□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ [2003/03/24]            【子 育 て 羅 針 盤】                               (第129号) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□  けわしい山に登るには,最初からゆっくりと歩くことが必要だ。                        ・・・・・シェークスピア  子育てをやり抜くには,最初からゆっくり取り組むことが必要だ。                      ・・・・・H.モリのクマさん ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★ママの?★      『ママはなぜ梅酒づくりに氷砂糖を入れるのでしょう?』                               (第59号) ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ママと一緒にスーパーに行くと,お酒と氷砂糖がセットとして売ってありま す。いつだったかキッチンの戸棚を開けたときに,大きなビンの中に梅の実と 氷砂糖が茶色の水に浸かっているのを見ました。子どもは開けては駄目と叱ら れましたが,あれは何だろう?  梅酒づくりにはどうして氷砂糖を使うのでしょう。普通の砂糖ではいけない のでしょうか? 氷砂糖は高純度の砂糖液を結晶化したものですが,300時 間以上で固めたロックタイプと,数日で固めたクリスタルタイプがあり,どち らもゆっくりと溶けていきます。  梅に含まれている成分はアルコールの中に糖分の浸透圧によって抽出されま す。ところが,普通の砂糖を溶かしたような糖分濃度が高い中では,梅の成分 を引き出すことができないのです。徐々に糖分濃度が上がっていく状態が必要 となり,氷砂糖のゆっくりと溶け出す性質がとても有効になります。梅酒以外 の果実酒でも同じです。  ママとパパが飲んでいるのを知っているので,美味しいものだと思います。 いつかこっそり飲んでみようかな? ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★子どもと一緒に12章★         『こわいけど ママと一緒に 跳んでみる』                             《第10-12講》 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ■はじめに  人は決断を迫られることがあります。ハムレットの生きるべきか死ぬべきか という深刻な決断もあります。するかしないかという迷いは日常茶飯事です。 突然目に飛び込んできたショーウインドウに飾られている服飾を,一目見て気 に入ったとしても,いざ買うかどうかとなると決断が必要です。  清水の舞台から飛び降りる積もりで,という決断が下されます。家計や人情 などの無理を承知で実行することになります。しがらみを吹っ切るという跳躍 をしています。跳ぶというのは,不連続性という性質を備えています。流れを 断つのですから,それなりの覚悟をしなければなりません。  子どもが遊んでいるとき,小さな崖に出くわすことがあります。前に進もう とすると,飛び降りなければならない崖もあります。あるいは対岸に飛び移ら なければならないかもしれません。跳べるかどうか自問自答して,跳べると決 断すれば跳びますし,無理だと自重すれば引き返します。  幼い子どもは自問自答をしないので,近くの背丈以上の段差には近寄らない ように用心しておかなければなりません。無茶だという判断ができません。い ろんな段差を跳ぶ経験をさせて,どれほどの衝撃を足に受けるか,身体に覚え させておきましょう。口でどれほど注意をしていても,効き目はありません。 成長に合わせた小さな体験は大事です。  跳ぶ前に,跳んでも大丈夫かという判断をする癖は,多くの局面で役に立ち ます。自分の行為が及ぼす結果や顛末を想像する能力を鍛えるからです。先の ことを何も考えずにしでかすという愚挙は,用心することの大事さを跳ぶとい う身近な体験から学び取っていないからです。  跳ぶという行為は自分の身体の動きです。しかしながら,跳ぶか跳ばないか はもう一人の自分が判断しています。もう一人の子どもが跳ぶことを例題にし て,状況を見て判断するという訓練を受けているのです。教科書では学べない, 生きる力の獲得です。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  【質問10-12:お子さんと一緒に跳んでみませんか?】      ・・・・・「一緒に跳ぶ」という内容について,説明が必要ですね ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○1,2,3?     スキップを踏むときは心が浮き立っているときですね。代わる代わる    片足で踏む二拍子のステップです。心につられて身体が飛び跳ねていま    す。何の屈託もなく遊んでいるときや,ママと一緒にお買い物に出かけ    る途中に,ママの目の前でスキップを踏む姿を見せてくれます。     片足で跳ぶことを繰り返すとき,身体は歩くよりも速く動かしていま    す。身体に前向きの勢いがあるから,スキップが可能になります。歩き    ながらスキップしようとすると,かなり苦労します。高跳びの競技,跳    び箱などでは助走をしますが,少し抑え気味の走りです。三段跳びの助    走は遠くに跳ぶように助走も全力疾走になります。     ところで,走りながらスキップしようとすると,足がもつれて転びそ    うになることがあります。タイミングを習得しなければなりませんね。    跳ぶときにも踏み切りのタイミングが大切です。走るエネルギーを踏み    切りの足にギューッと詰め込まなければならないからです。     赤ちゃんが生まれるとき,ママの身体には陣痛がやってきます。今が    生まれるときというタイミングです。暮らしの場でも,間が悪いという    ことがあります。タイミングが合っていません。時期を待てということ    もあります。生きることは前向きに進むことですが,ときどき跳ばなけ    ればなりません。タイミングを読みとる能力が求められます。     ママと一緒に跳ぶとき,1,2,3と声を上げて,タイミングを合わ    せますね。跳ぶタイミングをつくることができます。一人で跳ぶときも,    もう一人の自分が1,2,3と自分に号令をかけますが,そのことを教    えてやるために一緒に跳ぶのです。     重いものを持ち上げたり動かそうとするときも,ヨイショとかけ声を    かけます。そのタイミングに向けて,全身の力を凝集していきます。も    ちろん,気持ちをその一瞬に向けてグッと押し込んでいくのです。普段    から,そのタイミングの取り方を身につけてやってください。        ・・・《跳ぶためにはタイミングを合わせる必要があります》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○高み?     子どもは高いところに登るのが好きです。お山の大将の気持ちは,山    頂から風景を見下ろす快感です。広い視野を得ることで,世界が広がり    ます。それは知らなかったものが見えることです。また,山頂から自分    の家はどこかなと探そうとしますが,広い世界の中で自分のいる位置を    見極めることです。     人は鳥の目を持ちたくて飛びたいのですが,飛ぶ力はありません。子    どもは飛ぶ夢を断ち切れずに,宙を飛ぶヒーローに憧れます。高いとこ    ろから飛び下ります。でも,それは跳ぶことでしかありません。育ちと    は向上することであるとすれば,高みに跳び上がることであり,何度も    跳び上がり続けることになります。人は上昇志向を持って生き続けてい    く定めなのでしょう。     何を具体的に高みと見るかで,育ちの意欲は様変わりをします。勉強    の高み,スポーツの高み,お金がたくさんある高み,地位という高み,    人気という高み,ブランド持ちの高み,人格の高み,人としての高み,    美しさの高み,若さの高み・・・。それぞれに目の前にある高みに向け    て跳び上がっていきます。山に登る理由はそこに山があるから,それで    いいでしょう。     ところで,親が跳び上がろうと選んだ高み,それを一緒に跳んでいる    子どもは当たり前と思います。親とは違った高みを目指して欲しいと願    っても,跳び方が違うので無理です。親が言うようには育たず,するよ    うに育つのです。親は子どもと一緒に跳んでいることを忘れてはいけま    せん。     成長してくると,子どもなりに自分が目指す高みを見つけます。たと    え遊びであっても,あれができるようになりたいという高みを持つこと    ができれば,それに向かって跳べばいいのです。親は勉強の高みを目指    して欲しいのかもしれませんが,山は決して一つではなく連なっていま    す。何であれ向上していけば,次々と山を踏破していけます。     遠くを見て歩いていけば躓きます。足下を見ていないと,小さな段差    に足を取られます。遠くはときどき見て,足下にある段差を確実に跳び    越えて,一歩一歩進んでいけばいいのです。一足飛びに飛ぶことはでき    ません。         ・・・《手近にある小さな高みを跳び続ける方が堅実です》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○横跳び?     上に跳ぶだけではなく,横に跳ぶこともできます。危険を避けるため    に咄嗟に横っ飛びというケースもあります。身体を横にシフトすれば状    況が一変するからです。道を歩いていると,人と行き交います。真っ直    ぐに進もうとすると,ぶつかります。道を空けるために横に動かねばな    りません。     避けることを負けることと思うことがあります。どうして自分の方が    避けなければならないのかと反発するのは,気持ちが収まらないからで    す。真っ直ぐに進むことがよいことであり,進路変更を押しつけられる    のは自分をないがしろにされると感じるからです。プライドが関わって    きます。     昔は長幼の序という順序がありました。年長者を敬うという習わしが    あり,年下のものが譲ることになっていました。今は人は皆平等なので,    対等でなければなりません。年下であるから譲るという行動基準は成立    しません。基本的に礼儀という概念がなくなっています。     子どもがよそのおじさんと出会ったとき,どちらも譲ろうとはしませ    ん。自分が譲る理由はないのですから,お互いに相手が譲るべきだと思    っています。結果はぶつかります。車に乗っていても,どちらも譲らな    いから困ったことになります。我を押し通そうとするのは,トゲを向け    合うことになります。     道を譲るのは,相手に従うことではありません。譲らないことによっ    て相手に突き出されるトゲを,そらすことなのです。先の尖ったものを    人に向けてはいけないということです。肩がぶつかると,お互いにキー    ッとにらみ合います。それはギラギラした気持ちの抜き身がチャリンと    ぶつかるからです。     プライドは自分を大事にすることであり,人を襲うものではありませ    ん。気持ちのトゲを自覚して,人を傷つけないように向きを変えること    が,自尊行為です。人に気遣いできなくては,自分を大事にできるはず    もありません。ちょっと横にスライドする,それは人としてしなければ    ならないことです。         ・・・《横に跳ぶことで,目前のトラブルを回避できます》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○ステップ?     子どもの育ちは階段を登るように進みます。能力はスモールステップ    を克服していくことで獲得されます。勇気を出して挑戦するためには,    気持ちのジャンプが必要になります。跳ぼうとするときに「よし,いく    ぞ」という思い切りをすることと同じです。     ところで,ただ気持ちで高い目標に跳び上がろうとしても,無駄な努    力になります。少なくとも「できそうだ」という確信が必要です。それ    は目標の可能性を見極めることです。大事なことは,今の自分にとって    の可能性です。ひっくり返せば,自分の実力をしっかり自覚することで    す。自分を知らなければ,可能性も何もありません。     子どもは基本的に身の程知らずです。可能性よりも,したいというだ    けのことで無理・無茶をします。もう一人の自分が自分をきちっと認識    できていません。育ちの中で,自分の今の力を失敗体験によって思い知    っていきます。できない自分を認めることは嫌ですから,いろんな形で    逆らいます。投げつけたり,毒づいてみたり,壊したり,人のせいにし    たり,別のものがいいと駄々をこねたりです。     失敗を諦めないためには,たとえ途中まででもできたところを認める    ことです。ここまではできた,それがスモールステップを見つけるコツ    です。完全ではなくてもできる部分がある,それを見つけられたら立派    な自信になります。今は全部できなくていい,あとはもうちょっとでき    るようになろう,それが育ちのステップです。     傍で見ているママは,子どものステップが小さいことを気に入らない    かもしれません。歩いているときに遅れがちになる子どもにイライラし    ます。子どもの歩幅は狭いので,走ってついてきているのを知っている    はずです。ママの思うように育って欲しいと思えば,子どものステップ    に合いません。それは無理を強います。     一緒に跳んでみてください。子どものステップで。子どもの歩幅を知    ることです。どこまでできるかな,一緒に跳んでみようか。子どもが自    分の力を知ると同時に,ママも子どもの力を知ることができます。励ま    しとは,それでいいんだよと認めてやることなのです。         ・・・《ちゃんと跳ぶには自分の力を知ることが必要です》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○節目?     もうすぐ一年生。今までの流れから一段上のクラスに進級します。そ    れも気持ちの上で跳びになります。4月から中学生,大学生,社会人と    いった跳びもあります。大人になっても,パパは昇進という跳びがあり    ます。もっとも最近はあまり昇進にこだわらない人が多いようですが。     新入生は頼りなげです。でも,しばらくするとらしくなってくるもの    です。弟が誕生すると,お兄ちゃんやお姉ちゃんらしくなります。社会    人一年生も,ちゃんといっぱしの社会人に見えてくるから不思議です。    実力はゆっくりと備わっていきますが,気持ちの跳びをしています。     卒業と入学,子どもにとっては節目ですが,それは社会的に認知され    た成長の跳びです。成人式の前と後で,何も変わってはいないでしょう。    それでも,大人になったという気持ちの跳びをしています。跳び幅がど    れほどかは,個人差がありますが,誰もが経験する跳びです。     進級も小さな跳びです。クラス替えも跳びです。もちろん,転校する    ことも大きめの跳びになります。転校では,一方で友だちとのつながり    が断たれるという悲しい跳びがあり,他方で新しいつながりができると    いう楽しみがあります。新しい人たちに出会うことが不安であれば,転    校の跳びは嫌なものになります。跳びには不安がつきまとうものですが,    跳ぶことで何かが変わるという期待を持つことができたら,きっと跳び    たくなるでしょう。     新しい場に跳び込む楽しさ,それを日常のあれやこれやで一緒に体験    しておいてください。跳ぶことが楽しい,新しい環境を苦にせずに,そ    こに期待の種を見つける癖をつけてやってください。仕方なしに追い込    まれて跳ばされるのではなく,自分の気持ちで跳ぼうとすることが大切    です。     予定されている節目,例えば入学。その前にママは焦りませんか?     あれをしなければこれをしなければ,子どもにいろんなものを背負わせ    ようとしませんか? たくさん背負ったら重くて,跳べなくなります。    まず跳ぶことによっていいことがあるよ,そこではいろんな楽しいこと    が待っているよ,そう思わせることが跳ぶための気持ちの助走に対する    励ましです。跳んだ後で,一つ一つ拾っていけばいいのです。          ・・・《節目という跳びは楽しくなければつまずきます》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○壁?     技を覚えようとするとき,初心者ははじめてまもなくすると何とか形    になります。手前味噌ながら,結構やれるじゃないかという気になるも    のです。先輩も大したことはない,すぐに追いつけると思います。はじ    めての遊びでも,年長者のマネをするうちに,アッと言う間に飲み込ん    でしまいます。     ビギナーズラックというまぐれ当たりが起こります。それを実力や特    別な才能があると錯覚します。いい気になってのめり込んでいると,伸    びがパタッと止まります。いくらやってもうまくいかない状況に陥りま    す。そこそこまではスッと習熟しますが,ある程度のところで壁にぶつ    かります。たいていは,その壁に阻まれて挫折することになります。自    分には才能がないと落ち込んでいきます。     長い目で見ると,幼児期までの育ちは目を見張るものがありますが,    児童期にはいると育ちはグーンとスローダウンしてきます。子どものと    きは神童で,大人になったらただの人などといわれますが,それは育ち    が直線的ではなくてS字型になっているから起こる小さなイタズラです。    そして,日々の小さな育ちも,同じように真っ直ぐではありません。     育ちの壁とは壁に見えるだけで,実はジャンプのエネルギーを蓄える    平らな助走区間です。壁に向かって真っ直ぐに走っていけばいいのです。    決して壁にぶつかることはありません。見えない壁の前で立ちすくんで    しまうか,壁を追いかけていくか,それが次へのジャンプの成否に関わ    ります。壁が見えたからといって,いきなり飛び越えようなどと焦らな    いことです。     親の目には子どもが立ち止まっているように見えて,愛のムチを当て    たくなります。できないという壁に向かって助走しているのですから,    見守っておけばいいのです。あるいは,親がさっさと見限ってしまい別    の道に向かわせようとすることは,子どもの育ちをいつまでも閉じこめ    ておくことになるので,お勧めできません。     育ちは初体験という挑戦の連続です。挑戦は育ちのジャンプに相当し    ます。走って跳んで,跳ね返されて,また走って跳んで,ついに登り詰    める,そのガタガタした繰り返しが,育ちの道です。もしも,お子さん    が壁の前に立ちすくんでいるとき,大丈夫だからと安心させてやってく    ださい。          ・・・《壁に見えるものは,ぶつかれというサインです》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  《一緒に跳ぶとは,育ちの挑戦に慣れさせ,促すことです。》 ※ママと一緒なら,子どもは大安心です。ママと一緒に,いろんなことをした いと思っています。ママから,たくさん教えて欲しいと願っています。ママと 同じことができたらいいなと夢見ています。お手伝いは,ママと一緒にするか ら,うれしいのです。  ママとパパは,子どもにとって最も大切な目標です。ママのようになりたい, パパのようになりたい,それが育ちの意欲です。ママとパパの本当の姿を,間 近で見せてやってください。それが子どもと一緒にするということです。  【質問10-12:お子さんと一緒に跳んでみませんか?】    ●答は?・・・自信を持って,「イエス」ですよね!? □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ★編集後記★  お届けした「子育て羅針盤」第129号は,いかがでしたか?  今日が終業式のところが多いことでしょう。学校に通っているお子さんは通 信簿を持って帰ります。今の姿をしっかり見届けてください。子どもは育ち続 けます。育ちの速さは個々に違います。マラソンの例を持ち出さなくても,今 の姿がそのまま固定されるわけではありません。  先を楽しみに,伴走してやるのが親の役目です。伴走者の注意点は,伴走に 徹することで,ペースを押しつけないことです。ときにはつらいこともあるで しょう。それでもあくまで付き添ってやるのは,親しかいません。子どもが頼 れるのは親である自分しかいない,そう思えたら大丈夫です。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ※ご案内※  ●モリのクマさんのホームページは ・・・「徒然窓」=      http://www5a.biglobe.ne.jp/~mbear/   です。「子育て羅針盤」の「バックナンバー」,〜「掲示板」,     週刊「今週のコラム」,「子育ち12章(Ver.1〜8)」,     「子育て心温計」などの受賞論文,養育アンケート調査結果,     社会教育・ボランティア組織活動の指導者用テキスト〜    などを掲載しています。 ・・・是非訪ねてみて下さい。・・・  ●大小問わずPTAや家庭教育学級などでの《講演》のご依頼も承ります。   関心をお持ちの方は,メールで気軽にお問い合わせ下さい。   プロフィールをお知りになりたい方は上記のHPを参照してください。   なお,クマさんの本拠地は福岡市近郊です。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ☆予告☆  次号では,  【質問10-13:お子さんと一緒に作ってみませんか?】 について考えます。どうぞお楽しみに! □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ○タイトル:『子育て羅針盤』 [Kosodaterasinban] ○発行期日:2000年09月25日より,毎週月曜日正午 〇発行責任:モリのクマさん(詳細はHP「徒然窓」〜プロフィールに) ○著者連絡: mori-bear@mvd.biglobe.ne.jp  〇転載許可:必ず事前に,モリのクマさんまでメールのご一報を下さい。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 〇配信の協力を頂いている発行支援システム  ◆インターネットの本屋さん『まぐまぐ』= http://www.mag2.com/    登録・解除= http://rap.tegami.com/mag2/m/0000046251.htm  ◆メルマ***『melma!』= http://www.melma.com/    登録・解除= http://www.melma.com/mag/37/m00019737/  ◆読者と発行者を結ぶ架け橋『Pubzine』= http://www.pubzine.com/    登録・解除= http://www.pubzine.com/detail.asp?id=9104  ◆無料メルマガ発行サービス『メルマガ天国』= http://melten.com/    登録・解除= http://melten.com/m/2166.html  ※解除される方は,登録された配信先の解除手続きをして下さい。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○