Oct 29. 2006 Hana&Piggと早朝の散歩            
この週末は五七忌法要の打ち合わせや準備で実家に戻った。
田舎の朝は早く6時には始まる。犬たちも慣れたもので時間が来ると吠え出して散歩を促してくる。眠い目を擦りながらHanaとPiggを連れ出し裏山に登った。
HanaはおとなしいがPiggはもの凄い力で引っ張るので登り道も余り苦にならない。久しぶりに山頂まで登り、茂畑地区側を覗いて引き返したが、知らぬ間に時間が経過し約1時間の山歩きになった。そう言えば山頂近くで茂畑側の有線放送(拡声)が聞こえ、本日茂畑地区で行われるイベントの案内をしていた。
写真は下る途中、PiggとHana越しに見た山切地区を撮影したもの。山切高架橋は知らぬ間に西側の橋が架かり現在は東側の工事が始まっている。 PiggとHanaは同じ方向を向いているが何かあったのか・・・目線が揃っていて何故か面白い。
オンマウスすると見えるのは、前日プリンターのインクを求め清水銀座の四葉商会を尋ねたときのもの。店の前から魚町方向を覗いたもの。すっきりとしているがなんとなく寂しさが漂ってくる。そう言えば昔、魚町に清水パーツセンターがあった。

Oct 22. 2006 棒の手奉納(名古屋市守山区八剣神社)            
22日(日)名古屋市守山区にある八剣神社(ヤツルギ)で大祭が行なわれ、今年も「棒の手」の奉納が行なわれた。実は幼少の頃からこれに参加させて頂いている3男(豊田市)が今年も出たい旨を知らせて来ていた。あいにく8月末で名古屋の生活拠点を畳んでしまったので諸々の準備をする場所が無くなってしまった。そこで棒の手の師匠にお願いし前日と当日の対応をして頂ける事になった。この時季は毎年お世話になって来たが大変あり難い事だと思っている。
当初は我々も駆けつけるつもりでいたが、母の他界があり、葬儀後の諸作業でそれどころではなくなってしまった。その代わり必要な棒の手グッズを用意し20日夕方に名古屋の知人宛に発送し本人に届くように手配した。奉納中に撒く華(10円玉を祝儀袋に入れたもの)はカミサンが中心となって家族で300袋作り同梱した。
その後は自分で対応したようだが、今までは親元で行なっていた準備が人前で行う事になり色々社会勉強になったものと想像している。親離れも、子離れも一歩進んだか・・・。皆様お疲れ様でした。
写真は師匠から送られてきた当日の一コマ。八剣神社境内で奥に樹木に包まれた社、遠くには金城学院大学の講堂が見える。

Oct 21. 2006 サツマイモの収穫            
母が10月14日に他界し慌しい1週間を過ごした。我が家では平成3年に亡くなった祖母以来の葬式で、細かい段取りなど殆ど忘れており、親戚や隣組をはじめ多くの皆さんにお世話になった。家族だけの力ではどうする事も出来ず大変あり難い事だと思っている。
さて写真は、生前の母と親父が植えたサツマイモを掘り起こしてきたもの。今年の出来は例年になく良好でつぶも揃っている。親父が朝急に「サツマを掘る」と言い出し、カミサンも手伝い午前中に掘った。
早々にこれが天ぷらとなり晩の食卓に上がった。母を偲びながら口にするサツマイモの天ぷらは、晩秋の味と言うより(オフクロの)思い出の味だった。
サツマイモは保存性が高いので戦前戦後を通じ貴重な食料源だった。程良い保存環境を作るため知人からモミガラ(この辺りではスクモとも呼ぶ)を譲り受けその中にサツマイモをいれ家の中で保存する。これで来春までサツマイモが楽しめる。屋外の地中に保存する地方もあるようだが、冬場の低温でやられてしまう事が多い。
このサツマイモを取り出し料理するたびに母との思い出が脳裏に浮かんでくるに違いない。

Oct 7. 2006 富士山初冠雪            
所用で昨日に引き続き東名高速道路を東へ走った。実は昨日10月7日(土)、朝8時半頃東名高速蒲原トンネルの先で、雲の切れ間に瞬間的に富士山の初冠雪を確認した。昨夜は台風崩れの大型低気圧が関東の東側を北上し、西高東低の空模様となっり静岡も今朝は結構肌寒かった。
写真は天候が全面的に回復した本日11時半頃、富士川サービスエリア手前で走行中に撮影したもの。昨日の雪は解けないで山頂にしっかりと残っていた。初冠雪は昨年より1週間程度遅いと天気予報が伝えていたが、この日は地上で29℃近くまで気温が上昇し冠雪がどうなったか気になるところである。帰路時は既に日没しており富士山を確認する事ができなかったから・・・。
それにしてもこの空の青さは、まさに秋本番。駿河湾の向こう側の伊豆半島や箱根の連山もくっきりと見え、上空も青一色であった。
この季節は大好きな10MHzバンドの電波伝搬が大きく変わる季節。昨夜は久し振りにポーランドのアマチュア局を相手にCW(電信)で交信したが中々のコンディションであった。

Oct 1. 2006 今年も10月            
引越しの後片付けや家族の通院などで、週末を実家で過ごす事が多くなった。
9月29日深夜に戻り、30日と今日10月1日もHanaとPiggを散歩に連れ出した。辺りの土手や沢付近の植物に季節の移り変わりを覚えると、幾十年も前の少年時代の風景がダブってくる。
四半世紀前のこの付近は隣の家まで50m以上あって周りは全て畑だった。畑の殆どはミカン栽培がおこなわれていたが、40年ほど前は田んぼだった。田んぼにはドジョウやイモリがごろごろいたが、今はその名残を見ることは出来ない。ただイモリだけはその子孫が今も生き延び、実家の小池に場所を変えている。そこは手洗いの水が毎日流れ込み彼らには格好の生活空間らしい。田んぼが埋めたれられる状況を察知したのか水が流れてくる方向へ逃げたのかもしれない。大川(山切川)へ逃げたイモリは現在では全く見ることが出来ない。汚水や農薬で遣られたと想像する。ただ田んぼとは異種のドジョウが元気に生息している。その山切川も最近は綺麗になり随分と様子が改善されている。
写真はもう最後の彼岸花をバックに踏ん張るHana。