JH2CLV's Topics & Memorandam
October 2019

Oct 31  HL-2.5KFXようやく復活…29日の早生ミカン目揃え会
今朝、はやる気持ちを抑え切れず、安全を確認しながら恐る恐るRFドライブ。7MHzで60W程のドライブで1kW出力を確認。1.8MHzと28MHzについても正常動作を確認。内部に-3dBのATTが実装されているので、ARF1500プッシュプルPAとしては、1kW出力に要する入力電力は25W程度と思われる。ゲートBIASは、ガリオーム位置を回避するためやや低めの4.15V程度。交換前の設定は4.4V台だった。写真はその様子。PAユニットは本来の位置にはなく、ビス締めもしていない。黄色ワニ口はBIAS電圧確認用で、60Wでドライブしても変動等はない。BIAS回路は調査段階でシャンレギIC(TL431)を外してあるため、BIASパスコンのタンタルコン投入や、逆流防止ダイオードの追加等に併せて復活させる予定。 タンタルコン(1μF/25V)はドレイン〜ゲート間が短絡したとほぼ同時に短絡したと思われるが、その短絡直前の瞬間にBIAS基板へドレイン電圧が印可され一定の被害を誘発し、短絡後ゲート抵抗(BIAS供給22Ω)の焼損・破断が始まったと推測している。回路がDC的につながっていたりするので、調査で切離しが必要になったりして苦慮するところだ。BIAS回路は温度制御や送信制御が絡み、メーカーさんの考えが見え隠れして面白い。
オンマウスは29日行われた早生ミカンの目揃会。今年は品薄で、出荷基準がやや甘くなっている。来月から早生ミカンの収穫だ。当地は、いよいよ本格的なミカンのシーズンになる。

Oct 29  ARF1501も届いたけど…
10月25日晩にARF1500が届いていた。先に注文したARF1501の到着が輸送手段の違いからか遅れていたが10月27日晩に届いた。早々にパッケージを空けるとビックリ。2個注文した筈が6個も入っている。確かにAlibabaサイトの反応や自分のPCの反応の遅さから、3回ほどクリックした記憶がある。それをディーラーのK氏が気にして確認のメールを送ってきた、2個か?それとも6個か?と。早々に2個!と返事をしていたから間違いはないと思っていたのだが、Alibabaの記録にはしっかり3回の取引が記録されている。もとより国内購入価格の1/4近い値段なので、そんなに負担はないと思っているが、ARF1501は6個も要らない。到着した翌日の昨日、K氏へメールを送り2個をARF1500に交換できないか打診中だ。ダメでもARF1501はドレイン耐圧が1000Vもあるので、AC受電直整流電源によるHPAの実験に使えるからとチトやせ我慢の雰囲気。いやそんなことよりHL-2.5KFXを復活することが先決だと気を取り直している。
写真は左2個がARF1500(AdvandedPowerTechnology製)、右6個がARF1501(MicroSemi製)。クリックで拡大します。どちらも本体にBeOの表記とパッケージに黄色のCAUTION表示がある。これだけ並ぶと壮観だが、HL-2.5KFXに必要なのは左のARF1500のみ。オンマウスは晩から始めた交換作業風景。手前を完了し、奥の交換を始めたHPAユニット。HL-2.5KFX、果たして無事復活するだろうか…。

Oct 27  いはら秋まつりPA支援…カミサンの初トレッキング
今年も「いはら秋まつり」が庵原生涯学習交流館行われた。多目的ホールのPAを依頼され、凡そ1ヶ月ほど素材収集や整音等の準備を行ってきた。PAと言っても音響だけでなくカラオケ映像の作成などビデオ系も含まれる。今回も多くの音源が使用され、その多くは著作権をはじめとする権利に絡むもので悩ましいのだが、どの様に処理されたかは(営利を目的としない交流館利用者の発表会と言う解釈)御想像にお任せしたい。写真は地元のダンスグループBESH CREWのダンス。相当な練習を積んでいると見え、きびきびとしてダンスに訪れたお客さんの目は釘付けになった。こちらも音量が耳に慣れた頃、更にボリューム上げるサービス。会場は大歓声に包まれ、圧倒され目が点になる御老人も居られた。後で気づいたのだ、今回は屋外の模擬店を冷やかし半分で回る時間が無かった。
オンマウスは、富士山麓のトレッキングに出掛けたカミサンから送られてきた写真。平均年齢は40歳程だった様だが、それより20以上も年寄りで最高齢者だったらしい。何時までも若いと思っている様だが、世の中そんなに甘くないと自覚したに違いない。祭りが終わり帰宅して機材の撤収が終わった16時過ぎ、丁度カミサンが車で戻ってきた。揃えた靴や衣装を身に付けた初めての山歩き・・・話したいことが一杯ある様で、この日は黙って聞いてやることにした。

Oct 25  ファミリーな話…虫好きな夫婦、雨のドライブとARF1500(PowerMOS-FET)到着
彼岸が過ぎこのところの最低気温は16℃前後が続いている。天候も雨や曇りがちで晴れが長続きしない。今朝も昨日からの雨が続いていて、農休日状態だ。
数日前、3月に植えたゆら早生の苗木を見回っていた時、衣服に付着して家に持ち込んだと思われるアゲアの幼虫が玄関前を歩いていた。もう最後かぁと思い、プラスチック容器にミカンの小枝と共に放り込んでみた。すると早々に小枝に板付き動かなくなった。サナギになりたかったのか!。翌朝には糸を出して自分の体を固定してあった。そして見る間にあの真っ青な体が茶色っぽくなり、3日目辺りには枯れ葉の様になった。ミカンにとっては害虫に違いないが、短時間に容姿を変えて行く彼らの生態には驚くばかりだ。ここまで来ると羽化まで見たくなる。写真はそのさなぎになった様子。オンマウスはカミサンが調べている名称不明虫の容器とのツーショット。蓋を浮かせば十分なのに、ご丁寧に通風用に布を被せている。カメムシ系らしいのだが色々と講釈を唱えながら飼っている。玄関の下駄箱の上に置いてあるが、こんなところに虫を置いている家は一体何者と思われても仕方ないかも。何れも10月23日朝撮影。容器は味付け海苔のケース。ゴマダラカミキリの飼育といい、可笑しな夫婦だと思う。そういや、昨日もアサギマダラが多数飛んでるとカミサンが騒いでいた。
この日は一日中雨。カミサンが週末の27日、富士山麓で行われる地元アウトドアグッズ店主催のトレッキングに参加するらしい。富士宮市街から表富士登山道方面へ進むのだがルートと時間が心配と言うことで、午後下見に出かけた。新東名新富士からR139を上り、富士登山道入り口右折して一本道で目的の西臼塚駐車場に到着した。所要時間は1時間ちょっとだが、余裕を見て少なくとも1時間半前には出たいと判明。そのまま戻るのはもったいないと、雨の中を走り五合目の富士登山道入り口(富士宮ルート)まで車を走らせた。こんな天気だから駐車場には2・3台の車しかなかった。40年ほど前、TV中継で訪れて以来で懐かしかったが、雨と霧で視界が悪く、せっかくの紅葉も台無しだった。 写真は本日13時半頃の西臼塚駐車場。 来た道を戻り15時半頃帰宅すると、ドライブの疲れかうたた寝。佐川急便が外国からの荷物を届けてくれたが受け取れず、再配達をお願いすると20時前に到着。何と待ち遠しかったARF1500が届いた。オンマウスは届いたARF1500のツーショット。本体のBeO(酸化ベリリウム)印刷と袋のCAUTIONシールにビックリ。さぁこれでFL-2.5KFXが復活するか。ただ週末は多忙で交換作業は来週になる見込み。

Oct 24  HexBeam回収…自宅で復元
昨日宙吊りのまま残してきたリモートシャックのHexBeamが気になり、朝食後現場へ向かう。8時前だったが、既に茶畑には台刈りをするA君たちの姿があった。宙吊りになったHexBeamがモロに見えチトばつが悪かった。早々に高切バサミを取り出してタワーに上る。安全帯のロープを回して体を確保してサーカス。数ヶ所の小枝を払い簡単に下降かとロープを緩めると榊の低木に着地。これ引き上げようと思っても引っ掛かり始末が悪い。結局剪定バサミを取り出して枝を払う始末。1名体制の不能率さや段取りの悪さを嘆いたりする。
地上に降りてきたバラバラのHexBeamは、タワートップに上がっているときの雄姿には程遠い。殆どゴミにしか見えない。これを軽トラに積み込んで1年半振りに自宅へ里帰り。庭先に屋根馬を設置して基部を乗せ復旧作業を始めるが、何が何だか分からないあやとりか神経衰弱ゲームだ。らちがあかないので急がば回れ、エレメントワイヤーを1本ずつ引き抜きクモの巣状態を解く作戦に変更。段々と分割したスプレッダを扱えるようになり元に戻して行く。そして抜いたエレメントワイヤーを再び通し元の形に復元。千切れたスプレッダは廃棄し、残った方へ新たにステンレスパイプを挿入した。エレメントの張りは、各スプレッダのサポート位置の修正で行うことにした。写真は復元して畑に仮り置きしたHexBeam。オンマウスは軽トラに積んだ復元前の様子だが、廃棄物同然で見るのも嫌になる程だった。

Oct 23  昨日富士山初冠雪…リモートシャックHexBeam撤去
昨日10月22日(即位礼正殿の儀)の朝、富士山に初冠雪。静岡も山梨も揃って確認した模様。昨年は何故か不揃いで、一市民としては不思議だった。気象台から見えなきゃダメなんだって。静岡側は明らかに積もっているのに、山梨県側はそれを認めなかったのだ。ニュースの空撮映像で積雪は明らかなのに。積もった事実が大切なんじゃ…何とも可笑しなシステムだと笑った。写真は本日10時過ぎ、リモートシャックの整備で訪れた際、タワーから撮影した富士。
オンマウスはHexBeamを撤去したタワー・マスト。14時頃から作業を始め、50MHzと10MHzのHB9CVのエレメントの間を通り抜けながら、南北に張ったWindomを越え、タワーの西側へロープで吊り下ろした。HB9CVにHexBeamのエレメントが絡むことを気にしながら作業を進めたが、問題は風力発電機とヒノキ林。アンテナばかりに気を取られていたら、風力発電機に絡んでいた。サーカス状態で何とかこれをクリアすると、今度はヒノ木にスプレッダとエレメントが突っ込み、引き戻すとエレメントが引っ掛かっている。地上へ下りてロープを引き上げるがダメ。時間も16時を回り日没も近いため、宙吊り状態で固定し明日以降の作業とした。
今日はこれ以外に午前中に無線LAN端末の交換でリモート制御が復活。午後Windomの北側の支点を柿の木(3m)からヒノ木(15m)へ移し、開局当初からの懸案を3年越しでクリアした。

Oct 21  リモートシャックHexBeamの状況を見る
台風19号で2本のスプレッダが折れ曲がったHexBeamの様子を確認した。運良ければタワートップで修復をと目論んだが、上ってみてそれは叶わないと早々に方針変換。撤去も考え固定ブラケットのナットを緩め出したが、風が強くなり予想以上に力が要るため、作業を諦め元通りにしてタワーを降りた。台風から1週間経ち、意を決して作業を始めたが、自然の力にはかなわない結果となった。
写真はスプレッダとマッチングセクションが集まる基部の様子。昨年補強して補修したスプレッダ2本の根元がUボルトのところで水平方向に曲がり、最寄りの正常スプレッダに2本とも集結していた。スプレッダの根本には、昨年の障害後全てにステンレスパイプを打ち込んでいたが、一度折れて千切れたスプレッダは、ステンレスパイプのみでつながっている状況だった。風にあおられてUボルト固定位置がずれつなぎ目に落ち込んだものと想像する。手前の1本は固定していたUボルトからも外れており、根本が暴れた様子が伺える。外れた側のグラスファイバパイプの先はささくれ立っている。脱落しなかったのはステンレスパイプのおかげだが、それにしてもこんな姿になるとは。この陰にもう一本のスプレッダがあるのだが、内側のUボルトは締まっているものの、外側のUボルトはスプレッダが逃げ出して曲がっている。

Oct 19  雨の土曜日…秋祭りの音源・動画整理と久々のPICコピー
地元の豊年祭りは台風19号の襲来で中止になったが、交流館で行われる学区の秋祭りは27日に予定されている。各地区の模擬店出店や交流館で活動するグループの発表があり、其々準備に忙しいことと思う。今年もホールで行われる演芸部門と地区対抗カラオケ大会のPAを依頼され準備に忙しい。何が忙しかと言うと、カセットやCDそしてDVDなどバラバラの音源や動画は、全てPCで再生する方法にしているので、それらの取り込みに時間がかかるのだ。おまけに、相変わらずカセットを持参すればカラオケ映像が出ると思っているお年寄りも居られ気が抜けない。中にはノイジーで頭切れしていたり、片chが無いカセットがあったりして苦笑する。そのままでは使えないのでYoutubeやネットショップを探したりして、何とか恥ずかしくない形に整える。カラオケ大会に至っては、かつては演歌が中心だったが、最近は初めて耳にする曲も多く、音源探しや使用許可の確認等に時間をとられる。写真はPCへ取り込み中の様子。
さてオンマウスは、ロシアの知人からのリクエストで、PICのコピーを作成している様子。数年振りにPICライターを取り出したらPCが変わっていてソフトがない。NASサーバーを探して見つけ何とかインストール。体で覚えたことは意外と忘れていない。読み込み作業を行い、新しPICを実装して書き込みコンペア。あっという間にコピーが出来上がり翌朝ロシアへ旅立った。便利な時代になったものだ。

Oct 15  恒例の視察研修で山梨を訪ねる
10月15日は当地JAの視察研修日。8月下旬から視察先やルートの検討を進めてきたが、いよいよ本番となった。台風19号の通過で清水〜甲府をつなぐ中部横断道は、土砂崩れで一部通行止めだったが昨日までに復旧した。また下道のR52は身延の先で通行止めのため富士川東岸へ迂回するなどで対応。8時頃当地を出発し、清水いはらICから新東名に入り、新清水JCTから中部横断道を進み山梨県に入った。山梨県側はまだ一部で工事が行われていて、下道を利用しながらの走行となった。ただ、富士川(笛吹川)を東岸へ渡ると信号も少なく下道でも快適なドライブだった。あくまで研修が目的なので、最初の目的地である山梨県果樹試験場の視察を終えるまではアルコールは控えた。11時に果樹試験場へ到着し、ブドウや桃の栽培と管理についての説明を頂く。私的にはミカン栽培にも参考になる話が多く興味深かった。その後アルコール解禁宣言をして昼食会場へ雪崩れ込んだ。15時前に次の視察場所である酒折ワイナリーを訪ねる。工場の見学はそこそこに、試飲コーナーで数あるワインの味を楽しむ。16時頃帰路に就き、道の駅を視察しながら清水へ戻ると真っ暗で18時半。視察もさることながら、初めての参加の方も居り、地区内のコミュニケーションという意味でも有意義だった。写真は果樹試験場でブドウ栽培の説明を聞く様子。皆さんお疲れさまでした。

Oct 14  東久佐奈岐神社の祭事・・・ARF1500の入手について
東久佐奈岐神社の豊年祭りは、祭事も豊年踊りもかつては10月16日の「おひまち」に行われていた。かつては農村だったが、会社勤めが多くなり、自然と週末に行われる様になった。今年は12日がその日だったが台風19号の襲来で中止、祭事のみは14日に行われることになった。雨天会場を設けていたのだが、主催者は普通の台風じゃないことで早々に中止を決定。祭事だけは氏子総代より急きょアナウンスされた。当初より予備日の設定が無いためこの様な形になった様だが、大方は豊年祭りも14日にやって欲しかったと口にしている。次年度への反省材料だろう。写真はその14日、祭事で神社に集まり出した各種団体長。11時より神主殿の進行で執り行われた。
このところ壊れたHFリニアアンプHL-2.5KFXのパワーMOS-FETを探している。ARF1500を2個。香港のディーラーを訪ねたがデモ行進の影響か反応が遅いため中国のAlibabaの門を叩いた。すると多数のディーラーからオファーがあった。価格も国内の1/4程度からあり驚く。Alibabaはディーラーの紹介や取引状態を管理しているようだが、関係するディーラーへ買手情報を案内する様で、それに食らいつく商魂たくましいディーラー陣の姿が垣間見られ、ちょっと不気味だ。写真はAR1500の代りに発注したARF1501の写真。果たして、どんなものが届くか楽しみだ。

Oct 12〜13  台風19号・・・今年もやられたHexBeam
写真は13日朝6時頃のリモートシャックアンテナ群。西伊豆に上陸した12日の晩にやられたと思われる。ちょっと分かり難いが、最上部のHexBeamは昨年の障害で補強修理を施したが、今年も無残な姿と化した。2本のスプレッダが根元から南側へ折れ曲がっている。(クリックで拡大)ちょっと修理する気が沸かない。当面は14〜28MHzはWindomを代用予定。ちなみに5GHz無線LAN端末にPingが通らない。PoEしたLANケーブルコ・ネクタが水に浸かったか、或いは本体のコネクタか…。LANがつながらないので、リモートシャック運用は富士山カメラを含め全て休止状態になっている。またソーラーパネルの1枚が所定の位置から外れもう1枚の下に食い込んでいる。ゴムベルトで引っ張っているので強風にあおられ移動したと思うのだが、3角タワーの頂点60度をどうやって回ったのか不思議。それから荷揚げ用の往復ロープの片方が風力発電機のプロペラシャフトに巻き付き停止。ロープが食い込み外すのに難儀したが何とか元通りになった。ここ暫く曇天だったので、台風による強風は幸いで、風力発電は相当量の畜電をもたらした。 リモートシャックへ辿り着くまでに凡そ1時間半近くを要した。途中市道の崖崩れによる通行止めと、農道を塞ぐ雑木の巨木による迂回、竹林を通る道路の数10本の倒竹撤去…等々に時間をとられたためだ。オンマウスはロープを巻き込んだ風力発電機。ちなみに自宅のアンテナ群には異常は無い。

Oct 11  今年もやってきたアサギマダラ…台風19号で明日の豊年祭り中止
恒例の東久佐奈岐神社の豊年祭り(12日開催)が中止になったと昨日連絡があった。台風19号の接近を考慮してのことだが、完全に中止とのことだった。子供の頃から慣れ親しんだ祭りが中止になるのは寂しい。ただ神事は14日午前中に行うと連絡があった。歴史的に予備日の設定はしてこなかったので、13日なら出来るのになぁと祭り好きのカミサンと心境を語り合った。これまで其々に準備をしてこられた皆さんが居ると思うと心境は複雑だ。今年もPA関係を依頼され、踊り師匠殿と音源の準備をしてきたので、やはり寂しい。
ところで今朝、家の前でカミサンがアサギマダラが飛んでいたと騒いでいた。実はもうそろそろだなと思っていた矢先だった。写真は台風対策で屋敷のゆら早生の支柱をチェックしている最中に発見したアサギマダラ。2匹でやってきて、カミサンがミツバチ巣箱エリアの周辺に移植したフジバカマの群生に留まった。やたらと警戒心が強く、近付くと直ぐ飛び立ってしまう。相変わらずだが、追いかけずに静かに待っていると撮影のチャンスが訪れる。我が家ではフジバカマのアサギマダラを見るのが何年も続く光景だ。それにしても、アサギマダラはどのようにしてフジバカマを見つけるのか不思議でならない。

Oct 8  HL-2.5KFX不具合調査…KPA500は使い方の問題だった
リモートシャック見学の前日、前述の如くお客さんを迎えるために設備のチェックで、FL-2.5KFXの不具合を発見してしまった。電源投入しSTANDBYからOPERATEに切替えると、PROT-LEDが赤く点灯、LCD画面にPROT_FUSE_BLOW表示。取説には内部ヒューズ断で要内部点検とある。早々に上蓋を開けてヒューズの在り処を探すが見つからない。在り処くらい取説に書いておいて欲しい。昔QEX誌で紹介された記事を見ると、PAユニット回路上に記載があった。これだ!と思い重たいPAユニットを外すが無い!。再び取説の回路図を探索するとファンコントロールユニットにある模様。しかしそのユニットが何処なのか分からない。結局PAユニットの電源リターン線を追い高圧注意と書いたユニットに辿り着く。上ビスを外すと、しっかりと2本の16A速断ヒューズを発見。予備の速断が出てこないので15Aの通常ヒューズと取り換える。これで大丈夫だろうと電源を入れると妙。PA基板方面からボロボロッと音がして煙が昇った。危ない!と直ぐ電源を切った。確認のためもう一度電源を入れPROT_FUSE_BLOWとPROT-LEDが点かないことを確認して電源を切る。そして再び上蓋を外してPAユニットを取り出し、長い闘いが始まることになった。写真はその様子。オンマウスは、代替に投入したKPA500。スタンバイ系が可笑しいと分解を始めたが、それは使い方の問題だった。何ともお粗末な話で恥ずかしい。

Oct 5  リモートシャック見学対応…ハムって素晴らしい
尾張旭市の友人(JA2VWM)とそのお友達(名古屋市JA2JWH)がやってきた。当局のリモートシステムに興味を持たれ、先月セッティングした見学が台風で流れ本日のリベンジとなった。快晴の朝を迎えリモートシャックの富士山カメラも雲ひとつない映像を届けていた。昼食に時間が掛り、やや遅れて着くと連絡があったのが13時前。13時20分頃、もうそろそろかと表に出ると見慣れない外車がこちらに向かってきた。御2人に間違いは無く、車は何とポルシェBOXTERだった!。メールでの行き来はあっても初対面。昔からの友人の如く会話が始まるからハムって面白い。外回りのアンテナや工房の話をしながら無線部屋に入りリモートシステムの説明と実演。その後リモートシャックへ西側から赴き、設備やロケーションの説明。一気に山の中に入ったので驚かれた様子だ。その後東側を下り尾根に立つタワーとアンテナを見ながら帰宅。最後は工房でカミサンの入れた緑茶とチィチィ餅(地元特産)でティーブレイク。御2人とも無線と実験大好き人間で、定番ではない実験や工作談議に花が咲いた。ソーラーパネルのプリセット自動追尾機構やリモートシャック山中に18mの井戸を掘った話に、この人たちも普通のハムじゃないなと直感。気付くと予定時間を大幅にオーバー、別れを惜しみながら17時前に帰路に就かれた。写真は工房で歓談する3人。左からJA2JWH、JA2VWM。オンマウスはお土産に頂いた軍用テスタTS-505D/U。

Oct 4  リモートシャック見学準備をするも…
明日10月5日は、尾張旭市の友人がリモートシャックを見学に来られる予定だ。実は当初、9月21日に予定したのだが、台風の接近による悪天候が予想され、早々にこの日に変更していた。遠路はるばる来られるのに、あまりみっともない設備は見せられないと、せっせと掃除や整備作業が始まった。ご案内するのは、自宅無線部屋と工房、そして山頂リモートシャック。先ずリモートシャックの収容箱の洗浄のため水20リットルを運び上げ、3年半の間に溜まった垢を綺麗に落とす。そして、直流電源周りの怪しいつなぎを、全て新設ハモ端経由の接続とした。これまでバッテリや風力発電の追加があったのだが、いわゆる数珠つなぎ状態を回避した。この際、最近電源が入らなかった充電器のACプラグの脱落を発見するなど日頃のズボラさを暴露する場面もあり苦笑。工房では、昨年から始まったFacebook有志による1TubeCompe関係の部品や残骸の片付けに奔走。片付けたと言うより強引に場所を移動した感が強り。無線部屋も同様で、足の踏み場の確保のために、物置状態にあった床の無線機や図書類を他へ移動。平行して無線設備の動作確認をするとHL-2.5KFXの内部ヒューズ断の警報を確認。そのままにできず、深夜にヒューズ交換作業が始まるも、これ重症。代替えにKPA500を投入するが、こちらは外部スタンバイ制御が出来ない…なーんてこったぁ!。時間不足で一日が終わってしまった。

Oct 3  アゲハの幼虫とサナギ
草刈りや草むしりの後、中晩柑橘(太田ポンカン・はるみ・スルガエレガント等)に肥料を撒いたり、終盤の摘果などのためにミカン畑に入る。ぐっと近い距離でミカンの木に振れたり見たりするので、気付かなかったことや新しい発見をしたりする。ミカンの枝に体が振れたり擦れたりしたとき、辺りがプーンと甘い匂いがすることが時々ある。この場合はアゲハの幼虫が警戒して体液を噴射するようで、小枝や葉っぱの中を探すと幼虫と遭遇する。写真はこの日、田んぼのはるみを見回っていたら出くわしたアゲハの幼虫。既にサナギ体制に突入しようとしている模様で、近づくと体を左右に揺さぶって警戒しているが、足はもう運べない。オンマウスは同じ木で発見した既にサナギ状態に突入しているアゲハ。指で突いても殆ど動けない状態だ。大変申し訳ないのだが、体にハサミを入れ、ご臨終とさせて頂いた。温暖化でアゲハの活動期間が長く感じられ、彼岸を過ぎてもミカン畑の主役の座は健在で、連日のように卵を産み付けている。
ところで最近カミサンとアゲハ類の話で盛り上がっている。アゲハとキアゲハの違いの詳細をネット検索して調べたり、思い込んでいた種類がどうも違っていたりと、この世界は奥が深い。これまで拙作HPで記述していたことも怪しいので、あまり断定的な記述は避けるように修正する予定だ。実はこの写真も別種ではとカミサンが言い出していて困惑の最中だ。

Sep 28  尾羽畑総道路の草刈…彼岸花の季節
この日は8時より、尾羽畑総で恒例の草刈が行われた。各地区に割り当てられた道路法面の草刈を毎年春秋に行っている。今回は当地区の参加者が3名と少なく、他から応援を貰って対応した。役員が事前に除草剤を散布したこともあって、しつこい葛のツルの勢力は弱まっていて作業時間の短縮になった。それでも昼前の2時間半程の作業になり、良い汗を流した。この帰りに、同エリア内にある寺山の寿太郎のミカン畑の草も刈り込んできた。9月後半になり、どうなるかと心配していたミカンの実も程々に成長し一安心だ。
オンマウス舞台に咲いた彼岸花越しのスルガエレガント。後方に自宅のタワーとアンテナ、遠方に清水いはらICが薄く見える。午後、午前中の勢いで草刈を始めたが、実が大きくなり地べたへ接触するモノが多い。草刈機を突っ込めないので手で草むしりをしたり、実を摘果したり枝を支えたりと、地べたに這いつくばる仕事に時間を盗られた。毎年裾生りをなくそうと剪定をするのだが、どうも落とし切れていないと毎年反省しているが余り変化が無いので笑っちゃう。
ところでアンテナローテータが回るようになって、アンテナがこれまでと違う方向を向くようになった。それを見上げると風景がこれまでと異なって見えるから不思議だ…アマチュア無線家だけか?。今は意識的に南西を向けている。