3DXchange5 パイプライン テストシリーズ 5 J : MMD Motions to iClone
2012. 7.22 (Revised 10.22) by Hirospot (Personal Site)
MMD モーションを iClone 内で使えるようにするには
MMD motion to iClone
デモビデオ(vwm: 4M)
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Live Animation

Live Animation (バージョン Beta 4.29)
コピーライト:DreamFactory Co.,Ltd

Web Site
(日本語)

今回のテストはLiveAnimation (DreamFactory)と3DXchange5 Pipelineを使ってMMDモーションをiCloneに持ち込んでみました。

MMDモーションをiClone内で使えるiMotionにするには、BVH形式を経由して左手座標系にすることが必要で、LiveAnimationはBVHエクスポートの段階でその選択ができるようになっています。


また、持ち込みたいMMDモーションの動作確認にはLiveAnimationのサンプルアバターを使い、BVHでエクスポートして3DXchange上で開くと、人形形状のスケルトンが表示され、取り込んだモーションで動くようになります。

この人型スケルトンをキャラクタライズすることにより、iClone側で汎用的に使えるiMotion形式になります。


1
"Live Animation"を使ってMMDモーションファイルとTポーズを BVH 形式に変換します。
1.1

フリーウエアのLive Animationを開いたら4体のサンプルアバターの中から一つ選んで画面に出して下さい。
(クリックの後、アバターが不本意に複数表示された場合は1体だけ残し、他は削除します。)


Reset Motion

 

Fileのプルダウンメニューから
「モーションをTポーズにリセット」を選択します。

この作業は3DXchange5でキャラクタライズをする際に必要になります。

1.2 先にTポーズだけをBVHフォーマットでエクスポートします。
a)
FileのExportからBVHを選択し、左手座標系を指定してください。
b)
BVHフォーマットでエクスポートしたTポーズをLeft_T.bvh とします。
 
ボーンの状態が確認できます。
LLeft_Tpose

1.3
使いたいモーションファイルをインポートします。 モーション形式により、下表のように選択して下さい。
Imoirt Motion
a)

JAM,
LBX

この形式の場合には、FileからRoad Motionを選択します。

本テストではLiveAnimationのMotionフォルダにあるBECKY_PANKING.lamを使わせて頂きます。
注).jamは.pmmの前に使われていたフォーマットで、互換性は無いそうです。
b)

VMD
VMDの場合にはFileからImport/VMDと選択し、所定の.vmdモーションをインポートして下さい。(例)"kpm1-miku.vmd"
1.4
採用したモーションをBVH形式でエクスポートします。
a)
FileからExport/BVHと選択し、ここでも左手座標系を指定します。
b)
採用したモーション(BECKY_PANKING motion)を BVH 形式でエクスポートします。
(ここでは右の名前にしました:Motion _L.bvh)
 
L_Motion
 
2
"3DXchange5 Pipeline"でBVHを iMotionにコンバートします。
2.1
3DXchange5を起動し、MotionLibraryの中にファイル名があることを確認し、Tポーズのデータを開きます。
  LiveAnimation側でスケール調整をしてない場合には、スケルトンモデルの形状がとても小さいままなので、黄色のダミ-を表示し、同じサイズまで拡大します。(本テストでは17倍しました)
 
3DX_T
2.2
Motion Libraryの中にBECKY_PANKINGモーション、またはVMDモーション)をインポートします。
その後、"Add to Perform"ボタンを押してPerform Editorの中に表示します。
 
BECKY_PANKINGモーションがプレビューできます。
3DX_Motion

2.3
Tポーズを選択し、"Convert to Non Standard Character"ボタンを押してから”Bone Mapping”タブを押し、各ボーンを一つ一つマッピングします。
a)
どこからはじめても良いです。ボーンサイズを拡大すると作業が楽になります。表示が赤から綠色に変わればOKです。
b)
マッピングが完了したら、”Activate”ボタンを押すとキャラクタライズの結果が確認できます。
 

2.4
Activeモードの状態でキャリブレーションを実施します。 
 

Active状態でモデルの姿勢が動く時はPropertyの中にあるヒップ オフセットダイアルを使って合わせてください。

Calibration
2.5
"Convert" ボタンを押すとモーションが変換されますので、"Apply to iClone"ボタンを押してiCloneに移します。
 
Motion Updated
2.6
一応、File/ExportでAnimationを選択し、今のモーションをiClone Custom Folderの中にも保存しておけば安心です。
 
 
3
MMDモーションをiClone5 上でプレビューします。
3.1
Animation/Motion/Custom Folderの中にさっきインポートした2つのファイルがあることを確認しましょう。
MMD motion
3.2
MMDキャラクター達をプレビュースクリーンに読込んだら、足の裏を床面に着けます。
 

必要に応じて、MMDキャラクターにTポーズを適用して下さい。
MMD characters

3.3
Animation/Motion/Customと選択し、BECKY_PANKINGモーションを適用します。(本テストではMotion _Lとしてあります)
  Motion_iC5
3.4
Go to Export for デモビデオ (vwm 4M) モーションを保存する場合はExportタブから必要なフォーマットを選択して下さい。
3DXchange5 パイプラインテスト : MMD Motions
2012. 7.22 Mod 8.17,10.22 by Hirospot