皇帝の正しくないチェス

第10回−見えそで見えないヒマラヤ(2002年11月12日記)


写真−10.1
【写真−10.1 ドゥリケルは曇り。エベレストが見えた方、連絡ください。】

 さて、さんざん引っ張った末にヒマラヤの眺望を楽しんでもらいましたが、実はそれ以前にもいろいろと山の写真を撮っているのです。

 そこで、今回はボツ扱いになった写真を見て頂きましょう。

 まずは冒頭の写真−10.1です。

 カトマンズから東へ約10kmにドゥリケルという街があります。
 この街の高台からはエベレストが見えるのです。・・・見えるはずなのでそうでございます(笑)。

 心眼を使うなりして、思う存分、エベレストの雄大な景色をお楽しみください。

 続きましてはこちら。

写真−10.2
【写真−10.2 たぶんヒマルチュリ。7893m。】

 カトマンズは北にヒマラヤ山脈がそびえる他、周囲を山に囲まれた盆地です。
 ですから、カトマンズの街を出ようとすると、いずれにせよ峠越えをすることになります。

 写真−10.2は、カトマンズの西の峠を越えたあたりで撮影したものです。

 まぁ、実際に見たときはそれなりに感動したものですが・・・。

 さ、次に行きましょう。

写真−10.3
【写真−10.3 マナスル,ヒマルチュリ,ガネッシュとか、そこらへん。】

 これはカトマンズ南の峠、ダマンからの風景です。

 このダマンは峠にある小さい村なのですが、「ヒマラヤ・リゾート」と堂々と看板を掲げるほどの自信。
 勿論、晴れた日には素晴らしい風景を見ることが出来るんだそうでございます。

 この日はヘタウダ(クイズ・ミリオネアを見た街)から帰ってくるということで、朝の6時半にホテルを出発。
 8時過ぎにはこのダマン峠に到着したのですが、あいにくの天気。

 一応、晴れてはいたのですが、ヒマラヤには霞がかかっていたのでした。

 わざわざ10ルピー払って、展望台に登って写真を撮ったんだけどさ。

 本来、10〜11月のネパールというのは雨季も過ぎて、最高のシーズンとされています。

 出かけるときにはいつも「この季節はヒマラヤがきれいだよ」なんて言われていたのですが、すっきりとしたヒマラヤを見ることは、なかなか出来なかったのでした。