RSGB VHF/UHF MANUALに見る同調回路(Sep 28. 2013)
RSGBのVHF/UHFマニュアルの導入部で記述されている「同調回路」の記述は非常に斬新だ。
普通ならLC集中定数による共振の説明でやり過ごすところを、しっかりLINEAR回路や同軸回路、そしてキャビティ回路も含めて紹介し、あらゆるものに共振の可能性があることを示唆している。
実はこの本に魅せられたJA1BLV関根OMをはじめとするJAのOM陣が、CQ出版社創立30周年記念の一環として日本語版の出版に参画している。
オーナーにとってこの日本語版は、バイブル的な存在で多くの問題解決の切り札となってきた。
ここでは、英語版の第3章TUNED CIRCUIT(同調回路)のページをご案内したい。
そして是非高周波の基本である「同調回路」について理解を深めて頂きたい。
英文が読めなくても単語と図だけでも何とか分かるものである。
なおCopylightの問い合わせ先が良く分からないので何も手続きをしていない。折を見て書き直す用意である。 左はオリジナルのThirdEdition。右はForthEditionを翻訳した日本語版。UKやEuの記述は、USA慣れした我々に独特の空気感を与えてくれる。