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スモッグにかすむタージマハール(15年前の写真と比較してください) | 輝くドーム |
ピンの上にピン・ピンがあり、キリの下にまだキリがある、I T時代の平成と幕末の生活が同じ場面上に
同居している。 と 表現したらピッタリ来るように思えるが、私のインド旅行の総合印象です。
今回は「宮殿ホテルを満喫 豪華絢爛マハラジャの旅」のタイトルに誘われてのインド旅行となりました。
レンタカーを探したけれど、そんな制度がないのでビックリ。 しかし、空港を出て走り出したタクシーに
5分間乗るうちにそのナゾが解けました。 外国人に運転できる空間など危なくてなかったのです。
庶民の足はバスだが、何時来るかわからない。 そこで登場画面左の「リキシャ」と右の「オートリキシャ」
特に郊外となるとオートリキシャの乗り合いとなります。 この三輪車に10人は当たり前、数えたら最高16
人乗っていた、訂正ブル下がっていたので、もうびっくり! 車の間にヒョイヒョイと割り込んでくるのだから
危なくて見ていられない。
バスの運転席には、ほぼドアーが付いていない | 隙間があれば突っ込む、オート三輪とバイク |
都心部の渋滞は想像を絶する! 二車線道路に5列は大人しいほう、バックミラーと隣が20センチほどの
空間でクラクションを鳴らし続けながら突っ込むのだから、土地勘のないレンタカーなど走れるわけもない。
バックパッカーのHPは良く見かけるし本当はそのほうが楽しいのかもしれないが、今回は素直に「にわか
マハラジャの世界からご報告することにします。 年寄りにはこちらの世界のほうが無難のようですから!
インドの名誉のためにも素晴らしい国会議事堂(左)を御覧に入れましょう。 勿論渋滞もなく素晴らしい道路を
警察官と軍隊が守っています。 かたやマハラジャ宮殿ホテルは民族衣装を着たガードマンが門を固め別世界
を演出しています。 広大な庭園と緑に囲まれたすばらしい建物があるのですが、一歩この門を出た瞬間に
何処から湧き出したのか、オートリキシャ・物売り・自称ガイド・物乞いが近寄ってきます。 格差と言うより落差と
言うほうが実感が湧くのではないでしょうか。
ジョギングコースのある敷地内、自然のままに孔雀が舞い下りる庭園 これが宮殿ホテルといわれる環境です。
デリー・ウダイプール.・ジャイプール・アグラの四都市を周りましたので、観光を交えながら「豪華ホテル」とやらを
ご案内してまいりましょう。