DTMFマイクロフォンのデュアルトーンはどんなもの?
ICOM
製DTMFマイクロフォンHM-14の発生するデュアルトーンを測定してみました。
写真はHM-14の表(マイクロフォン面)と裏(DTMF面)です。グラフはデュアルトーンの一つを押したときの周波数スペクトラムです。下方にある山は60Hzの電源Humで、IC-756のオーディオ回路が拾っているものです。
測定方法は、IC-756のマイクロフォン入力に接続して送信し、PHONES出力をPCの「ウェーブアナライザ32」で見たものです。RFゲインは絞り切り、モード位置はSSBで、IC-756のモニター機能を使ってオーディオを出力させます。
前述のようにIC-756には残留Humがある為、それが拾い上げられていますが、マイクロフォンのDTMF出力としては問題ないものと思われます。
ノイズフロアがやや高めですが、事情を理解した上で使用すれば、ツートーン発生器として使えます。
とにかく手軽ですので一度お試しください。下手に作ったツートーン発生器よりは良好ですから・・・。