一 : さて、今回は戦闘シーンには欠かせないレーザー光線の演出よ!
風 : 燃えますね!先輩!
一 : 今回作るのは、敵基地への侵入シーンです。総フレーム数は150(5秒)。舞台となる基地のセットは、下の物をモーションエディタの方で3〜4個並べることにします。
一 : 主役機とカメラ、ターゲットのモーションの方はこんな感じね。
一 : さて、この基地のセットに砲台をズラリと並べて、進入してきた主役機に向かってレーザーを発射させましょう。
風 : とすると、砲台も作っておかないと・・・チャカチャカっと・・・
一 : それでは、まず砲台を主役機のルートに沿って設置します。
風 : はい。えっと・・・8台ですね・・・っと・・・
一 : このとき、時間を少しずつ進めながら、主役機の位置を確認しながら配置するの。
主役機が近付いたときにレーザーを発射するわけだから、近くにきたときに砲身が明後日の方向に向いてたら変でしょ?
風 : なるほど〜!とすると・・・こんな感じですか?
一 : では、まず1台目の砲台を例にとりましょう。まずこの砲台が視界に入るのは何フレーム目?
風 : 1フレーム目から視界に入ってます。
一 : それじゃあ、1フレーム目からレーザーを発射させましょう。
サンプルファイルの[effect]から[_BEAMYEL]を静止物体として追加して。
風 : はい。これを砲台のところに配置するんですね?
一 : そうよ。大きさと位置、あと角度を砲台と合わせたら移動物体に変更してね。砲台の角度は、砲台を選択すれば右下に出てくるわよ。
風 : えっと・・・主役機に向かって撃つわけだから・・・こんな軌道で!
一 : 軌道はいい感じだけど、何か忘れてない?
風 : え?
一 : 再生してみたら?
風 : あぁ!レーザーがゆっくりと!!
一 : そう。レーザーなんだから一瞬でシュパッと画面を横切って消えるくらいでいいんじゃない?
風 : ということは・・・速度調整グラフで消失時間を早くするんですね!!
一 : そのとおり!ま、一瞬でいいわけだから、5〜6フレームも出してればいいんじゃない?
風 : それじゃ、これ1〜6フレーム・・・0.2秒ってところで。・・・パッとレーザーが出てる感じになりました!
一 : あとは各砲台に同じ作業をしていけばいいの。まあ、同じ砲台から2〜3発だしてもいいし、その辺はお好みで。
風 : お好みでっていっても・・・かなり量が多いんじゃ・・・
一 : 少しずつ時間を進めて、タイミングを計りながらレーザーを配置していくの。ま、根気が必要ね。
風 : だから・・・もっと簡単には・・・(ウルウル・・・)
一 : あと、各砲台で向いてる方向が違うから、コピー&ペーストでやっていくよりは、静止物体で配置して角度を合わせてから移動物体にしていった方がいいわよ。
風 : ふえぇぇぇ......
風 : で・・・できました・・・がくっ・・・
一 : おおげさねぇ・・ 今回のレーザーは基本よ。これを太くしながら発射したり、特殊効果を加えたりと、いろいろテクニックがあるんだけど、それはまた今度ね。
★ 飛び交うレーザーは根気!
★ 角度を合わせてから移動物体化すると軌道を合わせやすい!