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7月20日(火)

 行ってきました。『〜パパと呼ばないで〜 イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー』

 舞台はロンドン、クリスマスの3日前。とある大病院の医師談話室。

 タカヤ扮する医師デーヴィットは、奥さんのローズマリーとラブラブ。

 スピーチした人はみんな出世街道まっしぐらとなる公演のスピーチの数十分前から始まる。

 18年ぶりに元・看護婦のジェーンが彼を訪ねてきた。

 実は二人の間には18年前に子どもができており、その息子も父親を探しにこの病院に来ていると告げる・・・。

 それを他人に知られては、何もかもがパァになる!!

 嘘が嘘を招き、そりゃもう、ぐっちゃんぐっちゃん!!

 いや、そりゃもう、2時間の間、笑いっぱなし!

 テンポが速すぎ!腹筋が痛い。

 お腹よじれて、肋骨が折れるかと思ったぐらい、笑わせていただきましたわ!

 何度叫びたくなったことか。

 デーヴィット、とっとと本当のこと、ばらしちゃえよ〜!!

 っていうか、何でここまで、デーヴィットの受難が1日に降りかからなきゃいけないんだぁ!!

 コメディのお約束して、最後には、ハッピーエンドになると判っていても、やはりな。

 どんどん、嘘が膨らんで、誰になんて言ったのか、判らなくなっちゃうのよ。

 もう、誰が何を知っていて、何を知らないのかも、判らない。

 もう、どれをどう収集つけていいのか、わからない。

 そして、何も知らない登場人物にとっては、何がナンだかわからない。

 ただ、ひたすら、デーヴィットの回りのごたごたに巻き込まれていくー(@@)

 笑い、そして、疲れ果てた。

 最初から笑えるのよ。

 舞台が始まる前に、「携帯の電源をおきりください」ってアナウンスが、濱田マリなんだもん。

 最初は、普通にしゃべってるから、判らないのよ。

 なのに、だんだんと、イントネーションが濱田マリになっていくー!!

 会場で、やっぱり、クスクス笑いが・・・。

 私も、笑っちゃったよ。

 「もう一度いいます。2度とはいいません」とか言っちゃうし・・・。

 

 いやー。久しぶりに見たわ。

 タカヤと近江谷さんの掛け合い!

 やっぱり、いいわ。この2人。

 私が掛け合い見たのって、一度だけなんだよね。

 『さよならノーチラス号』

 いや、これが最高でした。

 タカヤ、演技でなくて、素で笑っているしさー。

 それに比べると、今回は・・・・・ちょっとなー。

 ふーむ。

 近江谷さんのヒューバートが、はまりすぎ〜(><)

 あの、飄々としていて、何考えてるのか判らなくって、それでも必死でさー。

 そして、まぁ、これまた、息が合っていること!

 特に、あの婦長さんになるところってば、息ぴったりなんだもん。

 二人とも、上手いというか・・・・似合うというか・・・・はまっているというか(笑)

 すごいよなー。

 いや・・・・デーヴィットの、上川隆也のキャラで、そこまでするか!そこまで追い詰められたか!

 思い出すだけで、腹筋が・・・・・・(笑)

 

 うーん。タカヤFANとして、少し淋しかった。

 近江谷さんと、綾田さんの飄々ぶりが、目立ちすぎた。

 もうちょっと、タカヤ目立ってもいいのに・・・。

 主役なんだからさぁ・・・・・。

 まぁ、女装のタカヤも見れた。組織なタカヤも見れた。アチャパチャするタカヤも見れた。

 うふふ。満足。