□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ [2002/07/29]            【子 育 て 羅 針 盤】                               (第95号) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□  安全な距離を保って勇敢になることはいたってやさしい。                           ・・・・・イソップ  安全な距離を保って賢母になることはいたってやさしい。                      ・・・・・H.モリのクマさん ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★ママの?★       『ママはなぜ贈る品物にのしをつけるのでしょう?』                               (第29号) ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ママと一緒にお中元特設コーナーに行ったときです。カウンターでお家から 持ってきたメモ紙を見ながら,ママは何枚も小さな用紙に住所を書き込んでい ました。お隣のおばちゃんも同じことをしているのですが,書きながら何かブ ツブツ言っています。  「こちらはお持ち帰りですね?」,「はい」,「のしはどうしましょう?」, 「お中元でお願いします」,「かしこまりました」。お店のお姉さんとママが 話しています。のしって何?  昔,心を込めて醸造したお酒を神様にお供えしていました。御神酒ですので, 魚がつき物です。そこで古来から鮮魚の代表であったアワビを供えました。後 になって,お酒の代わりにのしあわびになりました。アワビを薄くそいでのば し,干したのしアワビを添えた贈り物は,心を込めて醸造したお酒を贈るとい う意味を持っています。  のしアワビを色紙で包んだ形が,よく見る贈答マークの形なのです。今では 印刷物になってしまいましたが,昔からのしきたりが形だけ残って続いている のです。  ママが持って帰る品物は確か海産物のようだったけど,のしをつけたりして ダブらないのかな? ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★子育ち12話★         『子の笑顔 吹き消すママの 赤い口』                              《第8-05講》 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ■はじめに  朝のうちはテレビの音がかき消されるほど,クマゼミがうねるような合唱を 聞かせてくれます。植木の傍を通ると,10数匹の蝉が目の前を乱舞して飛び 交います。生まれて間もない蝉がはじめて出くわす人間に警戒行動を取れるの は,本能とはいえ感心させられます。  日中から夜には,木におとなしく留まっています。ときどきジィッと何かを 訴えます。早く生まれたお兄さんゼミはあっという間に老いて,土の上に安ら かに横たわっています。一夏の一旬を心ゆくまで謳歌したことでしょう。後に は子どもたちを残して・・・。  家の壁や木の枝には蝉の鎧が脱ぎ捨てられています。土を掘り進むのに適し たモビルスーツです。7年ほどの修行を終えて,空中に飛び出す時を本能で感 じ取り,地上に出て,高みに向けて木や壁をよじ登り,夏の空気に触れるべく 脱皮し,透き通った羽根に力を呼び込んでいきます。  羽根を思う存分に使うことで,よりよい伴侶を広く捜すことができます。し かし,ウルトラマンと同じに,残された時間は限られています。早く見つけな ければ,そんな焦りがあることでしょう。わき目もふらずに真っ直ぐに生きた 一旬は,どんなにか充実していたことでしょう。  異性を求め,子どもを残す。命のリングをつなぐ一点に集中して,燃える熱 情の中で昇天して行く蝉たち。青春のまっただ中で,乙姫様の玉手箱から出る 白い煙を浴びた浦島太郎のようなタイムスリップをしています。  人は虚しさを感じますが,至福の時に生を終えるのであれば,違うのかもし れません。人の子は二十年の世話がなければ成人しません。蝉のように生みっ ぱなしでは済まないのです。自然が至福の終焉を意図するものであれば,人は 子育ての期間を至福と受け止めるのが正しいことなのでしょう。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  【質問8-05:あなたのお子さんは,笑顔を見せていますか?】         ・・・・・「笑顔」という内容について,説明が必要ですね ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○だれが笑顔を?     幼い子どもの無邪気な笑顔に,親は何度救われることでしょう。子ど    ものためと思い定めるあまり,ちょっとしたことで連れ合いと諍いにな    ることもありますし,子どもが親の思いを知らぬげに勝手な振る舞いを    していると決めつけて落ち込むこともあります。     どうして私の思いを分かってくれないのか? ふっと眠っている子ど    もに目をやると,ニコッと寝顔を見せています。楽しい夢を見ているの    でしょう。あどけない笑顔がママに囁きます。ママ,ごめんね。ママの    言うとおりにしてあげたいんだけど,私にはまだできないの。しばらく    待っててちょうだい。今はいっぱいすることがあるから,それを一つ一    つ済ませていかないと,できるようにならないの。     笑顔には何の下心もありません。笑顔は自分を無条件に開き,相手を    無条件に受け入れようとするサインです。寝顔を見てママが気付きます。    子どもに向かうとき,無条件になっていたか?ということに。こうでな    ければ!という条件を課していたら,無理強いをする恐い顔になります。    3分待てばできあがりというインスタント育ちはあり得ません。恐い顔    しないで楽しく遊ぼ,子どもの笑顔はそう言っています。     幼い子ども,つまりもう一人の子どもがまだ生まれていないか生まれ    たばかりの頃には,何の思いを持ち合わせてはいません。何の欲もない    ので素直に人に笑顔を向けることができます。もう一人の子どもが育っ    てくるにつれて,分別が付き,快感を覚え,先が見えるようになり,マ    マの意向を感じるようになり,結果的に身構えます。     子どもが笑顔を見せなくなったら,それはママに対して子どもが身構    えているということです。もう一人の子どもが,ママには素直につきあ    えないと直感しているからです。子どもがなつかないからという理由で    虐待に及ぶ事例が目に付くようになりました。なつかないのではなくて,    なつけないのです。子どものせいではありません。子どもは開けっぴろ    げな自分を無条件に受け止めてくれる人には,笑顔を向けるものです。  ・・・笑顔とは,直にもう一人の自分たちが交流しようとするサインです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○どこに笑顔が?     家族の団らんは楽しいものですが,だんだんと廃れていると言われて    います。皆さんのご家庭では団らんがあることでしょう。何も毎日でな    くて,日曜日ごとでもいいのです。笑う門には福が来るというのも,笑    顔のある家庭には人が良きことをもたらしてくれるという世の常を言い    表しています。     なにより,笑顔は人の素直さです。ほくそ笑む,嘲笑,愛想笑い,薄    笑いなどさまざまな笑いがありますが,笑みそれ自体は人を和ませ励ま    し慰めてくれるものです。何気なく連れ合いに目を向けると,な〜にと    いった感じでニコッと笑顔を返してくれます。思わず顔が緩みます。    「ママ,どうしたの?」,「どうして?」,「だって,ママ,今笑った    から」,「何でもないのよ」。     子どもはちょっぴりドジなママが好きです。きちんとできるママの傍    では,子どもは緊張します。ちょっぴりへまをしても大丈夫,ママだっ    てしているから,そんな家庭で子どもはのびのび育ちます。至らないマ    マは自分の至らなさを許しています。その許しが余裕になって,子ども    に対する気持ちも緩やかになります。笑顔は余裕のある場で生まれます。     子どもだって外に行けば緊張を強いられます。家の中では,身体を縛    っているあれやこれやを外しますが,同じように気持ちを縛っている枷    を外して,解放される必要があります。この緩みを持たないと,次の緊    張に絶えられなくなります。気持ちにもしっかりとしたリズムが刻まれ    ていれば,落ち着くことができます。     会社で働いてきたから,うちではのんびりする。家とは安らぐところ    である。その通りですが,子どもが騒ぐと落ち着けない,そんな気持ち    を持つようになったら,家庭人としての心は痺れはじめています。痺れ    たら感じなくなります。当然,笑顔は消えて,団らんの灯は点かないで    しょう。家庭とは私が安らぐところではなくて,私たちが安らぐところ    なのです。         ・・・笑顔とは,一人でいるところにはあり得ないものです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○いつ笑顔が?     お澄ましな方が歩道の段差に足を取られて,コロッと転びました。周    りの方はお笑いになるでしょう。大笑いをする失礼なことはないでしょ    うが,顔は綻んでるいるはずです。人の不幸は密の味と言われているよ    うに,噂話を喜々として話される方の口元には,笑みが含まれています。     子どもが思いっきり失敗したとき,危ないと思った瞬間が過ぎて大丈    夫と分かったら,ママは緊張を払うかのように笑ってしまいます。そん    なママを子どもはにらみつけるかもしれません。それが可笑しくまた笑    ってしまい,子どもはべそをかき始めます。ごめんねと謝っても,許し    てくれませんね。     失敗したら「やっちゃった」と,もう一人の自分が笑い飛ばせたらい    いですね。でも,ママが先に笑ったので,笑いそびれてしまった上に,    たとえママでも人から笑われるのはプライドに障ります。子どもが先に    照れ笑いをするまで,待っていてくださいね。そうしたら親子で明るく    笑いあえます。     子どもはお笑い番組を喜びます。見た目の可笑しさは本能的で分かり    やすいので,子どもにもついていけます。仕草の可笑しさはある程度の    関心を引きつけるので,目立ちたがり屋さんはひょうきんな仕草を身に    つけていきます。この子はおかしなことばっかりして,人を笑わせてば    っかり。笑いの中心にいるというのは,それを意図しているときには気    分のいいことでしょう。そうではないときは,お笑いは人を痛めつけま    す。     ピエロの可笑しさは,対比を見せてくれるからです。戯けた仕草と哀    しみの表情のアンバランスが心の機微を訴えてきます。単純なお笑いか    ら,ユーモアのセンスにレベルアップしたいものです。生肉をほおばる    ようなお笑いではなくて,調理された食事を頂くようなユーモアが廃れ    ています。いきなり笑えるといった短絡的な笑いに浸ってばかりいると,    共感することで笑えるといった手間のかかる笑いが見落とされていきま    す。     見た目の可笑しさではなくて,言葉にできる可笑しさを楽しんだ方が    素敵です。言葉は共感する道具だからです。言葉によるユーモアが洗練    された印象を与えるのは,共感がベースになりうるからです。もう一人    の自分が食べている言葉という食事は,ユーモアという味付けをされる    ときに,笑顔という満足を表に出させます。              ・・・笑顔とは,一方的であるときは危険です。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  〇なにが笑顔に?     うれしそうな笑顔を見たくて,親は子どもを愛おしみます。惜しみな    い愛を受けて,子どもは笑顔を返してくれます。笑顔を見せないから可    愛くないという親がいるかもしれません。それがときどきマスコミをに    ぎわすひどい親になってしまう発端です。ボタンを掛け違うことになり    ます。     親にとって子どもはドラえもんなのです。未来からやってきた笑顔の    天使です。ただその笑顔を引き出すには,ちょっとしたおまじないが必    要です。おまじないなんてそんなたわいのないことは信じられませんか?    でも簡単で効果抜群ですから信じてみてください。子どもに向けて何も    考えずに大きく胸を開く姿勢を保つだけでいいのです。子どもはそこに    笑顔の花を届けてくれるはずです。     ママが作ってくれた夕食を美味しそうに食べる子どもたち,必ず笑顔    を見せてくれていますね。もしも栄養のある食材を食べさせなければと    企んだおかずを出せば,笑顔は儚く消えていきます。だからといって,    子どものご機嫌を取り結ぶことを勧めているわけではありません。子ど    もに対するときには,頭で考えた良いことを押しつけるのではなくて,    ママのうれしいとか楽しいとかの気持ちを大事にしてほしいのです。     ドラえもんのポケットに良いことを詰め込もうとするのではなくて,    ポケットから良いことを出させるようにし向けるのです。それが子ども    の可能性を引き出すということです。子どもは何がよいことか,それを    どう出せばいいのかを知りません。ママに向けて出してごらんなさい,    ママが受け手になってやれば,子どもはポケットからいろんなものを出    してくれます。     子どもは顔をほころばせると,ママが喜んでくれるから,笑顔を覚え    ていきます。ママの笑顔に安心し,笑顔の意味を分かっていきます。良    いことはママが笑顔で受け取ってくれること,悪いことはママが悲しい    顔で受け取ること,その確認をすることによって,子どもが自然にして    良いことと悪いことを見分けていきます。         ・・・笑顔とは,ママとの間の「どこでもドア」なのです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○なぜ笑顔を?     「ママ〜,できたよ」。駆け寄ってくる満面の笑みを,ママは笑顔で    受け止めます。成し遂げたという達成感は,それまでじっと抑え込んで    きたエネルギーを一気に発散させることで頂点を迎えます。笑顔が開放    性であるからこそ,喜びのほとばしりと重複します。     始終へらへらしていると,気味悪がられます。開けっぴろげのままで    は不自然だと感じるのが,普通の感覚でしょう。きりっと引き締まった    顔,考え込んでいる難しい顔,そのときにエネルギーチャージをしてい    ます。上手にコントロールされたエネルギーの使用によって,人は物事    を完遂します。残ったエネルギーは一度すべて解き放つ必要があります。    その繰り返しが大事なのです。     真剣な手さばきが求められるとき,人は空気を吸い込んでから止めま    す。息を殺すのです。一通りの作業が終わると,ふっと息を抜きます。    息を止めているときは笑えません。笑顔になれるのは,息を抜くときで    す。笑い声は吐く息にリズムを持たせて発します。完全にはき出したら,    次は新鮮な空気を吸い込むことができます。息を吐かないと,吸い込め    ないのです。     「ママ〜,できたよ」,「当たり前でしょ」。子どもの笑顔は水を差    されます。出かけたあくびを中途で止めるような気分の悪さが残ります。    残存エネルギーの解放が不十分になり,くすぶり始めます。笑顔が見ら    れなくなり,不快感が鬱積し,とんでもないところに吹き出します。例    えば,妹を陰でいじめたり,ふてくされてみたり,乱暴な振る舞いをし    たりします。使い古しのエネルギーが腐っていくようです。     人の失敗をあざ笑って溜飲を下げることがあります。不完全燃焼の排    ガスが溜まっているからです。ママも手間をかけて作った夕食を家人が    うまいと感想を言いながら笑顔で受け入れてくれたら,した甲斐があっ    たと感じ肩の力がスッと抜けていきますよね。子どもを認めてあげると    いうことは,笑顔で迎え入れることです。そこで子どもが笑顔を見せた    ら,完全燃焼できますから,次に向かって素直に育っていけます。         ・・・笑顔とは,子どもの育ちへの大切な応援歌なのです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○どのように笑顔を?     そうそういつも笑ってなんかいられません。次から次にすることが目    白押しで,ゆっくり寝る暇もないのに,どうして機嫌良く笑顔なんかが    できるんですか? そうですよね。小さいお子さんを抱えていると,毎    日があっという間に暮れていきます。大事な自分の時間が家人の世話に    費やされていきます。ふっと気付くと,自分は何をしているんだろうと    いう気にもなります。     出るのはため息混じりの,苦笑いでしょうか? 月並みですが,物事    は考えようです。くよくよしてどうにかなるものなら,くよくよするの    もいいでしょう。でもたいていはくよくよしてもどうにもなりませんし,    かえって悪くなるものです。それなら,くよくよしない方がいいでしょ    う。     幸せいっぱいではないから,不幸でしょうか? 格別幸せでもなけれ    ば,それほど不幸でもない,それが普通です。だったら,たとえ小さな    ことでも楽しいことを見つけようとしてみませんか? 例えば,親子で    できたこと探しをします。あれもダメこれもダメとできなかったこと探    しをすれば暗くなるばかりです。そうではなくて,あれができたこれが    できたと見ていけば,楽しくなり笑顔が戻ってきます。     楽しくなれば,できなかったことは取りあえず先送りにしておこうと    余裕をもって受け入れることができます。またやってみよう,そのうち    できるようになる,その期待を持てば,次なる楽しみが生まれます。明    日を楽しみにするためには,今日できなかったことを明日へ繰り越すこ    とです。まだできないと思うのではなくて,きっとできるようになると    信じることです。     希望と言えば大げさですが,子どもの育ちを信じていれば,気持ちは    前向きになります。よいことを信じることで,人の心は安らぎ笑顔にな    れます。不安を無くそうとするのではなくて,不安は抱えたままで,一    つの希望を持てば,よい方に転がっていきます。人にとって最も辛いの    は,八方ふさがりと思い込んでしまうことです。たとえ七方はふさがっ    ていても,一方の活路は必ず開けているはずです。そう信じてみましょ    う! ママが笑顔を取り戻さなければ,子どもは笑顔を出せなくなりま    す。       ・・・笑顔とは,不安があればこそ頼るべき安心への活路です。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  《笑顔とは,最も簡単で大切なコミュニケーションです。》 ※温かい人と冷たい人,優しい人と厳しい人,いい人とわるい人。人はどのよ うに見分けているのでしょうか? 共通しているのは笑顔があるかないかとい うことです。かわいい子とかわいくない子,そこにも笑顔が絡んでいます。  笑顔を交わす間柄は心が通っているのです。下手なダジャレで笑ってくれる 人は,その下手さ加減を優しく受け入れてくれています。子どもが転んで泣い ているとき,通りがかりの人が笑顔で見守ってくれます。ガンバレるだろう, しっかり。笑顔は応援メッセージでもあるのです。  【質問8-05:あなたのお子さんは,笑顔を見せていますか?】    ●答は?・・・どちらかと言えば,「イエス」ですよね!? □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ★編集後記★  お届けした「子育て羅針盤」第95号は,いかがでしたか?  ところで,自宅にいて,北はどちらの方向ですか? リビングが南面してい ますか? 地図の上での北は見慣れていますが,いざ我が家の向きはとなると 考えてしまいませんか? 多少とも風水に関心がある方でないと,気にしてい ないでしょう。  天気は西から変わります。ちょっとしたお出かけの時は,西の空を見上げて ください。雲があれば傘が要りようです。テレビ画面の雲ではなくて,自分の 家の上にある雲を見ることも大事です。  この子育て羅針盤はパソコン画面上の羅針盤です。どうぞご自宅の子育てに 合わせた羅針盤を見つけてくださいね! ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ※ご案内※  ●モリのクマさんのホームページは ・・・「徒然窓」=      http://www5a.biglobe.ne.jp/~mbear/   です。「子育て羅針盤」の「バックナンバー」,〜「掲示板」,     週刊「今週のコラム」,「子育ち12章(Ver.1,2,3,4,5,6,7)」,     「子育て心温計」などの受賞論文,養育アンケート調査結果,     社会教育・ボランティア組織活動の指導者用テキスト〜    などを掲載しています。 ・・・是非訪ねてみて下さい。・・・  ●大小問わずPTAや家庭教育学級などでの《講演》のご依頼も承ります。   関心をお持ちの方は,メールで気軽にお問い合わせ下さい。   プロフィールをお知りになりたい方は上記のHPを参照してください。   なお,クマさんの本拠地は福岡市近郊です。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ☆予告☆  次号では,  【質問8-06:あなたのお子さんは,手を使っていますか?】 について考えます。どうぞお楽しみに! □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ○タイトル:『子育て羅針盤』 [Kosodaterasinban] ○発行期日:2000年09月25日より,毎週月曜日正午 〇発行責任:モリのクマさん(詳細はHP「徒然窓」〜プロフィールに) ○著者連絡: mori-bear@mvd.biglobe.ne.jp  〇転載許可:必ず事前に,モリのクマさんまでメールのご一報を下さい。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 〇配信の協力を頂いている発行支援システム  ◆インターネットの本屋さん『まぐまぐ』= http://www.mag2.com/    登録・解除= http://rap.tegami.com/mag2/m/0000046251.htm  ◆メルマ***『melma!』= http://www.melma.com/    登録・解除= http://www.melma.com/mag/37/m00019737/  ◆読者と発行者を結ぶ架け橋『Pubzine』= http://www.pubzine.com/    登録・解除= http://www.pubzine.com/detail.asp?id=9104  ◆無料メルマガ発行サービス『メルマガ天国』= http://melten.com/    登録・解除= http://melten.com/m/2166.html  ※解除される方は,登録された配信先の解除手続きをして下さい。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○