち着いて眠れて、朝まで熟睡。生まれつきそういう体質なんですな。

7月11日記


摩周駅。駅前は土産屋と飲食店があるくらい


細岡展望台から見た湿原。写真ては伝わりにくい


ノロッコ号がやってきた。冬は運行していない


車内限定、丹頂クッキー


スーパーホテル。なぜかくつろげる空間


釧路の夕陽。この実力!


住宅地のようなところにボツンとあった[紀伸]


お造り。おひようは初めて食べた


アブラボウズのみそ焼き。付け合わせはウニ玉子など


ホタテノコロッケとアスパラの揚げ物


静かなお喋り 7月6日

静かなお喋り

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