リスボンと言えば市電とケーブルカーは外せませんね。 どちらを見ても丘ばかり、おまけに舗装が石畳ときては老人泣かせの 極みです。 おまけに道路が狭くてご覧の通り、電車が通れば皆よける。 車の運転が荒っぽくて、優しくして居ては街中は走れ ませんね。 そして、黄色く塗られたケーブルカーが走る夢を見ていましたら、塗装三日目には芸術?作品に早変わりだそうです。 |
ここまで来ると可愛いケーブルのイメージはゼロ、話のタネに一応乗りましたが、坂を歩くより楽ちんと言うだけ!
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中心街の移動は地下鉄、観光はやっぱり赤バスに限ります。 地下鉄の標識は日本に軍配、色だけ追いかけるのは似ていますが 親切さが違います。 青と緑が黄色の照明の下では判別困難、な上に標識が小さいのはいただけないですね。 自動販売機が ややこしくて地元の人が助けてくれました。 カードが複数種類あるのでまごつきます。 発見のモニュメントはあいにくお化粧中でしたが、港の入り口を守るベレンの塔は暑さ負けで見物放棄、早々に木陰に退避しました。 異常気象は日本だけではなく、世界中に広がっています。 いや〜暑い.のなんの、東京より涼しいと書いてあったのに! |
個人旅行は勝手気ままが最高の贅沢、余りの暑さに予定変更、個人タクシーと日本語のできるガイドさんをチャーターしてシントラと ヨーロッパの西の端ロカ岬に向かいました。 中左のおばさんがドライバーで左のおねいちゃんがガイドさん、おかげで地元評判の レストランを紹介してもらい、楽しい食事となりました。 絞る前のチーズ、豆腐の半製品と言いましょうか、珍しいものを頂きました。 イベリコ豚の生ハムは勿論絶品ですが、舌平目のムニエルをナイフォークで裁くのには拍手喝采です。 それにしても肝心の縁側 と頭と尻尾を取り分けて持ち去ろうとしたので、慌ててストップ! 「そこが一番美味いんだよ〜」と通じないのが歯がゆい限り。 骨までしゃぶって、猫マタにしてお返ししたのは言うまでもありません。 そうそう本場のポ−トワインもビンテージものですぞ。 |
シントラに向かう道筋でオビドスの町に立ち寄りました。 城壁に囲まれた王妃を中心に栄えた街で「水道が無くちゃいや」の一言で 専用の水道橋を施設したと言うから、凄い時代ですね。 城壁内は馬車が通ると歩行者は避けて通るしか無いような狭さですが スペイン思わせる綺麗な家並みが続きます。 それにしてもローマの影響はここまで及んでいるのですね。 これぞ、陸終わり、海始まる処 ロカ岬の断崖です。 折から快晴のなか海霧が発生して強風が吹き付け、いや寒いこと。 |