□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ [2003/02/03]            【子 育 て 羅 針 盤】                              (第122号) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□  愛する相手に借りがある。いつもそう感じている人こそ,本当に愛している のです。                    ・・・・・ラルフ・W・リックマン  愛する子どもに借りがある。いつもそう感じている親こそ,本当に愛してい るのです。                      ・・・・・H.モリのクマさん ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★ママの?★     『ママはなぜエベレストが世界一高いと言うのでしょう?』                               (第53号) ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ママは何でもよく知っています。私が質問しても,簡単に答えてくれます。 いつもすごいなと思います。ちょっと悔しいので,学校で習ってきたことをと きどきママに試してみます。最近は,さすがに答えが違うときもあります。そ んなときママは昔はそうだったのと言い訳をしています。  チベット語でチョモランマというエベレストは,世界一高い山で,8848 mです。社会科の授業で世界の地理を習ったときには,そのように教わりまし た。ママも正解でした。図鑑を見ても,世界一高い山はエベレストです。  理科の時間に地球の勉強をしました。山の高さは海抜といって,海面から測 った高さです。地球は自転しているので赤道の部分がふくれています。当然海 面もふくれています。もしも山の高さを地球の中心から測ると,南米エクアド ルのチンボラゾという山の天辺が一番離れた地点になります。海抜では631 0mですが,海面がふくらんでいる高さを足せば,地球で一番高い空に聳えて いることになるのです。  さすがのママも,そこまでは気が付かなかったようです。世界一高いという 意味をきちんと考えていないといけないことを知りました。ママに教えてあげ なくっちゃ! ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★子どもと一緒に12章★           『一言が 時と場合で 恩や仇』                             《第10-05講》 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ■はじめに  ママはお子さんの言葉に敏感です。言葉を口にするようになれば安心します が,言葉が出てこないと心配しますよね。そんなとき何を心配されますか?  発声機能の心配ですか,言語機能の心配ですか? まず最初の心配は聞こえて いるかどうかという聴覚機能です。  口に出す言葉はまずママの声で聞いて覚えなければなりません。聞き覚えた 音と同じ音を発声しようと試しながら,ゆっくりと言葉らしい片言を言えるよ うになります。聞き取りによって正確な音をお手本として記憶していなければ, 口に出すことができません。  字を読むことの前に,言葉を聞き取ることが子どもには大事です。このこと が案外と見落とされているようです。例えば,幼子に幼児言葉で語りかけては いませんか? 幼子はママの口まねをしているつもりですが,上手に言えない だけです。常に正しい音を聞かせてやってください。  ニワトリの鳴き声を聞いた子どもがマネをします。大人がコケコッコーと教 えるから,そのように覚えていきます。英語ではcock-doodle-dooですね。牛 はモーウ,イヌはワン,ネコはニャーオと,発音していきます。お国なまりも 聞き覚えていきます。どのように耳にしているかということは大切です。  話し言葉と書き言葉があります。暮らしの場では話し言葉ですね。書き言葉 はよそ行きです。普段の自分は話し言葉の世界にいます。ですから,話しぶり が人柄になって現れてきます。文字言葉ではなくて,聞く言葉に子どもの育ち が掛かっているのです。このことを十分に意識しておいてください。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  【質問10-05:お子さんと一緒に聞いてみませんか?】      ・・・・・「一緒に聞く」という内容について,説明が必要ですね ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○心の糧?     もう一人の子どもは言葉を糧として育つので,子育ちは豊かな言葉を    摂取することから始まります。言葉が少なく貧困であれば,心貧しくな    ります。心の栄養不足になるからです。豊かなということはただ単に言    葉をたくさん知っているということではありません。     食事でもただ食べていればいいというものではありませんね。栄養豊    かな食事をバランスよく摂取しなければなりません。もう一人の子ども    も栄養豊かな言葉を摂取する必要があります。子どもを母乳で育てるよ    うに,もう一人の子どもも母の言葉で育てるようにした方がいいようで    す。テレビ任せにすると,栄養が片寄ります。     ママは自分の言葉に自信がありますか? お子さんが摂取しても大丈    夫ですか? ミルクをあげるとき,ママはちょっと自分の口で確かめた    りしますね。ママの言葉をお子さんに口移しする前に,ママ自身が聞い    て気持ちよい言葉であるかどうかを確認してください。一緒に聞くとい    うことです。     子育てを見ていると,子どもに寄り添って育てることが抜け落ちてい    るようです。親が一緒にしてみるのではなくて,高みから命じて子ども    にさせようとしているのです。教えようという気持ちになっているから    です。小学生ほどになればそれも可能ですが,幼児期までは親のマネを    して育っているので,親が手本になる必要があります。     子どもがときどき,「パパだってしてるのに,どうしてボクだけ?」    と言うはずです。幼い子どもには大人だからとか子どもだからという区    別はできません。皆同じと思っています。ということは,素直にマネを    していればいいと育っている時期なのです。     大人と子どもの区別をつけない言葉遣いも気をつけなければなりませ    ん。子どもが「おはようございます」と言ったとき,大人は「おはよう」    と答えますね。やがて,子どもは大人に向かって「おはよう」と言えば    いいと覚えていきます。大人も「おはようございます」と答えた方がい    いのです。     ・・・《日々の言葉が素敵であるか,自分の耳で確かめてください》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○場慣れ?     日本語には同音異義語があります。また一字違いで違った言葉になり    ます。こんな話がありました。〜ある日,娘が突然「ママー,くまのプ    ーさんって,苗字は熊野?」と聞いてきました。〜同じ音ですが,意味    が違います。     こんな話もあります。〜先日、ママさんバレーをやっている母は、友    人の車を借りてドライブに出かけた。久々の運転ではあったが,何事も    なく家路につき,自宅近くのガソリンスタンドに立ち寄った。スタンド    のお兄さんに「レギュラーですか?」と聞かれた母は,恥ずかしそうに    「まだ補欠です」と答えた。〜勘違いという言葉のすれ違いです。     言葉は状況によって変わります。会話ではお互いに伝えようとする事    柄がすれ違うとき,たまたま同じ言葉が登場してしまうととんちんかん    な状況が生まれます。その場に相応しい言葉遣いがあるということを経    験しておかなければなりません。     縁起を担ぐ場合などの忌み言葉は意識されていますが,普段にも多少    の気配りはしておく方がつきあいは円滑になります。相手のことを考え    るということですが,そのためにはどうすればいいのでしょう? 自分    が言われたらどう感じるかと考えればいいのです。ここでも,自分が聞    いたらというチェックが関わってきます。     場慣れをするという言葉があります。場にオドオドしないためには慣    れるしかないということですが,人との関係にはいろんなシチュエーシ    ョンがあります。子どもと一緒にちゃんとした場に入っていって,その    場に相応しい会話の実際をじっくりと聞き取ってください。言葉も裸の    ままでは生臭くなるので,TPOという装いが不可欠です。     言葉を飾らないという素朴さが時代の風潮のように見えます。それは    刺身を調味料なしで食べているようなものです。人に向かって素直に    「臭い」という言葉を突きつけたら,相手は素直に受け取れたものでは    ありません。素朴でもいいという場は限られているのです。       ・・・《場に相応しい言葉が使えないと,思いはすれ違います》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○聞き入る?     まとまった時間,話を大人しく聞く習慣をお子さんの身につけてやっ    てください。15分,30分,45分,1時間と慣れてくるにつれて,    時間を延ばしていってください。最近のテレビ番組は短い時間でCMが    入るので,気持ちを持続することよりも気を散らす習慣が付いてしまい    ます。     学校の授業は45分が基本です。小学校に上がるまでには,45分間    の話がきちんと聞けるようにしつけておいた方が得ですよ。学校ではぼ    やっとしていて塾で真面目にすればいいというのは,最も無駄な時間の    過ごし方です。忙しい時代には,やるべき時にやってしまう癖ほど貴重    なものはありません。     まとまった時間一つの世界にじっと留まるためには,非日常の世界に    入らなければなりません。現在の日常は忙しすぎるからです。ママはハ    ヤクハヤクと言わなければならないほどです。たまにはビデオや映画を    じっくり楽しむ場所に,子どもと一緒に浸ってみませんか? 子どもは    退屈するから無理だと諦めていませんか? 確かに退屈するかもしれま    せんが,それでもおとなしく付き合っている内に慣れてくるはずです。     子どもの飽きっぽいペースに合わせすぎていると,いつまでも社会の    ペースになじめなくなります。しつけの基本は慣れです。はじめは多少    のぎごちなさもありますが,繰り返すことで慣れてきます。そこまで根    気よく付き合わせてください。     人の生理的時間は90分が基本のようです。睡眠も90分周期になっ    ています。映画の上映時間も期せずして90分ぐらいです。生理的に持    続できる時間に合致しているからです。その半分が学校の授業時間に決    められているのも,生理的リズムに沿っています。     お子さんに読み聞かせをするときは,15分,30分,45分という    時間を一つの目安と考えておいてください。機械的な時計の時刻に合わ    せるよりも,生理的な時間のペースを守る方が疲れなくて済みます。疲    れなければイライラしなくなります。気持ちも落ち着いてくるはずです。           ・・・《じっくりと聞き入る力が考える力を育みます》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○聞き取る?     感覚器官の中でも視聴覚が最も意識世界では働いています。旅をする    のも見たり聞いたりする楽しみがあるからです。情報を入手して適切に    反応することが基本的な生きる営みです。ひまわりの映像を見て今日は    雨が降るので傘を持参するという行動をします。後ろから車が近づいて    くる音がするので道路脇に避けるという安全対策を講じます。     正しい情報が入力されないと,適切な出力行動はとれません。人は超    精密なシステムですから,情報のわずかのバグが解釈を誤らせ,大きな    誤動作になる可能性があります。会社や団体での活動中に,言った,言    わないという情報伝達のバグが原因で円滑な関係が壊れることがありま    す。     ママが「毎日言ってるでしょ!」と声を高くするのは,子どもへの入    力が不完全なことを表しています。「ママが何を言っているのか分から    ない」という子どもの声が聞こえていますか? 意味不明な言葉は,聞    いても文字化けを起こすだけで,フリーズを招きます。幼児に「散らか    しちゃ駄目って言ってるでしょ」と怒鳴っても,幼児は散らかすことが    どういうことか分かっていないのです。     ナポレオンが「私の辞書には不可能という言葉はない」と豪語したエ    ピソードが知られています。人は言葉の辞書を持っているから,行動が    できます。もう一人の自分が音を聞き「危ない」と判断したら,自分に    向かって「避けろ」という行動命令を出します。そのとき,どんな音な    ら危険かという辞書を持っていないと動けません。     本を読んでいて読めない漢字が出てくると,そこだけ意味がぽっかり    とバグになります。出会った人の名前を思い出せないと,気持ちの収ま    りがつかないのは,理解のバグが生じているからです。言葉の辞書検索    がフリーズ状態なのです。ですから,先に進めなくなります。     自分の辞書を作るためには,言葉を意味と一緒に聞き取る作業が不可    欠です。辞書には例文が載せられています。同じように,こんな場合に    この言葉を使うのだという例文をメモリーしておくようにします。使い    やすい辞書ができあがるはずです。お子さんと一緒に辞書づくりを楽し    んでください。           ・・・《辞書にない言葉は聞き取ることができません》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○聴く?     目は目蓋という保護シャッターで閉じることができますが,耳は常に    開放しています。音情報だけは聞き漏らさないためです。ところで,立    ち話をしていると周りの音が聞こえなくなります。テレビを見ている家    人はママの声が聞こえていません。携帯電話で交信しながら運転してい    ると危険ですよね。音情報は聞く気にならなければ聞こえません。     聞こえているはずなのに,受け付けていないのです。わざと聞こえな    い振りをしているのと区別がつきません。雑踏の中でも話ができるのは,    相手の声だけを選んで聞き取ることができるからです。視聴覚機器に囲    まれた暮らしは,楽しげな音の溢れた世界です。常に音のある世界にい    ると,静けさが怖くなります。でも,静かに耳を澄ますと,気にも留め    ていなかった,聞き逃していた音の世界が広がるはずです。     話し上手な人とは聴き上手な人です。話すばかりで聴こうとしない現    代の会話は,言葉から潤いや美しさを削ぎ落としています。電話で話し    ているとき,相手の声が小さくて聞きづらい場合,こちらの話し声が大    きくなりませんか? 自分が聞こえないから大声を出すのは,考えてみ    ればおかしいことです。でも,それが人の会話です。自分が聴く気がな    いから,誰彼構わずとにかく話したくなるのです。     静かに聴いてくれる人がいたら,落ち着いて穏やかに話すことができ    ます。十分に話せるから,あの人と話すと会話を楽しめたと自己満足し,    相手を会話上手と評価するようになります。ただ聴いているだけですが,    それは相手に「伝わった会話ができた」という充実感をもたらします。     子どもに言葉の楽しさを教えるためには,ママが静かに耳を傾ければ    いいのです。子どもは自分の辞書からありったけの可愛い言葉を取りだ    して聴かせてくれることでしょう。聴くことによって,子どもの辞書に    今現在どれほどの言葉が掲載されているかが分かります。その言葉を使    って子どもに話しかけてやれば,子どもはママが自分のことをよく分か    ってくれていると実感するでしょう。     辞書は改訂されます。子どもの言葉の辞書も日々更新されていきます。    ヴァージョンアップを重ねていくにつれて,バグが取り除かれ,洗練さ    れた言語ファイルが構築されていきます。その編集会議が親子で一緒に    聴くという作業なのです。○○さんちの言語審議会を開催してください。       ・・・《聴けば聴くほど,もう一人の子どもは豊かに育ちます》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○ニュアンス?     優しい言葉を不機嫌そうな顔をして語ると,言葉は逆の意味を運びま    す。言葉では丁寧に応対しても迷惑そうな顔をしていることってありま    すよね。子どもの名前を呼ぶときも,その声の調子で伝わる意味がいろ    いろあります。子どもは音の質に敏感です。言葉の意味より音の響きの    方が先に聞き取れるからです。     同じ言葉でも,前後の文脈の中でニュアンスが異なります。一部を抜    き出されると,思いもしない意味を発することがあります。そのような    事態を恐れるために,責任を伴う発言では曖昧な言語が多用されます。    そんな積もりで言ったのではないのに,という経験は茶飯事です。     言葉を聞くときには,相手の表情や全体の流れを同時に読みとること    も必要です。暴言に聞こえたことは,聞き手に向けられたものであるよ    り,言った本人のイライラでしかない場合もあります。子どもが乱暴な    言葉を言ってきても,それは子ども自身の気持ちの発露であり,親に向    ける積もりはない場合もあります。売り言葉に買い言葉という即応は,    一呼吸置くことで避けた方がいいでしょう。     逆の立場に立てば,自分が疲れていたりイライラしているときは,言    葉が激しくなります。いわゆる八つ当たりになります。子どもはその激    昂をまともに受け止めてしまいます。大人気ないという意識を引き出す    ためにも,気持ちが滅入ってきたらフーッと息抜きをしてみませんか?     ものも言い様で角が立ちます。苦い言葉は口当たりよく,甘い言葉は    苦みをまぶして,バランスよく伝えようと気配りしてください。笑顔で    語れば素直に聞き入れてくれます。怖い顔で語れば怖さだけが伝わり言    葉は受け取って貰えません。お子さんとの対話では,どうすれば聞いて    貰えるかというポイントを学び合ってください。     今忙しいから後で,とお子さんからの話を遮ることが多いかもしれま    せん。でも,お子さんの方では今聞いて欲しい気持ちがいっぱいなので    す。話すタイミングには旬の時があります。今でなければならない,そ    のタイミングを察してやることが,子どもの話を聞く姿勢なのです。          ・・・《ニュアンスやタイミングが抜けた言葉なんて!》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  《一緒に聞くとは,もう一人の子どもとの共育ちです。》 ※小学校に上がる頃の娘さんの話です。〜「お母さん,ガソリンスタンドの人 はみんな親切でやさしいね」と言う。理由を尋ねたところ,「どこに行っても 必ず,『元気ですか?』と聞いてくれるから」。娘は「現金ですか」と「元気 ですか」を間違っていた。〜言葉を優しく受け止めているいい子ですね。  いい方に聞く習慣は気持ちを明るくします。同じことでも悪い方に考えると, 落ち込むばかりです。力の湧かない言葉だけを探すようになります。元気の湧 くような言葉をお子さんと一緒にたくさん仕入れてくださいね。  【質問10-05:お子さんと一緒に聞いてみませんか?】    ●答は?・・・自信を持って,「イエス」ですよね!? □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ★編集後記★  お届けした「子育て羅針盤」第122号は,いかがでしたか?  窓外の樹に訪れていたメジロも姿を消して,如月を迎えました。スズメは相 変わらずまるまるとふくれて寒い風の中を飛び回っています。この2月からは 未知の分野に入り込むことになりました。人権擁護委員を委嘱されて,新人の 緊張感を味わっています。  来るものは拒まずとしなやかに暮らしていると,いろんな世界が向こうから 訪ねてきます。苦労があるから楽しい,そう思っています。何かに向かってい ることが生きている証なのかもしれません。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ※ご案内※  ●モリのクマさんのホームページは ・・・「徒然窓」=      http://www5a.biglobe.ne.jp/~mbear/   です。「子育て羅針盤」の「バックナンバー」,〜「掲示板」,     週刊「今週のコラム」,「子育ち12章(Ver.1〜8)」,     「子育て心温計」などの受賞論文,養育アンケート調査結果,     社会教育・ボランティア組織活動の指導者用テキスト〜    などを掲載しています。 ・・・是非訪ねてみて下さい。・・・  ●大小問わずPTAや家庭教育学級などでの《講演》のご依頼も承ります。   関心をお持ちの方は,メールで気軽にお問い合わせ下さい。   プロフィールをお知りになりたい方は上記のHPを参照してください。   なお,クマさんの本拠地は福岡市近郊です。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ☆予告☆  次号では,  【質問10-06:お子さんと一緒に書いてみませんか?】 について考えます。どうぞお楽しみに! □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ○タイトル:『子育て羅針盤』 [Kosodaterasinban] ○発行期日:2000年09月25日より,毎週月曜日正午 〇発行責任:モリのクマさん(詳細はHP「徒然窓」〜プロフィールに) ○著者連絡: mori-bear@mvd.biglobe.ne.jp  〇転載許可:必ず事前に,モリのクマさんまでメールのご一報を下さい。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 〇配信の協力を頂いている発行支援システム  ◆インターネットの本屋さん『まぐまぐ』= http://www.mag2.com/    登録・解除= http://rap.tegami.com/mag2/m/0000046251.htm  ◆メルマ***『melma!』= http://www.melma.com/    登録・解除= http://www.melma.com/mag/37/m00019737/  ◆読者と発行者を結ぶ架け橋『Pubzine』= http://www.pubzine.com/    登録・解除= http://www.pubzine.com/detail.asp?id=9104  ◆無料メルマガ発行サービス『メルマガ天国』= http://melten.com/    登録・解除= http://melten.com/m/2166.html  ※解除される方は,登録された配信先の解除手続きをして下さい。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○