24日5時半、ご依頼のスルガエレガント収穫で西の谷津を往復。朝食を済ませると田んぼのミカンに訪花害虫対策の農薬散布(4種類混合)を、開花済みの早生を中心に実施。昼食を挟み、伊野と舞台も駆けずり回り、終わった16時頃はヘトヘト。
早目に休もうと決め夕食を取っていると何故か変。ひょっとしたら同窓会の打合わせではと幹事へ電話するとビンゴ!。なんてっこったぁ・・・夕食を中断しカミサンに会場の江戸沢へ送って貰う。本当に休む間もない。 25日は親父の誕生日で昼兄弟が集合。カミサンは午前中自治会の仕事に出掛けこれ幸い。懸案の6DC6データ取りを目論むが後述の理由で中断。午後は再び畑に戻り配合肥料撒きで日が暮れる。 写真は6DC6/6BZ6/6BA6のEcg-Ip特性を取ろうと用意した装置。しかしアナログテスターの電流計誤差が余りにも大きく作業中断。内臓DCアンプの利得が変動している模様だ。1973年購入のSANWAのお気に入りN201だが、既にメーカーの補修対象から外れて久しい。 オンマウスは親父を囲む姉達と私(撮影はカミサン)。簡単に寿司とビール(お茶)で長寿を祝ったが、女性が3人も集まるとやたらと姦しく、親父が着いて行けなかった様だ・・・頼むよまったく。 |
17日は朝8時前より田んぼのミカン畑へ除草剤散布。前日カミサンが使った農薬の残りに水と原液を足し150リットルで散布開始。しかし途中で不足。手持ち原液ぎりぎりの50リットルを作り再開するが、次ぎの舞台で再び農薬切れ。原液を買いに出て再び150リットルを作る。カミサンはそのまま散布。一方自分はご依頼のスルガエレガント切りで西の谷津を往復。忙しく動き回っている内に夕時。翌18日は朝から箱詰めと発送。そして夏野菜の棚作り。裏山から笹竹の長いヤツを10数本切り出す。初夏の恒例行事だが、棚の形はその時の気分次第だから面白い。カミサンはキュウリ棚にグリーンネットを張った。撤収を考えると笹竹で良いと思うのだが…ネットだと植物が絡み大変と思うのは男だけか…。こんな中、友人からの頼まれ物があると宣言。昼食後約2時間かけR-390Aのフロントパネルを入替えた。16日にJA2AGP矢澤OMからQSYして来た物で、旧パネルは返納する約束だった。平日の夜は暗く、視力や注意力が落ちたオヤジには明るい昼間だと挑戦。何とか時間内に収まった。その間カミサンは屋敷のミカン畑でハチミツ搾りに勤しんでいた。申し訳ないと思いながらも、遠心分離機の固定だけ手伝ったが、格闘する後姿にI'm sorry!。 |
写真は旧パネルを取り外し、新パネルを取り付けた様子。見違える綺麗さに、電気的性能も向上したような気分になるから不思議だ。スイッチ・VR・シャフト軸受け・メーター等とケーブルハーネスを外せばパネルを取り外すことが出来る。見事な作りだ。なおノブの塗装は購入した1982年当時に、あの「赤本」参考に一度実施しているが、当時は適切な下塗り剤(密着バインダー)が入手できず塗装が割れてたまま。この後ノブとメーターの塗装を実施する予定。 オンマウスは18日夕方、大峰山頂付近の茶畑に顔を出していたタケノコ。既に一番茶は刈られた後だが、毎年顔を出す竹のしつこさにはいいかげんウンザリする。でもタケノコが食べられるだろうからと妙に納得。 |
伊豆大島で所要があり半年振りに渡航。新東名長泉から伊豆縦貫道を南下、あっという間に函南だ。熱函道路で熱海港に出ると予定より1時間も早い。大島に着くと土石流直後に尋ねた時の緊張感が蘇る。片付いた風に見える元町周辺も、近寄ると手が付けられない場所が目に入る。半年ばかりでは復旧できる筈もなく、依然として随所に爪痕。本格復旧はこれからの印象だ。土石流の中心だった辺りに献花場を発見、思わず合掌。天候に恵まれ所用は順調に消化。写真は土石流が通過した御神火スカイライン中腹から見下ろす元町と伊豆半島。岩盤までえぐられた足元を見ていると、自然に戻るには一体何年必要なのかと思いが熱くなる。さてこのところR-390AのAGC調査にハマっている。この程度の入力でAGCが破綻するのは絶対に可笑しいと悩んでいた。ふとRF管6DC6のカットオフ特性を、一般的な6BA6や6BZ6と比べると仰天。セミリモートカットオフと思っていた6DC6は殆どシャープカットオフだ。一部にリモートを謳う資料もあるが、Ecg-Ip曲線で一目瞭然だ。-10V程度でカットオフなら、それ以下のAGC電圧を与えたらA級動作など望めない。それで、6BA6と6BZ6に差替えてみたら何と問題が全てクリア…なーんてこったぁ!。 |
相変わらずのウィークエンドファーマー。10日午前中、田んぼのみかん畑にボルドーとアビオンを散布。午後、同級生のご尊父の葬式に参列。戻ると再び農薬散布で、今度はカミサンの待つ伊野と屋敷。11日はお世話になった友人へと大峰でタケノコを掘り、その足で西の谷津に下りスルガエレガントを収穫。タケノコは1週間も開けると伸び過ぎてしまい、大半が失格。何とか使えそうなのを3個ほど持ち帰り、午前中に約3時間茹で水に浸す。スルガエレガントは箱詰めし、空きスペースにビニール袋に詰めたタケノコを忍ばせる。実はこれ先月末にも同じトライをしたのだが、生憎留守続きで受取人不在で廃棄処分になった経緯がある。リベンジ戦だ。 一方懸案続きのR-390A。11日、カミサンが同期会に出掛けたついでに、Z503用RFCを製作(920μH)し実装。AGC動作は初期の状態以上に回復している。またアンテナバランも小型メガネコアで製作し、これをコネクタの中へ納めた。f特は中波放送帯まで伸び、ルックスも相まって中々の出来・・・と自己満足。 写真にZ503の端子に半田付けしたRFCが見える。オンマウスはアンテナバランを内蔵した変換コネクタ。なかなかカッコイイ!。 |
本件についてはTest&Dataコーナーにも記した。2012年夏に張った80m長の逆VウィンドムアンテナをR-390AにつなぐとAGCが破綻することが判り、ここ暫くAGC対策に奔走していた。このウィンドムで地元AMラジオ局JOPKを受信すると、搬送波で何と+3dBmもある。15dB程度のATTを挿入するとAGCの制御範囲に収まるのだが、アマチュア機では問題ないため、何とかならないものかと闘いが始まっていた。 色々手を尽くしているのだが、AGC専用IFアンプのプレート同調(Z503)ズレではないかと、R-390Aメンテの世界的権威JA2AGP矢澤OMより6日рナ助言を頂いた。早々に試すことになりその晩Z503のアルミケースを外しダストコアを回しだした。ほう確かに利得が上がる、と抜く方向へ回していたが途中でボビンの端まで達しストップ。それではと反対側へ移動させようと暫く逆回しすると変。急にコアが固くなり動かなくなった。まずい。気付くとボビンとコイル共に回り巻線が断。これじゃAGCどころではない。構造的にコイルからリードを取り出すのは困難。同調容量からインダクタンスを計算すると約1mH。苦肉の策だがこれをパラって対策することに・・・。ところが7日マルツ電波を訪ねるが、この標準的な1mHが置いてない。どういうこと!。 |
長男夫婦が5日1泊で名古屋帰省することになった。その際、先日尋ねた川根温泉で合流しSLを見ようと言う話をカミサンが4日にでっち上げた。その晩は夫婦で大騒ぎ。日頃の不精が災いし、恒例の「間際の大掃除」が始まった。片付いたのか良く分からないうちにへとへと。写真は5日、川根温泉で合流し大井川鉄橋のSLバックにはしゃぐ家族。通常は12時半に千頭行きが通るのみだが、この日は休みと言うことだろうか3回の大サービス。孫息子は初めて見る生のSLとあって、最初は凍りつきやや興奮気味だった。さすが男の子だ。しかし女性人はカメラ向きにはしゃぐのが忙しいようで、人の感性って面白い。温泉に浸かり昼食をとって実家へ移動。25日で90になる親父が待っていてくれたが、相変わらずのマイペースに苦笑。それでも親・子・孫・ひ孫4代が勢揃い、久しぶりに一家を感じさせる日だった。 オンマウスは6日朝、自宅で分蜂して近傍の樹木に集ったミツバチ群。早朝に掘ってきたタケノコを孫達に見せ茹でている最中、カミサンが分蜂を見つけ騒ぎ出した。近くに巣箱を寄せ、巣枠に蜜をたらし蜂を招き寄せる。女王蜂が発見できれば作業は早いが良く分からない。最後は振るい落とす。カミサンと共同作業の大捕り物だった。 |
写真は3日、将来リモートシャックを置こうとしている通称大峰で、タケノコ掘りを終えて下る途中の風景。標高は300m程度と思われる。霞かすっ飛びか良く分からないが、中央奥に、あのNTT山原(ヤンバラ)マイクロウェーブ中継所がある。この地は箱根駒ケ岳中継所間ルートの真下に位置している。かつてアナログ時代には、自作電磁ホンを中継所に向けると、多くのマイクロ波を確認できたが今は光ファイバーに取って代わりその欠片ももない。 オンマウスは工房のアンテナマスト用に購入した単管パイプの6mモノ。清水のジャンボエンチョーには置き場所の関係で置いてなく、鳥坂へ赴いた。レジに\2.3K支払うと、立会いも無しで「持っていって!」。軽トラを横付けしたが、6m長ともなると軽トラの車長をだいぶ飛び出す。本当は道交法違反じゃ?と思いつつ、滑り止めにガムテープを巻き、3ヶ所をロープで南京結び(万力)した。恐る恐るR1バイパスを戻ったが、途中カミサンから食材の言付けがあるなど紆余曲折の帰路。何とか帰宅したが、改めて眺めてみるとやはり長い。4日午前中に工房の水道管マストと入れ替え、トップの50MHz/Whipを移し変えた。高さが約50cm高くなったが、これだけでもローカルQSOが大分改善された。 |
CQ出版のRFワールドNo.26でネットワーク・アナライザ
実践活用法と言う特集が組まれている。実はNo.10でもはじめてのネットワーク・アナライザとして特集が組まれたことがあった。それでどんな内容なのかRFワールドの到着が待ち遠しい。そんなことがあって自前のネットワーク・アナライザ(ADVANTEST/R3765H)の調子を見たくなり電源投入。凡そ30年程前、職場の先輩JA2DJHからQSYした450MHz帯同軸キャビティの特性を調べてみた。 写真は中心周波数約460MHz、スパン500MHzで見る周波数特性。BPFが周波数が2倍になるBEFになることがよく分かる。スパンを高い方へ広げると、BPFとBEFを繰り返し単位長の同軸フィルタの特性が手に取るように分かる。しかしシングルではこんなもので、まともなバンドパス特性を得ようとすると複数構成にしないとだめ。 ところでこのアナライザ、ボタンを押せばベクトル表示(SMITH)やスペアナ・位相・遅延・反射表示等に切り替わり、これほど便利なものがあるのかと感心する。オンマウスはSMITH表示にしたもの。トラッキングジェネレータ内臓のスペアナとは一味も二味も違う印象だ。これで少しトレーニングをしてからRFワールドを読むことにしようか・・・。 |