CDSによる光スイッチの製作(Aug 29, 2009)

別室にあるLEDランプを、パネルブラケットのLEDランプの点灯に合わせて点灯させたいと要請があった。 こう言う話は良くある話でLEDランプの光を検知するスイッチが必要になる。LEDランプへの供給電圧を取り出せば一番確実だが、それが出来ないから悩む。
「明日まで!」と依頼主の要請に答えるべく部品箱を探したが、フォトカプラはいっぱいあるのに、フォトTrやフォトセル(CDS)が全く無い。当日の昼になってからそれに気付き慌ててマルツ電波に走りCDS10MMをゲット。
手持ちのPNPとNPNのトランジスタをダーリントンに組み、適当にスレッショルドを探れるようにして製作したのが下の回路。負荷は大量の発光ダイオードを使ったランプだが、リレーや電球でもOK。12V電源経由で本装置につなぐ事になる。
CDSは直径が10mm程度のもの(数KΩ⇔200Ω/入光)だが、このままだと感度が高すぎるため、CDS受光面に光量調整用の小穴を開けた黒テープをあて調整した。
これにより、LEDランプに密着させると室内照明に影響されず良好な動作を示し初期の目的を果たす事が出来た。このような装置を持っていると、回路に影響を与えないでスイッチ動作を行う事が出来るので、かゆい所に手が届くグッズになる。