*****《団体・グループの運営の窓》*****

【グループ等の指導者が留意しておくこと】


 [計画について?]
   子どもに添うのは,親しかないと覚悟せよ。 [子供は親こそ頼り]
      先生と親の立場の違いを良い方向に結びつける前提条件は,
      お互いを信じることである。
   年間テーマを立て,なるべく活動をつなげ。 [活動を深める王道]
      年齢や世代毎に今年は「○○」についてという重点を掲げよ。
      長期見通しが風を醸成する。
   集会は玄関を出て,帰り着くまでと心得よ。 [往復も集会の時間]
      集まる活動ではいつも移動時間を考慮せよ。
      会員の生活雑用に費やすべき時間に配慮する。

 [改革について?]
   意識改革するより,新しい仕掛けを考えよ。 [構造が意識を決定]
      意識だけでは動けない。活動の場を動かさねばならない。
      それが構造改革の意味である。
   正論を持ち出して,人に無理強いをするな。 [正論は妥協許さず]
      正論には逆らえないが,かといって従属も嫌がるものである。
      柔軟な態度を示し続ける。
   他に倣うことより,独自性こそ追い求めよ。 [改革は真似と違う]
      他組織の実践例は参考にはなるが,移植は拒否反応が出る。
      試行錯誤をする勇気を持つ。

 [予算について?]
   予算は狸の皮算用,繰り越しを十分に残せ。 [会費は12ヶ月払]
      年度当初は物入りだが,新会費はまだ収納されていない。
      資金を繰り越しで確保する。
   経費の立て替えは,委員の負担を増加する。 [年度末返却は怠慢]
      活動毎に,予算・支払決算を完結する。
      役員の立て替えは不明朗の元なので回避する。
   会費の還元を願い,常にお土産を用意せよ。 [会費と寄付の区別]
      研修・講演の内容を全員に届ける。
      行事概要の広報より,役立つ内容を知らせる。

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