JH2CLV's Topics & Memorandam
December 2013

Dec 28-31. 2013  年末休みの諸々
28日から年末休みに入ったが、ミカン切りに追われる相変わらずの忙しさ。年末休みは例年より1日多い筈だが、28日と29日はミカン切で費やされ(切り終わったことにして)、30日と31日は正月準備に明け暮れる。毎年のことだが、掃除・買物・餅つき・正月飾りと続く。正月飾りに至っては、複数の神様を祀る我家、仏様・歳神様・恵比寿様・火の神様・地の神様・大黒様・達磨様へ其々にお飾りを掲げ、榊を立てて御神酒と鏡餅を供える。これらは伝統的に男衆の仕事だ。その昔はしめ縄をはじめとするお飾りは全て手作りだったが、近年はそんな時間は無く出来合いのモノでお茶を濁している。
ところで写真の犬。29日にミカンを切っていると大川で犬の遠吠え。ご近所の方が川に落ちた犬を家族で引き上げていた。その後飼い主を探したが見つからず交番で一夜を過ごすことに・・・。その晩、あの犬のことが忘れられず家で預かりたいとカミサンが漏らした。アンタらしいと承諾すると30日晩ヨロヨロ姿でやってきた。当初は立ち上がるのがやっとだったが、31日には散歩に出られる程に回復。Nora(オス)と名付けたが、我が家は伝統的にお人好しの様だ。オンマウスは31日、自治会による東久佐奈岐神社の清掃。

Dec 29. 2013  ELECRAFT KPA500の修理依頼
友人からKPA500が舞い込んだ。なにやら電源を入れるとヒューズが飛ぶらしい。数日前に打診があったが、特に急ぐ訳でもなさそうだし、断る理由も無いので二つ返事でOKを出した。
写真は29日に届いたKPA500。AmeritronやMFJの500W級アンプと似たような作りだろうと軽く見ていたが、手にしてビックリ。このクラスにしてはずっしりと重く。ケースの構造や工作が予想に反して(失礼!)大変丁寧だった。またトロイダルコアの電源トランスがグッドだ。
付属していたマニュアルやガイドには回路図が無い。依頼人に打診すると、早々に回路図がUpされているWebサイトのURLを紹介された。早々にダウンロードして見ると、電源トランスとヒューズの関係は想像していた通りだった。100V運用と200V運用を2本のヒューズが格納されたプラグの方向で切り替る方式だ。既設ヒューズ(速断)は既に2本とも飛んでいるため、手元にある一般品に差し替えて実装。背面の電源SWを投入するとブーンのとトランスが唸った。可笑しい!とすぐに切ったが1本のヒューズは断、もう1本はとろけた状態に…。
まぁ今夜は様子を確認するだけと、早々に作業を終わることにした。何時になるか分からないがボチボチやろう。

Dec 27. 2013  再び伊豆方面を回り御用納め
今年は28日が休日のため、御用納めは今日27日。ところが伊豆方面に残した仕事が複数あり、朝6時半に出発して16時半に戻る強行軍。9時過ぎ、前日までに除雪の完了した遠笠山へ赴く。 先週雪のため残置してきた資材を回収。続いて伊東小室山へ走り、こちらも月初めに行った作業の不具合対策等。
年を越すと切りが悪いためこの日の作業となったが、色々と事務的な仕事が多い日と重なり、関係の皆様には大変恐縮している。
ようやく戻った職場は既に年末年始休日の構え。実は前日の26日は職場の忘年会があり盛り上がったばかり。勤務空け後簡単な納会が始まり今年の労をねぎらい19時半解散となった。
転勤職場のため、県内在住者の他に関東や中京方面に家や家族を持つ社員もあり、長期休みに入ると連絡体制が気になる。
とは言えやはりそこは県内在住者が主役にならざるを得ないのは何処も同じだ。それぞれに散って行ったが、緊急時の体制をイメージしながら帰路に就いた…皆さん良い正月を!
写真は除雪が終わり車で上られる様になった遠笠山山頂付近。天気は曇りで気温は3℃、雨が時折パラつく状況だった。

Dec 20-23. 2013  貧乏暇無しの週末
世の中3連休だが貧乏暇なしだ。21日〜23日は連日ミカン切り。既に良品は収穫済みで後拾いの感が強い。ダニの影響で黒ずんだり色が来ないモノが多く、今回も苦渋のミカン切り。青島温州は例年以上の味。外見を気にせず食べると大変美味いが、それは家族や理由を知る範囲止まり。見た目が悪ければ出荷不可で多くは地面にボトン!。 伊野はハッサク伐採が終わり、23日いよいよ重機が入り根起こし。人力では歯が立たないが、重機だと巨大な根っこもあっという間に掘り出され凄い。朝から晩までにほぼ作業完了。 昨年は年賀状印刷直前に親父の入院、印刷を取り止めるハメになった。今年はリストを絞ると意気込むが、どう減らしても400。その半分を目指すが始めるとそれが出来ないお人好し。宛名書きはWARDにEXCELデータを流し込むが、年に一度だとやり方を忘れる。拙作HPに備忘録として書いた手順を参考に何とか印刷。ところが、用紙追加時に紙詰まりセンサが働きプリンタが停止。プリンタの案内に従い再スタートするが、気付くと印刷済みリストを印刷している。やばい!と強制停止するが何枚かダブル印刷。これが数回あり合計16枚書き損じ。トラブル対策に時間を要し、床に就くと23日25時。全く踏んだり蹴ったりだ。

Dec 16-20. 2013  再び出張…大雪の遠笠山
16日(月)〜20日(金)で伊豆へ宿泊出張。伊豆市(旧中伊豆町)の遠笠山で仕事があるからだ。遠笠山は伊豆中南部に位置する無線の要で、山頂には行政や放送関係等の無線基地局やアマチュア用リピータ局がある。見晴しが良く、房総半島から伊豆諸島、そして駿河湾から静岡県西部方面が見通せる。今回は伊東市内に4泊しながら5日間滞在。最初の2日間は好天で珍しく終日微風だったが、3日目から4日目にかけて雪が降り、4日以降はとうとう車の進入が出来なくなった。 初日に弁当を買ったコンビニで、地元の人が雪が降りそうだと呟いていたことを思い出した。それが本当になってしまった。車の温度計は、8時頃の市街地で0度付近、遠笠山登り口で-3℃を示し、頂上では-5℃前後になっていた。 写真は3日目の16時頃、遠笠山頂上付近の道路。既に銀世界だが、この日は車の通行が可能だった。オンマウスは5日目の様子。快晴に見えるが実は猛烈な強風。4日目から車の進入が出来ず5日目も片道50分の雪上歩行を強いられた。雪は溶けて凍りカリカリ状態だった。5日目最終日、予定の作業が完了し下山を始めたのは15時50分だった。ただ資材を残したままで、近日中に再び訪れる予定とオマケが付いてしまった。

Dec 14-15. 2013  休日出勤と…苦渋の屋敷太田ポンカン採取
14日は、来週出張で不在になるため休日出勤。その準備と溜まっている雑務を処理した。会社に駐在していると、雑務も何とか処理できるのであるが、出張してしまうとこれができない。また奇しくも年末がそれに拍車をかけてくる。それでミカン切りで家業多忙の折り、やや後ろ髪を引かれる思いで意を決して出勤。休日は電話も無く静かで、実に仕事が捗った。
15日は既に切り出している太田ポンカンの収穫。聞こえは良いが、実は今年のポンカンは温州ミカンと並んで最悪の状況。アカサビダニが酷い。いつもならパチンパチンとハサミの音が心地良く響くのであるが、今年はパチンのあとはボトン!。アカサビダニで黒く変色したり収縮してしまったポンカンが切り落とされ地面に落ちる音だ。太田ポンカンを栽培して45年近くなるが、こんな状態は初めてで、親父は情けないとこぼす。しかし実際に栽培している我々夫婦は情けないを通り越して悔しい。一年間の丹精は何だったのかと…。
写真は家の前のポンカン畑越しのタワーとアンテナ。地面は恥ずかしくて見せられない。オンマウスは大峰の茶原から望む富士山。ここにリモートシャックを置くのが夢だが、果たして何時に…。

Dec 7-8. 2013  週末の諸々…中晩柑に防腐剤散布・青島温州ミカン切りetc
7日は午前中はるみや太田ポンカン等の中晩柑に防腐剤を200リットル余り散布した。来週に予定している採取に合わせたものだ。出荷は来年1月〜3月上旬にかけて行われるが、その貯蔵期間に発生する腐りを防止するためだ。
今週末もやたらと忙しい。8日午前中はハッサクの伐採がほぼ終わった伊野から、枝葉を軽トラに山積みで大峰の檜林へ運び廃棄。チッパーが用意できなかったので止む無く3往復。
週末はこれらの作業以外は田んぼのミカン畑で青島温州の収穫に励む。
山はミカン切りの盛りだが、ミカン栽培を放棄してしまった畑が非常に多い。大嶺の向こうには総合整備された平地の農地が見え、急坂の農道を頂上まで登り降りする過程で複雑な心境になる。こんな斜面じゃ危なくてやってられないのは本音だろうか…。
写真は田んぼのはるみ。程よきサイズと色になってきた。オンマウスは軽トラにハッサクの枝葉を山積みしてやってきた大峰頂上。

Dec 3-6. 2013  久し振りの宿泊出張…伊東市
伊東市の小室山で仕事があり、久し振りに3泊4日の宿泊出張。最終日に強風が吹いたものの、連日晴天で毎日富士山や伊豆大島を望むことができた。
静岡から伊東への交通は、沼津まで東名高速で行き、伊豆縦貫道を走り三島でR1を下りR136を南下して伊豆中央道を走る。そして大仁からK19で亀石峠を越えて伊東宇佐美に出る。この行程で約2時間半も掛かる。渋滞すれば3時間を越える。だから日の入りの早いこの季節は日帰りでは移動に時間がかかり仕事にならない。
写真は小室山山頂にある小室山リフト展望台。建物の中は現在森のぞうがん美術館とぞうがん制作のアトリエになっていて、多数の作品が飾られている。また制作の実演を見ることができるので、興味のある方は一度尋ねられると面白いと思う。ところで今回の仕事の成果はこの写真の中に確認できるHi。
オンマウスはこの展望台から望む伊東市街と富士山。子供の頃から慣れ親しんだ静岡や清水方面から望む富士とはまた違った趣がある。山越しで海岸まで見えないから、昔の人はその見えない部分に色々と思いを馳せたに違いない。

Dec 1. 2013  ミカン切りと防災訓練の週末
ミカンきりが佳境になってきた。昨日は一日中ミカンと戯れていた。今年はかいよう病の他にアカサビダニの発生がありミカン生産者を泣かせている。味は変わらないのに、食料としても十分なのに、見た目の悪さで売り物にできないこの寂しさ。一年間丹精してきた結果が、ちょっとした自然の悪戯に左右されるなんて、何とも情けない。
さて1日は地区の防災訓練の日。朝9時の有線放送の合図で三々五々自治会館前に参加者が集まった。開会セレモニーの後、放水・消火器・バケツリレー・簡易担架の訓練を行った。当地は昭和40年代まで80戸にも満たない農村だったが、現在は500戸に手が届く状況にある。農業も自治会も全てイコールであった時代は何処に誰が住んでいて家族構成まで分かったが、今は横のつながりが薄くなり昔のような雰囲気は無くなった。したがってこのような自治会のイベントが住民をつなぐ貴重な時間となっている。
写真は収穫期を迎えた青島温州ミカン。夏雨が少なかった分、今年は甘みがあり既に十分な味だ。オンマウスは防災訓練のスナップ。自治会館前に凡そ300名が集まった。メイン道路を通行止めにして訓練が行われた。道路の向こうは山切川。