|   | ジョウゴ沢F1(98/11/28) 
 赤岳鉱泉から硫黄岳に向かって一般道を進むと、大同心ルンゼ、裏同心ルンゼと過ぎ、ジョウゴ沢の看板があるのでよく踏まれたトレースをたどる。主に右岸をたどると10分ほどでF1に出会う。
 通常ここで登攀具をつけるが、F1は右から登れば簡単に越えられるので特にアンザイレンする必要はない。
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|   | ジョウゴ沢F2(98/11/28) 
 F2は確保して登る。
 写真で登っているのは同じ愛知労山に所属する若駒山岳会のはちさん。
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|   | F2上から大同心方面(98/11/28) 
 F2越えると沢は開ける。F3は小さなナメ滝で特に問題ない。
 ゴーロ右手を見ると大同心が見えて気分がよい。
 八ツ西面は午後には陽が当たるので、比較的暖かい。
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|   | ゴルジュ入り口(98/11/28) 
 ゴーロを進み、ゴルジュの入り口へと向かう。このゴルジュの入り口は何回来ても気が引き締まる。
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|   | ジョウゴ沢乙女の滝(98/11/28) 
 シーズン初めのゴルジュ内は氷のナメとなっており、初めて目にする人には強烈な印象を与える。
 その氷のナメ床の奥には乙女の滝20mがブルーアイスを光らせる。
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|   | ジョウゴ沢乙女の滝を登る(98/11/28) 
 乙女の滝は垂直で5級。トップロープをかける場合は、右手の容易なルンゼをダブルアックスで登り、左にトラバースすると滝の落ち口に出る。
 支点はハーケンがあるが、スクリューを埋めた方がよい。
 氷が硬く、初心者にはかなり厳しい。
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|   | 乙女の滝の左の小滝(本流)(98/12/23) 
 乙女の滝の下から左手の本流に進む。
 この時は氷の中に人が入れるくらいの小部屋ができていた。どうしてみんな形ができるのか、不思議だ。まさに氷の彫刻。
 
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|   | ジョウゴ沢ナイアガラの滝(98/12/23) 
 さらに本流を右に分け、左に入ると垂直のナイアガラの滝に出る。
 南面のため柔らかい氷のことが多く、バイルがよくきく。
 トップロープをかける場合は、巻くとぼろ岩で怖いので、氷をリードした方がよい。
 残置の支点もかなり弱いので、補強した方がよい。
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