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蕎麦湯ぶれいく

定期観光バス ふらの号麓郷コース

2018年7月5日

 バスに乗り込むとガイドさんから名前を聞かれ、胸につけるプレートと行程表を渡された。車内を見回すと、ほかに誰もいない。ガイドさんから、今日のこのコースの参加者はほかに誰もいないことを知らされた。ええーっ、貸切?

 後ろの方に座るのも変なので、最前列に座る。ガイドさんは、いわゆるガイド口調ではなく、普通に人と話す感じで会話しながらバスツアーを進めていく形スタイルになった。こんな定期観光バス、初めての経験。、

 最初の目的地は、ふらの硝子。しばれ硝子という表面にひび割れ模様ができる製法が有名だそうだ。広い展示場兼売店を眺めて歩く。と゜れも素晴らしい出来栄え。素敵なグラス、特にビールグラスなどに魅力を感じた。値段もさほどではなく、買おうと思えば手の出る価格帯。「どうしよう、どうしよう」と迷っているうちに時間が来てしまった。これが定期観光バスの難点・・・って、時間オーバーしても、ほかに乗っている人いなかったか。それならもう少し考えればよかったかな〜。

 このコースは、テレビドラマ『北の国から』の舞台になった地域を廻るのが目的。でもね〜、私、『北の国から』、一度も観てないんだよね〜。ものまねタレントが盛んに『北の国から』の田中邦衛の台詞の真似をやるけれど、さっぱりわかんない。
 パスはロケ地になった街並みなどを抜け、撮影に使われたという、そば屋さんの前なども通ったが、「へ〜」という感想しか出てこない。

 次の停車地は、麓郷展望台。どうやら富良野の街が一望できるところらしい。ところがあいにくの天気。傘を差して外に出て眺めてみたが、霞んでいて何にも見えない。
 この展望台には様々な植物が植えられていた。ラベンダーもあったし、ハスカップ、そしてハマナスを見ることができたのがうれしかった。私にとっては「♪紅い 真っ紅な ハマナスが 海を見てます 泣いてます」という『網走番外地』の歌詞の中でしか知らない花だった。

 次は、ふらのジャム園とアンパンマンショップり二軒が並んで建っている場所へ移動。
 ふらのジャム園は何十種類ものジャムを作って販売しているところ。試食もできるので、試しにハスカップジャムを試してみた。ほのかな酸味と香りがあっておいしかった。これを自分用の土産にしようかと思ったが、並んでいる試食用ジャムのなかに、栗というのを見つけてしまった。栗? 栗だって? 栗のジャムなんて初めて聞いた。食べてみたらジャムの中に栗の粒が入っていて。ほとんどマロングラッセ状態。これはいいと一瓶購入。こりゃパンにつけるより、このまま食べたい。
 アンパンマンショップは二階がやなせたかし記念館のようになっていて、一階がアンパンマンのキャラクターグッズ売場。アンパンマンのアニメって観たこともないから、何の思い入れもない。ざっと見ただけで出る。
 寒いのでジャム園でコーヒーを飲んで出発時間まで過ごす。

 最後は富良野観光の目玉、ファーム富田。富良野をラベンダーで有名にしたところで、ラベンダーを中心に様々な花が植えられている。しかしここもあいにくの雨。雨の中歩き回るのも嫌だし、明日もまたここに来ることになるので、売店などを冷やかして、早めにバスに戻る。

 バスは富良野駅に戻り、今日の予定は終了。

7月8日記


麓郷展望台。富良野の街が一望のはずが・・・


今回の旅行初めてのラベンダー


雨に濡れ泣いているように見えるハマナス


ふらのジャム園


こちらはアンパンマンショップ


デザインだけで言うと、アンパンマンより・・・


バイキンマンの方が好き


静かなお喋り 7月5日

静かなお喋り

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