石油ファンヒーター"Panasonic OH-209"を修理する(Jan 28, 2012)
カミサンから「石油ファンヒーターの電源が入り難かったり、知らぬ間に落ちる!何とかして・・・」と都合の良い苦言。
家では電気に関する困り事は全てこちらに回ってくるから始末が悪い。
直すのが当たり前で、報酬を期待するなどとても口に出来るものじゃない。
連日氷点下で分厚い氷が張る当地では、ファンヒータは冬季の生活必需品で何とかせねばと重い腰が上がった。
状況を確認すると以下の如くである。
@電源が入り難い・・・電源SWを押しても入らなかったり直ぐ切れたりする。
A途中で切れる・・・電源SWを操作しないのに突然電源が切れる。
B電源SWの戻り・・・プッシュ型だが必ずしもスムーズではない。
以上を確認。作戦を立てる・・・恐らく制御パネル内の接触不良。温度上昇・下降が繰り返され半田面にクラック・・・。
それで動作をさせながら様子を診る。制御パネルを外すといきなり電源が落ちたり入ったりする。制御パネル内の基板を叩いても同様だ。
そこで、基板に半田ごてを当て再半田。更に電源SWのキートップとパネルを洗浄して汚れを落としクリアランスを確認。
これらの作業で完全復旧。今は何事も無かった様に動作をしている。

写真上は分解したファンヒーター。

左は制御パネルと制御基板。

右は再半田中の制御パネル基板。