□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ [2002/07/08]            【子 育 て 羅 針 盤】                               (第92号) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□  人の心をつかむには,その人の胃袋をとらえることが第一。                      ・・・・・ファニー・フェーン  子の心をつかむには,その子の胃袋をとらえることが第一。                      ・・・・・H.モリのクマさん ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★ママの?★       『ママはなぜボクに往生すると言うのでしょう?』                               (第27号) ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  お外で遊んで帰ってくると,ママが「ホント,あなたには往生するわね」と 言いながら,汚れた服を洗濯機に入れています。何かいけないことをしたのか な?と不思議です。だって,ママが「家の中ばかりじゃなくて,お外で遊んで きなさい」と言ったから,遊んできただけなのに・・・。  テレビのニュースで,「事故のために車が立ち往生している」と言っていま す。立ち往生とは,立ったままでどうにもできない状態のことです。元々は 「弁慶の立ち往生」という言葉が始まりです。衣川で義経を守って立ったまま で死んでいった勇猛さを称えたのです。つまり,往生とは死ぬことです。  ママが言う往生は違っています。「厭状」と書いて,脅されて無理に書かさ れた証文のことです。音が同じなので混同されて,さらに「まいっちゃう」と か「ひどい目に遭わされる」といった意味に変わってしまったのです。  ホントはママのこと好きだけど,ちょっぴりあれこれうるさいから,ボクは 往生じゃなくて,厭状してるんだ! ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★子育ち12話★         『尾頭の 目ににらまれて 泣く子ども』                              《第8-02講》 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ■はじめに  学校週五日制になって,何かと心配する声が聞こえてきます。PTAの総会 などでも話題になったことでしょう。限定的に導入された当初も,かなり話題 になりましたが,大して変化は起こりませんでした。そのころを知るものには, 今更という思いもあるようです。  学校週五日制という言葉は,週のうち五日は学校で面倒?をみますという宣 言です。この面倒の意味はさておいて,五日と限定したのです。親の立場から は,どう受け止めればいいのでしょうか? そこが曖昧なままでは,対応のし ようがありません。「残りの二日については,学校はどう考えているのか」, そんな見当はずれの声も上がります。学校が放り出したと思うから,学校の意 向を聞きただそうとします。  この残りの二日に名前が付いていないから,混乱が起こります。学校週五日 制は学校の言葉です。親の立場では,「家庭二日制」なのです。決して空白の 二日間ではありませんし,そうしてはならないのです。もっと言えば,自分の 子どもの一週間を,丸ごと学校に面倒見てもらうという甘えを脱却して欲しい という願いが込められているのです。  親は自分の子どもに教育を受けさせる義務があるから,義務教育なのですが, その義務は週五日でいいですよ,ということです。子どもをどのように育てる かは,親が責任を負うべきものです。家庭二日制と考えれば覚悟もできるでし ょう。もちろん,親一人ではなくて親たちという連携も必要になります。それ が「地域二日制」になります。  子どもが学校から見放されたような感じを抱くと,対応を間違えます。義務 が減った分,我が子が帰ってきたのです。親としてうれしく思わないとすれば, 子どもは邪魔にされていると感じることでしょう。「私は家に帰るべきではな いのだろうか?」。理想と現実は!,といった論争ではなくて,親の姿勢が問 われているのです。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  【質問8-02:あなたのお子さんは,生き物に興味を持っていますか?】    ・・・・・「生き物への興味」という内容について,説明が必要ですね ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○だれ?     赤ちゃんは動くものが好きです。感覚とは動きや変化に敏感に反応し    ます。不意に目の前に何かが飛び出してくると,びっくりします。全身    が反応するのは防衛本能です。環境の変化を見て自分をどう処すかをも    う一人の自分が判断すること,それが生存にかかわるからです。     日差しの強い外を見て,出ていくときは帽子を被らねば,と考えるの    はもう一人の自分です。日差しの中に入った自分を想像できるのは,も    う一人の自分なのです。幼さとは,そのもう一人の自分がまだ未熟であ    ることです。     もう一人の自分は,世界が自分の思い通りには動いていないことを最    初に学びます。ママが常に自分の思い通りにはしてくれない,それが母    離れの端緒になります。しつけとは外界に自分を合わせていくことです    が,そのためには,自分の意志が外界とはつながっていないことを認め    なければなりません。     子犬を撫でているとき,子犬は突然に自分を無視してどこかに走り去    っていきます。幼い子は「ワンちゃん,行っちゃった」と泣き出します。    ワンちゃんにはワンちゃんの都合があることが理解できないからです。    「可愛くない!」と切り捨てることで,ワンちゃんの意思を渋々ながら    認めていきます。     ママもワンちゃんも,生きて動くものはみんなそれぞれの都合で動い    ていて,こちらの思いとは違うのだという辛い経験は,子どもの中にも    う一人の子どもが産まれる陣痛に相当します。その後の成長で,自分も    みんなと同じに生きているということに気付くことができます。     長い列を作っているアリさんを見て,「アリさんは何をしているんだ    ろう?」と思うとき,もう一人の子どもが自分と同じに生きているアリ    さんを感じ,アリさんの思いを自分の思いと重ねようとしてしています。    こうして,もう一人の子どもが育っていきます。  ・・・生き物への興味は,もう一人の子どもの自分への関心に重なります。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○どこ?     自然との触れ合いと言います。自然は見たり聞いたりするだけでは十    分に理解できません。触ってみることが大切なのです。赤ちゃんは何で    も触ろうとしますね。それが最も確かな情報だからです。ママも野菜を    買うとき,あれこれ触ってみて選んでいますよね。どれでも同じだとは    思っていても,触らずにはいられないのです。     動物の赤ちゃんを抱いたとき,子どもの感想の中には「あったかい」    という言葉が入っています。触らないと分からないことです。ところで,    カエルなどを手にするとヒンヤリとします。人は温かいのが生きている    証拠と思いこんでいますから,冷たくて生きているのは本能的に拒否し    ます。爬虫類を嫌いな人が多いのはそのためでしょう。     手当というのも,生命は手で直接に関わるべきものという気持ちです。    愛しいと抱きしめたくなるのも同じです。仮想体験では生きているとい    う感覚は得られません。土を触る,草木を触る,動物を触る,風を触る,    水を触る,そして食物に触って栄養を吸収するのが消化系です。美味し    そうなものを見ているだけでは,お腹はふくれませんね。     赤ちゃんが泣くとき,ダッコしてやると落ち着きます。手当ならぬ,    胸当てですが,ママに触れていると子どもは安心できます。一人住まい    の侘びしさは触れ合う相手がいないからで,ペットが代用されます。な    によりもペットは飼い主に関心を寄せてくれます。     関心を寄せてくれる相手がいる,それがたとえペットであっても寂し    さが癒されます。生き物に関心を持ち,同時に相手もこちらに関心を示    してくれるならば,気持ちが休まります。その最も基本的で確実なスタ    イルが,互いに寄り添うという触れ合いなのです。    ・・・生き物への興味は,触れ合いに安らぎの場を見つけることです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○いつ?     生きていることを最も素朴に感じるときは,お腹がすいたときです。    生きるためには食べなければならない,その切実な感覚が日々の生きる    実感になります。とはいえ,この実感はほとんど意識されておりません。    あまりに当然すぎるからです。食事の度に「ああ,生きている」なんて    思いませんよね。     生きることは食べること,それを明確に意識させられるのは,虫や動    物たちによる弱肉強食の世界を垣間見たときでしょう。生きることの非    情さが強いインパクトを与え,思わず目を逸らしたくなります。人は自    分が弱いことを感じているので,どうしても弱い側に自分を重ねてしま    います。     蜘蛛の巣にかかった蝶を可哀想だと逃がしてやった保育園の先生に,    蜘蛛が可哀想だとくってかかる園児がいます。ママには蜘蛛という字を    見ただけでイヤな感じがするでしょうが,自然は好き嫌いでは動いては    いません。もしもお子さんが蜘蛛に肩入れをしたら,ママはどう対応さ    れますか?     魚を三枚に下ろした経験が無いというママが増えているそうです。腹    をさばいて内臓を取り出し身を切り開くのですから,まともに考えれば    ライオンが獲物の腹にかぶりつく所業とオーバーラップして,心が痛む    かもしれません。さらに,鯨を食べる文化,牛を食べる文化,犬を食べ    る文化,その違いに直面したとき,生きることの浅ましさを感じること    でしょう。でも,それらすべてが素直に生きるということでもあるので    す。     自然の生態系が破壊され,絶滅する生き物が出てきましたが,それは    明らかに人間のせいです。人の食欲は貪欲すぎます。必要なだけに止め    ておけばまだしも,食べ物を粗末にするという贅沢を素敵な生き方と勘    違いしています。「いただきます」,その感謝は生きるに必要なものだ    けにセーブする節度の上で意味を持ちます。     魚を三枚に下ろす行為を通して,食べる者の業を思い知らされるから,    魚という生き物への感謝が湧いてくるものです。パックに並べられた切    り身を見て,いただきますと言ったところで,それは空念仏なのです。          ・・・生き物への興味は,生きる哀しみを悟るときです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  〇なに?     外で遊んでいると,擦り傷や切り傷が絶えません。その痛みを体験し    ておかないと,用心しようという気持ちが育たず,さらには思いやりも    芽を出しません。桜の花が芽吹くには寒さの後の温かさが契機になりま    す。温かいままでは花は目を覚ましません。それが自然の仕組みです。     木の切り株を見ると,そこにはきれいな同心円上の年輪が刻まれてい    ます。自然な切り株を見る機会が無くても,家の柱を見れば年輪の筋が    見えます。もっとも最近の合板建材に囲まれた家では,それも望めない    かもしれません。草の茎には年輪はありません。何年も生き抜く木だけ    にあるしるしです。黒くて硬い年輪は,冬の間の成長の跡です。     厳しい冬は成長が遅くなるので,木の生長にはマイナスと考えてしま    いがちですが,実は冬の間のじっくりとした成長によって硬い年輪が成    長し,大木になっても十分持ちこたえられる強度を獲得しているのです。    何かしら教訓めいた話の展開になりかかってきましたね?     季節が1年で巡るという環境に生きている以上,人間と言えども,そ    のリズムに従うのが自然です。寒い冬が過ぎて春になると,生き物は一    斉に成長の速度を上げます。その息吹を感じる感性が,美への感性です。    人工的な格好良さに振り回されるのは,本物の美しさを見つけ損ねた代    替えに過ぎません。     人としての魅力は,苦労というしっかりした年輪の筋を作った後の弾    ける生命力にあります。自分で生きようとする健気さであり,挫けない    芯の強さであり,周りと調和する優しさでしょう。地味に生き抜こうと    することをダサイとか,あほくさいとか,惨めったらしいとか,あっさ    りと捨て去っているようでは,自分の人として幸せな生き方を見つける    ことはできません。     生きる上で最も大事なもの,いわゆる価値観は,当たり前のことです    から決して目立ちません。生き物への興味を持ちながら,自分の目で見    つけださなければなりません。それは教えられるものではなくて,もう    一人の自分が学び取るものなのです。      ・・・生き物への興味は,生きる意味を見つける狭き門なのです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○なぜ?     オモチャが動かなくなりました。たいていは,新しい電池と交換すれ    ば元に戻ります。でもいずれは電池を入れ替えても動かなくなります。    こうしてオモチャは壊れて,あっさりと捨てられていきます。一応の寿    命が来て捨てられていくのであればまだ救われますが,まだ動くのに飽    きられて捨てられるのは悲しいですね。     でも,生き物はそうはいきません。友だちの家で産まれた子犬を見て    欲しくなり,飼いたいと親に許可を求めます。それが昆虫ぐらいなら死    なせたところで,親は大して後ろめたさを感じないのか,あっさりと許    しますが,犬になると渋ります。犬は生き物として正当な扱いをしない    と可哀想だという気になります。その上に,十数年生きるという飼育期    間の長さが気がかりです。     親が付ける条件は「あなたがちゃんと面倒を見るなら」という付帯条    項です。でも,それが守られることはほとんどありません。親も子ども    が本当に守りきれないことは承知しているところがあります。忙しい子    ども?の代役をしてやっているうちに,家族の一員だからというすり替    えにはまって,親が面倒をみるようになっていきます。     生き物とのつきあいは,一時の気の迷い?ではできないということで    す。人は飽きるものです。飽きるのは変化がなくなるときです。子犬の    時はみるみる身体が大きくなり,変化が見えるので,面倒の見がいがあ    ります。幼い仕草が可愛いと見えます。一年ほどでやんちゃな年頃にな    った子犬は思い通りにならなくなり,可愛いという興味の種が失せてく    る上に,つきあうのは結構面倒になってきます。     「面倒をみるって約束したでしょ」,「だって,塾に行かなければな    らないから,できないよ」,「・・・」。犬の散歩なんかより塾を優先    した方がいいですか? 犬なんかに関わるよりお勉強,そんな育ちが子    猫を痛めつけ犬を虐待し鳥を射抜きます。命より大事な勉強など有害な    のですが・・・? 何のために勉強するのか,分からないからです。     大学生に何をしたいかと問うと,友だちを見つけたいと答えます。も    っと勉強したいと言う子はほんのわずかです。それまでの勉強は自分を    「選ばれた人」にしたいための競争勉強なのです。選ばれた人同士で友    だちになろうという魂胆です。意識下に自分勝手さを秘めたもの同士で,    本当の友だちになれるはずもありません。利用し合うだけなのですから    ・・・。ママが願う優しさは,塾にはありませんよ。   ・・・生き物への興味は,感動を見つけられる学び方に誘ってくれます。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○どのように?     夏休みには朝顔の観察をするという古典的な宿題がありました。学校    で草花を植える学習もあります。肥料をやって水を欠かさないように与    えることで,ほんの少しずつ伸びていきます。成長というきわめてゆっ    たりとしたプロセスを体感できます。     お手植えで育てた花が開いたとき,子どもの心には感動が訪れます。    私の花が一番きれいだと思います。ゆっくりとした成長につきあいなが    ら,こまめに面倒を見ることで愛着が湧くからですが,同時に花はいき    なり咲くものではなくて,長い育ちの結果なのだということに気付きま    す。     強い風が吹いた後には,倒れているかもしれません。「あっ,倒れて    いる」。「ごめんね,風のことは考えていなかった,すぐに支え棒を立    ててやるからね」。小さな失敗に気づき,どうすればいいのかを自分で    考えて手を打っていく,それが学びの基本であり,同時に成長のプロセ    スでもあるのです。「倒れちゃったから,もう要らない」。そう思う子    どもは,花の美しさから遠ざかっていくことでしょう。     生き物の面倒をみることで,自分が生きていく上に必要な知恵を身に    つけていきます。体験学習とはそういうものなのです。自ら痛みを味あ    うことではなくても,密接に関わりを持っている他者の痛みを思いやる    ことで,自分の体験に転化することができます。     生かすことは生きることと同じです。少々の危難が降りかかっても,    それをなんとか乗り越えようとする挑戦が生きることです。生きようと    する花に寄り添っているから愛着が湧き,本物の感動を手に入れること    ができます。生命に触れて感動できた経験が,自らを生かそうとする意    思を育て上げます。     健全育成という言葉が語られます。健全とはどういうことでしょうか?    健全とは道を踏み外しかかったときに気付き,すぐに修正する手当・対    応を実行できることなのです。健康とは風邪を引かないことではなくて,    風邪を引きかかったら,それを感じてすぐに対処できることです。      ・・・生き物への興味は,自分を生かそうとする本能を磨きます。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  《生き物への興味とは,自分を育てる上で根元的な学びなのです。》 ※現在の子どもたちはあまりに生きる現場から隔離されています。命のはかな さを知るから,愛が生まれ,思いやりが芽吹いてくるのですが,その前提がす っかり抜け落ちています。見渡せばすぐ傍に生きるモデルは転がっているので すが,それを心を込めて見ようとしないから,見過ごしています。  アリが行列を作って働いているのを見て,足でつぶして回って喜んでいる子 どもが育っています。子どもはチョウチョやトンボを追いかけ回しますが,ア リを踏みつぶすのとは大違いです。昆虫を掴まえたら虫かごに入れて,生かそ うとするからです。命に正面から関わろうとする心根が大事なのです。  【質問8-02:あなたのお子さんは,生き物に興味を持っていますか?】    ●答は?・・・どちらかと言えば,「イエス」ですよね!? □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ★編集後記★  お届けした「子育て羅針盤」第92号は,いかがでしたか?  この号はちょっぴり重たいテーマになりました。生き方については人それぞ れであり,口を挟むつもりはありません。ただ,生きるということについての 関心を失わないようにしないと,子どもの育ちが目的を持てなくなることを心 配しています。  地域の子どもたちの七夕祭りをちょっぴり手伝いました。短冊に書かれた願 いは,一方では子どもが直面している悩みでもあります。それを克服しようと する意欲であり,助けて欲しいという叫びでもあります。「字が上手になれる ように」,「発表ができるように」,「家族が仲良くなるように」,「アレル ギーが治るように」・・・。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ※ご案内※  ●モリのクマさんのホームページは ・・・「徒然窓」=      http://www5a.biglobe.ne.jp/~mbear/   です。「子育て羅針盤」の「バックナンバー」,〜「掲示板」,     週刊「今週のコラム」,「子育ち12章(Ver.1,2,3,4,5,6)」,     「子育て心温計」などの受賞論文,養育アンケート調査結果,     社会教育・ボランティア組織活動の指導者用テキスト〜    などを掲載しています。 ・・・是非訪ねてみて下さい。・・・  ●大小問わずPTAや家庭教育学級などでの《講演》のご依頼も承ります。   関心をお持ちの方は,メールで気軽にお問い合わせ下さい。   プロフィールをお知りになりたい方は上記のHPを参照してください。   なお,クマさんの本拠地は福岡市近郊です。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ☆予告☆  次号では,  【質問8-03:あなたのお子さんは,ゲーム遊びを楽しんでいますか?】 について考えます。どうぞお楽しみに! □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ○タイトル:『子育て羅針盤』 [Kosodaterasinban] ○発行期日:2000年09月25日より,毎週月曜日正午 〇発行責任:モリのクマさん(詳細はHP「徒然窓」〜プロフィールに) ○著者連絡: mori-bear@mvd.biglobe.ne.jp  〇転載許可:必ず事前に,モリのクマさんまでメールのご一報を下さい。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 〇配信の協力を頂いている発行支援システム  ◆インターネットの本屋さん『まぐまぐ』= http://www.mag2.com/    登録・解除= http://rap.tegami.com/mag2/m/0000046251.htm  ◆メルマ***『melma!』= http://www.melma.com/    登録・解除= http://www.melma.com/mag/37/m00019737/  ◆読者と発行者を結ぶ架け橋『Pubzine』= http://www.pubzine.com/    登録・解除= http://www.pubzine.com/detail.asp?id=9104  ◆無料メルマガ発行サービス『メルマガ天国』= http://melten.com/    登録・解除= http://melten.com/m/2166.html  ※解除される方は,登録された配信先の解除手続きをして下さい。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○