"小さなぎせい"

とても小さなぎせい
でも大きなかなしみが

胸を焼きつくす
こともあるんだね


こんな近いはずなのに
なぜ果てしもなく遠い

距離に溺れて
しまうぼくがいる

小さな声よ
この海を渡れ