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空を飛ぶか、海に潜るか、波に乗るか、 どうしても若者天国のグァム島では年寄りの居場所が少ない。
こうなったら、端から端まで「地図にある道路を塗りつぶしてやれ」と鉄道海乗り尽くしの関口智宏さん
に負けるかとレンターカーを2日間借り受けてきた。 なんと日本の免許証で乗れるのだが
たまたま国際免許を持参し提示したので、日本語の弱いおばさんに喜ばれることになる。
日系のレンタカーなら100%日本語でOK、それ以外でも日本語のわかる人がいてくれるから心強い。
ホテルで申し込めば、送迎してくれるから足の心配もない (二日で150$前後 2008/2)
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一号線とそれの枝道でタモン湾を中心に広がる 島の中心部を網羅することが出来る。 標識は 中心部を外れると残念ながらあまり完備してい ない。 特に号線番号標識が少ないのが余所 者は困る。しかし、2日目にはそれでも不自由で ないことが理解出来てきた。 島はそれほどに 狭いし、東西南北さえ理解すれば迷う心配もな いのだ。 渋滞の起きるのは朝と夕方それも空港周辺の 幹線道路だけ、特に学校の登下校時間が大変 それ以外は、全くのんびり運転が出来る。 右側通行の初心者でもここなら直ぐに馴れる でしょう。 マナーを守れば心配なしだ。 地元のドライバーも順法精神がしっかりしている。 |
ホテルが林立する繁華街「タモン湾」の北に伸びる一号線を左に別れると三号線になる。 北部は
有名なアンダーソン空軍基地があるためかどうかは知らないが、海岸線を走る道がない。
運転していても、突然耳をつんざく轟音に車を 止めて見上げると、ステルス爆撃機の歓迎だ! TVでは見ていたが本物の迫力は凄い・凄い 基地が近いので脚が出ている。 中心部から北側は、ほとんど観る所がない。 基地が中心のためか道路の両側は林や背の 高い草木で前方以外に眺望が利かないので 全く面白くない。 その代わり飛行機に負けず と、すっ飛ばすには向いている。 (55マイルですぞ パトカーには注意してよ!) |
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メイン道路を、ほぼくまなく周っても北部で3時間 南部で7時間あれば食事をしたり、見学したりで グァム島のベテラン・ドライバーになれそうだ。 北部は「俺は北のはずれまで行って来た」と 云うだけの事にしかなりそうもない。 走れど 走れど藪の中と言った雰囲気である。 所々で海岸線まで降りることが出来るが、それ だけの事、 レーダー基地が突然あらわれて 写真撮影禁止の標識で、びくついたものだ。 勿論、基地は遥か彼方のゲートでUターン させられてしまう。 ここは米軍基地の島なのである。 南部は海軍基地周辺以外は、多少の観光 資源が点在している。 歴史的にはスペイン 統治時代のものしかないから、やはり自然が 中心になるのだろう。 |
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日本人のホテルマン、浜本さんの趣味が高じて業に なったという トロピカルフルーツ専門農園や、あの 横井さんが終戦からウン十年経って発見された洞穴 が、観光資源となるのだから高が知れている。 園内は上の写真にあるトレーラーで周るから年寄り でも問題ない(蚊や・蚋がいるので注意) おすすめ!! フルーツ農園で、出している昼食の「讃岐うどん」が 自家製のうどんを茹で上げで出してくれたのには ビックリ。 汁が旨ければ、薬味の葱がみずみずし ければ、95点上げたいような出来である。 ここで、このウドンなら68点はあげましょう! バナナや椰子の実も手の届くところに生えている |
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いつも、アメリカやカナダをドライブしていて感心と 言うか、ビックリと言うかとにかく人の行けるところ には、トイレとゴミ箱がいつでも使えるようになって いる。 この事実は世界遺産を狙う、古都鎌倉との差に愕然とする。 相変わらず「ゴミはもって帰りましょう!」だれが 標語だけで動くと思っているのだろう。 人気のな い海岸でもこの通り、水洗トイレがペーパーつきで 完備し、勿論ゴミ箱やバーべキューの暖炉まで出 来ているではないですか! 観光鎌倉の役人さん、何とか成りませんか! |
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ソレダット砦からの鳥瞰 | 夕暮れ時のホテル(タモン湾) |
この島の交通ルールで、大変良いと感心したのが中央分離帯代りに黄色の鋲で囲まれた一車線で
この部分は走行禁止、 Uターンや左折時に停車して対向車の切れるのを待つ場所になっている。
この中に入れば渋滞中でも安心して待つことが出来るのでありがたい。多いに利用させてもらった。
観光名所らしき場所は、島の南部を周る、 2号線と4号線の周辺に集中している。
海岸線が綺麗なことにかけては、どこも申し分ない。部落周辺は15〜25マイルを厳守。
島を回る外周道路には、小さなストアーだけでお薦めするような食堂がほとんどない
と言う事は、それだけ車も空いていると言う事で、海外ドライブ初心者にはもってこいのコースだ。