26日未明、台風27号は静岡県の遥か南を通過して行った。静岡県西部方面に大量の雨を降らせ、前夜から大雨や洪水警報、さらに浜松市内では避難勧告が出される状況だった。自宅周辺でも雨は降ったが騒ぎになるレベルではなくホッとしていた。雨による仕事への影響も無くやれやれだった。 伊豆大島でも再び降った大雨で避難勧告が出る状況だった。その雨の影響と思われる設備障害が晩になって発生、深夜までの出勤対応を余儀なくされた。午後はカミサン不在のため、ジャンボエンチョーから材料を仕入れ、工房で木製棚製作を決め込んだ矢先の事で何ともはや…。貧乏暇無しと苦笑している。棚は木ネジ数本の締め付けを残したまま放置されることになった。 27日は伊豆大島の関係で伊豆遠笠山に所用があり往復。遠笠山から東方へ目をやると凡そ40Km先の洋上に大島を確認できる。まことに穏やかに見え、あの土石流が発生した島とはとても思えない。距離感が良いためか、自衛隊のマイクロ波パラボラやテントが仮設されていた。尋ねると富士の駐屯地との中継点になっている模様だった。何処も災害復旧のために応急の対策に懸命のようだ。 |
所用があり伊豆大島へ渡った。静岡から大島へ渡るには熱海港から高速ジェット船があるが、平日は一日に一往復しかなく不便が極まりない。朝10時15分に乗ると11時過ぎには大島に着くが、帰りは15時50分発の便のみ。一日にこの2本しかないのだ。ただし休日や観光シーズン時期はその限りではないが…。 今回は最初から1泊の予定で出かけた。既に台風26号がもたらした記録的な豪雨で、大規模な土石流が発生し大島元町地区から背後に迫る山地は原型を留めないほどの状況になっている。 写真は土石流の流れのほぼ中心から山頂方向を見上げた様子。凡そ1年前に訪れたときの山並みは、土石流でズタズタに抉られ見るも無残な状況だ。青々とした山並みは一体何処へ行ってしまったのかと驚愕する。目的地は土石が流れた場所を俯瞰する場所と、被害が無かった御神火茶屋付近。 オンマウスは帰りに乗った東京竹芝行きのジェット船の改札風景。一時離島する人が急増した。隣に座った80位の小母さんは、40年暮らしたけど娘の処へ行くと言っていた。竹芝からは浜松町まで歩きJRで帰路に就いた。午前中に島を発つにはこのルートしか無いのだ。 |
TVや新聞が伝えるように、伊豆大島は台風26号がもたらした大雨で大変なことになっている。16日未明に発生した複数の土石流は中心街の元町に流れ込み、死者・行方不明者も多数に上り被害は甚大。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、行方不明者のいち早い発見を願ってやまない。 実は同日午後、長男夫婦に2人目の子供(娘)が産まれ、2人目の孫誕生となった。カミサンは車を飛ばし名古屋を往復し顔を見てきた。その様子を撮影し携帯メールで送ってきた。我が家では61年振り位の女の子の誕生となり、カミサンは大騒ぎしている。そて本日19日、カミサンと一緒に車を飛ばし名古屋祭りで賑わう名古屋の大須を往復。その何とも言えない孫娘の表情に思わず心が和む。子は宝…健やかな成長を願っている。 写真は19日訪れた名古屋大須の病院での孫娘とカミサンとのスリーショット。オンマウスは2歳半になった初孫を肩車にして散策する大須アーケード街。この日は名古屋祭りとあって普段にない人出だった。昔はお年寄りが多かった大須だが、最近は若者向けの店も多く雰囲気が随分変わった印象だ。 |
豊年祭りの片付けに8時過ぎに東久佐奈岐神社へ赴くと、集合は8時半なのに既に多くの人。殆どが自分より年配なので朝は強いらしい。資材を自治会館へ運び、1時間半程度で片付けは終了し解散。 その足で、昨日のコンベンション会場へ忘れて来たワイヤレスマウスとショートリングを葵区北安東のJH2UVLまで引き取りに往復。最近こうしたちょっとした忘れ物が多く苦笑する。昨日は3次会まで盛り上がり、終わりは25時だったらしい。3次会なら辿り着けたかもしれないが、ちょっとアルコールが入り過ぎていたHi。残念だった。 そして13時、地区の農業に絶大な貢献され来られ95歳で他界された先人の葬儀に親父と参列。 帰宅するとJE2WWEが浜松からFL-2100を携えてやって来た。それにロシア球GU-74Bを搭載するための穴を開けるためだ。オリジナルファンと一部部品を外し89mmパンチを入れ穴拡大。その手際の良さにJE2WWEは「へー…!」。 写真は穴を明けた様子。 オンマウスは驚くなかれ、背面にUENOと記されたあの上野無線のシールが貼られている。店が無くなってから久しい。吊った部品越しに顔を見せたオバちゃんが懐かしい。今どうされているのだろうか…。 |
豊年祭りと静岡DXコンベンションが重なったのがその理由だが、想像はしていたが本当に忙しかった。祭りは組長と言う立場とPA支援と言う立場の2面を持っているため、カミサンの御出馬を願った。 朝8時からPA機材を会場の東久佐奈岐神社へ運び込みセッティング。一方カミサンは神社境内の掃除から会場セッティング。通電を待って音出しと機材確認。KW級出力なのにスピーカー効率が100dBsplを下回っているため、35年前に使っていた110dBspl近い効率のホーン型と300W級アンプの組み合わせの方が力強い。11時頃までに確認を終わり一旦帰宅。そして軽ワゴンにコベンション用の資材を積み静岡グランシップへ出発。13時10分の開会前にPCの確認。そして13時20分から1時間の拙い講演。終了後、早々に片付けて帰路に就き15時帰宅。着替えをして再びカミサンと神社へ。カミサンはヨーヨー等の仕込み。こちらは豊年踊りCDのチェック。20dB近い収録レベルのバラツキに何だこれ、中には電話線以下のカリカリ音…普通なら事故だ。でも音がつながっているから「まぁいいか」とおおらか。17時半開会宣言、40分から豊年踊りが始まり21時半終了。 忙しい中、35年振り位にカミサンと一緒に踊りの輪に加われたのは嬉しい。 |
カミサンと名古屋を往復。長男一家が新築で引越すのと、嫁が出産を控えているため支援が目的。目的地は守山区大森へ。かつて生活した土地で懐かしい。助手席のカミサンが目に入るものにコメントを付けている。続いて人や家族の話に発展するから面白い。さて最初の目的は八剣神社。家内安全と安産の祈祷。神主さんに神殿に案内されるが、セッティングはこれからで、準備の一部始終を見ることになった。神主といえども人の子と良く分かった。祈祷は凡そ20分くらいで無事終了。細かい話だが玉串の葉は虫食いのないもっと綺麗なモノにしたらと内心。その後新築へ赴くと運送屋が荷降ろししていたが、どうやら未だ我々はお呼びじゃない様子。近所を回って昼食をとるなどして時間つぶしして戻ると荷下ろしは完了。それから小物の移動等を手伝う。また所用で元の家へ戻った息子が居ない間の留守番。カーテン業者の作業立会。カミサンは簡単な生活用品や食材の買い出し。等々ですっかり夕暮れ。息子の帰りを待ち19時、親父の待つ静岡への帰路に就く。20時半新静岡SAであじさいのカツカレーで夕食を取り21時過ぎ帰宅。写真は引越し荷物の居間。オンマウスは昼食で尋ねた大森駅北側の安麺棒。相変わらずグッドな味で納得。 |
写真は本日午後田んぼの青島温州の摘果風景。程ほどに成長した実の半分程度を落としてしまうこの摘果はいつごろから始まったのだろうか。昭和30年代前半はやっていなかったように記憶する。皮は未だ青いけど食べてみるとそこそこの味で今年の味は良さそうだ。ただ小玉やキズ物は市場(JA)では受け付けてもらえないジレンマがあり生産者の気持ちは毎年この時期になると複雑だ。とにかく今年の青島にはそうか病がやたらと多い。ジュースにしたら結構行けるんだろうが、そこまではやる気が起きない。 JM7SIL山中氏の要請でシャックの写真を何枚かメールに添付して送った。先月29日の写真が良いと言ってこられたのだが、ナイトシーンなので今朝取り直して送ったら早々に氏のHPで紹介されることになった。この工房と母屋のメインシャックに屋根裏シャックと…。オンマウスはその内の1枚。TL-922がRC-SERVOでプリセットチューン化してある。その上に見える怪しいキカイは数年枚に製作したMRF429プッシュプル2合成のSSPA。倉庫に入った際目にとまり、思い付いたように取り出してきてTL-922に乗せたが何となくサマになっている。ただし電源や入出力はつないでないお飾りだ。 |
JA2TNY高須氏からQSYしてきたノートPC(NEC/LaVie/PC-LR3008D)が3日、突然映像出力がブロックノイズ調になった。本体か液晶ディスプレイか、どちらが悪いか切り分けるためにVGA出力に別の液晶モニタをつなぐと、実は予想に反してブロックノイズ調で全くダメ。したがってPC本体の問題となった。電源投入と同時に画面にブロックノイズが現れている状況だ。ソフトか液晶ディスプレイの問題かと期待を持ったが原因は本体。こりゃ闘いだすと膨大な時間が取られそうで、早々に諦めて別のPC(HP/NX6110)へ引越しする作業が始まった。このLaVieはUSBポート数も多く、メモリスティックのスロットがあり、写真データを取り扱うHP制作には大変都合が良かった。HDDをSSD化してスピードアップを図り2年近く使わせて頂いた。TVの間に置いて大変良く使ったPCだった。 ところがHP/NX6110にはPowerPointがインストールしてなかった。手元にはPowerPoint2000があるが、これって動画が動かない。これはLaVieでも同じだったためネット購入してあった中古の2007で対応。これで何とか来週のDXコンベンションに使えそうだ。本当は2011を使いたかったのだが、これだと重すぎてダメ。 |
溜まっていた自治会の資料を整理。そして前夜届いた訃報の回覧板を2ルートに分け回した。当組は18戸あるため時間を稼ぐためだ。最近は様々な団体が広報紙を出すため、まとめると電話帳程の厚さになり苦笑する。本当に皆さん目を通しているのだろうかと・・・。 さて、IC-780がやってきて工房シャックのPCやプリセットチューンシステムへつないだ。快調に動作している。ところがCI-Vの信号源をIC-756へ戻すと今まで良好に動いていたHamLogがデータ取得できない。調べるとプリセットチューン用のバンドデコーダは正常に動く。何なんだろうとIC-780へ戻すと問題なく動く。それではとオシロスコープを取り出しCI-V出力の波形を観測すると、アクションを起こしたときのみシリアルデータが出力され十分なスイングをしている。何が原因か・・・可笑しい。それで触らなくても良い筈のボーレートやフロー制御等をいじりだすが状況は同じ。それでもしやとPC〜IC-756間の筐体間電圧を測るとこれが数10Vもある。PC側の接地は浮いていたのでPC電源のリークがモロ出だ。慌ててワニ口でPCの接地を無線系に取ると見事復活。毎度のことだが、片方の無線機が問題ないからと安心してはいけない・・・と初心を問われているようで反省しきり。 |
朝8時より尾羽畑総で恒例の草刈り。8時からの全体ミーティングのあと、各地区ごとに分散して約2時間草刈りに汗を流した。まさに草刈十字軍。草刈りは道路の周辺と法面で行うが、法面を全て刈ろうとすると膨大なため、道からせいぜい2〜3m程度の範囲。作業は畑の総合整備に関わる地主によるがその数50〜60人位だろうか。山切地区は10数名程度だった。我が家は急斜面の頂上付近が総合整備で平地になったが、猫の額程どの面積にミカンの苗木を植えている。真夏に比べれば快適な作業環境と言いたいが、日差しは結構強く、草刈り機を手にするとそれなりに汗をかく。地区代表の宣言で始まり、そして終わるのかと思っているとそうではない。皆さん慣れているため自然に始まり自然に終わるってしまい締まりがない・・・郷に入りたら郷に従えか。草刈後、たんぼのミカン畑で摘果中のカミサンと合流。青島の摘果で育ちの悪い実を落とし、生りのバランスを取る。摘果研修に参加してきたカミサンの講釈を聞きながら1時間。昼までに120Kg余のミカンを摘果。それを廃棄する様は、農業って一体何なんだろうと呟いてしまう。晩は隣組の月一の寄り合いで19時半から報徳訓の読み合わせの後、23時半過ぎまで盛り上がる。 |