2009年10月号 第284号
秋季彼岸会の報告
―― 魂にフル充電する機会 ――
●9月23日(祝)7時と10時の二座で奉修させていただきました。
●春季彼岸会から参詣される座を記入していただき、大塔婆のお焼香、一般塔婆のお焼香を分けて懇ろにご回向させていただいております。
●これからも塔婆申し込み用紙を工夫する予定ですが、さら更なるバージョンアップを目指します。
●おかげさまで、結縁者や普段お参りされない方も増えてきているようで、本来の意味の「彼岸会」になってきております。
●今回の御導師の御法門はイタリア、イギリスにおける質疑応答を紹介しながら「死後の世界について」を中心に「真の成仏とは何か」をお話いただきました。
●成仏というメリット(果報)をいただくには、本人が生前に信心修行というコーズ(因)を積まなければ得ることはできないという道理を再確認させていただきました。
●会社などにお勤めされている方々は現実問題として「いま、ここ」の仕事という目の前の懸案事項に忙殺されがちですが、このような「彼岸会」あるいは来月の「高祖会」などにお参詣されて、いったん短期的なものから目を離して、過去、現在、未来という広大な仏の眼をもって、人生を考えてみることも必要なのではないでしょう?
●放電だけで、人生マラソンを完走することは難しく、より長期的な視点で、時折、放電しきった魂にフル充電をする機会を持ってください。
●目先に失うものより、長期的に得られるものの方がはるかに大きいことを実感するはずです。