今回はモデリングの続きをしていきます。
まずは垂直尾翼です。
新規レイヤーにして、側面から三面図をトレースします。
視点を動かして、尾翼の底面となるフレームを作ります。
あとは残りの頂点を結んで面を張ります。
水平尾翼も同様に作ります。
新規レイヤーで円柱(対称円柱ではない)を作ります。
今回は12分割の円柱にしました。
移動と回転、拡大縮小をして下の位置まで持っていきます。
あとはノズルの先端(後端?)を縮小すれば出来上がり。
F-4ファントムIIのエアインテークには境界層分離板がありますので、それをモデリングします。
胴体と同じレイヤーで、その頂点を利用してフレームを作って面を張ります。
その後、その面をコピーして新規レイヤーに貼り付けます。
この面を横(X軸方向)に少しずらした後、もう一回貼り付けを行います。
前方の辺をはさみツールで接続します。
(一方の頂点を右ボタンドラッグしてもう一方に溶接)
なぜこんなことをするかというと、単なる面ではペーパークラフトにしたとき、裏が印刷していない面になってしまうからです。
胴体と同じレイヤーで作った、最初の面は削除し、その位置にこの分離板を移動すれば完成です。
機首の下にはレーダーが付いたり機関砲が付いたりカメラが付いたりと、派生型によって形状が違います。
そこで、今回は航空自衛隊のF-4EJ改ということにして、新規レイヤーで小さな箱状のパーツを付けてみます。
まず三面図を基に側面からフレームを造り、コピーしてから左右に貼り付けたのがこの状態です。
後はこれを繋いで面を張り、形状を整えれば機関砲の出来上がり。
はい、これでとりあえずモデリングは終了です。
次回からはペパクラデザイナーと行ったり来たりの内容になる予定です。
現段階でのF-4ファントムII はこんな感じです。