JH2CLV's Topics & Memorandam
October 2021

Oct 31 衆議院選挙投票日
今週末も選挙だ。10月31日は衆議院議員選挙の投票日。前日8時半より自治会館で投票所の設営が行われた。関係の皆さんは、今年4回目の選挙とあって準備はお手のもの。30分程度で完了していた。こちらは責任者へ自治会館の鍵を預け、この日から始まる「投票所へ行こう!」放送の準備を行う。レベル確認のための試験放送を皮切りに、12時台と17時台に前日分の放送を実施。当日31日は、投票が始まった直後より19時過ぎまで、アドリブ1回を含め7回の放送を実施した。当投票所の投票率は、当日投票分で50%、期日前投票を含めると61%に達した。有権者数1600人規模の投票所(清水区)ではNo.1だった。 さて今回も投票立会を仰せつかった。担当は後半で、13時半に前半担当から引き継ぎ、投票終了の20時まで立ち会った。その後、撤収の途中から投票箱を責任者と開票所へタクシーで運び、所定の手続きを踏んで投票箱と関係グッズを返納。投票所までタクシーで戻ると21時だった。写真は会場所になる清水区体育館の受付の様子。入念なチェックが手書きで行われている。責任者は投票所の投票結果を報告している。この様は関門が幾つかあるのだが、職員の皆さんは慣れたもの。たまにしか赴かない我々には殆どチンプンカンプンだ。何より、朝6時頃から投票所へ詰め、再び開票に参加する職員が多数居られ、本当にご苦労様の一言だった。オンマウスは窓ガラス越しの投票所の様子。

Oct 29-30 またしてもD6500ETでこんなことがあるのか…真っ赤な日の出…2ヶ月遅れで届くセルモータ
もうこれで不具合は出尽くしたのではと思っていた矢先、早朝の一発起動で気を良くして10MHz/FT8を楽しんだ29日の昼。起動を試みるがアンサーが無い。10回始動トライしてもダメで、可笑しいと思いながらそれを2度繰り返したがダメ。16時過ぎに出向して調べると燃料インジェクタに電圧が無い。バルブが開かないので燃料の噴射が出来ない状態だ。試しに12Vラインからワニ口リード線を渡すと見事に一発起動する。例のボードが可笑しいと取り外して眺めると小振りのSiダイオードが黒化している。爪先で突くと割れ、これかぁ!と思い、工房で代替のダイオードと交換して投入。ところが状況は変わらない。陽も暮れ出したためボードを持ち帰りチェック。すると2つ搭載されているリレーの1つでブレイク接点に導通が無い。叩いてもウンでもスンでもない。一瞬トホホになりかけたが、隣のリレーはブレイク接点を使っていない。両者を取り外して入替える悪知恵で無事復旧。所用のため投入は明朝にする。
30日未明に目が覚め、明るくなるのを待って出向。早々に実装し、ワニ口リードでリモートラインを接地すると一発起動。やったぁ!だったが、それにしても手が掛かる発電機に内心呆れる。電気系の殆どに手を入れたことになり、もう次は無いだろうと呟きながら下山。
写真は30日6時過ぎ、リモートシャックからの日の出。オンマウスはボードからリレーを取り外した様子。
28日午後Amazonからメールが届いた。D6500ETのセルモータをディーラーが発送したと言う連絡だ。今更と言う感じがするが、お手並み拝見で到着を待つと29日昼に届いた。当初よりD6500ETに搭載されていたモノと同じQD414-1型。写真がそれだが、一番最初に不具合が発生しているので半分は期待していない。ただ、バッテリ電圧の低下でセルモータのピニオンギアの挿入が正常に行わなかった可能性がゼロではない、とする考えも未だ払拭し切れていない。7月末に故障したことをディーラーへ電話とメールで伝えると早々に対応があり、お盆後着の連絡を貰った。ところがそれが月末に変更になった後、ディーラーとの連絡が途絶えてしまった。代替リクエストから丸3ヶ月でようやく到着となったが、発送の連絡は当のディーラーではなくAmazonがしてくるのも妙だ。電話やメールでの連絡が途絶えているので、受領の連絡はAmazon経由で行っている。その際、これまでに発生した数々の障害をかいつまんで記しておいた。レギュレータ不良やボード不良等々。後で思い出したが、こんなに優しくお人好しのユーザーは、他には居ないと思う旨を記すことを忘れてしまったHi。一言でも良いから直接連絡があれば納得出来なくはないのだが、恥ずかしくて顔を出せないのか、ばつが悪いのか…。

Oct 25-27 D6500ET再び不具合で持ち帰り…再々再投入
調子が良かったD6500ETだが、25日朝ウンでもスンでもない。10数回始動を試みてもアンサーが返らない。可笑しい!と緊急出向すると、不具合の様子が違う。セルモータが回ってもエンジン内に爆発が起こらない。何だろうと複数回エンジンキーを操作している内にギアが噛んでしまいにっちもさっちも行かない。道路脇まで引きずり上げ、自宅を往復してリフターを持ち込むが、油圧が掛からずリフトアップ出来ない。なーんてこったぁ!。この日は持ち帰りが出来ず自宅でリフターの修理。何とか動く様になると既に辺りは真っ暗。翌26日、夜明けを待って赴き持ち帰る。早々に分解すると、リングギアにピニオンギアが乗り上げている。セルモータのボルトを外しただけでは外れず、注意してシャフトをハンマーで叩きようやく外れる。ただ、これまでの様に軸受け径の拡大は無かった。念のため、1.2kW型を実装。その後懸案の充電器レギュレータを確認すると完璧にオシャカ。注文品の到着まで待てず、ブリッジ整流器を挿入して充電機能を復活。ところが時々始動しても爆発しなかったり、何もしないのに止まり掛けたりする。妙に思い制御パネルの基板をチェックすると、Siダイオードの脱落を発見。こんなことがあるのかとダイオードを拾上げて再ハンダ。他の部品も全て再ハンダをかけた。これにより所期の動作を示すようになり、27日夕刻、再々再投入となった。その晩、10MHz/FT8でVP2・OX・PJ7・HIと立て続けに交信。

Oct 23-24 参議院補欠選挙…"投票所へ行こう!"放送
当地では24日に参議院補欠選挙、そして31日に衆議院選挙が続けてある。自治会館は毎週末投票所に鞍替えされるので設営や撤収が繰り返される。選管職員だけでは対応出きる筈もなくなく、毎回他部署職員や臨時スタッフが対応される。開票所へ行くとその様子が良く分かる。どこからこんな数の人を集めたのかと感心する。さて、投票所設営のために、自治会館の鍵を担当者へお渡しすると、土曜日と日曜日は完全に彼らのモノになる。その様子を伺いながら、放送室でPCをセット。音声出力をステップアップトランス経由でミキサへつなぐ。電源は常時ONとするが、アナウンスマイクにFUなるモノが無いため音を拾ってしまう。それを避けるためにPC出力はマイク系(プリアンプ経由)を抜き、そこへ差し込む。同報無線も常時生かす必要がある。音量調整はマイクボリュームには触れずにPCアプリで調整する。試に試験放送プログラムをタスクスケジューラで登録し自動再生するが、この時に音量を設定する。これまで色々と試してきたが、この方法が一番簡単で間違いがない。
写真は投票日の様子。オンマウスは23日、PC出力をつなぎ込んだミキサ。放送は前日2回、当日は6回に及んだ。補欠選と言う事でイマイチ盛り上がりに欠けた感があるものの、投票率52%台は有権者数1600人規模の投票所としては区内でNo.1だった。次週の衆議院選は果たしてどうなるか。同様の放送を予定している。

Oct 23 アサギマダラの羽に文字
このところ連日フジバカマにやって来るアサギマダラ。多い時だと8匹ほどが乱舞している。撮影中は気にならなかったのだが、後でPCで再生するとビックリ。羽に人がマーキングしたと思われる数字やアルファベットが見える。何処かで捕獲して情報を書き込み生態調査を行っているとTVが伝えていたことを思い出した。写真をよく見ると「NP 9,13 2464」と読み取れる。ネット検索してみると、NPは長野県大町市のっぺ山荘で、9,13は9月13日に放ったという意味らしい。2464は台帳で管理する通しの番号らしい。
自宅のフジバカマへは、2006年にカミさんが名古屋から戻ったときに植え、気付くとアサギマダラが飛来するようになった。もう15年近く経つことになり感慨深い。マーキングはアサギマダラの生態を知るうえで重要な行為かも知れないが、当のアサギマダラにしたら迷惑な話なのかもしれない。またちょっと気の毒な感じもするがどうだろう…。

Oct 20 リモートシャックの一工夫…等々
リモートシャックの機器バッテリの管理用に、デジタル表示の電圧・電流計を購入して久しい。夏の間工房の机でほったらかしになっていた。ディーゼル発電機の投入と、セルモータ不具合対策に奔走していたこともあり、買ったことすら忘れかけていた。余流が出てくると不思議なもので、色々なことが目につき出す。ディーゼル発電機のバッテリ充電不具合問題もあって、機器バッテリの状況把握の必要性が強くなった。それで昨日19日、雨が上がったリモートシャックへ材料(表示部・シャント部・コード)を持ち込み機器バッテリの監視が出来る様にした。シャントはバッテリのマイナス側に挿入し、その両端を測定して電流を計る。電圧はバッテリのプラス側を計る。都合3本のコードがバッテリと表示器間を行きかう。写真は暫定的にIC-PW1のコントローラの上に乗せてみた表示器。発電機が回り充電体制だが、ちょっと電圧が高いか…。電流計はバッテリから放電する方向は測定するが、流れ込む方向、すなわち充電電流はマイナスとなり表示できない様だ。同様の表示器を発電機バッテリについても行うと、監視装置としてのグレードがぐっと上がる。ただ、これも充電電流を見たいので、±表示のあるモノを探してみることにする。

Oct 18 漏電騒ぎ絶縁トランスで一掃…自治会の”投票所へ行こう!"放送
このところ漏電NFBがトリップする停電騒ぎが続いていた。昨夜は床に就いてから発生し、復帰させて再び床に就いたらまた発生した。何故か夜に多かったのだが、今日は明るいうちに発生。これまではこんなに頻繁では無かった。ところが今日は、入れたと同時に切れる状況。配電NFBを落としながら影響を診ると、無線部屋が関係する系統が怪しい。詳細を探ると、何と過去にもあったR-390Aや51S-1をはじめとするラック群に原因があった。この系統は毎日タイマーで定時ON/OFFし、100V:115Vオートトランスで昇圧し機器へ供給している系統だ。機器側はまとめて接地していて、垂直ANTを選択接続する仕掛けになっている。確かにR-390AのACラインには、大き目のコンデンサがシャシ間に入っている。過去にもそれが原因と思われる漏電NFBのトリップが発生したが、配電極性の組み合わせで回避していた。その後、負荷数も増え経年変化等もあってバランスが崩れてきたと思われる。一つずつつぶすのは面倒だし、各装置のアースリターン調査をする時間も惜しいので、思い切って絶縁トランスを試してみた。すると問題は見事に解決。分かっていても、何とか現状のやりくりで逃げようとする悪い癖のつけか…。机の上に乗せた写真のトランス(1kVA)は昇圧もかねて机の下へ転がそうと思っている。これで突然の停電から解放され安眠できると事情を知らないカミサンと喜んだ。
自治会が選挙で合法的に活動できるのは、有権者を投票所へ誘うことくらいしか無いと思っている。3月の市議会議員選挙と6月の県議会議員補欠選挙で、「投票所へ行こう!」と題し、地区の有線放送へ独自制作のプログラムを流した。事前に市の選管殿にも確認を入れ了解を頂いている。放送は前日の昼と夕の2回、投票日は朝7時から19時まで6回程内容を変えながら放送した。再生はWindows10のタスクスケジューラに登録し自動送出している。その結果、それまでは50%台前半だった当投票所の投票率が、毎回上昇し、市議選では50%台後半、県議補欠選では65%に達した。これまでは18時を超えると選管殿も撤収の構えになるのだが、投票者は19時半頃まで続きそれどころではなくなった。さらに若年層投票者が両親と一緒に訪れたり、幼児を伴なった親子連れの多さも目を引いた。投票立会をしながら「投票所の雰囲気がちょっと変わってきたぞ!」と言う印象を持ったのだ。
写真は、今月24日の衆議院議員補欠選と31日の衆議院議員選挙にあわせ、15日晩自治会館事務室で行われた録音風景。アナウンスは毎回ご無理をお願いしている地元在住のSさん。オンマウスは本日、その素材をPC上で編集している様子。前後にチャイムを入れ複数回の繰り返し…もう手慣れたもので、編集後送出時間の設定も行った。

Oct 16 東久佐奈岐神社の清掃と神事
10月16日は当地の「おひまち」で、東久佐奈岐神社の神事やお祭りが行われてきた。しかし一昨年は台風で、昨年と今年はコロナ感染予防でお祭り(豊年踊り・子供みこし・夜店等々)関係は中止となり、3年続けて太鼓や花火が鳴らない状況が続いている。コロナ感染も終息の雰囲気があり、来年はぜひとも五穀豊穣を祭で祝いたいとの思いを、11時から始まった神事冒頭の挨拶で伝えた。
これに先立ち朝8時から参道と境内の清掃が山切地区と草ケ谷地区の自治会の皆さんにより行われた。8時開始と言っても中には8時半には現れ、せっせと作業を始める人が居るから地元は有難い。それも特段の号令もなく自然に始まってしまうから面白い。マニュアルや場合によっては言葉も要らない位で何ともおおらかなのだ。それでも最後の宣言は必要だろうと集まって貰い、ご苦労様宣言と飲み物やお菓子の配布が行われた
写真は朝8時からの清掃に集まった自治会の皆さん。作業を終え本堂(拝殿)前にたたずんでいる。オンマウスは11時からの神事に備え本堂で準備をする宮司殿。
ちなみに東久佐奈岐神社は日本武尊が東国へ向かう途中に立ち寄った歴史のある神社。現在は各種案内の多くで久佐奈岐神社と記されているが、地元ではまだ頭に「東」を付けて呼ぶ人が多い。

Oct 13 やっぱり充電されていなかったD6500ETのバッテリ
10月12日、所用で近くまで来られたローカルのJA2FYO篠田氏が、DC電流の測定できるクランプメータを届けてくれた。昼食後に出向してバッテリケーブルにかましてやると、何と発電機を回しても放電方向にしか振れない。その値も凡そ1A(写真)。運用中は充電どころではなく、放電が行われていたことになる。何てこったぁ!だ。フライホイルジェネレータ(AC)か、その出力にあるヒューズか、レギュレータか…。ヒューズはカバーを被せる前に確認しているのでそれ以外と思われるが、ジェネレータの中(コイル)が断になるのも考え難い。ならレギュレータか?。中華サイトにはセルモータ同様、複数のディーラーがこれを販売している。価格を見ると何と\250程度でビックリ。ダメ元とAliExpressで2個発注。到着前に状況を確認したいが、何しろ現物は山頂。後回しにしてALINCOのDM-330MVを220V仕様に設定変更。これを本日13日、充電器としてD6500ETに組み込み救済。発電のたびに充電が行われることになった。13.8Vで通常数A程度、最大でも20A程度。その後の始動は百発百中で1発起動している。レギュレータを交換すれば、もうこれで大丈夫だろうと踏んでいるが果たして…。それまでDM-330MVは狭い処で頑張って貰う。オンマウスは追加発注して12日に届いたセルモータの1.2kW型のQD124A(4代目)。これは当面予備として保管する。

Oct 11 アサギマダラがやってきた…恒例のレントゲン検診
先日福井の友人が山歩きをしていてアサギマダラを見たとfacebookで伝えてきた。もうそろそろかと思っていたら、カミサンが昨日(10月10日)来たよと呟いた。そして本日午後、屋敷のゆら早生を切っていたら目の前を飛ぶアサギマダラと遭遇。相変わらず落ち着かず、フジバカマの周りを飛んでいて、何かのタイミングでフジバカマの花に留まって蜜を吸う。写真を撮ろうとして近寄ると、未だ一匹のためか警戒心が強く直ぐ飛び立ってしまう。何回か繰り返す内に撮影したのが写真。この淡い水色が何とも言えない。毎年同じ頃に、この僅かなフジバカマの群生に間違いなくやって来る彼らの方向探知機能はスゴイと思う。暫くは楽しめそうだと晩御飯時の話題になった。ご近所の写真マニアの御仁も手ぐすね引いて待っていて、昨日来たよと告げたら臨戦態勢に入った模様。
ところで今日(午前中)は年に一度のレントゲン検診日。自治会館前の駐車場を確保するために、早朝から張り紙をしたコーンを並べたり、倉庫を一般向け駐車場として開放したり、待機用のパイプ椅子を用意したりのお手伝いに奔走。オンマウスはレントゲン車と訪れた皆さん。その空き時間に自治会館からガラホ・テザリングでリモートシャックとつなぎ発電機起動。一発起動し複数のDX局と交信。ちょっと前には考えられなかった便利さに満足する…不謹慎ながら。

Oct 10 前日のリベンジ…2歩挽回か
昨日、燃料系にエアを入れてしまったことが、朝になっても頭から離れない。エア抜き機構があれば事は簡単だが、必要最小限の物しかないこの種のディーゼルは、タンク〜ノズル間を燃料で充填しエアを抜く必要がある。分かっていても、辺りは暗くヘッドランプ下での作業には限界があった。もう少し慎重にホースを外していればと言う反省もある。本日9時過ぎ、再び赴きノズル側を外して軽油を充填。タンク〜フィルタ間に軽油を流し容器で受ける。頃合いを見てホース先端を指で押さえ、一気にノズルへ差し込みクランプ。これで始動テストすると、数回のトライで無事回り出し感激の一瞬だった。暫く様子を見ていると、昨日断念したT分岐を燃料ホースへ挿入したくなった。再び燃料タンクを外して傾けホースを抜く。上部を指で押さえ燃料が漏れない様にしてフィルタまでのホースを外す。製作済みのT分岐(外部タンク用ホース付き)を挿入し順に復元。タンクを定位置に戻すと軽油が流れ出しフィルタまで充填される。昨日と同じ試みだが、エア混入がないので簡単に一発起動した。そして事のついでに外部タンクも設置したくなった。ガソリン発電機舎のタンクを空にして持ち込みホースをつないだ。軽油を自然落下させるので、内部と外部タンククの上面を合わせ、かつ下面がノズルより高くなる様に調整。これで総計115リットル程の軽油が給油出来、連続運転時間は5日程度になると思われる。

Oct 9 D6500ETへリレー追加…燃料分岐で失態
気になっていたディーゼル発電機のエンジンキーOFF位置。実はこれBREAK接点が有りONやSTARTにへ回すと切断される。詳細回路は不明だが、燃料バルブを制御している様に見える。リモートはエンジンキーOFF位置で行うので、そのままだと悪戯をするかも知れないと、外部にリレー(BREAK接点)を用意し直列挿入した。写真がその様子。この写真、よく見ると誤配線している(後で修正)。これによりエンジンキーSWの接点は全て外から制御出来ることになった。一安心だ。これで、機器バッテリからのレスキュー線は撤去。このところの動作は極めて良好で、ほぼ100%一発起動が続いていた。
それに気を良くして、次は外部タンクだとばかり、燃料ホースのフィルター前を切断しT分岐を挿入、外部タンクからの混合準備を始めた。燃料フィルターの手前数cmを切断し樹脂製のT分岐(ホース付き)を挿入。燃料ホースが一時空っぽになるので、そのままホースを戻すと燃料にエアが混入する。こんな当たり前のこと気付かず作業を終えエンジンを始動するとかからない。時々回るが直ぐ停止してしまう。既に日没後で辺りは暗くなり、ヘルメットにヘッドランプ姿で作業を続けていたが18時で店仕舞い。T分岐は撤去して元の状態にして下山となった。この日は作業中に一時外して燃料が漏れないように立ていたタンクが傾いて、多量の軽油を漏らしたりして失態の連続だった。

Oct 7 リモートシャック開局5周年
今日10月7日はリモートシャック開局5周年記念日になる。6年ほど前に空になっていた灌漑用のタンクを塞ぐついでに、掘り足してタワーを建てたことが全ての始まりだった。気が付くとリモートシャックの構想が出来上がっていた。何しろ電気も電話も無い処でアマチュア無線をやるため自前の技術力や気力を試す良い機会になった。発電機やソーラー、そして風力など普段は余り接することに無い世界に足を踏み入れ、如何程のものかを習得したり、合法的なWi-Fi装置の伝搬テストを試みたり、より低消費電力の情報機器を投入したり、インバータノイズ対策に秘策を講じる等、この5年間は無線を運用するより、設備改善に奔走していた様な感じがする。現在も相変わらず発電機と闘っているが、ディーゼル発電機が安定すると、次はLPG発電機へ進むだろうと言う考えが固まっている。大規模にせず、程々の大きさで安定したリモート運用が出来る無線局のイメージは整備当初から変わらない。ちなみに落成後144/430/1200MHzの追加申請(エキサイタ増設)を行っている。
写真は2019年4月11日15時過ぎ、QEX誌No.31の取材で訪れたCQ出版編集子殿が撮影したドローン映像。2日間の予定だったが、この日もう少し早ければ右後方に富士山が望めたのだが…。翌日の予備日は朝から土砂降りで再トライは叶わなかった。

Oct 5-7 3歩進んで2歩下がるディーゼル発電機D6500ET
10月2日夕刻に現用再々投入したD6500ET。運用しているにも関わらずバッテリ電圧の低下がみられる。投入日は好調だったが、翌3日は日中から一発起動しなくなり、晩には充電を疑い出した。ひょっとしたらリモート回路が災いしているのかもと調べると、エンジンキーSWをON又はSTARTにした時、充電器はバッテリへ接続されることになっている(ようやく見つけた類似品回路図)。リモート系ではそれを失念していた。5日夕刻、STARTER用にパラっていたONリレーを分割しこの回路を構成。てことは今まではエンジンを回しても全く充電されていなかったってこと…。その措置と充電を機器電源から行ったあと下山、何時間か運用を行いこれでやれやれかと思っていた翌6日、朝は良かったがその後一発起動が出来ないばかりか起動しなくなる。未だ忘れ物があるのか…。毎日の山通いは大変なので7日晩、ヘルメットとヘッドランプ姿で赴き、機器用バッテリ(含む充電器・ソーラー・風力)から給電を仰ぐ応急措置。暫定的ながら、これにより発電機のバッテリは回復し、発電時は充電されることになった。その後は安定に一発起動が続いている。既にセルモーター自身の問題は回避されたものと思われ頭に無い。今後は発電機の充電回路の確認を行う予定だが、何しろ山中で鉄のカバーを外す必要があり、作業は容易ではない。決心が必要だ。写真は機器電源でレスキュー中の様子。オンマウスはエンジンキーの内部接続。

Oct 2 尾羽畑総の草刈り…D6500ET現用再々投入
10月も2日だ。8時から尾羽畑総の草刈り出掛ける。毎年春と秋、道路脇の草を組合員が一斉に刈る。全てを刈る訳ではなく道路端から2m程度まで。今年は役員が除草剤を撒いたので順調に終わるかと思ったが、相変わらずクズのツルが暴れていてそれなりに時間を要し、終了は10時を回った。休みもなく相応の力仕事をすると、年のせいかだるい。
注文していた軽四バッテリが届き、昼食後実装。オリジナルより高さがある。ボルト締め出来る端子を用意する。100Aのブースターケーブルが届かず、ケーブルは先日パラ化した物をそのまま使う。果たしてどうか興味津々だったが、あっけなく一発起動した。オリジナルのバッテリとは比較にならないパワーだ。制御ロジック経由で起動テストを繰返し問題の無いことを確認。5〜6回は回したと思うが、全て一発起動だった。これは行ける!と判断。リフターで軽トラへ積み、JA-SSで軽油2缶を給油し、16時頃リモートシャックへ赴く。途中から雨となり、雨の中での現用再々投入となった。PCから制御を確認し、HPA出力を1kWに調整して下山。辺りは大雨だった。帰宅後ローカルOM局と50MHzで交信しながら、リモートで10MHz/FT8を運用。18時前にCT1・GW3・EA8・TF1とロングパスで交信。 写真は朝の草刈りの様子。オンマウスは再々投入した雨に濡れるD6500ET。

Sep 30 ディーゼル発電機D6500ET回りの話…伊野の草むしりと草刈り
D6500ETの起動テストを継続している。3代目のセルモータはそれ以前の物に比べ好調だ。試している内に色々なことが分かってきた。一つは充電電圧不足。起動中にバッテリ電圧を測ると12.6V程度。14Vは欲しいと思うのだが…電池寿命を考えているのか、良く分からない。軽トラのバッテリをつなぐと元気が良く回る。ところがその逆をやると軽トラはリレーの音がするだけ。充電不足なのか不良なのか分からないこともあり、Monotaroへ軽四バッテリを注文する。また、遅いと思っていたセルモータ、実は9月5日に届いた物が最初に注文した物だった。Webサイト上の記録やメール、それに伝票等を照合すると、日本のディーラーが依頼した物じゃなかった。てことは音信不通のディーラーが可笑しいじゃん!。連絡が取れないことを承知でメールや留守電を入れ苦言を呈す。あと1台の到着が予備になると言う考えが頓挫。3代目を送ってくれたAliExpressのショップへ1.2kW型を発注してしまう。状況が混沌としてきたが、何とかD6500ETを完全なものにしたいと意地になってきた。
3日程かけ、伊野ポンカンの裾に伸びる草をむしり、根元をすっきりさせた。そして生った実の状態も見ながら、木間の草を刈る。大分摘果したつもりだが、未だ落とし足らない感じは毎度のこと。着色前なので気兼ねなく落とせるが、これに色が付くとそうは行かない心理が働く。伊野の ポンカンは、堆肥と夏肥が効き今年も元気だ。