友部正人より

友部さんからのお便りのご紹介です。

8月31日(月)「萩原朔太郎賞」

ぼくにとっての怒涛の8月が今日で終わります。「100万回生きたねこ」の再演や北海道マラソン、
そして萩原朔太郎賞のノミネートでした。
選考の結果は今日の夕方わかるはずでしたが、北海道でのんびりしているぼくに出版社からの
電話もかかってこず、結局だめでした。
朔太郎賞は「夜中の鳩」に続いて2回目のノミネートでしたが、「バス停で宇宙船を待つ」を出した
ナナロク社のメンバーもみんなとてもドキドキしていてくれて、残念でした。こういうのは福引とも違うので、いくら残念でも残念賞というものはありません。

8月30日(日)「北海道マラソン」

28日から札幌に来ています。といってもライブではなくてマラソンで。
3年前に一度申し込んだのですが、椎間板ヘルニアで出場を断念。
今回初めて北海道マラソンを走りました。過去に完走率が60パーセントを割ったこともあるという真夏の過酷なレース。暑さには弱いのでどうなるかと心配でしたが、今年はスタート時が21度で、助かったと思っていたけど、追い風で風を感じられない前半は直射日光をずっと浴びてきびしかった。
ユミと札幌や小樽の友人たちが待ち構えていた23キロあたりではもうバテバテでした。
折り返し後の後半は向かい風が気持ちよく、速度を少し落としながらゴールしました。3時間33分22秒でした。
夕方には友達のやっている「やぎや」で完走祝いをしました。昨日とおとといは松竹谷清の店「バイーア」に顔を出して、ぼくはレース前なのでお酒はがまんでしたが、キヨシとゆっくり会えてうれしかった。

8月24日(月)「彼は秘密の女友達」

またまたジャック&ベティに「彼は秘密の女友達」を見に行きました。
死んだ親友の夫(女装が趣味)に次第にひきつけられていく女性の話です。映画の中のこの女性の存在がとても自然で、ぼくは次第にひきつけられました。最後が衝撃的、と宣伝に書かれていましたが、これが自然だと思います。これもユミのお勧めでした。

8月22日(土)「さよなら、人類」

横浜の映画館ジャック&ベティに、スウェーデン映画「さよなら、人類」を見に行きました。
ユミが見たいと言い出して、急きょレイトショーにでかけたのです。
なんだか剥製のような映像の映画でした。すべてが作りこまれていました。
手作りなのに夢のような感じのする映画。今まで見たことのない種類の映画でした。

8月20日(木)「サングラスと老眼鏡」

吉祥寺のスターパインズカフェで前野健太くんと二人でライブをしました。
タイトルは「サングラスと老眼鏡」、二人のかけている眼鏡そのままです。
まずはじめにぼくが少しだけ詩を朗読してから前野くんを紹介して、1部に前野くん、2部友部、そしてアンコールで3曲やりました。
ぼくは前野くんのライブをステージの裏で聞いていたのですが、場内が見えなくても聞き手がどんどん
前野くんにはまっていくのがわかりました。
アンコールでは、「もうずっと長いあいだ」「ファック・ミー」「どうして旅に出なかったんだ」を二人でやりました。1部で前野くんが「ファック・ミー」をすでに自分で歌っているということもあって、前野くんの歌なのにぼくが歌い、前野くんはエレキギターを弾いてくれました。ぼくのいちばん好きな曲なのです。
8月15日(土)「100万回生きたねこ」オープン

東京芸術劇場でミュージカル「100万回生きたねこ」の公演が今日から始まりました。
今日は上演後に会場のロビーで、関係者によるオープニングパーティもありました。

前回の公演から約2年半、最初は前回の作品と比較しながら見ていたぼくとユミも、途中から今回の作品に飲み込まれ、2部の最後に至っては涙がどかどかと出てきました。

ぼくが関わったのは劇中歌の歌詞のみで、全体のごく一部ですが、今日見ているうちに、一緒に作ったんだという気持ちが強く湧いてきました。今回「兵士の歌」の歌詞を書き直しましたが、前回よりもよくなったと思いました。この作品に参加できて本当によかった。
パンフレットではぼくと演出のインバルさん、アブシャロムさんとの鼎談が3ページ載っています。
「どろぼうの歌」のボツになった最初の歌詞のことも、この鼎談で取り上げてもらいました。

東京の公演は8月30日までで、平日ならまだ少し席は残っているそうです。
その後、9月はじめに金沢、10月はじめに大阪でも上演されます。
8月9日(日)「大地の芸術祭2015」

主催者の一人の関口さんが、ぼくとユミを一日車で大地の芸術祭を案内してくれました。
午前中は田島征三さんの「絵本と木の実の美術館」などに行き、お昼に十日町に戻ってふちがみさんたちと一緒におそばを食べ、午後にまた関口さんの車でいろいろな作品を案内してもらう、という感じでした。
田島さんに勧められて見に行った「影向の家」は作品を包む静かな世界が魅力でした。
関口さんがずっと気にかかっていたという作品は、「目」というグループの「コインランドリー」。
この戸惑いと焦り、動揺と感動が一度に押し寄せるような体験型の作品は、ランドリーのドラム缶の中に入ってみたいという子供のような気持ちになりました。
8月8日(土)「十日町」

十日町教会でふちがみとふなととライブをしました。大地の芸術祭トリエンナーレに合わせて3年に一度のペースです。
日差しが強く、冷房の設備のない教会は暑かったけど、それにもめげずにふちふなソロ、友部ソロ、
三人のLDKで2時間半たっぷり演奏しました。
主催の貝沢さんたちも、今回の内容にはとても満足そうでぼくもうれしかった。

7月30日(木)「まるごと佐野洋子展」

神奈川近代文学館に佐野洋子展を見に行きました。
読んだことのある本もすっかり忘れてしまっていたりして、まるで初めて見るように、一つ一つていねいに見ました。クイズに答えると絵葉書がもらえるのもうれしかった。
入り口のラックにミュージカル「100万回生きたねこ」のチラシがありました。
昨夜はそのけいこ場で、演出のインバルさん、アブシャロムさんと3人でパンフレット用の鼎談をしたばかり。
佐野洋子さんの展覧会とミュージカルは時期も重なっています。

そしてBankARTでのMIDIレコードの塚原くんと打ち合わせの後、一緒に赤レンガ倉庫に行き、8月1日から始まる「70'sバイブレイション」の展示の準備を見に行きました。
24歳ごろのぼくの写真も展示されていました。がりがりで、たぶん50キロぐらいしかなかったのかな。

7月22日(水)「Cy Twombly」

原美術館にCy Twomblyの作品展を見に行きました。
水曜日の原美術館は夜8時までなのでゆっくり見られます。
幼児が紙にかきなぐったような大胆な線、メモのような文字、似たような性格の紙を貼りつけたコラージュ。
絵というよりも抽象そのものの生き生きとした世界。
何回も何回も見に行った方がいいかもしれない、そんな展覧会でした。

7月19日(日)「スーパーネオンホール2015 2日目」

昨夜はなぜか長野市内のホテルが全然取れなくて、松本のふあの家に泊めてもらい、ふあ夫婦とぼくたちの4人で夕方ネオンホールに。タテタカコさんの後がぼくの出番でした。
ぼくは「朝は詩人」などを歌い、最後にThe Endの「ロックンロール」を歌いました。
この歌、初めて聞いた時から歌詞がいいなと思っていました。
アンコールがあったので「ぼくは君を探しに来たんだ」を歌ってたら、桜井くんとタテさんがステージに出てきてくれて、一緒に歌ってくれました。ふたりとも控え目な感じの人たちなのでちょっとびっくりしましたが、後で聞いたら、ユミが二人にステージに出て、と言ったのでした。
The Endのライブ&トリビュートアルバム「だってあの娘が好きって言ったんだもの」は8月のぼくのライブでも少し販売する予定です。いろんな人に聞いてほしいなあ。

それで、翌朝はナノグラフィカでまったりして、桜井くんやネオンのスタッフらみんなで、恒例の蕎麦屋でおいしい蕎麦を食べてからぼくたちは横浜に帰りました。

7月18日(土)「スーパーネオンホール2015」

毎年恒例の長野市「ネオンホール」のイベントに初出演するために長野へ。
今年はThe Endこと桜井智丸くんのライブ盤とThe Endのトリビュート盤をネオンホールが制作したので、その発売記念イベントです。
ぼくの出番は19日なのですが、桜井くんへのお祝いの気持ちもあって前日からユミと行きました。
2日間の出演者は全員トリビュート盤に参加した人たちです。せまいネオンホールにたくさんの人たち、途中電源が落ちたり、エアコンがあまり効かない状態だったりと大変ではありましたが、実に楽しいライブでした。

7月16日(木)「ユリイカ」と「のんびり」

すっかり遅くなってしまいましたが、ユリイカ7月号「七尾旅人」特集号にエッセイを書きました。
おととしの11月に旅人くんがニューヨークにやって来たときの話です。

それから、秋田県の観光文化スポーツ部が発行しているフリーマガジン「のんびり」13号
に詩を書きました。池田修三さんの版画に寄せた「角巻きの思い出」という詩です。
池田修三さんの版画と共に裏表紙に掲載されました。

7月13日(月)「パスカルズ」

これもまた昨日下北沢でロケット・マツから誘われ、サムズアップでパスカルズと一緒に2曲飛び入りで歌うことになりました。アンコールで「夕暮れ」と「こわれてしまった一日」。
「こわれてしまった一日」を一緒にするのは、2003年にフランスのポワチエでパスカルズのライブに飛び入りして以来かな。パスカルズは今月、またヨーロッパツアーにでかけるそうです。
7月12日(日)「100万回生きたねこ」「ラ・カーニャ」

8月15日から東京芸術劇場で3年ぶりに再演されるミュージカル「100万回生きたねこ」の顔合わせが稽古場でありました。ぼくは作詞で参加しています。作曲担当のロケット・マツも来ていました。
そこでマツから聞いて、稽古を見学した後、下北沢「ラ・カーニャ」の松竹谷清と松永希さんのライブにユミと行きました。今日は松永孝義さんの命日だそうです。二人のピュアな歌にとても感動しました。
ロケット・マツから誘ってもらって本当によかった。

7月10日(金)「nuisance cafe」

小麦まんじゅう屋さん、麦マルの店主、岩崎早苗さんとの付き合いはもう35年ぐらいで、彼女が上野でミーハーズというサンドイッチ屋をやっていたころは、ユミとぼくは上野まででかけ、閉店後の店内で写真の紙焼きをやっていたことなど思い出します。
麦マルが入谷にあったころの写真展を板橋くんが今日から始めていて、そこでのぼくのライブの写真をスライドで壁に映したりしました。
今日のライブ会場のギャラリーnuisanceは通称麦マル3と呼ばれていますが、ここではもう小麦まんじゅうはやっていません。

7月5日(日)「叶屋」

毎年恒例になりました、地酒処「叶屋」ライブです。
居酒屋ではなく、お酒を売る酒屋なのですが、外装を江戸風に変え、ちょっと居酒屋っぽくなりました。
今年は店主の倉田さんも知らないお客さんが半分ぐらいを占めたそうです。
ライブの雰囲気も毎年少しずつ違います。
打ち上げでまた、お蕎麦屋さんがそば打ちの実演をしてくれました。
それに加えて、今年は美容師さんが髪切りの実演もしました。

7月3日(金)「帰りました」

夜成田に着きました。ぼうっとしているのになかなか寝付けず、帰国一日目から夜更かしです。
さわやかな気候のNYからじめじめした横浜に戻り、ちょっとつらいなあ。

6月29日(月)「MoMA」

ユミと五番街の銀行に行った帰りに、MoMA(近代美術館)に寄り、Ono Yokoの「One Woman Show」と、Jacob Lawrenceの「TheMigration Series」を見に行きました。
Ono Yokoは60年代初めからのニューヨークと東京の活動が展示されていて、空がある限り自分はがんばれる、という一言がとても印象的でした。
Jacob Lawrenceの「Migration Series」は、1910年ごろから始まった、アメリカ南部の田舎から北部と西部の都会への黒人の大移動を50数枚の絵と解説で物語る連作です。
南部の黒人がなぜ大移動したのかがわかりました。
関連する写真や作品もたくさんあって、映像ではビリー・ホリディの「ストレンジ・フルーツ」が心に残りました。
あんなにリアルに歌っていたのか、と感心しました。

6月27日(土)「5マイルレース」

6月はゲイプライド月間で、プライドラン5マイルレースがセントラルパークであり、ぼくも走りました。
5000人以上の人が参加したそうです。ぼくは36分16秒で、エイジグループでは3位でした。

6月26日(金)「ホイットニー美術館」

アッパーイーストからダウンタウンのミート・パッキング地区に移ったホイットニー美術館に行ってみました。
美術館は8階まであって、上から古い順にアメリカのアートを紹介してあります。
美術館はハドソン川のほとりにあって、周囲の景色が一望に見渡せます。
それに美術館の周辺には新しいホテルやレストランが密集していて、異様な盛り上がりを見せていました。

6月25日(木)「ルシンダ・ウィリアムズ」

プロスペクトパークにルシンダ・ウィリアムズを聞きに行きました。
ギター、ベース、ドラムスというシンプルな編成で、ルシンダ・ウィリアムズは自分の人生をしぶとく生きる女の人の歌を堂々と歌っていて、とても素敵でした。
最後はニール・ヤングの「Rockin' in the free world」で締めくくっていました。

6月23日(火)「The Knights」

セントラルパークの真ん中にある野外ステージ、Naumburg Bandshellでクラシックのフリーコンサートがありました。
開演時間まで雨が降っていて、もしかしたら中止かもしれないと思いながら、ユミと出かけてみました。
ユミはコンピューターのリカバリーのことで頭がいっぱいで、ちょうど外に出かけたかったらしいです。
コンサートは30分遅れて始まり、シューベルト、ドボルザーク、リゲティという順にめずらしい曲ばかり3曲演奏して、どれも良かった。司会の人が西の空を見ながら、「ベートーベンの田園のように美しい空」というので、
ステージを向いていた人々は一斉に後ろを振り返ったのでした。

6月20日(土)「中古レコード市」

ホリディインの中古レコード市に久しぶりに行きました。以前に比べると参加しているレコード屋さんの数も減り、お客さんも少なく、お店の人は「暇で一日が長い」とあくびをしていました。でもいいレコードはけっこうありました。
6月19日(金)「アブドゥーラ・イブラヒム(ダラー・ブランド)」

ダラー・ブランドという昔の名前の方がよく知られていると思います。
一緒に演奏したEKAYAという6人編成のバンドは、アブドゥーラ・イブラヒムがソロで演奏するピアノをずっと注意深く聞き、自分たちの入るタイミングでさっと楽器を持ち替えて、一斉に演奏を始めるという感じでした。
10時半からの演奏が終わったのは12時20分、1回のセットで1時間50分も演奏したのは、ぼくが今までブルーノートで聞いたライブでは初めてでした。スタッフの女性が彼に声をかけなければ、まだやっていたかもしれません。最後に名曲「ウエディング」をやっておしまい。至福の時間でした。

6月18日(木)「ニューヨークフィル」

ニューヨークフィルハーモニックがニューヨークのあっちこっちの公園で演奏をするフリーコンサート。
朝から雨が降りそうなお天気で、セントラルパークはお客さんの集まりがいつもより遅く、かなり前の方で聞くことができました。やはり前の方だと演奏がよく聞こえるので、ピクニック気分とはいえ、まわりにはちゃんと演奏を聞きに来ている人が多かった。ぼくはストラビンスキーが好きになりました。

6月17日(水)「Damien Rice」

ブルックリンのプロスペクトパークにダミアン・ライスのソロコンサートを聞きに行きました。50ドルのベネフィットコンサート。
スタンディングで満員のお客さん、ぼくはあまりよく知らなかったけど、ユミは2、3曲大好きな曲があるらしい。
アイルランドの人で、宗教的な感じもしました。特にハルモニウムを演奏しながら歌った何曲かはそうでした。
基本はギターの弾き語りですが、たまにギターでいろんなパターンをサンプリングしながら演奏します。ボーカルも重ねていました。
七尾旅人くんも同じようなことをしていたけど、その何倍も多くのパターンを重ねていました。
若い人たちにすごく人気があって、一緒に歌っている人も多かった。
ステージでこんなに一生懸命歌う人っていなかったなあ、と思いました。

6月14日(日)「おでかけ」

ブルックリンに住むキリコさんの車で、ロングアイランドのエイコさんをたずねました。エイコさんに赤ちゃんが生まれたからです。ユミは最近お気に入りの風変わりなそうめんを作り、キリコがお好み焼きを作りました。
車でブルックリンを走りながら、ただだだっ広いだけだと思っていたけど、いろんな顔を持つ地域だなあ、とわかりました。最近、マンハッタンにあったようなお店やイベントがほとんどブルックリンへと移動しています。
それで自然にぼくの目もブルックリンを向いてしまいます。

6月12日(金)「ホセ・ジェイムズとエスペランサ・スポルディング」

横浜のレコード屋でホセ・ジェイムズのCDのジャケットを見かけて、どんな人なのかなあと思っていたら、
プロスペクトパークのフリーコンサートで、エスペランサ・スポルディングと一緒にやるというので聞きに行きました。
ホセ・ジェイムズはヒップホップからジャズまで、なんでも歌えるようなうまい歌手で、最後にビリー・ホリディの歌で締めくくりました。
エスペランサ・スポルディングはこれで3回目だけど、今回は新しいユニットで新曲ばかりでした。
素晴らしい演奏なんだけど、歌で表現しようとする世界がコンセプチュアルなので、歌詞をもう少し理解する必要がありそうでした。歌詞カードを見ながら聞きたかった。

6月10日(水)「フォークアートミュージアム」

アムステルダム通りの66丁目にあるフォークアートミュージアムはニューヨークで大好きな美術館の一つです。
ここで展示されている作品は主に、ちゃんとした美術の教育を受けなかった自己流のアーティストのものばかりで、ぼくが描くものもこの中に入るんだと思います。だから前を通りかかるとつい入って見てしまう。
現在はWhen The Curtain Never Comes Downという展覧会をやっていました。

6月9日(火)「The End」

長野市に住むシンガーソングライター、The Endの初めてのCDが6月30日に発売されます。
The Endのソロのライブ盤CDが1枚と、いろんなミュージシャンによる録り下ろしカヴァー音源が2枚の、計3枚組豪華盤です。
ぼくも『ロックンロール』というThe Endの曲をカバーしました。The Endこと桜井くんは20年ぐらい前からよく知っていて、すごくいい歌うたいなのですが、まったく自分のCDを出そうとしない変人で、今回ついに周りの人たちが立ち上がったということです。
アルバムタイトルは、『だってあの娘が好きって言ったんだもの』。
詳しくはネオンホールのホームページで調べてください。
6月8日(月)「国立の書店Paperwall」

ぼくの『バス停に立ち宇宙船を待つ』の発売を記念した「友部正人が選んだ10冊の本」というイベントが、6月中旬で終了します。
ぼくが選んだのは、マヤコフスキーや辻征夫、岩田宏の詩集、ボブ・ディランやデイブ・ヴァン・ロンクの本など、おすすめの本ばかりです。ぜひ手に取って見てください。買うこともできます。また、ぼくの今までの詩集なんかも売っています。
6月7日(日)「4マイルレース」

朝8時からセントラルパークで4マイルのレース。
28分48秒ぐらいで、割と調子よく走れたけど、過去の記録を見たら、だんだんと遅くなってきているみたいです。これが年相応ということかしら。

6月6日(土)「Meshell Ndegeocello」

セントラルパークのサマーステージに行きました。3組の出演者のうちの、Meshell Ndegeocelloというシンガーに興味があって。
ギターとキーボードとパーカッションという編成で、本人はエレキベースを弾きながら歌います。
ニーナ・シモンのような迫力のある声。モダンで重たいビートのサウンド。
初めて聞く人だったけど、これからCDを買って聞いてみようと思っています。

6月4日(木)「ビョーク」

3日からニューヨークに来ています。こちらはまだだいぶ涼しくて、昼間でも半そでの人は見かけません。

MoMAにビョークの展覧会を見に行きました。展覧会といっても美術作品があるわけではなく、過去の音楽ビデオ作品と、MoMAの制作した新作ビデオ、それと今までのアルバムをヘッドフォンで聞きながら(詩のようなナレーション付き)、それぞれのアルバムに合わせた雰囲気の小部屋を旅するという趣向。
あまり評判はよくない、と聞いていた展覧会だったけど、大量のビデオ作品を大画面で満喫できたし、アートの世界にも貢献しているな、と思いました。

6月2日(火) ニューヨーク

先月23日に交通事故で膝を骨折した息子は松葉づえの暮らしで、すぐそばに住んでいるのでユミがご飯を持っていったり、ぼくは買い物をして届けたり、とここのところバタバタしていましたが、もう何とか大丈夫だというので、ぼくとユミは予定通り3日からニューヨークに行ってきます。

一か月ほど留守にしますので、その間CDや本の通信販売を申し込まれても商品の発送が7月以降となってしまいます。済みませんがご了承ください。(友部正人オフィス 小野。)

6月1日(月)「渋谷 東急Bunkamura」

漫画家でアーティストの近藤聡乃さんとぼくのそれぞれの新刊を記念したトークのイベントが、Bunkamuraの地下の特設会場でありました。
聡乃さんの「ニューヨークで、考え中」とぼくの詩集のタイトル「バス停に立ち宇宙船を待つ」から、イベントのタイトルは「ニューヨークで、宇宙船を待つ」。いい題だと思います。
どちらもニューヨークのことが書いてある本なので、トークのテーマもニューヨーク。
ニューヨークはいろんな風に見える街なので、それぞれの暮らしから見て話をすると、いつまでも尽きません。(聡乃さんとは5年ぐらい前に知久寿焼くんの紹介で知り合いました。)
ユミは20年間にニューヨークで撮りためた写真から、詩集の中の詩に関係のある30枚ほどを上映しました。聡乃さんは自分で漫画の資料として撮ったというめずらしい野菜の写真や、「ニューヨークで、考え中」の中からいくつかの場面を上映しました。

イベントの後で、主催の亜紀書房とナナロク社が、打ち上げの席を用意してくれたのですが、そこでぼくの(一週間遅れの)65歳の誕生日もサプライズでお祝いしてもらいうれしい夜になりました。

5月30日(土)「秩父 ホンキートンク」

来年で40周年だというホンキートンク、こんなに長く続いているライブハウスは全国でも珍しい。ホンキートンクは秩父の皆野という小さな町にあります。
二人のオープニングアクトの後、2時間半ぐらい歌いました。
歌っている最中にめまいがして、どうしたのかなと思いながら歌っていたら、ホンキートンクの鈴木さんが出てきて、地震があったと客席の人たちに報告しました。東京の方では大きかったらしいけど、秩父では震度3でした。
お客さんたちは地震に慣れているのか、全然動じなかったのが印象的でした。

5月26日(火)「白百合の宴」

石垣島の泡盛「白百合」を作っている池原興一くんのためのコンサート。
ぼくたちはみんな彼のことをこうちゃんと呼んでいます。
ぼくがこうちゃんの歌を聞くのは今夜が初めてですが、いい声で歌っていました。
それからふちがみとふなと、ぼくも途中で「四月になれば」を一緒に歌いました。
3番目は山口洋、かっこいいギターと歌の節回し、きまっていました。遠藤ミチロウから勧められたという民謡「相馬盆歌」が意外にもぴったりで、本来は和風の人なんだと思いました。
最後はぼくで、ラストの曲の「ぼくは君を探しに来たんだ」を歌っていたら、客席にいたリクオとふちがみとふなととこうちゃんがステージに上がり、一緒に歌ってくれました。
そのままアンコールの「アイシャルビーリリースト」に。

5月24日(日)「静岡 フリーキーショー」

このところ毎年歌いに行っているフリーキーショー、お店の小坂くん、牧野くんという若者たちともすっかり打ち解けました。
今日はオープニングアクトもなく早めの開演なので、最終の新幹線で横浜に戻ることになっていました。
ちょうどぼくの誕生日の前日で、ライブが終わり帰り支度をしていたら、PAの小坂くんがイタリアのワインをプレゼントしてくれました。ワイン通の人に聞くと、最高峰のワインだということです。うれしい。
そんなこんなで、とても気持ちよく歌えました。

5月23日(土)「鎌倉 moln」

貸切図書館という企画で、本のことを話しながら歌を歌うライブです。今夜はその18回目だそうです。
molnは普段は雑貨屋だそうですが、商品を片付けて椅子を並べたら、かわいらしい喫茶店のようです。
ぼくは2時間のコンサートには多すぎるくらいの本を用意して、それを紹介しながら歌いました。
歌と本は近いところにあるような気がしていたけど、ライブの中で本のことを話すのはむずかしかった。
もしかしたら本のことは何も伝えられなかったかもしれないなあ、と思いつつ、歌に専念しました。

5月22日(金)「詩の朗読とサイン会」

中野のスペースゼロでドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」と短編「ミリキタニの記憶」の3時からの上映に行きました。「ミリキタニの猫」は映画館でも2度見たことがあり、DVDでも何回か見ているはずなのに、あれっ、というような新鮮な場面をいくつか発見。
「ミリキタニの記憶」は「ミリキタニの猫」のプロデューサーのマサが、ホームレスのミリキタニさんにニューヨークで出会ったことのある人たちの証言を集めて編集したもの。
上映後、3人の証言者が実際にステージでミリキタニさんのことを話してくれました。
これがとてもおもしろかった。

夜は、国立のPaperwallという本屋のカフェで詩の朗読とサイン会をしました。
4月に開店したばかりの新しい本屋です。今夜の企画に合わせて、友部正人が選んだ10冊の本、というフェアをやっています。いつまでなのかは未定だそうです。その10冊についてのぼくのコメントを、ナナロク社が見開きの小さなしおりにしてくれました。
まだ残っていればPaperwallでもらえるはずです。
5月20日(水)「ku:nel」

ku:nelの最新号が送られてきました。特集は「心が動くカタログ」。
ぼくも取材され、帽子をかぶった写真が載っています。
盛岡のコーヒー店「クラムボン」の高橋さんは画集を選んでいました。
バンドのクラムボンの原田郁子さんは水晶を。心が動く企画です。
5月16日(土)「高知 中町bar」

久し振りに、高須賀満くんと浜田裕介くんがオープニングアクト。大病をわずらったという浜田くんですが、最近ようやく回復して以前のように歌い歩いているそうです。
高知は毎年歌いに来ていて、お客さんもぼくの歌をよく知っているのが反応でわかります。
こういうところでは新しい歌もちゃんとやらなくてはと思います。
会場からのリクエストで、「弟の墓」と「夜よ、明けるな」をアンコールで歌いました。
ホーボーズコネクションでリクオとやった「カルバドスのりんご」も、好きな人が多いみたいです。
このところ毎回歌っています。年内に出るMIDIベストの選曲の参考になります。

5月15日(金)「徳島 寅家」

朝、ホテルのロビーで近藤房之助に会いました。彼も昨夜松山でライブがあったようです。
バスで3時間かけて徳島まで。川之江を過ぎてからは、吉野川を見ながらの旅でした。
上流の方でも吉野川には大河の風格があります。
井上陽水(あきみ)という25才の青年がオープニングアクトで、自分の名前のことでお客さんを沸かしていました。歌も良かった。
いろんなお客さんがいるものだなあ、と思います。自分が楽しんでいることを自然に自分の中にしまっておける人、しまっておけない人、誰かと分かち合おうとする人。
今夜の「寅家」はそんないろんなタイプの人たちでにぎわっていました。

5月14日(木)「松山 スタジオOWL」

2年半ぶりの松山でした。松山市駅からスタジオOWLまで、歩いている街の人たちののんびりとした様子に南の街に来たんだなあ、と思いました。
「鎌倉に向かう靴」を歌うとき、THE BOOMのゲストで5年前に松山に来たとき、メンバーたちと道後温泉に行ったことを話したら、そのコンサートに行ったよ、という人もいました。
今回は詩集の発売記念で、途中に少し詩の朗読もはさんで歌っています。そのタイミングはニューヨークの歌の後なんかに読むと、なんとなく流れもいいような気がする。
すべてニューヨークで書かれた詩なので。
夜中に三上寛から電話がありました。別の場所で彼もライブがあったと言っていました。

5月10日(日)「加古川 チャッツワース」

前日のホーボーズコネクションの興奮が程よく残っていて、チャッツワースのライブにもそれがいい具合に影響していたみたいです。磔磔で歌った「カルバドスのりんご」や「ジャージガール」も歌いましたが、「わからない言葉で歌ってください」のような普段はあまりやらない曲も歌いました。
そうやって自然に集団からソロコンサートへの切り替えを図ったのだと思います。
毎回その場その場でのノリを見つけること、それがライブの楽しみでもあります。

5月9日(土)「ホーボーズコネクション 京都 磔磔」

満員のお客さんで何をやっても盛り上がりそうな雰囲気の中、杉瀬陽子さんとリクオの演奏から始まりました。
ユミがチャボに持ってきた25年前の待ちあわせコンサートの曲順表を見ながら、「水門、好きだなあ」とチャボがつぶやいたので、ぼくはソロで「水門」を歌いました。
サムズアップのときのように、リクオがアコーディオン、チャボがマンドリンで、「ドント・シンク・トゥワイス」を、それからチャボがマンドリンをギターに持ち替えて、「ジャージーガール」をぼくは歌いました。
本編の最後の「いいことばかりはありゃしない」、歌いだしの音、チャボが歌うと高く感じないのに、ぼくの番が来て自分で歌うとかなり高い。声質でだいぶ印象が違うみたいです。

5月6日(水) 「小室等の新音楽夜話」

MXTVの放送日をお知らせします。関東地方の方は是非見てください。
5月30日(土) 21:00〜21:30 TOKYO MX1 091ch
5月31日(日) 8:00〜8:30 TOKYO MX2 092ch(再放送)
5月5日(火)「春一番・小野一穂」

ぼくの出番はなかったけれど今日は春一番を見に行きました。ユミの提案で急きょ息子の小野一穂と共演することになり、一穂が選んだ「父さんの唄」を一緒に歌いました。
簡単なメロディだけど字数が多い部分は一緒に歌うのが大変でしたが、練習したのでなんとかやれたと思います。しばらく見ないうちに堂々とした一穂につい見とれてしまいました。
5月4日(月)「祝・春一番2015」

雨の予報でしたが、結局ほとんど降りませんでした。
ぼくの出番は一番最後で、「悲しみの紙」と「朝の電話」をペダルスチールの宮下広輔くんと二人で、「ぼくは君を探しに来たんだ」を宮下くんプラス三宅伸治バンドで、アンコールの「一本道」を三宅伸治くんと二人でやりました。
他にソロで「びっこのポーの最後」と「彼女はストーリーを育てる暖かい木」を歌いました。
客席で音楽を楽しむお客さんたちを見ていると、やはり「春一番」はいいコンサートだと思いました。

5月3日(日)「絵付け」

画家の広田稔さんのアトリエに行き、食器に絵を描かせてもらいました。
ガラス質の画材で、焼いても色が変わらないのだそうです。おもしろかった。
何人もの絵描きが参加していて、版画家の佐藤杏子さんにも何十年ぶりかで会いました。

5月2日(土)「妻への家路」

またジャック&ベティに映画を見に行く。今日の映画は中国の「妻への家路」。
文化大革命の頃の中国の緊張感がすごく伝わってきた。
記憶をなくした妻と二人で、自分の帰りを毎月5日に駅で待つ夫。
自分の名前の書かれたプラカードを持った年老いた夫の姿は本当にポエジーそのものでした。
4月30日(木)「6才のボクが大人になるまで」

ジャック&ベティに映画を見に行きました。
ユミが前から見たいと言っていて、そのうちアメリカのアカデミー賞の候補にもなって、ぼくが11月にニューヨークへ行くときの機内で見逃して悔しい思いをした作品。
そのせいか見終わった後の満足度は非常に高かった。青春映画なのかな、でもシニア世代のぼくにもこれからの青春を感じさせてくれるような映画でした。
作りものじゃない感じのするこんな映画はあまりないだろうなあ。
4月29日(水)「ホーボーズ・コネクション2015」

リクオ企画のコンサートシリーズ。
今夜のサムズアップは、リクオと仲井戸chabo麗市、T字路'S、それからペダルスチールの宮下広輔くん。
出演者が必ず他の出演者と何曲かずつ一緒に演奏できるように上手に配慮されたタイムテーブルでした。
ぼくは92年に出したシングル盤から、その時チャボと録音した「don't think twice it's alight」と、リクオと録音した「ジャージーガール」を三人で再現できてうれしかった。

4月27日(月)「おおくぼひさこさん、野津手重隆さん」

新宿のエプソンのギャラリーに、おおくぼひさこさんの写真展をユミと見にいきました。
ガラス越しに見えるものがなんとなく気になる、ということはぼくにもよくあります。
日常の中から、そんなぼんやりと心に残るようなものがくっきりと撮られていて、静かでとてもきれいでした。

そのまま銀座の「一枚の絵」ギャラリーに、野津手重隆さんの水彩画展を見に行きました。
野津手くんは吉祥寺のぐわらん堂の時代からの知り合いで、水彩で植物なんかを描きだしてから、自分の絵の世界がかっちりとまとまってきたみたいな気がします。ちょうどオープニングの日で、一緒にワインを飲んだりしました。絵と共に生きる人。

ワインではずみがついて、ユミの提案で神楽坂の「麦マル2」に久しぶりに行きました。
ちょうどお客さんもいなくて、早苗ちゃんとユミと三人だけでワインを飲みました。
東京オリンピックの道路の拡張で、あと2年で「麦マル」は立ち退きが決まっているそうです。
早苗ちゃんにとっても思い入れの強い店だったので、ちょっとさびしそうでした。

4月25日(土)「ドルフィー」

横浜のドルフィーで、ジャズピアニストの板橋文夫さんとのライブがありました。
年に一度の板橋さんとのライブはぼくにとっても特別で、お客さんがたくさん来てくれてうれしかった。
レパートリーはたった一日のライブではやりきれないほどたくさんあります。
今夜は曲目を増やすのではなく、今までやったことのある中から選ぶことにしました。
お互いの音に耳をすましながら、いい演奏ができました。

4月21日(火)「ゆめのほとり試写」

伊勢真一監督の新作ドキュメンタリーフィルム「ゆめのほとり」のプライベートな試写会がありました。
ある認知症のお年寄りのグループホームが舞台です。ぼくにとっても身近な話題になりつつあります。

4月20日(月)「季刊アコースティック・ギター・マガジン」

先月の南青山マンダラライブの時に取材を受けた「Acoustic Guitar Magazine」が4月下旬に発売になります。
ギターマガジンなので、ぼく本人ではなくて、ぼくが使っているサカタギターの取材でした。
ギター製作者の坂田くんのコメントも載っています。ギターの脇には、詩集「バス停に立ち・・・」
もちゃっかり写っています。

4月19日(日)「サイン会と郡山のラストワルツ」

仙台のあゆみ Books青葉通り店で詩の朗読とサイン会をしました。
広々とした本屋さんの片隅に集まってくれた人達の前で朗読をしました。
本屋だと朗読もなんとなく自然な感じがして、またやりたいなあ、と思ったりしました。

郡山のラストワルツでライブをしました。今夜はギターの音がとても良くて、
ライブも長くなりました。詩の朗読もたくさんしました。「私はオープンしています」を歌うときに、「今日はボストンマラソンの日だから」と言いましたが、ボストンマラソンは月曜日にやるので、間違っていました。
(そんなことはお客さんには関係ないとは思いますが。)
お客さんはそんなに多くなかったけど、「今までのラストワルツの友部ライブでは今夜が2番目に良かった」と店主の和泉さんは喜んでくれていました。

4月18日(土)「仙台 サテンドール」

遠藤ミチロウとのジョイントライブ。ぼくもミチロウも新しい詩集を出したばかりなので、今夜は二人の発売記念でした。
ミチロウは病気で1年ぐらい活動を休止していたのですが、今回の詩集はその間に病室で書きためたものだそうです。ぼくの詩集もニューヨークの部屋で書きためたもの。
なんとなく共通点のあるライブでした。

毎日飲まなくてはならない強い薬のせいでミチロウは顔がちょっと丸くなっていましたが、ライブのときの声は今まで通りで、特に「天国の扉」は迫力でした。
アンコールは二人で「カノン」と「一本道」をやりました。
ミチロウとぼくは40年以上の付き合いなのに、東北で二人が一緒にライブをするのは初めてなので、主催者もとても喜んでいたし、満員のお客さんも満足そうでした。

4月17日(金)「句会」

仙台の火星の庭句会にユミと参加しました。句会は食べ物や飲み物(主にお酒)を持ち寄ってにぎやかで楽しい。ただ今夜は主宰の渡辺さんが身内に不幸があって来られませんでした。
終わった後もだらだらとお酒を飲んで楽しい夜でした。
句会の始まる前には、やっと退院したテリーさんもちょっと顔を出してくれました。

4月16日(木)「雲遊天下」

高田渡の命日の今日、高田渡のお葬式について歌った「朝の電話」のことを「雲遊天下」に書きました。5月はじめの「春一番」に合わせて発売されるようです。

4月12日(日) 詩集の折り込みしおり(いろんな方からのコメントが載っている)について

「バス停に立ち宇宙船を待つ」の折り込みしおりのこと。
ライブ会場で先行発売したこの詩集ですが、大阪「ジャニス」、京都「磔磔」、金沢「ジョーハウス」、東京「南青山マンダラ」の各会場でお買い上げになった方は、折り込みが間に合わなかったため、後日折り込みしおりを差し上げます、と言っていましたが、郵送希望の方にはお送りします。
友部正人ホームページのトップページにある、こちら、というリンクからメールをしてください。
住所とお名前を書いていただければ、送ります。
また、今後のライブ会場で、物販のところに声をかけていただければ、その場でお渡しします。自己申告なので、気楽に言ってください。

友部正人オフィス 小野。

4月11日(土)福岡「LIV LABO」

ナナロク社の川口さん、鈴木さんと一緒に、天神のイムズで開かれている川島小鳥さん&谷川俊太郎さんの写真と詩の展覧会「おやすみ神たち」を見に行きました。
それから箱崎の書店「キューブリック」にも行って、ぼくの詩集にサインをしてきました。
夜は天神のライブスペース「LIV LABO」で詩集の発売記念ライブ。
バンバンバザールの福島くんが音響をやってくれて、けっこういい音でした。

4月10日(金)湯田温泉「RAGTIME」

雨が降っていて寒い山口でした。休憩をいれずに2時間ぐらい歌い、歌の合間に詩も読みました。お客さんは歌と詩をどういうバランスで聞いてくれているのかとても興味があります。
用意した10冊の詩集はすぐに売り切れてしまい、サインをして、RAGTIMEの香原くんに新山口まで送ってもらい、最終の博多行ののぞみに乗りました。

4月8日(水)青山「brisa libreria」

ナナロク社企画の詩の朗読会。青山学院の横にあるおしゃれなブックカフェです。
「バス停に立ち宇宙船を待つ」と、詩画集「色鉛筆のどんでん返し」から1時間半ぐらい朗読をしました。
ブックデザインの大島依提亜さん、装画の鈴木いづみさんにも初めてお会いしました。
声を出して詩を読んでいると、自分も一人の聞き手だということがわかります。

4月6日(月)「Ku:nel」

心ときめくもの、というようなテーマで、雑誌「クーネル」の取材がありました。
ぼくはおととしの秋にニューヨークで買った帽子を取り上げてもらいました。
BankART NYKの3階で、帽子をかぶった写真を撮りました。
すごくいい写真がとれたそうです。発売は7月号(5月20日発売)です。

4月5日(日)「小室等の新・音楽夜話」

MXテレビの小室等さんの番組の収録がありました。
「夕日は昇る」と「朝は詩人」を小室さんと一緒に歌い、ぼくのニューヨークの話なんかもして、新しい詩集から「8時15分」も朗読しました。
放送は5月23日あたりになるようです。
関東地方で見られる番組なんですが、もう少し広い範囲でも見られるかもしれません。

4月3日(金)高山「ピースランド」

高山は海外からの観光客の多い町。商店街はヨーロッパの避暑地のようでした。
まだ冬ですが。
ピースランドは去年、川が氾濫して床上浸水の被害にあいました。
濡れて傷んだ本がたくさんあって、半額で売られていました。
本屋の奥の土蔵がステージで、お客さんは土蔵の床や、カフェの畳にすわって歌を聞きます。子供はライブが始まるとすぐに寝てしまいます。

4月2日(木)名古屋「得三」

詩集の発売記念としてソロでライブをしました。
朗読の割合は歌に比べると全体の一割ぐらいです。気の向くままに歌って、朗読をしたくなったらするという感じ。これが歌の合間のおしゃべりの代わりになっていればいいのですが。
3月30日(月)「NHKBS名盤ドキュメント」

BSプレミアムの番組「名盤ドキュメント」の収録がありました。
RC Successionのアルバム 「シングルマン」を取り上げています。
曽我部恵一くんとワタナベイビーくんによる楽曲解説に途中から参加するという形。
その後、ぼく単独でいろいろと質問も受け、同時期に発売になったぼくの「どうして旅に出なかったんだ」の話にもなりました。
1時間の番組なので、使われるのはほんの一部分のはずですが、お楽しみに。
放送予定日は5月2日。

3月26日(木)「盛岡 クラムボン」

いつも12月に歌いに来ていたので、春に来るのは初めて。
お客さんは季節や曜日には関係なく聞きに来てくれるのでうれしいです。
新しい詩集からの詩の朗読をはさみながら、2時間のライブ。
満員のお客さん。岩手県外や、岩手の沿岸部の津波の被害のあった町からはるばる聞きに来てくれた人もいました。

今までは仙台のテリーさんの車でまわっていた東北ツアー、テリーさんが病気で
入院しているため、今回は久しぶりに一人で電車やバスを使ってツアーしました。

3月25日(水)「青森 まんぶるず」

まんぶるずは前回お客さんで来てくれた人が勧めてくれたお店です。
店内には忌野清志郎とトム・ウェイツの写真が目立ちます。
ライブをたくさんやっているお店で、ここで歌っている人もお客さんで来てくれました。
一人で歌うにはちょうどいい大きさと雰囲気のお店でした。

3月24日(火)「弘前 アサイラム」

弘前は吹雪でした。飛行機が着陸できないかもしれない、という機内アナウンスに、「誰だ、山の中に飛行場を作ったのは」と津軽弁で怒る人。
予約の人が集まるのを待って、20分遅れでライブをスタート。
狭い店なので、ついつい目を閉じて歌います。
約2時間のライブの後も、相変わらず雪は降っていました。
春になりかけていた津軽に雪をもたらしたのは誰だ、と津軽弁でぼくに冗談を言う人もいた。

3月23日(月)「雲遊天下とURCゴールデンベスト」

「雲遊天下」の最新号が出ました。
今回ぼくは「遠来」という歌の発生時の頃のことを書いています。
それから、ポニーキャニオンから、豪華な「URCゴールデンベスト」が出ました。
CDが2枚とDVDが一枚、それからフォークリポートの復刻版、URCレコードの第一弾だったという高田渡と五つの赤い風船が片面ずつのLPレコードの復刻盤。ぼくはこのレコードを持ってなかったのでとてもうれしい。ぼくの曲は「大阪へやって来た」と「一本道」が収められています。

3月22日(日)「美術展とライブ」

東京都現代美術館に、浅井裕介くんの壁画をユミと見に行きました。
浅井くんが今まで展覧会や作品制作で訪れた世界中様々な土地の土を水で溶いて描いたそうです。土にはいろいろな色があることがわかります。
天井の高い大きなギャラリーの壁と天井と床のすべてに描かれた巨大な浅井くんの絵には、子供のころからの浅井くんの様々なものがこめられていました。今日は展覧会の最終日で、5時半からその絵を水とスポンジで消すことになっていたのですが、その前のトークで、実は本当は消したくはないんだ、という浅井くんの話は胸を打ちました。
描いたものを消さないと次に進めない、そうかもしれないと思いました。
ぼくも浅井くんの絵を消すのを少し手伝いました。
浅井くんも10年ぐらい前からの知り合いですが、もう一人昔から知っているアーティスト太田三郎さんの作品もとてもおもしろかった。鉄腕アトムの作品、よかったな。

そして夜は代官山の「山羊に、聞く」に、カオリーニョ藤原とふちがみとふなとの歌を聞きに行きました。
カオリーニョはボサノバでもロックでも、なんでも弾けるギターリストですが、歌もなかなかよくて、歌詞もかなり個性的。
「真実」というニューアルバムでは、ぼくの「夕日は昇る」をボサノバでカバーしてくれています。
清楚な感じのふちふなもよかった。最後に飛び入りのあがた森魚の歌も久しぶりに聞きました。
あがたくんの存在感のある歌を聞いていたら、ぼくと同世代の人たちの歌を聞きに行きたくなりました。

3月21日(土)「ポエトリーリーディング」

詩集の発売を記念して、新宿の朝日カルチャーセンターで詩の朗読会。
単独で詩の朗読会をするのは初めてでした。1時間半というのは、話をしながらでもたくさん詩を読めてしまいますが、歌と同じように、だんだん調子にのってきて、最後はちょっと時間をオーバーしてしまいました。
次回は青山のブックカフェで4月8日に朗読会をします。
3月15日(日)「横浜マラソン」

第一回目の横浜のフルマラソンで走りました。25000人近い人が走ったそうです。
途中の11キロは首都高を走るという珍しいコースで、横浜市もそれが自慢みたい。
根岸駅とフィニッシュのみなとみらい臨港パークと、2か所でユミが応援してくれました。
結果は3時間26分48秒。まあまあです。3年前に椎間板ヘルニアになって以来、早く走るという気持ちは少なくなって、ちゃんと完走しよう、と思って走っています。

3月12日(木)「サイン本」

「バス停に立ち宇宙船を待つ」のサイン本をつくりにナナロク社に行きました。
書店や通信販売用だそうです。
ユミが横浜駅で買った笹団子をみんなで食べながら、約2時間かかりました。
住みやすそうな旗の台という町に突如自生を始めた植物のような出版社。

3月11日(水)「4年目の3月11日」

東北大震災から4年たちました。4年たって、この日が、日本中の人が共有する日になったんだなあ、と思いました。世の中が風化と言っている現象とは別に、しっかりとぼくたちの日常の根底に根を生やしています。
そして改めて、復興にそんなに拍車をかけなくてもいい、ただあの日から始めればいいんだ、と思いました。
3月7日(土)「南青山マンダラ」

東京で初めての詩集発売記念ライブ。書店での発売が遅れていることもあり、先行発売という感じです。
最近なぜか頭に浮かんでしまう「悲しみの紙」など、今歌いたい歌をたくさん歌いました。休憩はとりませんでした。
終演後に今日もたくさんの人が新しい詩集を買ってくれました。
ポケットに入るので、帰りの電車の中で読んでくれた人もいるかも、と想像しています。

3月21日の朝日カルチャーセンターの朗読会では、この20年間のニューヨークの話をしながら、詩を読みたいです。

3月4日(水)「川島小鳥写真展」

夜の9時までやっていると思ってのんびりと渋谷のパルコに写真展を見に行ったら、なんと今日はイベントがあって6時で閉館になっていました。でも川島小鳥さんの写真集を出版したナナロク社の人を呼んでもらったら、ぼくもユミも中に入れてもらえました。
急きょ決まったという川島小鳥さんと台湾のシンガーソングライターのクラウド・ルーさんのトークイベント。
パルコ・ミュージアムは若い人たちでいっぱいです。
トークの最後にルーさんの歌も6曲ほど聞けて、なんとなくラッキーな気分。
会場では川島さんとごあいさつできました。
「若い人たちはかわいいなあ。感性がまっすぐで、とても一生懸命で。」とユミはしきりに若い人たちの持つパワーに感心していました。(ナナロク社の人たちも1976年生まれです。)ルーさんの台湾語の歌を聞いていたら、川島さんの写真が生き生きとして見えたのは、写真に撮られているのが台湾の若者たちだからかもしれません。

3月1日(日)「金沢 JO-HOUSE」

学生町、石引のJO-HOUSEで毎年恒例のライブ。学生は割引料金です。
そのせいなのか、若い人が多く、いつも満席になるのがうれしいです。
オーナーの本池夫妻には男の子が生まれていました。

2月28日(土)「金沢 シネモンド」

伊勢真一監督のドキュメンタリー映画「妻の病」の上映の後に、40分ぐらいの伊勢監督とぼくのトークライブ。映画とは別に500円のトークチケットが必要だったにも関わらず、映画を見に来ていたほとんどの人が残ってくれました。この日は伊勢監督がいつにも増して熱く語り、ぼくは主に相槌を打つ係。間近で見る伊勢監督の真剣なまなざしに見とれていました。
トークの後は伊勢監督ともっきりやにピアノの佐山雅弘さんのライブを聞きに行きました。
2月27日(金)「京都 磔磔」

今日も磔磔で詩集の発売記念ライブ。大阪と同じくらいの数の詩集が売れました。
ライブが終わっても、しばらく席にいて詩集を読んでいる人がいるのを見て、うれしかった。
先行発売なので、書店に並ぶのは3月中旬ごろになるみたいです。
今の先行発売の分には、いろんな人たちからのコメントを載せたしおりが間に合っていません。
あとから、ウェブサイトで読めるようにしたり、欲しい人には届けれらるようにしたいです。

それから、ライブの前に京都新聞の取材を受けました。
土曜日朝刊「京都いろいろかたり」というインタビュー記事で4月(日程はまだ未定)に出るそうです。
2月26日(木)「大阪 ジャニス」

3月1日に発売予定のぼくの5年ぶりの新詩集「バス停に立ち宇宙船を待つ」の発売記念ライブです。
印刷所から直送されたこの詩集を、ジャニスで初めてぼくも手に取って読みました。
軽くて小さくてきれいな本で、ジーパンのポケットには入らないけど、コートのポケットには入ります。
いつも持ち歩く手帖のような詩集で、金色に光っていてとてもきれい。早く見てほしいです。
2月22日(日)

ニューヨークの寒さが夢のような、暖かい横浜に帰って来ました。
ニューヨークの天候(雪)のせいで、JFKの離陸が2時間ほど遅れて、成田からの交通手段はどうなるのかとハラハラしたけど、東京駅からの最終電車で無事家にたどり着きました。

2月19日(木)「トミ・ウンゲラー、カルメン」

ソーホーのドローイングセンターにトミ・ウンゲラーの「All In One」という回顧展を見に行きました。
トミ・ウンゲラーは絵本作家として知られていますが、エロティックな絵も描き、そのせいで彼の絵本は全米の図書館から現在も締め出されたままだということです。
現在はアイルランドで暮らしているというウンゲラーのドキュメンタリーフィルムがとても見たいです。

夜はメトロポリタンオペラに「カルメン」を見に行きました。HDでしか見たことがなかったので、ステージを見られてとてもうれしいです。
あっという間に時がたったような気がしたのは、ぼくがカルメンの音楽を大好きだからかな。
最近ロックバンドなどは知らないバンドばかりなので、こういった古典ばかり見に行っている気がします。

2月21日の便で日本に戻ります。戻ったらすぐに大阪と京都でライブがあるので楽しみですが、ちょっとあわただしい気持ちです。

2月18日(水)「100万回生きたねこ」

ぼくが作詞でかかわったミュージカル「100万回生きたねこ」が、2年ぶりに再演されることになりました。
主役の二人と、ダンサーたちに若干の入れ替わりがあるそうです。東京公演は8月後半の2週間です。

2月17日(火)「ドン・ジョバンニ」

風邪をひきました。鼻水をハンカチでふきながら、メトロポリタンオペラで「ドン・ジョバンニ」を見ました。気楽なお芝居で、風邪をひいていても楽しめました。
ユミはこういったばからしい話は好きではないみたいですが、ぼくはモーツァルトを初めて見たので満足。

2月16日(月) 寒い

今日はプレジデントデイで休日です。
昨日から死ぬほど寒い日が続いていて、気温-18℃(体感温度-28℃)とかでさすがにセントラルヒーティングも追いつかなくて、ついに家の中でセーターを着ました。
こんな寒い冬は初めてのことです。

2月14日(土) 「河原温」

先週からグッゲンハイム美術館で始まっている「ON KAWARA - SILENCE」をユミと見に行きました。
今日は5時45分からは寄付で入れる日だったんだけど、雪だというのに長蛇の列ができていた。
今まで作品の一部分は見たことがあったけど、こうやって全体を見られるのははじめてのこと。
その仕事量のものすごさに圧倒されました。
「I MET」という作品は、その日に会った人の名をタイプしてあって、そこにぼくがNYで過ごし始めたころに大変お世話になった後藤克芳さんとよしこさん夫妻の名前を見つけ、とてもうれしくなった。
河原温は去年の夏に亡くなったそうだけど、今回の展覧会はその前から本人の意向に沿って準備がすすめられてきて、回顧展という言葉がどこにもないのがすがすがしいです。

2月12日(木)「ランニング」

毎日寒いと公園に行って走るのがとても億劫になりますが、今日も意を決してユミと走りに行きました。
帰りにHOUSING WORKS(スリフトショップ)に寄ったら、バックハウスのベートーベンのピアノソナタ全曲集のLPレコード(10枚組)が無傷の状態だったので買いました。一緒に買ったスプリングスティーンの「トンネル・オブ・ラブ」はケースの中身がCold Playだった。こういうこと、本当によくあるんだけど・・・。
ま、一枚1ドルだしね。
明日の朝はこの冬一番の寒さになりそうです。なんだか今年の冬は本当に寒い。


2月10日(火)「友だちの誕生日会」

ぼくのランニング友だちのカクの43歳の誕生日。カクの奥さんのシゲミさんがケーキを買ってきて、キリコさん家族も来て、にぎやかにうちでお祝いをしました。ユミはサムゲタン風スープを作りました。
ドミニクはぼくのCDをいろいろ聞いて、二枚買ってくれました。日本語がわからないのに、ぼくの歌に興味があるみたいです。
キリコ一家が帰った後も、カクと夜中までレコードを聞きました。主に60年代のイギリスのロック。
シゲミさんもそらちゃんもとっくに眠り、最後はユミまで寝てしまいました。

2月9日(月)「北川悠仁くん」

ゆずの北川くんがうちに遊びに来ました。NBAのオールスター戦の仕事だそうです。
ユミと3人で、隣のフェアウェイの2階のレストランでステーキを食べました。
よく考えてみたらライブイベントで何回か一緒になったけど、お互いのことをいろいろと話すのは初めてのこと。
12月にTHE BOOMのラストコンサートに行ったとき、ぼくの後ろの席に北川くんが座っていて、2月にニューヨークに行くんです、と話かけられて、今回会うことになったのでした。

2月8日(日)「友人訪問」

12月に二番目の赤ちゃんを出産したキリコさんとドミニクの家を訪問しました。
彼らはブルックリンに住んでいて、うちからだと地下鉄で1時間ぐらいかかりました。
トリ団子の豆乳鍋を食べました。鍋はシンプルでおいしい料理。最高でした。

2月6日(金)「パン焼き」

部屋にガスオーブンがあるので、パンを焼いてみようと思って秤を買いました。
さっそくやってみたけど、あまりふくらまなくて失敗。外気温が-6℃と低かったので、そのせいにしています。
でもNYのアパートはスチームが入っていて、常にTシャツで過ごせるぐらい暖かいのですが。

2月5日(木)「クリス・オフィリ」

これも会期が延長されていたけど今週末で終わるのでニューミュージアムに見に行きました。
この人はイギリス生まれのアフリカの人で、もうだいぶ前に大騒ぎになったブルックリン美術館の「センセイション展」でデミアン・ハーストと共に物議をかもした「バージンマリー」のアーティストです。
聖母マリアが黒人として描かれ、しかも象の糞が絵にちりばめられていたために、当時のNY市長が激怒したという作家。
相変わらずの象の糞がどの絵にも使われていて、ぼくはこれが大好きです。

2月4日(水)「The last book」

チェルシーのJulie Saul GalleryにReiner Gerritsenというオランダの写真家の展覧会を見に行きました。
年に数回ニューヨークを訪れて、地下鉄の中で本を読む人たちを撮っている人です。
電子書籍は除外されています。こちらの人たちは本にカバーをかけないので、どんな本が読まれているのかよくわかって、こういう企画がおもしろいです。カバーをかけるっていいのか悪いのか。
その後、ユミがまだ見ていなかったので、MoMAにマチスを見に行きました。
よくわからないのですが、このマチス展はずっと異常なくらいの混雑で、会期を一週間延長したうえ、最後の週末の金曜から日曜の夕方までの3日間は、休まずにオールナイトでやるそうです。
ユミはいまいちかなあ、と言っていたけど、マチスの切り絵はやはりいいですよ。

2月3日(火)「雪とランニング」

セントラルパーク内のランニング用のコースはちゃんと除雪がしてあるけれど、家からパークに行くまでの道が大変で、ランニングシューズがぐしゃぐしゃにならないように用心して歩く。
シャーベット状になっているところは滑ると危ないし、ユミはとても慎重に歩いていました。
走っている最中も頭上の枝から氷が落ちてきたりするので、やっぱり危険。でも走りに行くのです。

2月2日(月)「雪」

また雪です。結構積もるかと思ったけれど、そうでもなく、そのかわり気温はぐんぐん下がりました。
1月31日(土)

ミュージックマガジンから、増刊号「どんとの魂」が発売されているころです。
年明けにやったぼくのインタビューもちょっと載っています。
ニューヨークにいるので雑誌自体は手元にないのですが、早く読みたいです。

1月30日(金)

ものすごく寒いのに、ブルックリンのウィリアムズバーグに行きました。
本屋に行ったりレコード屋に行ったり、古着屋に行ったり。
DecemberistsとSleater-Kinneyのあたらしいアルバムを買いました。
日が暮れると強風になり体感温度は-10℃ぐらいでしたが、明日はもっとずっと寒くなる予報です。

1月29日(木)

高松から遊びに来ている東海くんと成美さんとぼくたちの四人で、メトロポリタンオペラにチャイコフスキーの「イオランタ」とバルトークの「青髭の城」を見に行きました。
全然別の短い作品を組み合わせた二本立てで、ポーランド人の監督によれば、父親の強権の元に育てられたイオランタは、青髭の犠牲になるジュディスなのだということ。
イオランタの主演アンナ・ネトレプコがロシア出身の歌手だからなのか、カーテンコールの時に、ウクライナからの分離独立に反対する人がステージに上がり、旗を掲げるハプニングがありました。

それから、劇場でばったりデイブ・ヴァン・ロンクの奥さんのアンドレアに会いました。
元気そうでした。ユミにマティス展のことをしきりに勧めていたそうです。

1月27日(火)

夜中の風はものすごかったけど、雪の量はそんなでもなく、肩透かしと言った感じ。
セントラルパークでは子供たちが大勢そり遊びに興じていました。

1月26日(月)

今日から明日の夕方まで猛烈な吹雪になるという予報で、ニューヨーク、コネチカットなどの4州は厳戒態勢に入っています。マーケットはどこも長蛇の列で、パンなどは売り切れたそうです。
通常はオールナイトで走っている地下鉄も、午後11時から全線がストップしました。
こんなことは初めてかも。

1月25日(日)

22日からニューヨークに来ています。今日はセントラルパークでハーフマラソンがありました。
昨日の雪がまだだいぶ残っていたけど、寒さはそれほどでもなかった。
この時期のレースは雪や路面の凍結で中止になることもあります。

1月17日(土)「横浜 朝日カルチャーセンター・ぼくらの一本道を語ろう」

俳人、今井聖さんからの呼びかけで実現したトークの催しです。
今井さんとぼくは同じ年の生まれで、二人とも今年65歳。
今井さんは15歳から俳句を書き続けて、ぼくは18歳のときに街頭で歌い始めた。
俳句と歌で別々の道を歩いてきたけど、今井さんはボブ・ディランが大好きで、それからぼくの歌も70年代から聞いていてくれていて、つまり同じ時代を生きてきた、という話。
俳句の世界では有名な方ですが、長年男子校の英語の教師も続けてきて、そのせいか子供っぽいところもある人で、話が面白いです。
たぶん来てくれた人にもそれは伝わったんじゃないかなあ。一生懸命でいい企画でした。

それから、ナナロク社から出るぼくの新しい詩集は発売が遅れています。
一般書店では3月から店頭に並ぶ感じです。ライブ会場では2/26の大阪ジャニスから販売予定。

p.s.
しばらくニューヨークに出かけてきます。
戻るのは2月22日の予定です。その間の通信販売は発送をストップしますのでご了承ください。(友部正人オフィス 小野)

1月16日(金)「松本 Give Me Little More」

松本のイベントスペース「Give Me Little More」で今年初めてのライブをしました。
新美くんという若いオーナーが主催なので若いお客さんがたくさん来ました。
木造の住宅を改造してライブスペースにしたそうです。雰囲気がとてもよかった。

松本は前日の雪が残っていて、日が暮れたら路面が凍り、すべって転んで背中を強く打ちました。(それで首の後ろがその後数日痛かった。)
そんなことも一緒になって、思い出深い松本でした。

1月12日(月)「句集と幸福の王子」

火星の庭俳句会の合同句集が送られてきました。2012年と2013年の2年分が1冊になっています。
15人の参加者の俳句が20句ずつ、全部で300の句がおさめられています。
思えばこの2年間、ぼくの俳句は低調でした。句集を見てみて、改めてそう思いました。

ミュージカル・ダンスユニット「ドルフィンブルー」の「暁」という公演を見に行きました。
この作品の中で、ぼくの「空から神話の降る夜は」と「遠来」が朗読されるので、招待されたのです。作品はオスカー・ワイルドの「幸福の王子」でした。
詩人役のダンサーが「幸福の王子」を朗読し、そのまわりでダンスと歌が繰り広げられます。
若いダンサーたちの群舞はなかなか楽しかった。
もしかしたら今の時代に必要なのはオスカー・ワイルドの「幸福の王子」なのではないのか、などと考えながら帰りました。

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