ハンドドリルの手直し(Jan 16. 2011)
もう何年前のことか忘れてしまったが、小型のハンドドリルをジャンボエンチョーから購入した。暫くしてチャックのネジを締めるとチャックの先頭部分が押し出されてしまった。
可笑しい!。ネジで締めるのだからチャックはそれなりの強度の筈。しかし簡単な叩き込みで横からPin処理等の脱落防止がない。これって忘れ物?と思いながら10年以上の歳月が過ぎた。
この正月、使う機会があり取り出したが全くダメ。遂に重い腰が上がり単身赴任先へ持ち帰った。チャック横から2.5mmの穴を台ネジ部分まで食い込ませて開け、チャックの外側に3mmのタップを立てた。
これに横から鉄イモネジをねじ込んで抜け止めと固定を行った。もとより素手では外れない固さだったが完璧になった。
写真左は関係した部分。右上はドリル本体。左上は3mmハンドタップ。中央はチャック関係でイモネジや台ネジの様子が分る。写真左下はチャックのアップ。取り付けたイモネジに雰囲気がある。写真下は穴開けは初代のハンドドリル(1967年親父からプレゼント・・・チャックは10数年前に新調)とのツーショット。小細工は絶対にハンドドリル。これらは生涯手放せないだろう。
ところでやっぱりこの構造って可笑しい。これって製造途中で出荷されてしまったんじゃ・・・。