ヒロ&ノブさんのミコノス旅行記

ヒロ&ノブです。行って来ました、ギリシャ。一言で言ったら「ギリシャをナメテタ・・・」
何から報告していいやら、アクシデント、アクシデントで大変でした。
アテネに着いたまでは良かったんですが・・(バンコクの暇つぶしには、何度もめげたけど・・。教えてもらったフットマッサージやりましたよ!場所が違ったのか、370バ ーツに値上がってました。)
 現地ガイドの人と、同じツアーの人達(5組・10人)とそこで初めて会い、バスで市内観光に行く予定だったんですが、16時ピレウス発の船 が、風が強くて出ないかもしれないというのです。14時の船なら確実に出るから、アクロポリスとか見学の予定を、全て車窓から見るだけにして、タベルナでのランチも、ランチボックスにして船に間に合わせるか、それとも予定通り見学、ランチしてその日はアテネで1泊して、翌日ミコノスに行くか。
どっちにするか、決めてくれというのです。
 そんなこと急に言われてもね〜って感じでしょ。その間、バスはどんどん走ってるんですよ。
結局、もめにもめて、「島に長くいられるからこのツアーを選んだんだし、アテネなんてどうでもいい!」と怒ってた1組だけ、14時の船で出航し、他は16時の船が出ることを祈りつつ、予定通り観光してダメだったらアテネ泊。 結局、出航したのでそっちにして正解だったんです。ピレウスからの船は、高速船だったので、デッキも無く、優雅に日焼けなんてかんじじゃ無かったです。メチャメチャ揺れて、ミコノスについたらもう真っ暗で、しかも強風。ももこさんに、夜は冷えるって聞いていたのに想像以上でした。
 なんとか、無事ミコノスについて、それから3日目の夜までは楽しかったです。HPをコピーして持って行ったので、スカイマップと照らし合わせてアッチコッチ行きました。  ところが、4日目の朝スーツケースを持ってロビーに行くと、現地ガイドさんが今日はサントリーニ行きの船が出ないのでもう1泊ミコノスになると言うのです。すでに、前の晩サントリーニ直の予定が、とりあえずロドス迄行ってそこから新たに乗り換えで、サントリーニ行きの船になると変更されていたばかりだったのです。もう、「えー!!!」です。
 しかも、この日の宿泊は予定外だから実費になるし。後から判ったのですが、この前の晩、ロドスで大きな座礁事故がおきたばかりで、政府が全部の船を止めてしまったらしいのです。また、荷物を部屋に戻してミコノスフリー。なんか、力抜けちゃって午前中はボーとしてました。しかも、ガイド曰く、ミコノスでは、風が吹いたら3日は続くと言われてるので最悪明日も行けない場合もある。実際、今年の夏は異常で7・8月も天気が悪くて、夏が無い感じだった。サントリーニに行けなかったグル―プもたくさんいたと言うのです。
同じホテルに泊まっていた、HISで、来てた人達は、サントリ−ニまで飛行機のツアーだったのでなんなく出発していって、「残念ねぇ」とか言われて・・。 その晩、「明日は、10時のサントリーニ直行の船になりました」とメッセージがあったのでホッと一安心したのもつかの間、5日目の朝、やっぱり出ない。
このままだと、サントリーニどころかアテネにも戻れなくなってしまうかもしれないという危険性が出てきたのです。そしたら、日本までの国際線も全て自費。みんな、そっちの方が心配になってきて、アテネにもどる船が出るのをひたすら待ったのです。
13時に出る予定の大型船があるので、それに乗れるよう待機。11時ちょっと過ぎだったので、とりあえず12時までにロビーに戻る約束で、フリーになったのです。お土産はサントリーニの方が安いって聞いてたので、ミコノスにしかないようなものしか買ってなかったんです。それが、後40分くらいで全てのお土産を買わなきゃ行けないから、もうパニックちゃってタウン中を小走りでまわりましたよ。で、ホテルに戻ったら、13時の船はやっぱり出ないことになって、次の可能性は18時の船だって言うんです。「もうーーーーーっ!!」でしょ。だったら、ゆっくり見たかったのに。また、17時までフリー。こんな事の繰り返しで結局、19時発の大型船でラフィーナに戻ったんです。行きの高速船じゃなかったので着いたらもう、夜中の12時過ぎ。初日の気温とは全く違い、17度でした。バスでホテルまで1時間近くかかって、どこだかもわからないホテルにチェックインし寝たのは2時過ぎでした。
 翌朝、オモニア広場近くの「King Jason」というホテルだとわかり、チェックアウトまでの数時間、散歩したけどあまり環境の良いとこではなく、ちょっとしたスーパーみたいなところで買物して終わりました。
現地の「マリソル」という旅行会社の社長さんが今回のツアーの説明に来て、いろいろ経緯を話してくれました。風が強かったのもあるけど、ロドスの事故は大変なもので、25年アテネに住んでる社長さんも初めての事だと言ってました。だから余計慎重になって船が止まってたのもあると。 同じように各島に動けなくなった人達がアテネに集中してホテルもほとんど無かったそうです。
 全く、どこの島にも行け
ず、すっとアテネになってしまった人もいたとか。初日に16時の船が動いたのは、不幸中の幸いだったとも言ってました。サントリーニに行けなかったし、ミコノスでは自費になるし、ほんとならアテネのホテルも予定外だから自費になるけど、それじゃあんまりだからとその分は負担してくれました。
 そこからは、予定通りの飛行機で無事帰ってきました。優雅なエーゲ海旅行を楽しみにしていたけど、結局最後の方はひたすらホテルで待機ってかんじでした。1番楽しみのロバにも乗れなかった・・。船が止まっちゃう可能性とかあるってもっと調べておけば良かったけど、これは行ってみないと解らないしね・・・。
「anastassios sevasti」(ホテル名)
島のホテルがどういうものなのか解らないけど、部屋は狭いです。ベッドだけって感じで、シャワーは海水じゃなかったけど60センチ四方にカーテンが仕切られてるだけ。家族経営で朝食は12時までOK。でも、ゆで卵とパンとチーズとハム置いてあるだけでした。でも、ロビーもそれなりに広いし、プールとジム?もあってなかなかでしたよ。おじさんも気さくな感じで、第一チェックアウトしてるのにずーっとロビーを開放してくれてたんだからいい人ですよね。猫は3匹います。場所は、南のバスステーションのもっと上のほうでした。
時期が遅かったのかな?って気がしました。
プラティヤロスビーチのサンライズもほとんどお土産らしきものは売って無かったし、あってももう、ほこりだらけで人にはあげられないようなもので、ボート乗り場のドーナツやさんも探したけど無かったです。食べてみたかった・・。
パラダイスビーチにも行ったけど、ほとんど人はいませんでした。寒くて水着にはちょっとなれないくらいでした。でも、2時過ぎくらいに中年のおじさんがげんきにスッ裸になっていて「おーっ!やっぱり、ヌーディストビーチだ。」と感心しちゃいました。
ギロ美味しかったです。ほんとあれだけで十分ですね。気に入りました。あと、スズカキアもカラマリもお薦め料理はできるだけ食べたけど、ダメなのは1つもなかったです。もう、多分、ギリシャには行けないと思うからサントリーニが心残りかな?あとお土産も、帰ってみるとたいしたもの買って無くてちょっと残念。焦って買ったっていうのもあるけど。唯一、2004年のアテネオリンピックTシャツがお気に入りかな?絶対日本じゃ手に入らない物だし。

長くなってしまったけど、残念ギリシャ報告でした。でも、これも楽しい思い出になりました。
ももこさんの情報、いろいろむこうで参考にさせていただきました。ほんと、ありがとうでした。

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