JH2CLV's Topics & Memorandam
March 2014

Mar 29-30.2014  FLEX6500とK3がやってきた・・・物珍しさに集うローカル・・・スペアナ修理
写真は29日の参加メンバー。左よりJH2AHZ、JA2AYH、JH2CLV(オーナー)、JA2IYJ/1、JA2JZのお歴々。JA2IYJがFlexRadio SystemsのSDRトランシーバFLEX6500ELECRAFTのK3を持込む。
オンマウスはFLEX6500で-100dBmの信号を受信中(縦カーソル位置)、+20KHz離れた位置に強力な信号を注入し、ノイズフロアが持ち上がる限界を示したもの。分かり難いかもしれないが、0dBmを放り込んでようやくノイズフロアが浮き始める(AF出力S/N悪化1dB)。また80m長逆VウィンドムANT(+3dBm出力)で受かるJOPK(882KHz)の内部2倍高調波(1764KHz)は、IC-780(ノーマルゲイン・AGC入り)ではS9+10dBで受信できてしまうが、このFLEX6500では全く感じることがなかった。また受信レベルのdBm表示は、絶対量・相対量共に非常に正確でビックリ。マウスによる操作やネットワーク環境設定には慣れが必要だが、それでもこれは大したキカイだと全員一致。LCを使わず共振に依存しない、いわゆるシリコントランシーバの夜明けを感じないだろうか。8時から昼食を挟んで16時まで、「永遠のラジオ少年」達は元気だった。 ところで今日は残念なことにK3の動作が何故かNGで、比較テストができず仕舞いだった…JA2IYJ悔しそう。
ADVANTEST/4131A。平成10年頃最初に入手したスペアナだ。周波数は3.5HGzまでで、分解能(RBW)も最大1KHz、表示レンジも80dBで、自動測定機能もリムーバルメディアへの画面コピー機能もない、今時のスペアナに比べたら全く幼稚そのものだった。
しかしスペアナの基本動作を理解するにはこれでも十分で、自動機能がないから作業で測定手順の全てが分かっていく。色々教えられることも多く、妙に愛着があった。
実はこのスペアナ、何時頃からか忘れてしまったが、時々入力のNコネ付近で接触不良を起こしていた。叩いたり、コネクタを突いたりしてしのいできたのだが、先日遂に「断」になってしまった。
まぁ他に新しいスペアナがあるから実害は無いのだがと言いながら、どうもほ放って置くのが苦手な性格。たまたま30日は雨の休日となり、思い切って修理することにした。
写真とオンマウスはその様子だが、結果は何とコネクタ芯と基板(Input ATT)の間が接触で導通が保たれていただけで、半田が流されていなかった。よくもこれまで使えていたものだと感心するが、知らぬが仏ってのはこのことか・・・。

Mar 21-23.2014  彼岸の週末・・・それでも時間が欲しい
写真はノートPCのキーバードに乗せた新旧の携帯電話。実はオンマウスの真竹の切り出しを川の反対側で行い、手前に引き上げる最中に足を踏み外して竹もろ共に川へドボン。携帯が水に浸かったが直後の動作は問題なかった。ところがその日の深夜動作が可笑しくなり、翌朝はDOCOMOショップへ走り機種変更。しかし正常起動しないため電話帳の移植が出来ない・・・もうトホホの一言。やはり電池を抜いて完全に乾かすべきだったかと後の祭り。もうダメモトと電池を抜いて丸一昼夜放置後電池を入れると、な何と起動して電話帳が覗けるではないか!。ただ温まると再び動作不良に陥る。その癖を見抜き、DOCOMOショップで直前に電池を入れることでデータの取り出しに成功。一喜一憂の携帯騒ぎだったが、ことの発端はオンマウスの竹。これカミサンからのリクエストで根元15cm程の真竹を3m長に切り出したモノ。簡単な様で大変な作業だった。木も竹も生は本当に重たいのだ。でも旧携帯は液晶は潰れ、表面には凹み、ゴムパッド等は脱落し、どう見ても交換時期であったから、むしろきっかけを作ってくれたと感謝しなければいけないのかも…。それから電話帳はバックアップを取っておこう。
写真は田んぼのミカン畑で剪定した枝を砕くチッパー。この季節、チェンソーとチッパーは恒例の作業グッズだ。今年は腐りかけた老木を数本倒し、根っこに近い太い部分は薪に残し殆どはチッパーにかけた。長年世話をしてきた親父は、愛着があり伐採を嫌う様だが、気にせず思い切ってチェンソーを入れた。チッパーの騒音は「馬鹿」が付く程でかく、ご近所に気遣いながらの作業。時代や世代の変化を感じてしまい、カミサンと苦笑い。
オンマウスは、80m長1.8〜50MHz逆VウィンドムアンテナのAMラジオ放送帯出力を観ている様子。やたらと大きく、R-390AのAGCが追随できず音声出力が歪んでいることが気になっていた。それでスペアナを取り出して測定してみると仰天。ローカルのJOPK放送所からは10数Km離れているが、50Ω終端で+3dBmもあった。アンテナバランはこの数帯は保障外なので、相応のロスが加味されていると思われるが、それにしてもスゴイ。ちなみに3.5/1.9MHzトラップ式デュアルバンド逆Vアンテナはこれより約30dBも低い。なおR-390AのAGC動作は個体の問題と思われ現在調査中。同機の世界的権威であるJA2AGP矢澤OMからも助言を頂いているがまだ未解決だ。

Mar 15-16.2014  貧乏暇なし・・・連日の休日出勤
年度末になると急に勃発する仕事。年度内処理物件が山積みだ。平日では組み込めず、結局休みにやろうと言うことで落着く。休日や深夜出勤は前の会社では当り前だったから何の苦にもならないが、カミサンのリクエストを考慮すると気が重い。何処かへ遊びに行くと言うと目の色が変わったりするが仕事だと実にそっけないのが面白い。
さて15日は9時から某所で衛星回線の工事。天候に恵まれ予定の作業は日の入り前に完了。ところが仕掛けが正常に動作しているかは顧客殿の腕次第の処があり、本日は判断できず仕舞い。
翌16日は、友人のリクエストで伊野から取ってきたハッサクを20Kg程富士まで届けに走り、そこから静岡まで出勤。前日の作業報告や、その他溜まった事務処理に時間をあてる。休日の事務所は電話も無く作業の効率が非常に高い。頃合いを見て15時半帰路に就くと、カミサンが伊野でミカンの苗木の植えつけ準備をしていることが頭に浮かんだ。どこかで休ませてやりたいし休みたいのだが、こんな調子がいつまで続くのだろうか。などと車を走らせながら呟いていたら、昨日の工事は動作も正常になった旨担当者から連絡が入った。余談だが写真は30年振りに取り出した450MHz帯の同軸キャビティ型BPF。

Mar 9.2014  保福寺春の施餓鬼・・・MFJ-998RTタワーへ復帰
恒例の保福寺の春の施餓鬼が10時より行われた。お寺の本堂と対面する様に祭壇が飾られ、和尚殿のお経が流れる中、米と水を供えて合掌。檀徒の数は増えているにも関わらず、参加される方が減りつつあり残念だとは大和尚の弁。確かに昔はお寺を中心とした文化があった。でも、春彼岸の施餓鬼と秋彼岸の観音会、そして7月のお地蔵さん祭りと、昔ながらの祭事を続けているお寺はそう多くはないと思う…有り難い事だ。
11時頃帰宅し空を見上げると快晴にタワー。昼食前には未だ時間があるなぁと意を決してタワーへ上る。MFJ-998RTをSカンで腰ベルトに引っ掛け、HFバランや粘着テープをポケットに突っ込んだ。FMJ-998RTの再投入だ。そしてここ数ヶ月不調だった160/80mInvVeeアンテナの復活のために試しにバランを交換する。作業は順調に進んだ。MFJ-998RT+OCFアンテナのコンビが1ヵ月振りに復活、安定な動作を示している。内部の強化を図ったことと、ここ1ヶ月間の修理対応で本機の弱点を大分把握できたことで使用感が違う。
写真は施餓鬼が始まった保福寺の本堂。オンマウスはタワーに再実装したMFJ-998RT。円筒型のバランはNAGARAのBL-4K。

Mar 8. 2014  伊野ミカン畑の改植準備・・・
「超ワケあり」ポンカンは順調にはけた。その後もオーダーがあり、少し残っていた「ワケあり」でお願いすることにして、数件の荷造りを午前中に実施。レモンの依頼もあり、木に上って切り始めるとカミサンがやって来て、いきなり剪定の指示。レモンの木は茨があり気を付けないと血を見る。下からあれこれ言われても困る。段々とお互いの声が大きくなって行くのが分かり苦笑。レモンはポンカンに忍ばせる。今日は格好のタワー作業日和。MFJ-998RTの復帰を思い描いたが、昼食後は早々に野良仕事。伊野へ赴き伐採したハッサク畑を採寸しミカンの苗木を植える位置決め。台形の土地にどう植えるかが議論になり、畑でカミサンと相互に大声。こちらは、植えつけ作業や後の手入れがやり易いように考えるが、カミサンは通路側は綺麗に並べたいとか言い出すから始末が悪い。残したハッサクが2本あり、やってみると思い通りにならない。結局私の案で決着。苗は2年生で樹間隔は4mを基本にして30本植える事にした。 写真は伐採後抜根と土起こしをした伊野の畑。試しに6ポイントで土に堆肥と石灰を混ぜた。この作業を苗木が届く4月初めまでに行う。 オンマウスはカミサンが夜なべして制作した鞠。端々を糸で結ぶときは共同作業だった。

Mar 4-6. 2014  拙作HP閉鎖・・・ご迷惑をおかけしました
4日朝HPが見えない。アクセスを試みると「指定されたURLにファイルが存在しないか、既にファイルが削除された可能性があります。」と左の画面。可笑しい!?。BIGLOBEへメールを入れ返事を待つと半日後返信。3日19時過ぎ、ファイルの1つがウィルス感染した可能性があり、プロバイダ権限で一時的に閉鎖した模様。復旧のために山盛りのリクエストがあり深夜にかけ対応に追われた。まったく厄介な話だ・・・ウィルススキャンをネット接続しているPC全てに施して異常のない事を確認、それに使ったソフトの正式名称とVerの報告。更にBIGLOBE接続PW、メールPW、FTPサーバPWを変更し、それらが完了した旨も報告。連絡はメールのみだが、先方も複数案件を抱えている様で、返事が来るまで半日以上掛かる始末。これじゃ早い復活を願うこちらの気持ちが伝わらない。やっぱり電話だよなぁと呟いている内に丸3日経過することになった。FTPのPWは脅かされ過去一度変更したことがあるが、それ以外のPWはPC-VANに加入した1990年頃のまま。ネット系の人に云わせると良くもそんなに長く…となるらしいが、そんなモン気にもしないからこんな騒ぎになったのか。6日17時閉鎖解除、7千近いファイルをコピーし21時完全復活となった。

Mar 1-2. 2014  もう3月・・・「超ワケアリ」ポンカンの発送とMFJ-998RTの状況
3月1日、ご依頼のあった「超ワケアリ」ポンカンの箱詰めと発送を行う(写真)。発送を終わった後に連絡を頂戴した方もいらっしゃり、作業は翌2日も行った。廃棄寸前でお客様に届いた「超ワケアリ」は、予想以上に喜ばれホッとしている。この2日間で300Kg近い量が処理できたことになる。既に青島温州は終了し太田ポンカンも目処が着いた。残るははるみのみ。ただ4月になるとスルガエレガントや甘夏が始まり週末の忙しさは変わらない。
今週末は雨。幸か不幸かアウトドアの仕事は出来ない。空き時間に工房でMFJ-998RTのテスト運用を行う。オンマウスはちょっと前の写真だが、こんなスタイルを暫く取っている。上に焼損後復活させた剥き出しのMFJ-998RTが見える(下はELECRAFTのKPA500と自作SSPA)。現在SWR=1をターゲットにしている。10W程度を放り込むと各バンド満足の行くチューニングが行われ、その後KWを放り込んでいる。剥き出しだから工房は電磁波の嵐!。樹脂製カバーを取り付けても同様だが、特段の回り込みも無く運用できている。ちなみにアンテナはOffsetCenterFeedの逆V_Windomで給電店に4:1バラン。この週末にタワートップへ戻す予定だったが雨で延期になってしまった。