ユニットハウスへ電源供給(Dec 31. 2012)
待望久しい単相3線
2012年12月8日(土)に設置したユニットハウス。配電盤があり基本的な屋内配線(電灯・壁天井コンセント)が完備していた。暫定的に母屋車庫のコンセントよりキャプタイヤケーブルを空中へ飛ばしAC100Vを導いていた。
ラジオ工房を目指すにはどうしても恒久的なAC200V/100Vが必要と言う事で、本日母屋配電盤から200V(3線/VVF)の配電を行った。配電盤の200V/NFB(20A)は2線(L1・L2)を開閉するが、中性線は直接接続とし開閉は行っていない。
配電ルートは、配電盤裏のトタン穴を抜け塩ビパイプで水平にトタン壁を軒下突き当たりまで引き、垂直に立ち上げ軒直下をVVFラック処理して軒先から架空とした。架空はステンレスワイヤーのメッセンジャーを張り、黒樹脂フレキ管を吊りVVFを通した。
ユニットハウス側は100V用の配電盤のため、若干の修正をして使う。すなわち、主幹の漏電NFBを200V開閉(L1・L2)用NFB(20A)に、更に200V出力用NFB(20A)の追加。そして100V出力NFB2個(20A)へは中性線とL1及びL2を接続した。

不可解な現象発生
ところが暗くなって奇妙な現象が発生した。赤外検知の照明が点滅し、スイッチを切ってあるにも関わらず蛍光灯も同様に点滅する現象だ。両者は同じ相からAC100Vを供給していた。
試みに、赤外線検知照明を反対相のAC100Vから取ると問題ない。ははーん、これは恐らく赤外線検知照明のAC制御が蛍光灯のACリターン回路に悪戯をしているかも知れない。ただ赤外線検知照明の電源Hot/Coldを入換えても状況は変らない。またユニットハウスを接地または中性線へつないでも状況に変化は無い。赤外線検知照明器具の筐体はユニットハウスから浮いている筈。照明器具の地絡を確認したがしっかりと浮いていた。
とりあえず上記の様に系統訳して難を逃れているが、後日調査する予定。
左は主幹の漏電NFBを通常NFBに変更(左)し200V出力用NFBを追加(右)した様子。下はユニットハウス内の配電状況。