Making HF All Wave Radio Receiver(0.5〜32MHz)・・・少年時代の夢再び!
少年の頃夢に見た本格的HFオールウェーブ受信機を現在の技術で実験・製作するページです
(一般的なIF=455KHzの「高1中2受信機」とは一線を画しますのでご注意を!)
ここから以降は、未だ製作方針が決まらなかった頃に書き出したページです。そのまま使える部品があったり、また無かったりします。まだDDS-VFOが構想に無かった時の書き出しです・・・。
May 21, 2002 TRIO OLD 455KHz IFT & 3.5-10MHz COIL
オールドファンには懐かしいTRIO(現KENWOOD)のT-38(455KHzIFT)と、高1中2スーパー受信機用コイルS-B(3.5-10MHz)。友人の外岡氏/JF2KTVより届いた。コイルは目的に合致しないが、430PFの3連VCと組み合わせれば所定の周波数のシングルスーパーが出来る。IFTは455KHzなので色々な用途が考えられる・・・通常のIFT、BFOの同調、リング検波器etc。
May 12, 2002 Presetable Frequency Counter Checked
周波数カウンターKitを製作・チェック。カウンターに3,550.0KHzのキャリアをPC-VFOより入力し、動作確認する。写真の様に程良いコントラストで周波数を表示してくれ、まずは大成功。
周波数のオフセット設定は基板背面のスイッチで簡単にできる。SW-Aを押しながら電源を入れると設定モードに入る。SW-Aを一度離しトグルで減算/加算の「±」設定、SW-Bで桁送りしSW-Aで数字設定後最後は「KHz」に桁送りしSW-Bを押して決定、SW-Cは操作中のリセット。測定信号が無くなると設定した周波数が表示される。
こうした物が20年も前にあれば、もっと自作受信機の製作に拍車がかかった筈と勝手な想いにふけっている。アマチュアの製作意欲をくすぐってくれるKitを出してくれた(株)アイ・ユー・エスさんに感謝です!。
May 11, 2002 Presetable Frequency Counter
周波数カウンタKitを取り出す。昨年のハムフェアで入手した(株)アイ・ユー・エス(CUT&TRY電子工作愛交会)の「周波数表示カウンタKit V3」の確認をする。半年間何もしないで放置してあったモノ。このカウンターは周波数を計るだけでなく、IF周波数をプリセットして測定周波数をオフセット表示してくれる。シングルスーパー受信機なら、局発周波数を測定して、表示を受信周波数にする事が簡単に出来るスグレモノ。最小表示桁は10Hzまで。これにより周波数ダイアル等の、機構部分の作りが随分と楽になる。便利な時代になった。
Apr 30, 2002 Dial Knob
メインチューニングに使うウェイトノブを入手した。硬質アルミを削りだしたもので重量感がある。直径は70mmでシャフト穴は6mmである。指の引っ掛けも付いており、なかなか気のきいたノブである。これを回しながらVOAやBBCを聴く・・・夢だけは既にワールドワイドに広がっている。
Apr 4, 2002 Linear Scale Variable Capacitor
まだ構想段階です。昭和50年(1975年)頃、静岡市の岩崎ラジオ(現在も同じ場所にあります)で、店で売れ残った松下電器の周波数直線VCを全て買い込んだ(右)。余談だがその時の店員は内田さん・・・今頃どうしているだろうか?。VCはECV-4DX-18(RF&AntiqueGoodsコーナーに掲示)と称する180PFもので、4DXは4連、3DXは3連だった。私はこのVCの大ファンで、当時430PFを使った製作記事が多かった中で異色だった。このVCは正確には187PFで、fmax/fmini比を2.35にとると、その間の周波数スケールが直線(ダイアル回転角度に対する周波数変化量)になる特徴があった。
その後友人のJF2KTVからボールドライブ付のギアメカ(左)を譲り受け、何時か日の目を見させてやろうと心に誓っていた。
四半世紀以上経った2002年、このVCと高回転比のギアメカ、それにデジタル周波数カウンター、DBM、PC-DSP等々を組み合わせて、今でも通用する受信機を作ってみたくなった。
具体的な作業には未だ入れないが、徐々に作業を始める予定である。