JH2CLV's Topics & Memorandam
April 2017

Arp 29-30 リモートシャック・サーバーPC交換…その他諸々
数年前先輩H氏から届いたVERSAPRO/NECは、Win-XPだが安定で今もリモート局サーバーPCとして活躍している。しかしVisual系ツールが乏しくWin-7へ乗換を考えていた。実は、その後もH氏からWin-7のDYNABOOK/TOSHIBAが届いた。ローテータ角度等をカメラで見ようと、このDYNABOOKを投入したが一筋縄ではなかった。RS-BA1でサーバ設定すると妙なハウリングが出っ放し。使い方の問題かと、考えつく設定をとっ替ひっ替するがダメ。半分諦め掛けた時もしやとデバイスマネージャを覗いた。するとHighDefinitionAudioと称するMicrosoft標準ドライバを発見…ベンダー名付きドライバじゃない。これかも!とばかりTOSHIBAサイトの正規品をインストールすると見事に動作(CHIPSETも更新)。ドライバソフトに選択肢があり、ようやくらしい動作が実現。ところがこのデバイス、無線機の音声出力とレベルダイアが合わずVRを絞っても歪む。icomに尋ねるとIC-7600はレベル固定だが、IC-7300は調整可と判明。デフォルトは50%だが、これを絞り無事適正レベルにセット。Audioデバイスなら入力にLineとMicの選択がある筈と思うのは昔の人間だけか…。このPCにはそれが備わっていない様で、随分と回り道をしてしまった。写真はそのDYNABOOK。オンマウスは自宅の柿の木越しタワー&アンテナ群。さて、29-30日は伊野と田んぼの草刈りで時間が過ぎて行った。

Apr 26 最近のホッとするシーン
左の写真は4月23日夕刻、屋敷のポンカン畑で草刈りをしている最中に見つけた小鳥の巣。おそらくシジュウカラかヤマガラのとか…。
オンマウスは22日朝、大峰(リモートシャック下)のヒノキ林でタケノコ掘りをしている時、朽ちた切り株の隙間で発見したコクワガタのメス。指で引っ掻いて取り出した。6本脚でしっかりと踏ん張っているが、まだ寒いのか動こうとしなかった。
右は22日午後、田んぼのミカン畑で草むしりの最中カミサンが発見したイモリ。草の根元に忍び込んでいたが、こいつもまだ寒いのか動きが止っている。湿り気だけで良くここに辿り着いたものだと驚く。まだ朝は一桁台に気温が下がる時間もありなんとなく頷ける。
自然を相手にしていると、こうしたシーンに偶然遭遇することがあり楽しい。 もう少しで訪れる夏を待ちわびているのだろうか。自然の生き物ってのは季節感を持っていて本当に正直だと思う。

Arp 23 今シーズン初のタケノコ掘りと屋敷ポンカン畑の草刈り
午前中カミサンとリモートシャックのある大峰で今季初のタケノコ掘り。今年は桜の開花が遅れたように遅かった。ちょっと遅いかと昨日大峰に赴いた時に藪を覗いてみたら、丁度良い大きさのを複数個確認していた。掘ったタケノコは現地で皮をむき自宅へ持ち帰る。今日の重さは50kgを下らなかたので、皮付きのまま持帰ったらその倍以上はあったと思う。早々に10升超釜と中釜を屋外で焚き、室内では大鍋を2台のガスコンロに掛けた。其々2回ずつの焚き込みになり、午後は殆ど火の番と化した。
その合間を縫って屋敷ポンカン畑の草刈り。不精をして放置してあったため随分重たい草刈りになった…草が歯に巻き付いてしまうから。途中から火の番はカミサンに預け草刈に集中。17時過ぎまで続けるが、草が重い分腕や足腰はふらふら状態。50代の頃はこんなことは無かったのに、とその老人振りをカミサンと笑った。
茹で上がったタケノコは自然に冷まし、冷水を垂らしておく。早々にご近所や親戚にお裾分けに回り半数程度は消えて行った。明日家族やその他の皆さんに発送すると程良い数が残り自家用となる。例年のことだが季節の味は何とも言えない。釜茹で中は辺りにはタケノコの香りがプンプンと漂った。写真は大峰で掘ったタケノコの一部。オンマウスはタケノコの釜茹で。吹くまで30分、その後1時間半茹る。

Arp 22 リモートシャック鉄塔作業…富士山カメラ復活とローテータケーブル布線
6時にリモートシャックへ赴き、エージングしていた富士山カメラを定位置へ投入。併せてLANケーブルを屋外仕様に交換。しかしここ暫く雨や曇りの日が多く、この日も富士山は望めず。近日中にアングル修正で登る予定。懸案のアンテナローテータケーブル(6芯)も同時布線。LANケーブルと共に△タワーの内側を降ろし収容箱底から引込む。初めてローカル制御が可能になった。この後LANIO出力にリレーを挿入し制御器へ接点を渡す予定。アンテナ方向は設置予定のWebカメラで制御器の方向表示を撮影する。
保証延長で再修理出しのカメラ(CG-NCBU031A)について保証会社より連絡が入る。保証最高額の\29kを超え\30k超になるらしく、最高額内で代替購入の打診があった。不良ケーブルの支給のみでどうかと打ち返すと、メーカーへ打診して貰えることになった。ダメ元だが、同型機を望む自分にはベストの選択と思う。何しろこのカメラ、ここ2・3週間の間に販売終了宣言がありネット上のショップから一斉に消えてしまった製品だから…。
この日は、カミサンと田んぼミカン畑のマキノキの選定と周辺の草むしり。道路からの見た目は改善されたが、未だミカンの木の足元には草が茂っていて苦笑。写真は制御ケーブルを端子につないだローテータ。オンマウスの右手に新設のローテータ制御器が見える。

Arp 16 連日の草刈りと山のスルガエレガント
昨日、ミカン畑の草をミニ耕運機で散らそうとリコイルを引いたが動かない。どうやらピストンがシリンダ内で固まっている模様。前回使ってから少なくとも1年以上は経っているが、これ初めての現象だ。オイルがピストンの上下に展開する様に耕運機を暫くつんのめらせた。そしてシリンダーヘッド周辺を樹脂ハンマーで軽く叩き復活を願ったがダメ。畑の作業はカミサンの在所から耕運機を借り用を足した。そしてその晩、このままでは使えないので最後の手段。点火プラグを取り外し、直径10mm程の金属棒をプラグ穴から挿入してピストンに当て、樹脂ハンマーでコンコンと叩く。すると見事に復活。リコイルをストレス無く引くことが出来た。難問は解決したがその後が大変、多量のオイルが溜まっていて、リコイルを引くとプラグ穴からオイルが噴き出る始末。ガソリンで流す等してオイルを抜き、乾燥させてから幾度か始動を試すうちに見事復活。昔取った杵柄ではないが、少年の頃から馴染んだ原始的なエンジンはまだまだ何とかなる。
オンマウスは西の谷津のスルガエレガント。もう暫く肥料や消毒などやらない自然農法になっているが、ツルや笹竹は刈り取っていた。何とか実がつき、リクエストに応えて収穫を行った。低地の畑と異なり、山の畑は寒波が来ても極端な低温にはならず木生りのまま春を迎えられる。最高の味が楽しめる。

Arp 15 修理依頼の軍用Rx…富士山カメラ自宅エージング
写真は友人の友人から是非診て欲しいと届いたイタリアELMER社の軍用受信機R-1022。大きさは小振りだが、NationalのAN/FRR-59Aを思い起こす程に頑強な筐体となっている。とにかく重い。両サイドに保守用の引き出しレールが付き、何とそれを90度起こすことが出来る。早速通電してみたがご依頼の通りで、通常の動作はしていない模様。取り敢えず使い方を覚えてから様子を診ることにする。触った感じはRACAL等と似ている。ただでさえ時間が欲しいと言っているのに、本当にお人よしだと自分で自分を笑っている。
オンマウスは、居間の出窓に置いてエージングしている富士山カメラCG-NCBU031Aの映像。電源はPoEで供給している。Hanaがソファを独占し、まったく王女様気分もいいとこだが、人間で言うと90近いらしい。目も足腰も大分弱ってしまったが、未だに我が家のアイドルだ。ただカミサンの言う事はきくがオヤジの声は聞こえないらしい。カメラは32GBマイクロSDカードを搭載し、定時録画を行える様にした。

Arp 14 カモシカに遭遇…リモートシャック出向途中
先週土曜日に発電機と燃料タンクを棚に組み込んだが、タンクの位置が高くなりキャブレターへ注ぐガソリンの圧力がやや高目になった。その関係と連日の雨による湿気のためか発電機の始動状況が変わってしまった。それまでは多くても3〜4回のトライで回っていたのだが、この日の朝は何と10回を時間をおいて3回もやってしまった。こりゃ燃料かも知れないとばかり、久し振りの緊急出向を行ったが、その途中何と今年初のカモシカと出くわした。
写真は杉山地区戸倉の道路から橋を渡り大峰へ上り出し100m位の処。いきなり遭遇したカモシカ。カメラを取り出して何枚か撮影したが、間もなく逃げの体勢になってしまう。車で100m程追いかけると、立ち止まって振り向いたがそのまま竹藪の中へ消えて行った。冬場は食料が無いと見えて、どちらかと言うと体はやせ細っていた。
さて発電機。リモコン制御の場合、起動に失敗すると電磁スロットルが開いたままになる。次のトライ以降は開いた状態から始動せざるを得ない。実はこれを手動で閉じてリモコンスタートすると百発百中で起動する。という事で、電磁スロットルをソレノイドで引き戻す機構を付けられないか検討することにした。タンク位置を下げれば改善しそうだがこのラックでは無理。オンマウスは発電機ラックのシートを外した様子。何故か発電機に朝日のスポットが当たっている。

Arp 9 雨天会場の「花見」お手伝い…先週の話
写真は本日9日(日)、雨天会場の倉庫で行われた同級生市議の花見大会。代議士・県議・市長も訪れ盛況だった。外は時々雨が上がったりして窓ごしに桜が見えたが、結局は雨の一日で雨天会場は正解だった。屋外でやる場合より、参加者同士の距離感が縮まり、何時になく賑やかな雰囲気を感じる。小生は一番角、伊佐布地区のテーブルの端に陣取らせて頂きMixingエリアを設けた。急きょ決まった出し物の対応(カラオケ、バンド演奏、CDのコピー、Micの追加など)に追われ、暇そうに見えても意外と忙しかった。朝7時過ぎ、雨の中倉庫からPA機材を軽ワゴンに積込み。8時過ぎから機材を会場へ持ち込みセッティング、11時半よりセレモニー、12時より宴会となった。14時頃に中締めとなり14時半過ぎ撤収完了し帰路に就いたが、最後まで雨交じりだった。
さてオンマウスは先週の2日(日)、冷水(ヒヤミズ)の竹藪に枯竹の整理に行ったときのスナップ。放って置くと枯竹の根が腐り、倒れると危ないため完全に倒して整理する。既に傾き生竹に支えられている状況がそこかしこにあり、手の届く範囲で整理してきた。枯れて軽くなっているとは言え、これが中々の重労働。概ね片付いたが、どうしてこう枯れる竹が多いのかと疑問を抱いている。ところで今年のタケノコは遅い感じがする。

Arp 8 富士山カメラの不具合調査と発電機&燃料タンクラック設置
もう幾日雨が続いているだろうか。昨日は日中日が差した時間があったが、基本的には雨だった。明日は同級生市議の花見大会が予定されているが、主催者側は早々に雨天会場で準備を始めた。屋外で行う作業を部屋(倉庫)の中に押し込むには火気や水を使う場合は大変だ。それでも何とか準備が出来た様だが、今度は会場で出し物がないと寂しいと言う話になり、晩になって地元の芸人?を募ることになり、色々相談があった。
さて写真、懸案だったリモートシャックの富士山カメラを保証延長契約したことを思い出し、メーカーから戻ってきたカメラを再び発送(今度は保証会社)することになった。その前に何処が悪いのか、良品と部品を入れ替えることでそれを突き止めた。2個1方式だが、結局LANケーブル・コネクタの不良が判明。オンマウスは、これも懸案だったリモートシャックの発電機&燃料タンクの収納。INABAのアイビーストッカーを購入したが、発電機は何とか押し込めるものの、燃料タンクが間口が狭くて入らず、急きょルミナスのスチールラックで対応したもの。オープンなのでシールド対策が必要だが、融通性では群を抜いて使い易い。何よりも、タワー基礎コンクリートのエリアに収まっている。

Arp 2 貯蔵スルガエレガント撰果
亡くなった親父が「舞台にスルガエレガントを植えたい」と言って始めた栽培。折しも自分は福井単身赴任中、85の親父は力が衰え、殆どカミサンが耕作と植え付け作業を支えた。そのスルガエレガントが収穫できるようになって3年。山のスルガエレガントと同様に木生り収穫を目指していたが、低地では1月の寒波で過去2年ことごとくやられ、収穫期のス上がり(水分抜け)に悩まされていた。やはり低地は相応の寒波対策が必要なのだろう。落下防止材で実の落下は防げてもス上がりだけはどうしようもない。寒波前の方がはるかにみずみずしいじゃないか…。それで今年は思い切って寒波前に収穫して凡そ2ヶ月半の貯蔵を試みた。3月初旬に覗いてみるとまずまずの進捗状況で思わずニヤリだった。ところが出荷を控えいざ撰果となりビックリ。3月後半の気温や湿度の上昇(と思われる)でヘタ枯れやヘタカビが目立ち、突くとポロリ、ヘタ落ち状況になった。次から次に出るその状況にな〜んてこったぁ!だった。しかし格外品での取扱もあると言うことで何とか全数の出荷にこぎ着けた。
写真は車庫で撰果中のスルガエレガント。オンマウスの左は規格品、右は規格外品のヘタ落ち。サイズは10cm程度。

Arp 1 Roland創業者 梯郁太郎氏 逝く
4月1日にRolandの創業者梯郁太郎氏が87歳で亡くなられた。家の無線の間には今でもRolandのアナログシンセサイザーSYSYEM-700のポスターが貼ってある。随分と色あせたが、1970年代中頃、静岡呉服町の楽器店「すみや」から貰ったもの。コンサート等のPA-Mixingに忙しい頃で、良く楽器店に出入りしていた。使わなくなってしまったYAMAHA/PM-700もその頃購入している。名古屋で行われた音声研修で、SYSTEM-700のデモを聞いたことがあった。ADSRなどと言う装置を知ったのもその頃だ。Attack_Decay_Sustain_Releaseの頭文字だ。音声信号のエンベロープを形作る基本的な要件を操作することができる。触ってるのは素人の集まりだから、音を出せたとしても音楽にするのは至難の技だった。それをこつこつと突いてシーケンサと組み合わせて演奏する連中がいるのだから大したもの。スイッチオンバッハとか…。実は小生、Roland製品にはお世話になった口。業務用に平衡変換を組み込んで使った。テープエコーマシンRE-201、デジタルコーラスDC-50、ストリングスキーボードRS-201、R&Pスピーカーユニット…RE-201以外は今でも所持している。訃報を知り、創業間もない1970年代に思いを馳せた。ご冥福をお祈りする。写真は自宅に張られたSYSYEM-700のポスター。オンマウスはいち早くBBD素子を採用したデジタルコーラスDC-50(1976年購入)。