Horiri'2000うきゃきゃさんの思い込みふぉとしょっぷ講座かずみんNOTE(ふぉとしょっぷ初歩の初歩講座)


【ほ組のフォトショップ初歩講座】


CS−40* 古びたポスター *


          使用フォント=あくび印の「あくびんフォント」をお借りしています。
サンプル画像 (提供:ほ組工房)

工程・操作

古くて汚れたポスターのつもりでしたが、
汚れすぎ?(汗)
破れたりこすれたりが多少不自然ですが。。。ヽ(`O´*) ブーン

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 1、まづは、ポスターに貼り付ける画像を用意します。
   ・大きさ:180×180px(目安)
          
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 2、新規ファイル作成 400×500px
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 3、紙部分の準備です。
    ・新規レイヤー作成 (ファイル名:紙)
    ・「長方形選択」ツールを指定して、 
    ・上のツールバーに
     「スタイル:固定 幅:280px 高さ:380px」と、入力します。
    ・カンバスの上で ポンとクリック。
    ・指定された選択範囲が出たらオッケーです。
    ・手ごろな位置に移動します。
          
            ↑ 縮小画像 (以降 縮小画像の表示になります)
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    ・紙に近い色で、少しくすんだ色を選んで、塗りつぶします。
     今回は絵に近い色の「#F4EBE2」を塗りました。
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 4、紙に汚れを入れます。
    ・新規レイヤー作成 (ファイル名:雲模様)
    ・描画色を初期設定にして(黒×白)、「雲模様1」を適用。
    ・「描画モード」を「焼き込みカラー」に変更します。
      うまく汚れが出なかったら、何度かやり直して試してみましょう。
    ・「焼き込みカラー」にした雲模様をボカシます。
      「フィルタ→ぼかし→ぼかし(移動)」 角度:90° 距離:20pxぐらい
    ・雲模様レイヤーをアクティブにして、「下のレイヤーと結合」で結合します。
          
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 5、画像と、フォントを入力します。
    ・「紙」レイヤーの上に、先に用意しておいた画像を乗せます。
      「コピー&ペースト」
          
    ・フォントを入力します。
    ・入力したフォントに合わせて、「絵」の位置を決めます。
    ・うまく配置が決まったら、「背景」以外を「表示レイヤーを結合」で「結合」します。
   
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 6、「紙」に破れを作ります。
    ・一番上に、新規レイヤー作成(ファイル名:スタンプ)
    ・紙より一回り大きく、選択範囲を作ります。
    ・そのまま「雲模様1」を適用します。描画色:初期化
    ・フィルタ→スケッチ→スタンプ」
     スタンプダイアログが開いたら、数値を入力するのですが、
     雲模様の具合で大幅な違いが出てきます。
     黒い部分が紙の切り抜かれるところなので、周囲が黒っぽくなるように
     「雲模様」のやり直しを繰り返して調整します。
    ・今回は
     「明るさ・明るさのバランス:36」「滑らかさ:1」と、入力しました。
   

    ・「自動選択ツール」を指定して、スタンプの白い部分をクリック。
      「選択範囲→選択範囲を反転」で、黒い部分を選択します。
    ・そのまま、「紙レイヤー」をアクティブにして、「Deleteキー」を押して「削除」します。
    ・スタンプレイヤーを非表示にして確認します。
  
      *「削除」する前に確認したい時は、「スタンプ」レイヤーの「透明度」を
       下げると、良くわかります。
       黒い部分を削除しますので、
       削除したくない部分を「描画色:白100%」で塗れば
       削除されずに済みます。
       できるだけ、四隅は残すようにします。
       四隅を消してしまうと、鋲を打つ場所が無いので、
       必然的に「めくれ」を作らなければいけなくなります。
    ・「選択範囲を解除」
    ・「スタンプ」レイヤーを、「レイヤーを削除」で削除します。
   
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 7、紙にもう少し汚れを入れます。
    ・「スポイトツール」を指定して、
     紙画像から薄汚れた色を拾って「描画色」とします。
    ・ブラシツール「ソフト円ブラシ27px」ぐらいを指定。
    ・「Ctrlキー」を押したまま、「紙」レイヤーをクリック。
    ・新規レイヤー作成 (ファイル名:汚れ)
    ・ブラシで、穴の空いたところや紙の端の方に汚れを入れていきます。
    ・そのまま「フィルタ→ぼかし→ぼかし(ガウス)」 半径:5px  と入力。
    ・「選択範囲を解除」
    ・「汚れ」レイヤーをアクティブにして、「下のレイヤーと結合」で「結合します。
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 8、「鋲」を描きます。
    ・一番上に、新規レイヤー作成 (ファイル名:鋲)
    ・ブラシツール指定。
      「ハード円ブラシ13px」を選びます。
    ・描画色:初期化
    ・紙の四隅に、ポン ポン ポン ポン と、計4個描きます。
    ・「スタイル→テキスト効果→つや消しメタル」を適用します。
    ・「背景」以外を、「表示レイヤーを結合」で「結合」します。
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 9、「背景」を描きます。
    ・レンガでも塀でも、なんでもヨイですが、
     今回は「ファイバー」を使ってみます。
    ・「紙」レイヤーは、目玉をクリックして「非表示」にしておきます。
    ・「背景」レイヤーの「ロック」をはづして、アクティブにします。
    ・描画色は何でもいいですが、茶系を使いました。(#A07B22)
    ・「フィルタ→描画→ファイバー」  変化:19 強さ:64 と入力します。(目安)
    ・「開始位置を乱数的に変化させる」を数回クリックして、
     上部から流れるような色あいにします。
    ・「フィルタ→ぼかし→ぼかし(移動)」 角度4 距離:11 と入力。
    ・「イメージ→色調補正→明るさ・コントラスト」  明るさ:−50 と入力し、
     少し暗めに補正しました。
  

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10、もう一度「汚れ」を入れます。
    ・新規レイヤー作成
    ・描画色:初期化  
    ・「雲模様1」適用。
    ・「描画モード」を「焼き込みカラー」に変更。
            完成です。

応用作品

「めくれ」の描き方


@めくれさせたい大きさの範囲を「選択」します。
  ・選択したら「コピー&ペースト」
A「めくれ」た紙は、紙の裏側になるわけですから、全く別の色で塗りつぶしてヨイですね。
  ・今回は「影」をつけてみました。
  ・「変形→回転」させて、「めくれ」を作りたい場所へ「移動」します。
B場所が決まったら、本体の紙の余分な箇所を「消しゴム」で消します。
  ・本体の紙を選択して、めくれの紙の下から「ぼかし」を入れて、影のように見せます。
  ・形が決まったら、「結合」して完成♪


Win.Photoshop.cs で作成していますが
あらかた v.6 v.7 でも作成可能です。
「フィルタ→ファイバー」は、v.CSからの搭載ですので 代替機能をご利用ください。


ご意見、感想など掲示板への書きこみもお待ちします。

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