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【指導上の6ポイント】
[5]類似語の概念を区別せよ。
●言葉を曖昧に放置したまで,行動論理を曖昧にしていないか?
あふれる情報を自分の言葉で語る姿勢が洗練されていない。
例えば,指導する積もりが,
「余計なお世話」と相手から干渉と受け止められる?
○尺度を作れ=有無という違いを見つけよ。
なぞなぞ:「過保護にあって,保護にないものは?」:転ばぬ先の杖!
「干渉にあって,指導にないものは?」:悪女の深情け!
「目的にあって,目標にないものは?」:果報は寝て待て!
※物事を一言で言う癖をつけること。
くどい説明は分かっていない証拠である。
[6]可能性を啓発せよ。
●すべき,正しいことを押し付けていないか?
人はそれぞれの止むおえない事情を抱えている。
例えば,「参加すべき人が参加しない?」
:どこかで相手の事情を無視していないか?
○啓発は要求ではなく,できるかもという可能性の後押しとする。
人が動く要因には,機会,動機,機運の3点セットがある。
窓口を開いておけば機会の提供,動機は相手のこと,機運はムード作りで。
※やっている人が輝けば,それが最良の誘い。したくなるように輝け!
生涯学習の場を訪ねると,指導者の方々の一所懸命さを感じます。しかし,それが組織活動として空回りしているという印象を受けます。じっくりと腰を落ち着けて,自分のやり方を振り返って頂ければと思います。あせりや求めすぎが見えてきます。指導者がもっと楽になってくれなければ,人はついていけないのではないでしょうか。引っ張っていく指導と後押しする指導を組み合わせてほしいと願っています。
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