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10月14日 (土) 函館宇宙塵
朝10時にカウンターアクション前に集合。一路函館へ。 高速で鹿内さんの疲労が限界になり、ユキエさんが運転を受け継いだ。 一度通った道なので往路より早く感じた。そしてDIP以外のテープがなかったので、また4-5回くらい同じDIPのテープを聴きつつ(トータル10回くらい聴きました、、、好きだからいいんだけど)、今度は左手に 海、右手に草原や山々を見ながら帰ってきたのであった。 大沼あたりに来ると「ひとつの沼につき、ひとつの乙女伝説がある」(←ウソです)というとっこさんの言葉に笑いつつ、また「犬牧場」「ひっぱりダコ」の看板にホッとしつつ、市街に入り、函館市美原にある宇宙塵に3時半ころたどり着く(五稜郭の駅から2〜3キロの所らしい)。 |
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宇宙塵はやはりCa-Pのハコなのだが、ユキエさんが掃除を始め、他のメンバーの方々がストーブに石油を入れたりアンプ類を出したり、ドラムセットを組んだりしている間、勝手の分からない我々はボーっと店内を眺めていた。 そのうちカウンターアクションでも一緒に出演した仙台のJohn Cornfieldの方々が到着。今晩はこの3バンドでのライブ+DJである。 宇宙塵は、ボーカル以外はミキサー卓を通さず、直接アンプや、ドラムの音をフロアに聴かせるようになっている為、各楽器のバランスや、アンプの向きを決めるのにちょっと時間がかかった。 リハも終わりオープンしたが、お客さんの数より出演者の数のほうが多かった。 とっこさんが「新聞にもけっこう大きく出たんだけどねえ、ラジオでも結構言ったしねえ、でも入ってないねえ」と笑った。 |
| ライブ自体は全体にとても良かったし、DJの人のかけていたボサノバ系の曲もとても気になった。「東京だったらこのライブ見たい人結構沢山いるよねえ」とニ澤君と笑いつつ、John Cornfieldのアンプ各ギターに2台ずつの分厚い音(彼らはアンプ類も全て仙台から持ちこんで、ビデオプロジェクター等もやっていてすごかった。)、今回3回目のCa-Pを楽しんだ。 |
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ルミナスの本番になったが、かなり疲労困憊しているにも関わらず(そして、お客さんはCa-PとJohn Cornfieldの面々や東京から来てくれた人達+数人で、ほぼ内輪というのに)、ステージに立ったらいきなりパワーが湧いてきて驚いた。お芝居の千秋楽が混むっていうのはこういうことなんだろうか。なんだか限界に挑戦している感じで(笑)、この感覚は癖になりそうである(実際の演奏が良かったかどうかは、とっこさんの録音してくれたテープを聴かなければわからないのだが)。 そしてまたアンコールをさせてもらった。 他のメンバーが「タケウチさん、人遣い荒いなーもう!!」と、笑顔の裏で怒っていなければ(多分怒っていない、、、であろう)、また是非この感覚を味わいたい(笑)と思った。 John Cornfieldの方々は「仙台にも待っている人がいますよ」と言ってくれて、大事なアンプ類も貸していただき、ありがたい限りである。 |
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その後、宇宙塵で、スタッフの鮎門さんが用意してくださった たこやきと焼き鳥(焼きとん?)を囲み、東京からわざわざ見に来てくれたかんのさん、成田さん、カネサキさんも交えて打ち上げをした。
3時ころになり、鈴木氏も居眠りしだし、たてっちと私も睡魔に負けそうになってきたので、Ca-Pとしばしのお別れの挨拶を交わし、「忘れ物ない?」と聞かれ「大丈夫!」と答え、タクシーに載った。宿舎にかえり、物販用CDを宇宙塵に忘れたことに気づいたが、そのまま泥のように眠り、案の定 次の日、大寝坊したのであった。疲労のせいか、ビールの回るのが早いこと。ユキエさんもダウンしてしまった。 Ca-Pのマスタリング済み音源をかけてもらった。リリースもたのしみ。 成田さんと カネサキさんは、1月にCa-Pとルミナスの出たシェルターで両バンドのファンになり、青森、函館と見に来てくれたのだが、雑談しているうちに、実はとっこさんの大学の同じサークルの何年か先輩ということが判明。当時OBだったカネサキさんは学園祭で、サークルで有名だった「瀬戸内ジャクソン」を7-8年まえに弘前で見ていたそうだが、とっこさんが「それ、叩いてたの俺ですよ!!」。といって、世間の狭さを実感したのであった。 |