JH2CLV's Topics & Memorandam
February 2018

Feb 28 DYNABOOKツーショット…ギブアップ、R-1022ご主人の元へ
リモートシャックのサーバーPC(VersaPro/WindowsXp)の電源が時々落ちる。電源SWを入れると通常に起動するので、何らかの原因でシャットダウンが行われる模様。暮れから数回発生している。供給電源が落ちれば、次の起動時に何らかのメッセージを発するだろうがそれが無い。それで新たに中古機を購入し投入しようと目論んだ。実は昨年DYNABOOK SS-RX1(Windows7)を投入していた時期があったが、暖まると映像が乱れる不具合があり再びVersaProへ戻していた経緯がある。入手した中古機はWindows7で、OSとソフトをSSD/HDDごと使える様、DYNABOOKシリーズのSS-N12とした。DualCoreで価格は数K\。購入後、RX1のSSDとN12のHDDを交換。両者とも問題なく起動したが、不具合があり壊れたと思っていたRX1が暖まっても正常動作する誤算…ラッキィ!。液晶ディスプレイの駆動ICの温特と思い込んでいたのは完璧な誤りだった。一昼夜通電したが全く問題なく拍子抜けだ。ドライバソフトに不具合があったのかも…。写真はテスト中の両機。パッと見には分かり難いが右のRX1の方が薄く軽量。ちなみにVersaProとRX1は先輩H氏からの進呈。
オンマウスは昨年4月に修理依頼のあったイタリアの軍用受信機R-1022。2台のSG出力をミキサへ注入し様子を見ている。一度は復活し小踊りしたこともあったが、その後不具合が拡大し結局ギブアップとなった。残念だが本日ご主人の元へ旅立たせて頂いた。

Feb 27 確定申告の一日…庭先のバードウォッチカメラ
2月9日(金)JAを訪ね職員殿の支援を受け農業収支の決算書を作成した。そして本日、いよいよ確定申告の決算書を作成した。昨年7月でサラリーマンに別れを告げ、家業(農業)と年金収入による生活が始まった。7月までは勤めていた会社任せであったが、8月以降は自前での支出が色々と発生し事情が大きく変わっている。農業収支についても、全体状況をしっかりと把握するため可能な限りリストしてみた。まぁ家の経済が大体どんな方向にあるかを毎年気にはしてきたのだが、月給が無くなると言うのは非常事態であることは間違いない。質素倹約の精神も時折必要になってきそうだ。ところで住民税。年の途中で退職しても、当初指定された金額は変わることが無いと聞く。所得が激減しても還付されるルールが無いらしい。何と理不尽なことか…。
写真は、正月より庭先に置いた金物のケージ。中にミカンを半分に輪切りにして置いている。メジロ・ヒヨドリ・イソヒヨドリ・ヤマガラetcが毎日ついばみに来る。もう随分と慣れただろうとカメラを隅に置いてみた。するとどうだろう、警戒して降りて来ない。ミカンほ減りが遅い。しかし数日過ぎると、カメラは警戒に値しないと判断したのだろうか。多少は遠慮しながらも、しっかりと通ってくる。動画が撮れたら公開したい。カメラはネットワーク経由でPC画面上でワッチ出来る。オンマウスは後日(3月4日)撮影のイソヒヨドリ。

Feb 24 毘沙門天のダルマ市…コイルのQを知る
先週、そろそろ毘沙門天だなぁとカミサンと盛り上がった。気が付くと24日(土)最終日で思い切って訪ねる。休日とあって写真の如き混み。車は毎回止める海岸の臨時駐車場へ留めようとしたが、数十台待ちの混み様で空くまで30分以上待った。恒例の杉山ダルマの4号を購入して場内を散策。ダルマの他にミカンの苗木、鍛冶屋の作る農工具などを見て回り露店のソバで昼食。1時間半程度滞在し12時半頃帰路に就く。帰る時の駐車場待ちは200台余りに達し大変な状況だった。帰宅後15時からマリナートでJA組合員研修会があり、劇団わらび座のミュージカル「Kinjiro!」を鑑賞。日本人が忘れてしまった価値観や心を感じる有意義な時間だった。この日は早朝にポンカンの戸配で富士を往復するなどで長い一日だった。
オンマウスはオークションでゲットしたヒースキットのQメータ「QM-1」で実際にコイルのQを測定している様子。付属の標準コイルのQは110。裏蓋を外しTCを調整してメーター表示を110に校正する。手元にあった複数のコイルを取り出してQを測定してみた。へーと、初めて判明する事実を知ったりして勉強になる。余談だが、SW電源用LPFに使う写真のトロイダルコイルは200〜300μHのインダクタンスをLCメータで確認できるが、1MHzでQを測定しようとすると共振させることが出来ない。こんなことがあるの!?と新たな発見に一喜一憂。

Feb 17-18 熱海梅園往復…One Tube Competitionは面白い
17日(土)に次男が1泊で帰省した。夫婦だけのところに1人加わると話が色々と展開して面白い。それよりカミサンの機嫌も良いからこちらも安心だ。帰省のついでに、カミサンは次男からの借物スマホから自前のスマホに切替えるべく、清水駅出迎えの後、国吉田のYAMADA電気へ向かった。ガラ系とWindowsタブレットで十分とするオヤジにはスマホは未だ程遠い。次男の助言で機種を決め、その後のセットアップも順調に進んだが、それをオヤジに期待されても困るので次男サマサマだ。デスクトップやノートPCが複数台も動いているのだから…何が不足かと考えるのは時代遅れか。そんなこんなで帰宅してからもカミサンと次男のやり取りで賑やかだった。その結果、カミサンの使用済みスマホが転がり込んできた…さてどうしよう。
次男は昔流に言うところの1眼レフを持参して来た。自宅前の梅の花を撮っていたが、誰が言い出したか熱海梅園が旬だって。それではと次男の帰路、熱海梅園を訪ねJR熱海駅へ送ることになった。写真は熱海梅園の一こま。好天に恵まれ穏やかな一日だった。昼食は上多賀まで足を伸ばし蕎麦と天ぷらで舌鼓を打つ。オンマウスは佳境になった単球レフレックスラジオの基礎実験ベンチ。プレート側にも同調回路を設け分離とAGC特性が改善された。朗々とスピーカーを鳴らし、より実用レベルに近づいた。

Feb 11 Heathkit QM-1(Qメーター)届く…伊野ポンカン畑耕作と堆肥入れ
写真はHeathkitのQメータQM-1。Facebookの真空管無線機のサイトでオークションの紹介があった。早々に入札したところ、他に入札者が現れずゲットとなった。Qメーターは以前から欲しかったが、SGとHi-Zのオシロスコープがあれば、直読は出来ないが取得値の相対比を求めればQ値になった。そのため無くても困ることはなかったが、手元に置いておきたい測定機ではあった。三田無線が発売していた時期もあったが、購入を検討しているうちに廃業してしまった。LCが直列共振すると、C又はLの両端に発生する電圧の絶対値は供給電圧のQ倍になるのが原理だ。Q=500なら1Vが500Vに化けるとんでもない世界を覗ける。最近は無線をやっていてもQを論ずるケースは殆ど無くなってしまったが、折りしも1TUBECOMPが進行中で、RF同調回路にHi-Qコイルの自作が必要なため、実にタイムリーだった。ターミナルに取り付けてあるのは標準のLC。
オンマウスは9-10日で行った伊野ポンカン畑のテイラーがけ(耕作)と堆肥入れの様子。10日夕刻から降り出し、雨上がりの11日朝撮影したもの。西側(車の奥)の土壌は知らぬ間に固くなっていて、テイラーをかけるのに東側の倍程の時間を要した。これでは肥料が流れ出す。木の成長が遅いのはそれが原因だったのかも。これで肥料の吸収も良くなるのではと期待している。

Feb 10 ゲルマニュームダイオード1N60入手
1TUBECOMPで使用しているゲルマニュームダイオードが底を尽いた。と言うより袋買いしたモノが何処かにある筈だが出てこない。それで7日、所用で出たついでに足を延ばして静岡のマルツを訪ねた。ところがダイオードコーナーを探しても無い。それで店員殿に所在を尋ねると「生産中止で仕入先が見つからず置いてない・・・」とつれない返事。何てこったぁ、清水の山奥から出てきたのにと内心。微弱RF信号の検波は皆さんどうされているのかと思いきや、有るところにはしっかりとあった。写真は秋月電子通販で届いた1N60。10本入り袋が3つ。各袋にはシリカゲルが同梱されているが、良く見ると1N60のリード線に汚れが見える。マルツさん何とかしてよ…とこれまた内心。ちなみにサトー電気にも置いてある。ネット上にはショットキーをゲルマニュームとした1N60メーカーも存在するので購入には要注意。そんなに買ってどうするのかって…そりゃ見てのお楽しみ。
ところで、はるみのJA初出荷を少量ながら8日行った。オンマウスは残り僅かな着色を期待して電灯による熟成を試みている様子。これに上からすっぽりカバーを掛ける。無暖房の貯蔵庫は、この時季朝0℃近くになることがあるため、24時間10℃程度を確保し熟成を促進する。糖度は来ているのに、ちょっとした着色不足で出荷出来ないのは何とも寂しいから…。

Feb 7 青島とはるみの撰果
2月は青島温州のJA出荷が複数回ある。これでJA向けは出し切ってしまいたいため連日撰果に明け暮れている。それに時折オーダーのある戸別発送、そして今週末ははるみの初出荷がある。
見た目や味も基準を満たさなければいけないJA向けと、見た目は問わない戸配向け、そして何でも構わない戸配向けへと、手持ちの在庫を無駄なく分配し売り上げに結び付けるには、この撰果作業が鍵になってくる。
我が家では歴史的に機械撰果は行っていない。機械撰果はキズが付き易い。量があっても、必ず人の手に取ってみて状態を確認して出荷してきた。まったくお人よしと言われそうだが、家庭撰果にはその家の礼儀や文化みたいな家風があって面白い。
写真は青島温州の撰果をするカミサン。基本はJA出荷だが、それに落ちる実を手前の戸配用段ボール箱へ落としている。オンマウスは9日出荷用のはるみの撰果の様子。今年は青島と同様に出来が悪く、量は例年の半分以下になっている。また着色にばらつきが多い。

Feb 2 今年2回目の積雪…久々の量
予報では今朝は冷えると言っていたが、自宅は+3.9℃と予想外…と思ったら山の上は真っ白だった。
写真はリモートシャック・タワー中段に設置した富士山カメラの映像。本日8時頃の撮影。晴れていれば中央に富士山が見えるのだが、今朝は昨夜からの雪でご覧の通り完璧に雪国になった。オンマウスはほぼ同じ位置の地べたから北北西方面を覗いた様子。静岡市の真富士から山梨県の十枚山方面に延びる山脈。
実は、リモートシャックの無線LanからPingが返らないのでパラボラの着雪と早合点して出向したらこの状況。昨日無線機の電源切りを失念しバッテリLow状態を招いてしまったのがその原因。手動で発電機を回すと1分程度で無事復旧。
フレーム外だが、オンマウスの左先にNTT山原無線中継所や地元の高山等があり、それらを含む以北の山に積雪があった。こんなことはめったいにないことで、シャックの保守など忘れ、写真撮影に力が入る。画像クリックで富士山カメラが拡大します。

Jan 31 1TUBE COMPに参加
Facebooknoの真空管式無線機サイトで1TUBECOMPと題し単球ラジオ製作が話題になっている。年明け後基礎実験を行い、大凡の目途が立ったため締切り日の本日未明、幹事殿へ参加意思を伝えるメールとFaceBookへ書き込みを行った。
複合管は認められず、1本でスピーカーを鳴らす中波AMラジオの製作コンテストだ。どの様な回路や構成にするかは、製作者の経験や技術に生活スタイルなど様々な要素が絡み面白い。
それでどんな形にするか。未だ決定版ではないか写真はそのテスト風景。基本はHi-Q同調コイルとHi-Z受Hi-gm球AFアンプによるGeラジオ。そしてRFとAFでロスを抑えた整合。更に高能率スピーカーの採用。これに3.5MHzダイポールを、同調コイルのコールドエンド付近につなぎ、TOAのSC-35をつなぐと大音響が飛び出す。
真空管は12GN7AでG1を10MΩ終端、Rkは82Ω、Rsgは220Ω、Rlは12kΩ、+Bは225Vとしている。オンマウスはアンテナを80m長のWindomの場合の波形。ローカル局JOPK(882KHz)のGe検波出力を10MΩプローブで見たもの。表示電圧のx10倍なので驚くべき出力が得られている。
以上は基礎実験なので、今後検波方式をグリッド検波や再生方式へ変更する可能性もある。中学時代を思い出し楽しくなってくる…まさにラジオ少年の面目躍如と言ったところだ。