ネットサーフ中にNTTの無線ルータPR-400NEのUSBポートの話題が目に入る。FAT32フォーマットのUSB-HDDに"HomeICT"と称するディレクトリを作り、USBポートに差し込むとネットワーク上からディレクトリを覗くことが出来るとあった。自宅のルータはPR-400MIなのだが、USBポートが付いていたので同様の事が出来るものと思い購入した経緯がある。ところが見えたのはWorkGrouopのSamba-Serverとその中のプリンタアイコンだけ。何とかフォルダを作れないものかとNTTさんへ相談しても非対応の一点張り。ネット上の取説に記されたUSBポートを見て使えると思った方も多い筈。それで今日の発見。16GBのUSBメモリ(FAT32)に"HomeICT"ディレクトリを作成し、USBポートへ差し込んで様子を伺う。PCからネットワークを覗くと暫くしてWorkGroupフォルダが現れ、さらにそれを開くが現れたのは前述と同じ。何てこったぁ!PR-400MIじゃダメかぁ。一喜一憂させてくれる機械だこいつは。現状のシステムはBuffaloの無線ルータのUSBポートに依存してNASを構成している。上記が実現すればBuffaloが撤去できスマートになるのだが、なかなか問屋が卸さない。HDDでも試してみるけど、NTTさん何とかして…このままじゃ誇大広告じゃん!。 |
予想通り絶不調の朝。気が付くとコタツで寝ていた。カミサンが布団を掛けてくれてあった。おもむろに寝室に移ったが起きたのは13時前だった。それでも昼食後はカミサンに尻を叩かれ、酔い覚ましのスルガエレガント切りで山に入り汗を流した。 さて工房では3年程前に中古購入したIBM/ThinkCentre(Pentium4/3GHz/1GB)が稼働中。空き時間にSSD化を試みた。SSDはOFD社64GB/IDE。コピーツールをCDブートで起動して作業を進め無事完了。ところが元HDDが120GB、受け側64GBには余りにもアンマッチでNG。デフラグツールでファイルの連続性を見ると全体に疎ら。デフラグしたら使えるかも?と淡い期待の下デフラグする。綺麗に揃ったが、HDDの半分位の所にファイルがある。SSDも似たサイズだから行けるかもしれないと再びコピーを試みるがやっぱりダメ。結局SSDへクリーンインストールするハメになった。SSDでの感触は確かに早いが環境設定が残ってしまった。120GBのSSDがあれば話は早いのだが、問題はコストと唸る。 写真はその様子。オンマウスは親父の支援でミツバチの巣素張りをやっているところ。電気コテより針金に電流を流してロウ製の巣素へ食い込ませるこの方法が良い。 |
4月29日にスルガエレガンンとと一緒にタケノコも届けて欲しいと依頼を受け、朝5時半からタケノコ掘りで大嶺の檜林へ出掛ける。夜明けが早くなったとは言え、この時間に活動して入る人は全く居ない。2週間ぶりだが、茶原に出たタケノコが目を引き思わずシャッター。既に身の丈近く伸びているタケノコが多い。食用には出来ないし、成長すると邪魔なので根元から倒す。食用に出来そうなモノを探して林の中を歩き30Kg程を掘り持ち帰った。朝食前に皮を剥き釜茹でを開始。約2時間茹で流水に漬け汚れを流す。そして水を切ってビニール袋に入れスルガエレガントの箱に忍ばせた。一方生タケノコ希望の依頼人へは土を落とした後新聞紙に包みこちらも同様に忍ばせた。毎年のことだが喜んでもらえると思うと自然と力が入る。写真は茶原を突き抜けるタケノコとオンマウスは釜茹での様子。 この日の晩は毎月持ち回りで行われる旧隣組の報徳の寄り合いがあった。報徳訓読み合わせ儀式の後は、一杯やりながらの情報交換。よせばいいのに勧められるままに秋田の冷酒を飲み続け、絶好調を通り過ぎてしまった。目まいが併発し真っ直ぐ歩けない。車で送ってもらい辛うじて自宅にたどり着く始末だった・・・お恥ずかしい。 |
74HC4067や74HC148などどこの店にも置いたあるだろうとたかをくくっていた。ところが静岡のマルツさんでは箸にも棒にもかからない、全く商売っ気を感じない雰囲気にやや落胆。 しゃあないなぁと困ったときのサトー電気通販を尋ねるが4067が無い。その代り7mm角1KΩVRの50個のまとめ買いが成立。 それでICはRSオンラインの門を叩き無事ゲット。ただし1個単位の販売は無く最低5個。例えば6個欲しいとなると10個買う必要があり融通が利かない。でも着払いで翌日に届く速さには大満足。 こうして前日までに制御基板に乗せる部品が揃った。しかし連休の初日と言うのにそちらには手を付けられず、週末恒例のウィークエンドファーマーと化していった。 写真は揃った制御基板用部品。右下の大き目のICが74HC4067。こいつが意外と地方のパーツショップにはない。左の青袋は74HC148で、その上が1KΩのVR多数。他ソケットや基板が見える。RSではICの輸送に黒いプラスチックカバーを1個1個に掛けている。 オンマウスは西の谷津のスルガエレガントの運搬風景。モノラックに100Kg程積んで下山中。これが無いと仕事にならない。 |
IC-720の時代からicomのRigを使っている。振り返ってみるとIC-720/720A/750A/760PRO/736/756/706MK2G/791D…と色々懐かしい。現在は末尾3者が活躍中だ。さて以前から、Rigのバンド情報でアンテナやHPA切替が出来たら良いなぁと思っていた。icomのRigはHPAのバンド切替用にバンド毎に異なる電圧を出す機能がある。この電圧をコンパレートすると容易にバンド情報が得られ、HPAやアンテナ切替をRig操作に連動させることができた。最近、真空管HPAのプリセットチューンを試みているが、Rinからのバンド情報取得が問題になった。この昔の手法ではWARCバンドの区別が出来ないバンドが存在する。18MHzと21MHzや24MHzと28MHzの扱いが同じなのだ。やっぱりCI-Vデータから取り出さなきゃダメか。自作のハードロジックが頭に浮かんだが、待てよとネット検索したらやっぱり。PICでCI-Vの周波数データからバンド情報を取り出しているOMが居られた。難しいことは考えないで早々に飛びついた。写真はJA4BUA繻エOM設計の頒布基板。Rigのバンド切替で見事にリレーとLEDが追従する。またJA2HYD山越OMも同様にPICでアンテナ切替を実現されている。自分よりご年配のOM陣の奮闘に思わず拍手だ。 |
20日は今年初のスルガエレガントの収穫。カミサンと午前中西の谷津に入ったが、自慢じゃないがここは完全無農薬。肥料も刈った草程度で殆ど手を入れていない。温州ミカンなら絶えてしまうのだが、夏ミカンは自然に強く毎年多くの実を付ける。150Kg程収穫したが、途中からカミサンはフキ取りに熱中、自分は草刈機を取り出した。先日移設したモノラックも好調、やはり効果は絶大で仕事をする気になる。 21日はカミサンはOG会で外出のためこれ幸い。スルガエレガントの初出荷とタケノコ茹での一方、懸案(デジタルアンプテスト、SERVO-TUNE、LAN架空ケーブル束線、PA機材整理)に手を付ける。写真はPICアクチュエータKitのPICを複製するために探し出してきたマルツ電波のPICライタ。福井単身赴任時代にGPSロックOCXOの実験をしている最中に使ったものだが、3年も触っていないと使い方やソフトが何であったかも忘れてしまう。当時を思い出しようやくソフトを見つけてインストール、そしてUSB-232Cポートの設定等など、何とか読み出しと書き込みが実現し複製を3個製作。これで自作アクチュエータ基板に使える。えっ、複製は御法度?・・・まぁ3つもKitを買ったんだから予備と言うことで、秋月さんトライステートさん宜しくです。 |
秋月電子のPICアクチュエータKit基板が先週土曜に到着、早々に組み上げRC-SERVOをつないでみた。今まで某高専の教授提供の基板に積分回路とコンパレータをディスクリートで組んでいた。ところがこのKitは、基本的にPICと外付けCRが一個ずつで用が足りる優れもの。2個のポテンショメータにより2点のプリセットが可能だが、ポテンショメータをバンドと制御系統(バンドSW・PLATE・LOAD)ごとに用意すれば容易にオールバンドのプリセットチューンが可能になる。写真は基板ごとにRC-SERVOをつないで動作を確認しているところ。 さて工房では、無線LANによるネットワークHDDのファイル喪失はもうこりごりと、直貼りの有線化を始めていた。暫定的に玄関のサッシ端に丸LANケーブルを押し当て扉で圧し何とか鍵がかけられる状態でいた。ところが家族からは実に評判が悪い。ケーブルが目立ちみっともない。おまけに鍵のノブが重たくて親父からは開けられないと苦言。そこで登場したのがスーパーフラットLANケーブル。縁側欄間の土壁と柱との間に1mmの隙間があり向うが見える。これ幸いとスーパーフラットケーブルを通すことに成功。問題が一機に解決。オンマウスは外に取り出した軒下のスパーフラットLANケーブル。 |
13日はヒヤミズと大嶺でタケノコ掘り。前者は一昨年9月の台風以来、竹枯れ現象が目立つ。今は根が腐り倒れだす状況だ。そのためタケノコはなるべく残すよう努めたがそれでも収穫20Kg。後者は竹藪がヒノキ林へ侵出したものだが、元々ミカン畑で土地が肥え育ちが良く50Kg。せっせと子孫を残す彼らは実にしたたかだ。これらを午前と午後に分けて釜茹で。火の番はオヤジ。2時間じっくり茹でるのが家の習わしだが、最初の釜で火をドカドカと焚き1時間で切り上げるマイペースに苦笑。掘って直ぐ茹でると柔らかく独特の味わいになる。終了後、伊野でポンカンの苗木へ日照り対策をするカミサンの支援。夜は翌日の花見のPA準備で軽ワゴンに機材積み。オッと忘れちゃいけない、向う山のモノラックを西の谷津へ移動。90Kgもあり一人じゃ無理なので義兄の支援を仰ぐ。これで甘夏の収穫もOKだ。盗まれたモノラックは今頃何処に…。 14日は7時半から花見会場でPA設営。屋外で鳴らす新装置はこの日がデビュー戦。親戚の法事で中座して戻ると、ステージは演目が始まる。演者やMCのボイス、ipodのBGM、ご年配のフラダンスCD、トロンボンのカルテット等それなりの音だ。このような催事が好きなのか、自然と体や指が動くのが不思議だ。 |
8日朝までに手持ちオールドPA機材のチェックを完了。PM-700は1977年購入なのに良く動くものだと感心。ところが後段のパワーアンプとSPを考えたらELK/PA-51が頭に浮かんだ。PA-51は5chミキサとパワーアンプを内蔵しSPが付属。30KgもあってミキサだけのPM-700よりは格段に使い易い。などと思いを巡らせると所詮は昔の機械だよなぁとなった。おもむろにネットでPAグッズを検索するとビックリ。高機能・高出力製品が目白押しで超破格だ。月給の10倍でPM-700を買い、50Kg余あるフロントロードホンSPを転がし、200W級アンプを自作していた時代を自慢している場合じゃない。10chMix/600Wx2のパワード・ミキサが3万もせず、600WのSPが1万足らずで存在することを恥ずかしながら初めて知る。こりゃ昔の機材の出る幕じゃない・・・。ボランティア心も手伝い衝動買いに走る。写真は11日、PAグッズで埋まる工房。手前にPM-700、向うにELK/PA-51が2台、上には前日までに届いた衝動買いのBehringer/PMP1680Sと奥にCLASSIC PRO/CPS12。PMP1680Sは2chなら600Wx2/4Ω、1chなら1200W/8ΩのRMS出力を得るデジタルアンプ内蔵。CSP12は600W/8Ωプログラム入力を誇る。30年前は想像もできない数字だ。 |
7日の深夜、カミサンが回線端末やルータの棚を見上げカチカチ音がすると呟く。見るとネットワークHDDでアクセスランプが点きっぱなし。確かにカチカチ音。そういえば最近、HPメンテナンスでファイルの上書きを試みるとハングアップすることが幾度かあった。工房の無線LANに至っては、書き込み遅延の発生でファイルを壊す体験を幾度も・・・。苦い思いはこりごりと、工房は前日有線LAN化したばかりだった。電源を投入するとアクセスランプが何分も点きっぱなしになり、消えるまでアクセスが出来ないことがようやく判った。消えてからもPCからのアクセスで同様になるかららちがあかない。それで、PCへUSB接続しCHKDSK/SCANDISKコマンドを走らせ様子を診る。接続してもHDDの内容認識まで暫く時間が掛かりやはり変。コマンド処理は膨大な時間を要すためそのまま床に就くが結局8日朝までかかった。それで何とか無事復帰した模様で、USB接続すると早い時間でファイルリストが表示される。これ幸いと、一気にデフラグを掛ける。これも何時間か要したが無事終了しHDDは定位置復帰。実害は7日朝のHamLogデータ紛失たが、バックアップから修復して事なきを得た。ただでさえ時間が惜しいのにとんだ騒ぎだった。 |
富士市で35年振りになる大相撲富士山場所が同市の富士山メッセで行われた。富士市在住のカミサンの兄貴のはからいで、カミサンと御両親、そして親父とで相撲観戦を楽しむ。桟敷席と聞こえは良いが、実はイベント開場のコンクリの上にシートを敷き、黒テープで間仕切りして薄い座布団が置いてあるだけ。足の悪い親父には針のムシロみたいなもの、持ち込んだ樹脂製の椅子に腰を掛け難を逃れた。 親友から14日に行われる花見イベントのPA依頼があった。管楽器の演奏があるらしい。もう四半世紀も使っていない機材でやや気が引けたが、動作を確認し一肌脱ぐことになった・・・お人好しぃとカミサン。 写真は大相撲富士山場所の向正面に陣取った親父達。遠方に土俵の力士の姿が見える。それにしてもまぁ良く集まったものだ。相撲よりその人の数に驚く。共に主催者の意気込みを感じる。 オンマウスはテストのため倉庫から取り出してきたミキサーYAMAHA/PM-700、そしてMICとヘッドフォン。恐る恐る電源を入れ、ヘッドフォンを被りMICに向かって「ハロー・ワン・ツー・スリー」。歳月を感じさせない予想外の安定動作を示した。ちなみにマイクは左からCM-2000(2本・CUSTOMTRY)、DM-D39(AIWA)、SM-63L(SHURE)。 |
7日朝、久し振りにHanaの散歩に付き合う。太田ポンカンの苗を植え付けた伊野の畑へ上った。昨日午後から本日未明まで続いた雨のためか、道端に沢蟹が姿を見せうずくまっていた。と言うより何処からか流されてきたのだろうか。Hanaは猫や犬などの獣には目の色を変えて興味を示すが、この様な小動物には「アッそう」と言う感じで素っ気ない。それで蟹をけしかけて動きを演出したり、Hanaの鼻先に蟹を置いたりと努力を重ねた結果がこの写真。何となく興味を示した雰囲気になっているだろうか・・・Hanaと蟹には迷惑は話だろうが。 オンマウスは懸案だった無線LANの遠距離伝送テスト風景。軽トラに屋根馬で1mパラボラを組んで移動。有線LANを出先のPCへ無線でつなぐ端局(AP-1421)は中古だが近距離動作は確認済み。6日雨の夕暮れ時、自宅工房(同型パラボラ)と大嶺間見通し約1.7Kmでテスト。SpeedTestを走らせると、近距離では4MBPS程度出ていた速度が半分程度に落ちる。しかし電気も電話も無い山頂でインターネットや自宅サーバーアクセスができるのは何とも不思議な世界だ。方向調整は、ただ向けただけで受信レベル等は見ていない。これより良い方調ポイントがあるものと思われる。 |
4月4日に太田ポンカンの苗木が届く予定だった。当初は切り株が残ったままの状態で間に苗を植えようと考えていた。しかし、ポンカンは根が浅く、地が固く根付きが悪いとなるとさすがに弱気になる。それでいつもお願いする業者S氏に根おこしと耕しを先月に依頼していた。超多忙の御様子だったが、4日の午前中重機2台で行うと3日の晩連絡があった。4日は久々の休暇を頂戴しその対応にあたった。 4日7時半よりS氏親子による2台体制で作業が始まった。2台だと早い早い!、11時頃までに所期の作業が終了。その後昼食を挟み掘り起こした根っこを軽トラに山積み、大嶺の檜林へ廃棄すること3回。3回目は平行して苗の引き取りでカミサンはJAを往復。ようやく届いた苗だが、この日は時間切れで苗床を作り、植え付けポイントに竹竿を立てるだけで精一杯だった。翌5日はカミサンがカミサンの御尊父の支援を受け50本程植え付け・・・頭が上がらない。そして6日、この日は自分一人で更に10本程植え付け。重機の入らない部分をテイラーで耕しようやく形になった。写真は4日重機作業開始前の畑、オンマウスは6日植え付けが完了した様子。苗が根を張り収穫できる実をつける様になるには5〜6年はかかるだろうか・・・気の長い話だ。 |