3-500Zの動作周波数の限界に挑戦


左の奇妙な風景は、3-500Zを144MHzで使うための予備実験、実装を想定し鍋の中でテストしている。集中定数なのか、それともスラブ型(同調板型)なのか判別のつかない、実にユニークなタンク回路と機構。
この方式で、150MHz台で容易に共振させることができ、初期の目標を果たすことができた。同調は半円のショートリングを回転することにより実現する、いわゆる「バリL」である。
右は実装した状態・・・一風変わっている、出力の取り出しはL(半円板)よりタップダウンしてVC経由にて行う。しかし、最後は管内インダクタンスとの闘い(400Wもの自己発振)になり、「直列同調半波回路」を採用することになった。
(Hand Made RadioとDrawingsのコーナーに、その144MHzアンプの紹介があります)

日の目を見なかった3-500Z/144MHz終段部スケッチ
リードインダクタンスの少ないセラミック球なら十分再現性があります、どなたかトライしてみて下さい。