施福寺(せふくじ) |
番外 寺名 施福寺 山号 槇尾山(まきのおさん) 宗派 天台宗 所在地 大阪府和泉市槙尾山町 西国三十三箇所4番
SPOT 仁王門
古くは槇尾山寺と呼ばれた山岳寺院で、葛城修験系の寺院として創建されたものとみられる。
欽明天皇の時代、播磨国加古郡の行満上人が創建。
役小角が自ら書写した法華経の巻々を葛城山の各所の秘密の場所に埋納し、最後に埋めたのがこの山であったことから巻尾山(槇尾山)の名が付いたとする、地名起源伝承がある。
空海は延暦12年(793年)、20歳の時、槇尾山寺において勤操(ごんそう)を導師として出家剃髪し、沙弥戒を受けたとする伝えがある。
等々、施福寺の初期の歴史は伝説色が濃く、判然としない。
江戸時代末期の弘化2年(1845年)の山火事で仁王門を除く伽藍を焼失。現在の本堂等はその後に再建されたものである。
麓には駐車場があるが、本堂に至るには約1kmもの急峻な階段を登らなければならない。西国三十三箇所のなかでも厳しい参道として知られる。
「大阪みどりの百選」に選ばれている。
2003.11.9に参拝、2009.9.18に再参拝した。
Snap shot
満願寺不動尊
駐車場からすぐ近く満願滝弁才天 満願滝弁才天の参道 満願滝弁才天の参道 2003年
紅葉すると雰囲気が違いますね。満願滝
今年は水量が少ない満願滝 2003年 施福寺 参道入り口
石碑の右横に刻まれています。
山門まで440m(4丁)
本堂まで1km(10丁)大阪みどり百選の石碑
石碑を探し回った頃が懐かしく思い出します一見、なだらかな坂道に見えますが・・・・・ 磨崖仏(まがいぶつ)
自然の岩壁に造立された仏像岩を裂く木 自然の凄さです。 十三重の塔 仁王門の直ぐ前 2003年 迎えの観音 仁王 仁王 手作りお願いわらじ守りが一杯かけられている 仁王門 振り返って仁王門 仁王門を過ぎると、こんな山道 弘法大師 姿見の井戸
さすがに喉が渇いたので水を飲んだか(笑)そして、こんな山道 大日堂 もはや廃墟に近い。立ち入り禁止です そして、こんな山道 シュウカイドウ かれんな花が咲いてます 残り1丁 愛染堂 愛染堂 紅葉の時 2003年 残り アジサイ 残り ヤマブキ みんなたくましいな。 いよいよ最後の石段 これはなんだろう? 弘法大師御髪堂 ミズヒキ
熨斗などに懸ける紅白の水引が名前の由来。上から見ると赤,下から見ると白。4 弁の花が咲きます手水舎 本堂 ようやく到着。工事をしているようです 本堂
本尊は弥勒菩薩。千手観音が西国三十三箇所の札所本尊。観音馬 救世観音 六道観音 知恵如来 六道観音 紅葉の時 2003年 西国三十三所観音堂 観音堂の堂内は煌びやか 山並みが美しい 本坊 本堂の背中合わせ
後堂といい、馬頭観音が祀られている
花山法皇を馬が道案内をしたと伝えられている。紅葉の時はきれい 2003年 後堂 後堂
紅葉の時は、紅葉につられて本堂より先に。鐘楼 大師堂と不動明王護摩堂 槙尾明神 これは何だ? 水槽でした(笑) 槙尾明神 槙尾明神から本堂
朱印
kazu_sanの一言 手づくり お願いのわらじ守り
仁王門にたくさん、ぶら下がっていた分です。
健脚が続きますようにと祈りを込めます。
結構しっかりした作りに感心します。