遠征の手引き

はじめに

 全国のドンだーさんたちと交流するために、長い距離を移動することが必要となってきます。
 ここでは、あまりお金をかけずに長い距離を移動する方法を掲載しています。


近鉄 株主優待券
大阪←→名古屋間の移動はこれで決まり

JR 青春18きっぷ
遠征のデファクトスタンダード


近鉄 株主優待券



 大阪難波←→近鉄名古屋間において究極の汎用性を発揮する切符です。
 上記経路を移動する際はこの切符を基本として計画を立てればまず間違いないと思います。

 <概要>
 近鉄の切符として改札を通れます。
 区間はフリーなので、何処から何処まででも乗れます。
 ただし特急には乗れません。急行や快速急行を選んで乗ることになります。

 株主優待券なので、一般販売されていない点に注意。
 金券ショップをこまめに覗きましょう。相場は1500円前後です。
 2枚買えば往復できます。3000円で大阪難波←→近鉄名古屋間を往復可能。

 伊勢中川と鶴橋で乗り換えが必要です。
 鶴橋←→伊勢中川間は1時間に1本しか出ていないため、時刻表は確認しておきましょう。
 乗り継ぎが上手くいった場合の移動時間は3時間くらいですが、上手くいかないと4時間かかります。
 駅のホームの自動販売機で特急券が買えるので、時間が惜しかったら特急に逃げるのも可。ただし特急を使っても2時間かかってしまうのが難点。

 <利点>
 ・とにかく安い
 ・1枚から買える
 ・有効期限が比較的長い(7月末までか12月末まで)

 <欠点>
 ・金券ショップでないと手に入らない
 ・営業地域が狭いため、区間が限定される

 ちなみに正規の運賃は2300円なので、仮に株主優待券が手に入らなくても他の手段よりは安いかと思われます。


JR 青春18きっぷ



<概要>
 期間内、任意の5日間を選んでJR全線が乗り放題になります。同じ日なら何度でも改札出入りが自由。
 1年に3回発売されており、それぞれ利用期間は1か月〜2か月弱。
 5日間というのは連続している必要はありません。合計5日でOK。
 また、2日分使用して2人で乗る事も可能。
 ただし特急(新幹線)には乗れません。基本的に特別快速や新快速を選んで乗ることになります。
 年齢制限はありません。
 販売価格は11500円と、学生さんにはちょっと手が出しづらい値段ですがそれ以上の効力があります。
 近鉄と違い、特急券を買っても特急(新幹線)には乗れません。これを使う場合は鈍行で行くんだと覚悟を決めてください。

 11500円で5日分という事は、1日分は2300円という事になります。
 行きと帰りが同じ日、つまり日帰りの場合は1日分で全ての移動を済ませることができます。青春18きっぷの醍醐味は日帰り旅行と言えましょう。

 JRは営業地域が広いので、全国何処へでも旅行が可能です。
 ただし、それ相応に時間がかかるので時刻表はチェックしておいてください。特に静岡を横断するとものすごく時間がかかります。

 ちなみに大阪←→名古屋間の場合、大垣と米原での乗り換えになります。

 <利点>
 ・同じ日なら改札の出入りが自由
 ・利用可能地域が広い
 ・使い終わっても切符(旅の思い出)が残る

 <欠点>
 ・5日分使うのがけっこう大変
 ・利用期間が限られている上、有効期限が比較的短い