JH2CLV's Topics & Memorandam
August 2020

Aug 31 久し振りに訪ねた御前崎
久し振りに御前崎を訪ねた。2018年7月18日以来だった。前職場からヘルプが有り日帰りで支援を行った。6時過ぎに自宅をジムニーで出発。R1バイパスを西に向かい岡部から焼津へ向かう。そこで合流した業者殿の車で焼津ICから牧之原IC経由で御前崎市内へ入った。勤め時代に何度も通った道で、車窓に流れる景色を見ると懐かしい…K477沿いに臨む風景、高台の山間地から海岸へ下る道路、多数の風力発電塔等々。8時半頃には目的地に到着し本日の作業始まった。当初は5月頃に予定されていたものだが、雨と台風の影響で延び延びになっていた。今回も雨を心配し雨対策を用意したのだが、現場は快晴で日陰も無くとてつもない猛暑。関係者の腕時計の温度計は40℃を示したらしい。十分な水分補給と適度の休憩を取り何とか作業を完了。17時には現場を離れた。来た道を戻り、帰宅は19時頃だった。
車中、帯状疱疹の話になったのだが、同乗した業者殿にも今春に体験した方が居られ盛り上がった。色々聞くと高齢者ばかりではなく、若い人でも結構発生しているらしい。
写真は民宿八潮さんの屋上からの御前崎灯台。ここに来て海を見ていると潮騒が耳に届き時間の経過を忘れる。でも静止画ではその状況が伝わらない。音付きの動画が必要か…。

Aug 30 144MHz帯LPF製作…疲労からか帯状疱疹
144MHz/EMEアンプの出力フィルタに流用のアンテナ共用機の耐電力は800W/PEPと、600W連続を謳うアンプには心持たない。と思っていたら、案の定内部でボロッと音を発し小型セラミックコンがいかれた。燃えたり飛び散ってはいないが匂いが充満。SWRが悪化し使えない状態になった。恐らく内部で短絡したと思われる。それで、予定通りLPFを製作した。アリモノの半固定タイトVCとスズメッキ線によるものだ。アルミダイキャストケースの両端にMコネを取り付け、その間を銅板で結びコールド側を固める。ホット側はVCを直線に4個配し、手巻きのLを3個でつなぐπ型3段。困った時のSVC_filterのお出ましで数値を決める。問題は80nHのコイル製作。0.001μHまで表示のあるLCメータで確認して実装しただけで写真の如き特性が得られた。小型ケースへ押し込んだため、セクション間の結合が多く、予定より20dB程度減衰量が少ない。ただこれでも同軸スタブとの組み合わせで-70dBが得られる。 ところで、このところの猛暑による疲れからか、数日前から胸から脇にかけて帯状疱疹が発生。最初は樹木との接触によるカブレと思っていたのだが、本日30日休日医療を尋ねると即答だった。神経経路上に出るから間違いないと。体液を採ってチェックするなんてことはやらなかった。やや気を落としたが、痛みがあるわけじゃないので元気だが、それよりエアコンで冷やされた背中が寒く痛む方が辛い。今年の夏は本当に過ごし難い夏だと思う。

Aug 28 待望久しき雨も…GOTEKのUSBエミュレータを試す
8月28日早朝、目が覚めると雨が降っている。庭先のゆら早生畑に張ったタープに水が溜まり両端が千切れそうになっている。ラッキィ!と思ったのは言うまでもないが、山切側の水量に殆ど変化はない。てことは今回もお湿り程度か…。ただ今日の水やりは休める程の量は降った感じがする。はるみの枝葉も心持元気を取り戻した感がある。ところが日の出と同時に天候が回復し、日中は再び35℃超の猛暑。お湿り程度の大地は茹ってしまいそうだ。
ADVANTESTのスペアナR3273のFDDの調子が悪く、先日のスプリアス測定では画面キャプチャが出来ず、デジカメの登場となった。このままだと都合が悪いのでネット上を探すと、GOTEKと称する中国企業がUSBエミュレータを複数生産していることが分かった。ダメもとでもいいからとSFRM72-DU26と称するキカイをAmazonで購入した。写真は早々にR3273のカバーを外し、FFCケーブルをつなぎ変えた様子。R3273側の表示はFDDを使っている時と全く同じなのだが、USBメモリにファイルが保存されない。取説も無く、GOTEK社のサイトを覗いても解決の手掛かりがないため、質問を投げている。この製品は720KB仕様だが、本来は1.4MBのSFR1M44-DU26が欲しかったのだが国内のAmazonには無かった。後日注文することになるのだが、果たしてどうなるか。ちなみにFDDには異常はなく、フロッピィ(2HD)側の不良で、10枚近く所有する内の4枚だけが使える状況だった。

Aug 25〜 今年も川からの水揚げ…自作アンプ新スプリアス対策顛末
毎日3000リットルの水をミカンの根元に流している。灌漑設備の無い畑は大変だ。7月までは、今年は無いだろうと思っていた、山切川からの水揚げが25日から始まった。伊野沢から山切側へ落ちる暗きょ上にポンプを置き、ストレーナ付き2インチホースを川に下ろす。幸いにも水まで届き一安心。ポンプからは暗きょ経由で市道をくぐり、田んぼのミカン畑南西端のグレーティングを開け、1インチホースで畑へ引き込む。25秒程度で20リットル程度の水量を畑へ流す。発動機のガソリンは1日に3回程度補給する。これにより軽トラで水場との往復がなくなり、水やりに専念できる。ただ、田んぼ以外の伊野や舞台はこれまで同様、顔色を見ながら水を運び撒く。
懸案の自作アンプの新スプリアス対応、測定データの扱いについてJARDへ訪ねると事前に確認すると8月24日指示があった。スペアナ写真に数値や所見を書き添えメールを送った。すると26日、GU-84B/50MHz(1kW)はOKだがGU-4B/144MHz(500W)のスプリアス帯域のレベルも-70dBだと告げられビックリ。-60dBだと思い込んでいたから。データを取り直すがどうしても不足、LPFを作ることになった。部品購入の途中に声を掛けてくれたローカル局からANT共用器(CFX-5140/COMET)をBPFにしたらと助言。立ち寄ってお借りするとこれがグッド。-70dBを超え-75dB以下のノイズに埋もれた。これで無事JARD担当者よりOKがでて、8月27日に関係書類の発送に至った。オンマウスは測定中のANT共用器とλ/4同軸スタブ。

Aug 23 突然自作リニアアンプの新スプリアス測定…ところが
移動局の新スプリアス関係書類をJARDへ送り、ヤレヤレとしていたら固定局を思い出した。平成16年に変更検査を受けたままの設備は、IC-756にIC-PW1(1.8〜50MHz)とGU-84B(50MHz)の組み合わせと、IC-706とGU-74Bによる144MHz/EMEの設備がある。IC-756とIC-706は旧スプリアス機だが、JARDで新スプリアス保証可としてリストされている。同様にIC-PW1は新スプリアス対応可リニアアンプとして総通リストにある。これらは用紙に記入するだけで事は容易に済む。問題は自作リニアアンプ。早くやらないとズルズル先送りになると感じ、23日朝から無線部屋へスペアナ等を持ち込んだ。GU-84Bに電源を入れ50MHzのRFを入れると調子良く1kwを出力。Load-VCを回すと2次高調波がスッと下がる…さすがπLだと感心していたら、無信号でIpが振り切れている。何じゃこりゃ…いきなり修理が始まる。G1結合Cが190Ω程の抵抗と化し、G1-Biasは3V程度でほぼ地絡状態。古びたマイカCへ交換し測定が再開したのは晩。すると今度はスペアナのFDDがガサガサと異音でI/Oエラー。画像キャプチャがダメでデジカメ撮影で凌ぐ。そしてGU-74Bアンプ。難なく500Wを出力したが、高調波レベルが高い。同軸トラップを挿入し2次を-60dB以下に落とすが、3次が高いと思ったらサンプラのf得補正(6dB/oct)で9dB減じられるので-60dBをクリア。写真の整理を終えると24時を回り、測定資料の作成は明日以降になる。

Aug 21 連日早朝・日没後の水やり…移動局新スプリアス対応届出
連日猛暑が続いている。玄関横の温度計は、午前中に35℃を超え、午後には37℃前後に達する。青島温州など根が深く樹勢のあるミカンはまだ良いのだが、根の浅いはるみやポンカンなどは悲鳴を上げている。葉が黄色くなり実もしなり出している。摘果をしてもパキンとならずシナシナって感じだ。日中は暑くて仕事にならないので、日の出前の朝8時以前と、日没前の16時頃からが勝負だ。でも植物たちは自然任せだからどうにもならない。元気のないミカンの木に大量の水を撒く。朝と晩それぞれ2000リットル程を根元を中心に撒いている。写真は田んぼの南口付近のはるみの水撒き風景。軽トラのタンクに積んだ水は10分程度で空になるので幾度も水場を往復する。灌漑施設のある畑総では消防に似たジョイントのホースをつないで撒く。こんな状況が先週から続いている。山切川の水も大分減ってきている。このまま行くと川が干上がるかも知れない。早く雨が来て欲しい。 気になっていた新スプリアス対応。移動局の設備はカミサンと共用で、新スプリアス対応機種リストに載っているIC-756とIC-910D。先ずできるところからと、本日「スプリアス確認保証願書」と「スプリアス発射及び不要輻射の強度確認届書」を作成し「保証料払い込み証明書」を同封してJARDへ発送した。リモート局は平成28年の検査で新スプリアス設備に読み替えられるので、あとは自宅固定局の対応のみとなった。

Aug 17 遂に38℃超え…
今日はこれまでにない暑さだった。浜松市中区では、お昼頃41.1℃と国内の最高気温の記録に並んだらしい。どうりでと思ったが、清水では16日のほぼ同じ時間に自宅の温度計は38.4℃を示していた。こうなるともう屋外の仕事は止め、陽が陰るのを待つしかない。連日37℃前後の気温を記録し、日の出前と日没後に仕事をして早く寝る、妙な生活パターンになっている。人間も大変だが自然任せの植物はもっと大変だ。雑草も元気がなくなり、中晩柑のはるみは葉っぱや実からシャッキリ感が無くなっている。こりゃヤバイと連日水2000リットル余を運んで根元を中心に散水するのが日課になっている。
オンマウスは飼育していたゴマダラカミキリで最後まで残っていた6匹。この暑さで8月15日までに全てご臨終となった。課題だった卵の産み付けの撮影は今年も実現しなかった。交尾シーンとは幾度も遭遇したのだが、地面(大地)と根元の環境がないと産卵に至らないのだろうか、或いは切った枝では相手にされないのだろうか…来年以降の課題だ。ところが園地では、知らぬ間に産卵・孵化が行われ、幼虫が活動を始めている。何時産み付けたんだろう。まったく油断も隙もあったもんじゃい、彼らの生命力やしたたかさを感じる。ところで飼育しているとオンマウスの様に、背中の白斑点が消えていく現象を確認でき面白い。

Aug 15 久々に見る全景の富士…気付くと体重70kgを切る…ミツバチ暑さ対策
もう何ヶ月経つだろうか。リモートシャックの富士山カメラで、富士山の全景が映っている画像を見なくなって久しい。梅雨時は基本的に見えず、梅雨が明けても雲や霧がかかり見えても部分的だった。写真は8月15日18時29分撮影のもの。この日も18時頃までは東側の五合目辺りの稜線に雲がかかっていたが。その後日没に連動して雲が消え去り、全景が臨めるようになった。記録によると5月30日以来ではないかと思われる。5月まであった雪が消え、完全に夏山になっている。ただコロナウィルスの関係で登山道や施設が閉鎖されている。
ところで静岡県下では、連日37℃を超える高温が続き、高温注意報が出ている。この暑さのせいか、たまたま乗った体重計の数値が何時もより少ない。よく見ると69kg台で何十年振りかで70kgを切っている(オンマウス)。暑いので水分が蒸発しているからと思うが、それに見合う水分や食料を摂っているので、これ本物かもしれない。もしそうなら、毎年の人間ドック時の目標「70kg」をクリアしたことになる。
連日の35℃超えにミツバチ主宰者のカミサンが悲鳴を上げている。ミツバチの巣箱には、遮光用に半透明の波型プラスチックトタンをを被せているが、この暑さだと殆ど効果がない。巣箱の中は灼熱地獄で、ハチたちも暑さに堪えかね入口の周辺に出てきて、分蜂を思い出させる程の群れを成している。寒冷紗を持ち出して被せたりしていたようだが、遮光しても十分な空間を作らないと冷えない。それで朝から、その空間を作るための作業が始まった。カミサンが前日平石から切り出してきたハチコウ竹の上端に木工ホールソーで穴を開け、下端は斜めに切り落とし杭状に細工。早朝裏山から切ってきた笹竹を貫通させヤジロベェを作り、これを3〜4通り分用意して地面に打ち込み、ヤジロベェの先を竹杭で支えその上に寒冷紗をかけた。写真がその様子だが、なかなかの出来栄えで目標をほぼ達することが出来た。実はこの形になるまでに朝からカミサンと大声で議論、ひょっとしたらご近所迷惑だったかも知れない。
オンマウスは翌日の16日朝、舞台北側にある巣箱置き場に同様の細工をした様子。やはりヤジロベェ方式は限られた要員でやる場合には格好だ。夏場の一時を凌ぐだけなので、大規模にする必要はないし、自然の材料を使い終わったら燃料にしてしまう程度のノリでやっている。だけど竹ってのは本当に便利な材料だと思う。

Aug 14 やっと届いたリモート局1200MHz免許状…10日で届くデジタル簡易無線登録証
4月20日にTSSへ出したリモート局1200MHz(IC-9100)の追加申請(保証認定)。8月に入りいよいよ4ヶ月目も中盤になりかけ、のん気な自分にもさすがに待ち遠しくなりTSSへ問い合わせる。すると担当者から4月21日に受理してから保証認定を行い、4月24日には東海相通へ申請資料を発送したと知らされた。と言うことは、この待ち時間の殆どは東海相通殿に書類があったのか…。それで東海相通へ、最初は遠慮気味にフォーマットに従った質問メールで投げてみた。しかし数日経っても返事がないため、とぼけて電話を入れてみるが話中でつながらない。それで8月6日、業を煮やし友人の総通職員殿に一般的な処理時間を尋ねると、新規則の発足や検査で多忙を唱えられ、長いとそれ位はかかるので今しばらくお待ちを!とあった。すると8月7日に総通担当者より来週には届く旨の連絡が入った。そして8月14日ようやく1200MHzまでを含んだ免許状が届いた。日付は8月7日だった。この間の所用日数は3ヶ月と25日だった。
一方、8月3日に登録申請(包括)を行った自治会のデジタル簡易無線の場合は、13日に登録証が届く速さで驚いた。こちらは早々に運用が可能になり、開設届けに使用する無線機等を記して発送すれば手続きは完了する。ところで、デジタル簡易無線もしっかりと電波使用料が発生する。

Aug 13 自宅タワーのCPE710が可笑しいぞ…
このところ連日の晴天にも関わらず、リモートシャックのバッテリ充電が妙で、朝方バッテリLowになることがあった。陽が昇ると充電が再開し復活するのだが、8月12日の朝はお昼頃になっても復活しない。これは可笑しいと、軽トラに積んだCPE510でリモートシャックをアクセスするとつながり、富士山カメラも見える。ひょっとしたら先月自宅タワーに設置したCPE710の障害かと色々調べる。POE電源を交換してもダメ、HUBの接続LEDも点灯、日没後に見上げるとノーズ部のLEDは点灯、ファクトリリセットを実施するが変化なし…。結局地上では成す術もなく、13日早朝代替えのCPE510と交換すると無線LAN回線は見事に復活。取り外してきたCPE710を無線部屋でチェックすると、電源LEDは点灯(高速の点滅)するものの、データとRFのLEDは何をっしても点灯せずだった。早々にTP-Linkへ連絡をとり修理依頼(新品へ交換)の段取りとなった。外傷が無いことが交換条件だが、さすがに1ヶ月もタワートップに置くと、鳥や虫の糞が落ちて苦笑。無水アルコールを取り出して布に浸み込ませて拭くが、化学変化を起こしていると思われ、完ぺきには落とせない。その旨お伝えしたが特段の指示は無かったので、元箱へ収納して返送する予定だ。写真は取り外す前の自宅タワーのアンテナ群。タワートップが5.6GHz帯のCPE710。メッシュパラボラは2.4GHz帯用。オンマウスは取り外して来た不具合のCPE710。何をしても電源LEDしか点灯しない。

Aug 12 修理依頼のノートPC…FT-241A水晶の貰い物
ご近所の先輩M氏から、ノートPC(NEC/LaVie)が起動しなくなったと修理依頼があった。既に詳しい方に診て貰ったらしいが、脳ミソが壊れていると告げられ復旧は出来なかったらしい。余り深入りしたくは無かったので、持ち込まれた8月11日と、その翌日位が勝負だと思っていた。11日はM氏立ち合いの元、電源を投入すると立上がりメニューが出て、Windows7の修復起動と通常起動の選択が出るが、何れを選択してもWindowsの起動状態に入ることが出来ず再起動してしまう。スタートアップ用のファイルが壊れている!と直感。NEC系の他のノートPCで使っていたHDDを投入するなどのイタズラをしたが、結局Windows7セットアップ用のUSBメモリを取り出し、修復セットアップを行った。完全な形では無い旨のメッセージが出たが、再起動すると通常に起動(写真)しスタートアップ不良は回避された。これを12日の朝4時過ぎから実施。7時過ぎにはM氏の元へお届けした。
ところでオンマウスは所用で尋ねたJA2AGP矢澤OM宅でのひとコマ。第2次大戦中の物と思われるFT-241A水晶が、段ボール箱一杯に詰まった状態で幾つもあった。その中から目的に叶う物をネットアナで見て拾い出す。450KHz帯のもので、これでフルラティス型の水晶フィルタを作ったらと選りすぐりの6個を渡された。FT241Aの水晶など50年前のSSBハンドブックで見たくらいで、手にするのは初めてだった。果たしてどうなるか…。

Aug 9-10 早朝と日没後の農薬散布…静岡県護国神社永代祭
写真は伊野のポンカン畑で農薬散布している様子。日が昇るとあっという間気温が上がり、連日35℃を超える猛暑が続いている。ミカンの実も大きくなり害虫や病気も心配になる。毎月実施している農薬散布は梅雨明け後にやろうと考えていたが、梅雨明けと同時に猛暑状態になり様子を見ていたが、気温が下がる気配がない。それで結局朝食前の早朝と夕食前の日没後に実施し、これを複数日に分けて行い凡そ1500リットル(3種混合)を掛け切った。陽が差さない時間と言っても、基本的に暑いのでカッパの中は玉の汗が流れる。
ところで原爆投下や終戦などが話題がメディアで紹介されだすと、恒例の護国神社の戦没者永代祭が行われる。今年は8月10日実施の案内が往復ハガキで届いていたが、返信を失念したまま赴いた。コロナ禍でどのように行われるか興味を持っていたが、例年より椅子を減らしスペースを確保する程度の対応だった。14時から執り行われ15時には帰路に着いていた。96歳のご老人が是非とも行きたいと、娘さんに付き添われて参列されていた。また高齢で今回が最後かも知れないと話すご老人も居られた。高齢になられても、参列しなければとするお気持ちに複雑な心境を覚えるのは、伯父が戦死した殉国の家で育ったからか…。既に75年余の時が流れ、戦没者を直接知る肉親の数が激減している様子が良く分かるが、何とか継続して欲しいものだと思った。

Aug 8〜 ミカン畑に突如出現のタープ…このくそ暑さ
玄関横に設置したデジタル温度計が、このところ連日35℃前後の気温を示している。そのさなか、ゆら早生畑の1本が元気がなくなった。まさかと思って根元を見るとゴマダラカミキリの産卵痕があり、孵化した幼虫が活動を始めていた。まだ1o程度だが複数個所で活動してたため、まだ細い幹の半分近くがやられている。オヤッ!と思ったときは既にことは進んでいて、ゆら早生も耐え切れなかったのだろう。痕跡を綺麗に取り除いて殺虫剤を吹き、さらにバッチレートを塗布した。3年生木だが、試しに複数個の実をつけている。根元から水分を吸い揚げが抑制されているのなら、葉は落ちても実の水分を吸ってくれるだろうと淡い期待持っている。そしてこの暑さでは木もたまらない。8月8日、キャンプ用のタープを取り出し、写真の如く当該木上に太陽光を避けるように展開した。果たしてどうなるか…。これもちょっとした配慮の欠如で、自分の不注意としか言いようがなく、お恥ずかしい限りだ。
オンマウスは8月9日11時55分頃、前日から最大37℃超を示していた温度計が記録した最大温度37.8℃。ちなみに横のアルコール柱のアナログ温度計は39℃を超えていた。7月は長梅雨で太陽が恋しかったが、ここまで高温が続くともううんざりだ。しかし暑さは来週以降も続く天気予報で大地は干上がってしまいそうだ。

Aug 6 新スプリアス対応で朗報
4月20日、リモート局へIC-9100/1200MHzを追加するために、TSSへ保証認定を依頼した。ところが7月末になっても音沙汰なし。さすがに8月になると落ち着かなくなるだろうと、7月31日にTSSと東海総通へ状況を打診するメールを送った。早々にメール受付した旨を伝える機械的な返信があり一安心。ところが8月に入って数日経つのに何も返事がない。業を煮やし遂に昨日TSSへ電話を入れると、4月21日に受理し24日に東海総通へ送ったと返事。それで本日、総通ではどうなっているのか電話を入れて確認すると、明らかに受理され現在審査中とのこと。法改正で業務も多く、まぁこんなものかと納得。
その際、リニアアンプの新スプリアス対応の話になった。6月30日付でJARDが出した「お知らせ」の4枚目(1-1項)に「平成17年の新基準移行後に、国の電波検査を受け合格した設備の場合は新規格の設備とみなされる」とあり、これを確認するとYesだった。奇しくも電話の相手はリモート局落成検査の検査官で、貴リモート局はこれに該当するとコメントを頂く。ラッキィ!(アンプの変更届けは暫く控える)。1200MHzまで免許になった暁に新スプリアスを考えようと思ったいたところに朗報だった。オンマウスは検査を受けたリニアアンプ群。なお、自宅固定局にはIC-PW1とGU-84B/50MHzアンプが工事設計書に記されており、これはJARDさんと相談しながら必要書類を整える予定だ。

Aug 5 CPE710無線LAN回線で遠ざかりテスト
先月リモート局の伝送制御回線にCPE710を投入。同機は水平偏波と垂直偏波の輻射器を同相駆動している。受信側はそれを合成しアンテナ出力としている模様。すなわち、偏波面ダイバーシティ効果が期待できる。それを単偏波面アンテナのCPE510とで通信したらどうなるか、率直な疑問がわき遠ざかりテストが始まった。リモート局(標高400m)-自宅(標高55m)間(2km)のパラボラがピークに方向調整された状態で、その延長線上にある山切川沿いを清水港まで南下。測定点はリモート局より4kmの草ケ谷橋、4.9kmの神明橋、6.8qの袖師エンチョー屋上、7.8kmのJR清水駅裏マリナート。リモート局のパラボラは自宅へ向け仰角は負で自宅を俯瞰し、遠方には清水港が見える。CPE510へつないだPCでサーバーを覗きSNRを見ると、草ケ谷橋で30dB超、新明橋で29dB前後、エンチョー屋上で13〜15dB、マリナートで3〜5dB程度を示した。いずれもリモート局の電波を拾い上げインターネットアクセスが可能であった。方向調整無しでこの数字は正直驚きだ。CPE710で移動すれば、アンテナ利得の差分10dBが加算され、また双方で方向調整を行えばさらに改善が見込まれる。これまでのCPE510対向の回線では成しえなかったことである。また、残留ノイズレベルは-93dBm程度と安定的に低く、アンテナビームが鋭くなり目的外方向の受信や輻射が抑制された効果と思われる。ただ逆に、ビームから外れる天気カメラ等があり今後の課題。

Aug 1 遂に梅雨明け、今年も8月夏本番だが…やってられない暑さ
昨日まで不安定な天気が続き、今年の梅雨明けはどうなっているのだろうかと思っていたら、本日日中に東海地方では梅雨明け宣言があった。今朝も雨上がりの朝だったが、これまでとは異なりぐんぐん気温が上がり、午後には写真の様に24.7℃を示した。こんな調子だから、この時期にやらなきゃいけない、ゴマダラカミキリの孵化対策やミカンの摘果、そして2週間で伸びる草刈りや農薬散布は、暑くてはかどらない。日中は避け、朝は日の出から8時頃まで、夕方は16時〜19時頃までにパワーシフトしているが、諸作業が多い第一次産業は単純に休むわけにも行かない。なのでイライラや慢性的な疲労感が溜まってくる。
ところで、リモートシャックの1200MHz追加変更申請を4月20日に東海相通指示でTSS保証で提出したのだが、その後音沙汰ない。既に4ヶ月目に入ったため、TSSと東海相通殿へ所定のフォーマットで問い合わせメールを入れてみた。昔JARDで認定を受けたときは受理した旨を知らせるハガキが届いた記憶があるが何もない。新スプリアス対応もあるため、先にそれ以外の変更分をクリアにしておきたかったからだ。実は幾度も電話をかけたが通じないためメールの問い合わせにした。この変更許可が下りれば、新スプリアス対応の補償認定申請作業を行うことになる。

Jul 30-31 油断も隙もあったもんじゃない…ゴマダラカミキリの仕業
写真は自宅前の通所「屋敷」の畑に植えた3年生のゆら早生の根元。毎日目を配る園地で、群馬往復の翌朝に発見したゴマダラカミキリの産卵後の孵化と幼虫の活動痕。目視では殆ど分からず、根元の不自然さに気付き金物でかじるとやっぱり。知らぬ間に卵を産み付けられ、それが孵化して幼虫になり、幼虫が皮の内側で活動を始めている。幼虫は白く未だ1mm以下だが、木の皮の内側を食べ始めている。爪で潰して匂いを嗅ぐと、あの独特の匂い。ステンレス線を叩いて作った自作の金具で関係部位をほじると既にこのような面積を持った窪みになる。複数の卵がほぼ同時に孵化すると、あちこちが繋がり、場合によっては木が水部や栄養分を上げられなくなり放置すると枯れる。年数の経った木ならまだしも、苗木や定植後数年の若木では辛い。木が若く細い内は一晩でやられてしまうことおあるためこの時季は要注意だったのだ。毎朝のチェックや根元に濃い目の農薬を複数回散布或いは塗布するなどして用心していたのだが…オンマウスは殺虫剤を吹きバッチレートを塗って補修した様子。若木の内は、赤ん坊を扱う感じのケアが心身ともに毎日必要だと教えられる。そもそも、この園地からの成虫発生はゼロで、他の園地からの飛来だから始末が悪い。昨年度データによると、通称「田んぼ」のミカン園の場合、自分の園地で発生する数の倍以上が飛来して悪戯をしている。本当に油断も隙もあったもんじゃない。