これは半月も前の写真。カミサンが極早生ミカンを実家のミカン畑から切ってきて箱詰めしている。一緒に庭先の柿の木から切ってきた柿も詰め込んでいる。子供たちの所へ発送するためで、この時季恒例のシーンだ。当家では極早生は栽培していないが、10月中旬になると普通早生が完全着色となりいよいよ収穫の時期を迎える。 そう言えば、屋敷のポンカン畑が老木化し先の台風24号で傾き相当なダメージを受けた。根の浅いポンカンには辛い出来事だ。10年程前の台風でも同様な事があり、一気に生育が悪化し、また今回もだ。もう復活は望めないので、来春はこれらを伐採し極早生に乗り換える予定でいる。 オンマウスは高切りハサミで切り取った柿。何本か柿の木があるが、適切な害虫防除を行っていないため、自然落下するものが多い。今年は久し振りに四つ溝の渋柿を、カミサンがアルコールに浸してビニール袋で密封し渋抜きを行っている。甘柿も良いのだが、渋抜きした柿も美味い。 最近忙しさの余りか、こうした季節の話題から遠ざかっており反省している。あのクソ暑い夏も何処かえ消え去り、知らぬ間に次の季節が回って来ていることを感じる今日この頃だ。 |
来年の1月に小中学校の同窓会を予定している。27日に学区在住の幹事による打ち合わせを行い、概要を確認し合った。早々に案内状を発送すべく準備を進めてきたが、本日早朝より印刷を開始。長年住所録を管理して来た友人のS君から、宛名書き済みタックシールが届き早々に貼り付け、何とか10月中の発送に漕ぎ着ける。昼前に清水郵便局(本局)内のポストへ投函。
一方カミサンは、専門学校時代の同窓会を来月に控え、幹事のメンバーとして最近特に忙しそう。自分が対応できない作業が何故かこちらに回ってくる。40年前のボケボケの白黒VideoをDVDで渡され、それをムービーメーカーで編集できるように動画ファイル化。不要部分を削ぎ落とし、整音して普通のPCで再生できる状態にする。大体どの様に編集してほしいかも良く分からない状況。想いだけでやっている彼女たちには苦笑するばかりだが、それでもお役に立てればと仕掛けも含めてお手伝いする。この作業が秋祭りのあと連夜続いている。音声ファイルより桁違いに大きい動画ファイルは、セーブするだけでも大そうな時間を要し、その間にうたた寝してしまうことも…。この後会場の再下見と必要機材の準備が待っている…何ともお人好しな旦那だと思う。 ところで10月も終わりだ。昨29日はJA共選場で早生ミカンの目揃え会があった。来月からはいよいよ収穫・出荷が始まり、本格的ミカンのシーズンが始まる。 |
恒例のいはら秋祭りが28日、庵原生涯学習会館で行われた、好天に恵まれ多くの皆さんが訪れ大盛況だった。屋外では各自治会や団体のバザーや模擬店、館内では展示発表、ホールでは演芸発表と地区対応カラオケ大会、そして抽選会が行われた。 このうちホール(屋外含む)の音響関係のお手伝いをさせ頂いた。事前に主催者が収集した音源をデジタイズしてPCへWAVファイルで取り込む。カラオケはYouTubeから落としMP4ファイルで用意。音程の変更希望があるため、前日27日の音合わせ時、PCソフトで変更し唄えることを確認する。しかし、圧縮ファイルへそのままセーブできるソフトは見当たらない。それで音声のみWAVファイル化してSoundEngineに取り込み音程を修正。これを動画編集ソフトで元映像に流し込み完了。何とも面倒な作業に見えるが、私的にはこれが一番やり易い。 今回は屋外へのPAを当初はMonitor系で組んでいたが、プリフェーダ―のためMainミックスが再現されない。それでMain系をブリッジしパワーアンプへ放り込んだがレベル不足。止むなくMainのREC出力をMonitor系へSoloで流す系統を組み対応した。この関係でカミサンに2度も部材を運んで貰うことになった。 本番は順調に進行し、今回も新たな出会いが幾つもあり有意義な一日だった。関係の皆さまお疲れさまでした。 |
悪戦苦闘していたNASサーバー用HDDは、自宅のPCではBIOSレベルでも認識しなかったのにディーラーでは問題無く認識した模様で返送して頂いた。実に妙だったが、サーバーツールでフォーマットを掛けるとHDDを認識するようになった。しかしRAID1を設定する時、データを残す設定にしたのだが全くダメ。メーカーに打診すると破損状況によっては残せないとの弁。デグレモードで片肺動作していたのに何故…。結局新規にRAID1の再構築をした形になり、バックアップしておいたファイルを戻して無事復旧。フォーマットに10時間、ファイルコピーに5時間を要してしまった。ところでCI-Vでのバンド連動が不良になっていたIC-PW1、自宅へ持ち帰り従来の環境に戻してみたがウンでもスンでもない。このIC-PW1は初期型で、現在のモノと微妙に違うらしい。コントローラケーブルも現在は10Pinだが、これは9Pin。どうやら代替機とズボ替えができるモノが直ぐ用意できないらしい。それで、結局本体とコントローラをまとめて送り診て貰うことになった。震動によるハンダ付けのクラックが発生し易いらしく、今回もINPUT1のLEDが点かなくなり再ハンダしている。果たして何が原因なのか楽しみだ。 このところ機器被害が障害が多く、その対応にとられる時間もバカにならない状況で苦笑している。 |
今朝は14℃と今季一番の冷え込みだった。空は快晴でいよいよ秋本番の様相だ。写真は余りにも青空が綺麗だったので自宅のアンテナ&タワーを空バックで撮影したもの。平成元年設置のタワーや八木ANT類は30年近く経っても現役で、多くの平成の台風を凌いできたツワモノだ。 ところで今日、母の13回忌の法要を行った。もうそんなに経つのかと感慨深い。昨日は準備のためにお寺を始め関係各所を回った。自分の姉妹(夫婦)だけで執り行うつもりだったが、第一子(孫)が誕生した3男一家も深夜日が変わる頃帰駆けつけてくれた。4ヶ月の孫はやはり可愛く、どこに居ても注目の的。一日中スターだった。夜は初めて一緒にお風呂に入るなどして、30ン年前の自分の子供たちの様子を思い出していた。オンマウスは自宅南側、ポンカン畑の端にあるお墓でお参りしている様子。和尚殿にはご丁寧に、自宅仏壇、お墓、お寺本堂でお経を上げて頂いた。昼食は草ヶ谷の醍醐味さんにお願いし、楽しい時間を過ごさせて頂いた。オンマウスはお墓で線香を上げ手を合わす皆。後ろに来年改植予定のポンカンの木とミツバチの巣箱が見える。何とものどかだ。 ところでNASサーバーのHDD。問題はないと言うことで再送してもらいフォーマットをかけたら認識。夜RAID1の再構築を始めたら10時間程度を要すことになった。 |
simple is best!などと口では言ってみても、貧乏性は色々とモノをかき集め出し結局はシステムが肥大化して扱い難くなってしまう。やはり「足るを知って」初心に帰るべきだろうと最近思う様になった。肥大化にはしっかりとした管理が必要で、操作はシンプルで無ければいけない。リモート運用が多くなると、たまに灯が入る無線部屋のシステムの扱いに戸惑うことがある。なるべく操作ミスを起こさない様にしてきたつもりなのだが…。その一つにアンテナやリニアアンプのバンド連動がある。また自宅では50MHzでメーカー製と自作アンプの切替えまでやっていて、そこには手動割り込む。リモートシャックに至ってはアンテナ切替器を自作してエキサイタに連動する仕掛け。そんなことしなくても、手持ちアンプの能力を生かした配置をすれば、もっと快適になるだろうと急に思い立った。それで、自宅のIC-PW1をリモートシャックへ投入し、内臓アンテナ切替や状態記憶機能を有効に使う。リモートシャックのHL-2.5KFX(HF)とGU-74B(50MHz)は持ち帰り、前者を自宅シャックへ投入し既設GU-84B(50MHz)とのコンビネーションで使うことにした(GU-74Bはお役御免)。写真はその様子。変更手続きについては東海総通殿に打診中。届けでだけで済むものと楽観視しているが、果たして…。入れ替えは順調に思えたが、一つ問題が発生した。理由は分からないがリモートシャックのIC-7300からIC-PW1へのバンド連動(AUTO)が動かない。CI-VとACCへの13.8V供給で行ける筈なのだが…。 |
最近ファイルをHPへUpするとき、転送ツールが良くハングアップする。1回で終わる場合は気付かないのだが、修正を幾度も行うなど時間が経過すると目立つ。保守ツールで中を覗いてみたらE30エラーが発生しアイコンに!マーク。HDDの不良らしい。幸い2個実装している内の1個でもう1個は正常(デグレモード)で実害は無い。念のためデータをNASサーバーへUSB接続しているHDDへアップデートバックアップ。そして静岡のアプライドに赴きWDのHDDを買ってきた。同じ型名が無かったので、WDの青ラベルを購入。実装HDDは1番がWD製で2番は東芝製。実は昨年も同様の現象があり、補償期間中だったのでメーカー対応した経緯がある。しかし、開けてビックリで、まさかメーカーが違うとは…。どちらを交換したのか分からないが、WDのはNAS用なのに対し、東芝のは標準品だった。早速に交換しRAID再構築をやろうとしたらギョッ!。同じWDの1TBなのに、買ってきたヤツは0.5GB容量が少なくてエラー。作業が進めない。どうしようもないのでAmazonで1番と同じHDDを注文。最初からこうすりゃ良かったと呟きながら翌日届いたHDDを2番へ投入。完璧だろうと思ったらウンでもスンでもない。他のPCへ突っ込んでも同じ。おまけに耳元で振るとコトコト音。なーんてこったぁ壊れてる!。早々に返品手続きを済ませたが、さてRAIDはどうしよう。写真は左がWDのサイズが0.5GB少ないHDD。右2個が実装されていたHDD(左:1番WD、右:2番東芝)。 |
4日、前日ホームセンターから購入した耐候性で耐衝撃性の塩ビパイプを導入してみたが、オリジナルのグラスファイバーに比べて柔らかくRがこの部分に集中する。そしてRがグラスファイバー群と揃わない。当初は「そのまま上げてしまおうか」などと考えていたが、張りが弱く一晩中気になっていた。 それで5日、たまたま手元にあった13mmのステンレスパイプを25cm程度パイプカッターで切り出し、それを千切れたスプレッダに打ち込みつないでみた。手で押し曲げてもつないだ感じがなくグッドだ。千切れてささくれた部分にアンテナコート塗料を浸み込ませて固め、その上から自己佑着テープを巻いた。これを塩ビパイプと交換するとほぼ完璧な状態に復旧した。 つなぎ目はエレメントと直行しない様に逆向きに変更し、18MHzと21MHzエレメントの間に来るようにした。断線していたエレメントは電工用の突き合わせスリーブ(ニチフ2mu)でつなぎ、その上に熱伸縮チューブを被せ加熱処理を行った。ハンダは流していない。 台風25号が通過してからタワートップへ吊り上げ設置する予定でいるが、果たしてどうなるか。 |
写真は伊野のポンカン畑。ここに100本近く太田ポンカンの木を植えてあるが(2013年定植)、その殆どが台風の強風で傾いた。12月の収穫に向けて実が成長しもう暫くすると色が着き出す。なので木の重心が高くなり、強風にあおられたら大変な状況になる。枝や木がしなるため、実が落ちる事は殆ど無い。しかし、よく地面へ倒れ込まずに持ちこたえてくれたと思う。冷水(ひやみず)の竹藪から大量の竹を伐り出し、写真の様に「つっかえ棒」に仕立てて木を起こしている。この、つっかえ棒作業は田んぼのはるみや早生、屋敷のポンカンと120ヶ所にも及んだ。 オンマウスは田んぼの30年物の青島の大木。根元から北側へ倒れ込み、人が数人集まってもにっちもさっちもいかない。良く見ると北側に張った根の一部がゴマダラカミキリにやられ腐っていた。木には数百Kgの実が付いており、何とか最後の収穫kが出来ないものかと、チェーンブロックと麻ロープで起こしあ様子。適当な支点が無かったので、南側にある中電殿のコン柱を使わせて頂いた。最後に麻ロープへ置き換え、北西方向にある自治会放送鉄柱へも麻ロープ処理して固定してある。 これと並行して、リモートシャックへの農道の倒木や倒竹の処理、そしてのHexBeamアンテナのスプレッダ修理等に時間が費やされている。今年は諸々想定外の年になりそうだ…。 |
台風24号による風は凄まじかった。30日晩から徐々に風が強まり、日が変わる頃にピークを迎えただろうか。雨戸を締め切っていても、風は僅かな隙間を通過する圧力を持っていて、ピューピューと音を立てて侵入してくる。こりゃ普段と違うなと思っていたら、22時40分頃一斉に停電。こうなることも予想しポケットに懐中電灯を忍ばせていたが、当地は凡そ10分程度で復電した。その後3日経っても停電が継続する地域が静岡県下にはある。あの電柱の倒れ方や架線の断線やゴミの巻き付きを見ると、これも止む無しと頷ける。信号機に携帯発電機から電力を供給して動かす警察の皆さんも大変だが、24時間体制で復旧を目指す電力さんも同様。また停電している地区の皆さんも皆同じだ。 写真はリモートシャック近傍の茶原で待機していたHexBeam。風で舞い上がりスプレッダ先端から着地した模様。3段繋ぎのスプレッダ2段めがボキ。18MHzワイヤーエレメントも断線。この台風が通過したらタワーへ上げる予定だったのにと、ややトホホ。オンマウスは起こしたHexBeam越しのタワー。千切れたスプレッダを重ねてある。タワーの10MHz/HB9CV反射エレメントが30度程回転し、分かり難いが50MHz/HB9CV導波エレメントの半分が脱落している。これ以外に太田ポンカンを中心とするミカンの若木が、100本以上傾いたり倒れたりで復旧に追われている。 |
ちょっと気になっていた本「スピーカー技術の100年(誠文堂新光社)」。ネット上で発刊されたことを知り、最近になってAmazonから案内があった。著者は三菱ダイヤトーンの製作に長年携わった佐伯多門氏。MJ無線と実験誌の常連執筆者で、スピーカー・エンクロジャー関係の権威だ。読者評もオール5☆ですこぶる良く、間髪いれずに注文していた。 それが一昨日到着した。情緒的な表現は極力避け、資料や写真等を交えた技術情報中心の内容となっている。この種の図書(特にオーディオと称する関係)では、著者の主観が入り、客観性に乏しくなることがままある。本書は淡々としたタッチで書かれ、読み物としてはあっさりしている感があるが、初めて目にする写真や図が多数収録され、技術資料としては大変価値がある図書だと言える。多くの資料を多方面から収集し、それを1冊にまとめあげた作業量とご苦労は大変なものだったろうと容易に推測出来る。私的には、PA(拡声)やトーキーの黎明期に、高能率スピーカーを求めて各社がしのぎを削った時代に興味があり、大変参考になっている。 自宅ではトーキーの系譜にあたるALTECの「The Voice of Theatre "A-7"」が鳴っている。能率は104dB/w/mもあり、10W以下の小出力真空管アンプでも、朗々とした音をVoiceでもMusicでも提供してくれる。この本を手にしながら聴く半世紀前の音はまた格別だ。 |